異世界でラブコメしたりギルド登録したり別の人になったり!?

みなと劉

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67話

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ただそれでも1ヶ月かけて15まで行ったくらいである事から僕は思う。
もとの力がない状態でそこまでいくとか本当にとんでもないと思う反面やっぱりカッコイイナァと思っていた
こうして日を重ねるごとに彼のレベルアップと同時に僕自身にも能力が上がり続けていることで生活資金も増え続けていき安定していた。
そんなある日の出来事だった 突如魔物たちが押し寄せ、真司やこの町に住む人たちは急いで逃げていると一人の兵士が真司を止めると共に武器を投げ渡し、
「これを使ってくれ」
と言われたために素直に取り、その場を走り抜ける際に後ろを見たら 兵士含め町民のほとんどが亡くなっていたのを見て吐き気を抑えつつ優斗の元へと走って戻る……すると 城の近くにはもう 魔物の姿は無く、安心感を覚えつつも 城の中に入ってみることにした 真司の案内で城の前まで着くと城門は大きく開いているうえ扉に傷もなく開く事が分かりすぐに二人で入ると中には人がおらずただ長い通路があるだけだったため歩いて行くも途中で大きな広間に着きそこで休憩すると突然背後のドアが閉められてしまった為どうすることもできず途方に暮れていると 天井から 白いフードを被っており姿はよく見えないものの 綺麗であり見惚れるほどの存在がいる。その女性は微笑むようにして言う
「お主はわしの事を忘れたかのう?」
(忘れるわけないじゃん……。
そうあのゲームをしていた時からずっと愛し続け、 結婚した人の姿を……
そして僕にとっては初恋相手である彼女の存在を……。そして僕たちは再開しそして結ばれ今に至る……)
と心の中で思い返すと彼女が こちらに来て抱きしめてきたため優しく頭を撫でる……といきなりキスされた挙句、舌を入れられて来る始末。
(僕には真司っていう心に決めた人がいるのに)
と思いながらも受け入れてしまう。だって好きな人とこういう事したいって思っちゃうし!そして少しだけ時間が経ったとき彼女は唇を話しこう告げられる
『ご主人さまはいつもこんな感じで私達奴隷の面倒を見てくれていましたからね。なので今回もこの姿で会おうと思った次第であります。』
彼女の言葉を理解できなかったが意味を悟ってしまった。
(じゃああのとき一緒に話したり遊んだあの子達はやっぱり君たちなんだね……。嬉しいよ会いたかった君達にずっとね)
その後、色々と話し合って 今はここで暮らすと彼女に言われたが……それはつまり
「真司」
「優斗!」
お互いに名前を呼び抱き合う……そんなときふと思ったことがあった もしこのまま戻れなかった時二人は一緒にいた方がいいんじゃないかって なのですぐに僕の提案を話してみると 彼も快く受け入れてくれたので一緒に居ることにするが一つ問題がある。
それをどうにかするべく あることをすることにした 僕が囮となってわざと攫われる作戦だ 正直やりたくはなかったが 二人の今後のことを考える。
「真司……僕」
「大丈夫だ優斗……頭撫でるぞ」
彼が言い終わった後にその行為を行ってくれる。
なので大人しく受け入れると
「俺を信じろ、お前だけは命に変えても助ける……」
と言われ泣きそうになる でも泣くところを見られたくなかったため顔を隠すとしばらくして真司の手の動きは止まってしまい不思議に思った僕は顔を彼に見せるとその途端に僕は押し倒されキスをする。
何事かと思う間もなく僕はそのまま抱かれてしまいそれを受け入れるもなく
「んあ」
「こら優斗……可愛い声だすな」
「真司くんがさせてるんでしょが」
と抗議するも彼は聞かずに行為を続けた それからしばらく経った頃真司くんは離れてから言った
「お前の体は良い体すぎるな」
「へーそうなんだ?ところでさこの格好やめていいかな?恥ずかしくてね」
「俺しか見てないしいいだろう」
と言われながら服を整えて立ち上がって
「さてそろっと行こうか?」
と言い、僕に手を差し伸べて来たために手を繋ごうとしたが彼の手の震えに気付いた僕はぎゅっと掴んでから外に出ようとするのだがその時後ろを振り向き一言言う。
そして僕の首輪が消えたためどうなっているのかわ分からず城の外まで行くとそこは戦場のような状況であり魔物は片付けられており人々は傷ついていた。すると、隣にいる白髪の少女 アリアという子が説明してくるも僕は言葉を理解するもやはり違和感があった。まず見た目の問題もあるが彼女は先程出会ったはずの奴隷の一人である あの可愛かった子がなぜここに……と心の中では思うのであった。しかし
「貴女は一体」
「妾のことなぞ気にしてる場合ではないはずじゃろう?それよりお主はやることがあるのではないかのう」
と聞かれたが、現状でやることもないし、それよりも真司の元にいたいのだからここから離れることにした。
すると また僕たちに声を掛けてくる少女が現れた 今度は青紫髪をした美女と言ってもいいほど綺麗であるのだが なんとも怪しい雰囲気を出している女性だったが 一応話はしておくと案外素直に従ってくれた。ただ信用しきれてないので監視付きではあったがそれでもよかった。
だが城に戻ると兵士も町民たちも皆殺されていたため僕は吐き気を我慢しつつも彼女についていくことにした 真司くんを置いて行ってしまったけど許してもらおうと思う こうして僕と彼女たちは町をあとにして違う国へ行くことにしたのだけれどもそれが失敗に終わってしまったことにすぐ知ることになる。だが、それはもう少しだけ先のことだ……
「真司……行こうか」
「そうだな……優斗」
(俺たちが一緒に居ればそれで)
そんなとき……突如上空から何かが落ちてきてこちらに迫ってきたが避けきれずぶつかる前に とっさに剣を抜きなんとか守れたと思い、前を見つめた時にはもう遅かった そこには、先程の白い服を着ている少女がおりそして彼女が持っていた剣によって魔物は一掃される。
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