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百三十九話
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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
百三十九話
「ふぅ……」
「疲れたな」
「そうだね」
二人は歩きながら話す。
「そういえば、あの宝箱ってなんだったんだろう?」
「わからん」
「だよねぇ」
そんなことを話していると……
「ん?」
ナイトはあることに気づく。
「なんか聞こえないか?」
「え?」
耳を傾けると……
「グワァー!!」
モンスターの声が聞こえる。
「どこからだ?」
辺りを見回すと……
「あっ!」
勇者が叫ぶ。
「どうした?」
「あれ!」
勇者が指差す方向を見ると、そこにいたのは……
「うげっ……」
「キモッ……」
そこには、巨大なタコがいた。
「どうする?」
「逃げるしかないだろ」
「だよね」
ナイトと勇者は走り出す。
だが……
「ギュオォーン!」
タコは追いかけてくる。
「なんで追ってくるんだ?」
「知らないよ!」
「くそぉ~」
ナイトと勇者は走る。
しかし、すぐに追い付かれてしまう。
その時……
(ん?)
(なんだ?)
(急に身体が軽く?)
(まさか?)
(魔法か?)
(この世界に来てからずっと感じていたこの感覚)
(間違いない)
(これが魔力か?)
(そうか……)
(だから……)
(俺は魔法使いになれたのか?)
百三十九話完
百三十九話
「ふぅ……」
「疲れたな」
「そうだね」
二人は歩きながら話す。
「そういえば、あの宝箱ってなんだったんだろう?」
「わからん」
「だよねぇ」
そんなことを話していると……
「ん?」
ナイトはあることに気づく。
「なんか聞こえないか?」
「え?」
耳を傾けると……
「グワァー!!」
モンスターの声が聞こえる。
「どこからだ?」
辺りを見回すと……
「あっ!」
勇者が叫ぶ。
「どうした?」
「あれ!」
勇者が指差す方向を見ると、そこにいたのは……
「うげっ……」
「キモッ……」
そこには、巨大なタコがいた。
「どうする?」
「逃げるしかないだろ」
「だよね」
ナイトと勇者は走り出す。
だが……
「ギュオォーン!」
タコは追いかけてくる。
「なんで追ってくるんだ?」
「知らないよ!」
「くそぉ~」
ナイトと勇者は走る。
しかし、すぐに追い付かれてしまう。
その時……
(ん?)
(なんだ?)
(急に身体が軽く?)
(まさか?)
(魔法か?)
(この世界に来てからずっと感じていたこの感覚)
(間違いない)
(これが魔力か?)
(そうか……)
(だから……)
(俺は魔法使いになれたのか?)
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