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百七十三話

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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
百七十三話
「……ねぇ、一つ聞いてもいい?」
と勇者は質問した。
「ん?どうした?」
とジャックは答える。すると……
「どうしてそんなに優しくしてくれるの?」
と勇者は聞く。それを聞いたジャックは……
「そりゃ、お前が困っていたからな」
とジャックは答えた。それを聞いた勇者は……
「それだけ?」
と聞き返す。すると……
「ん?あぁ、後は……」
と言いかけた。しかし……
「やっぱなんでもない」
とジャックは言う。それを聞いた勇者は……
「え!?教えてよ!?」
とジャックに言う。すると……
「いや、気にするなって」
とジャックは答えた。それを聞いた勇者は……
「えぇ……ならいいや」
と言って諦める。そして……
「それより、そろそろ出発しよう」
とジャックは言う。
「えぇ……まだ休憩したいよ」
と勇者は言う。すると……
「あ、そうかエッチしたからまだ腰が痛い?」とジャックは聞く。
「う……いや……その……はい」
と勇者は答えた。それを聞いたジャックは……
「それなら俺が回復魔法をかけてやるよ」
と言う。それを聞いた勇者は……
「え?いいの?」
と聞く。それを聞いたジャックは……
「ああ、いいぞ」
と答え、勇者に近づく。
キスをする。
「ん……んぅ……ん」
勇者は声を漏らす。そして……
「ん……んぁ……ふぅ」
と唇を離す。
「ありがとう」
と勇者は言った。それを聞いたジャックは……
「ああ、じゃあ行くぞ」
と立ち上がり歩き始めた。それを見た勇者は……
「うん」
と立ち上がる。
ナイトはあまりよく思ってないのか少しジャックを睨むように見ていた。
百七十三話完
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