上 下
137 / 181

百三十七話

しおりを挟む
最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
百三十七話
「んー……」
「まあ、食えないことはないが……」
「そうだね」
「まあいいや」
「そうそう」
勇者とナイトは出口を探し始める。
「ないな」
「ないね」
「どうすっか……」
「どうしよ……」
「困った……」
「うん……」
二人で悩んでいると……
「お?」
ナイトは何かを見つけた。
「何あれ?」
「宝箱っぽいな」
「ほんとだ」
近づいてみると……
「やっぱり」
そこには大きな宝箱があった。
「開けるか」
「うん」
二人が近づくと……
「ギュオォーン!」
スライムが出てきた。
「スライムだ!」
「任せろ!」
ナイトは剣を構える。
「ライジング・ブレイド!」
眩い光がスライムを貫く。
スライムは倒れた。
「よし!」
「やった!」
二人はハイタッチをした。
「さてと、中身は……」
ナイトは箱を開ける。中には金貨が沢山入っていた。
「おお!すごい!」
「やったー」
二人は喜ぶ。
百三十七話完
しおりを挟む

処理中です...