最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする

百四十話

最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
百四十話
「はあ……」
「どうしよう……」
ナイトと勇者は途方に暮れている。
「仕方ない……」
「うん……」
「戦うしか……」
「そうだね……」
二人は武器を構える。
「行くぞ！」
「うん！」
ナイトと勇者は同時に駆け出した。
「ライジング・ブレイド！」
「ファイアー・ボール！」
ナイトの攻撃がタコに当たる。
一方、勇者はというと……
「アイス・ニードル！」
氷柱がタコを襲う。
「ギュオオオン！」
タコは怒ったようだ。
そして……
「ギュオオオーン！」
触手を伸ばしてきた。
「危ね！」
「うわぁ！？」
ナイトと勇者は間一髪避ける。
その後も攻撃を続けるが……
「ギュオォーン！」
なかなか当たらない。
そして……
「ギュオォーン！」
「まずい！」
「逃げよう！」
ナイトと勇者は逃げ出す。
「ギュオォーン！」
「しつこいな！」
「ほんとだよ！」
二人は必死に逃げ回る。
すると……
「ギュオォーン！」
タコは二人を追いかけるのをやめ、どこかへ行ってしまった。
「助かった……」
「良かった……」
ナイトと勇者は安堵のため息をつく。
「でも、どうしよ……」
「出口がわからないな……」
「困った……」
二人はまた悩む。すると……
「おっ！」
「あれ！」
二人が見つけたのは……
百四十話完