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百四十一話

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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
百四十一話
「これは……」
「扉だよね……」
二人が見たものそれは、大きな扉だった。
「開けてみるか」
「うん」
ナイトと勇者は扉を開ける。その先に待っていたものは……
「うわぁ!?」
「えぇ!?」
そこは大きな部屋だった。
そして……その中には……
「うわぁ!?」
「なんだこれ!?」
そこには沢山の宝箱が置かれていた。
「これって……」
「宝箱だよね」
「だな」
「開けてみようか」
「ああ」
ナイトと勇者は宝箱を開ける。中には……
「金貨だ!」
「やったー」
「これでしばらくは暮らせるぞ」
「やったー」
二人は喜ぶ。
それから少し歩くと……
「ん?」
「どうした?」
「何か聞こえる……」
「本当か?」
「うん」
ナイトは耳を澄ます。すると……
「グワァー!!」
モンスターの声が聞こえた。
「どこからだ?」
辺りを見回すと……
「あっ!あそこの壁の向こうから聞こえる」
「マジかよ……」
ナイトは嫌そうな顔をする。
「どうする?」
「いやこいつらならすぐに倒せる」「そうだね」
「よし、行こう」
「わかった」
二人は声のする方へ向かう。そして……
「グワァー!!」
モンスターを見つけた。
「さっきの声はこいつか」
「みたいだね」
「どうする?」
「倒すぞ」
百四十一話完
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