異世界でラブコメしたりギルド登録したり別の人になったり!?

みなと劉

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118話

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とティグリスが文句を言い始めるとカレンがティグリスに向かって
「そんな事言ったら駄目だよ!せっかく優斗お兄ちゃんが運んでくれたのに!」
と言ったのを聞いて
「ああ、わりぃ。つい口が滑っちまった」
と言ってきたので
「別に気にしなくていいですよ」
と言うとリリスが
「ねえ女神様。これからどうしますか?」
と尋ねてきたので
「うーん……」
と考えていると
「あの……女神様なんですよね?」
とカレンが話しかけて来たので
「うん、そうだよ」
と答えると続けて
「なら、この世界について詳しく知りたいんですけど、教えてもらえないでしょうか?」
と質問してきた。なので
「……分かった。僕が知ってる事は全部教えるよ」
と答えた。
「まずはこの世界の事から話そうか。といってもそこまで大したことはないよ。まず最初に魔法があるってところは知っているよね?」
「はい。でも私たちの村では魔獣とか魔物を狩ったり、薬草を摘みに行ったりしていましたよ」
「それはね……この世界ではまだ魔力や魔法について完全に解明されて無いからだよ。だから使える人も少なくて、研究をしている人もあまりいないんだ。ちなみに君たちの村にはいなかったの?」
とカレンたちに尋ねるとティグリスたちが
「あぁー確かに俺らの村は山奥だったからな。他の村との交流もなかったな」
と言うとリリスも続けて
「ええ、それにこの国は小さい島が集まってできたものだし、他所との繋がりがないわ」
と話すとカレンが
「じゃあ、女神様はどうやってこのことを知ったのですか?」
と質問されたので答える。
「僕はスキルを使って調べたんだよ」
と言うとアベルとミーアとティグリスたちは驚いていた。
そこでアネッサがカレンに対して注意をした。
「ちょっと、今はそういうことを聞く時じゃないでしょ」
「ごめんなさい。お母さん……」
とアネッサに注意されたので素直に謝ったので
「まあ気になるのも分かるよ。僕が使ったスキルは鑑定っていうものなんだけど……まぁ簡単に言えば、相手を見ただけでどんな力を持っているのかわかるみたいな感じのものなんだけどね」
とだけ説明をする。するとティグリスが「つまり相手の事がまるわかりになるのか?」と聞かれたので「そうだよ」とだけ答えて続きを話す。
「次に、国の大きさは僕たちがいた街が1番大きいんだけど、その次だとこの国の3分の2くらいの大きさの国があって、さらに3つ国が続いているんだよ」
と説明して最後に僕はこの国についても教えてあげた。
「で、この国の名前はガルナ王国と言うんだけど、ここは元々は大きな大陸の一部でその中央にあった大国が滅びてから、残った人たちが協力し合って建国したらしいんだ」
と説明した。
それから少し間が空いた後、皆が納得したのか少しだけ沈黙が流れたが、それをカレンが破った。
「……あの、女神様は私達をこの世界に召喚してくれたのですよね?そして元の世界に帰してくれると言ってくれました。だけど……この国の事を色々聞いてしまうと……その、帰ることが出来ないんじゃ無いかな……と思えてきてしまいまして……」
と少し震えながら言ってきたので僕は
「大丈夫だよ。君たちを元の国に返してあげることは出来るから。ただその方法を見つけるのが難しいかもしれないけど……」
と言うと続けて僕は
「それに今すぐに帰る必要は無いと思うよ?もう少しここで生活してから考えればいいさ」
と言うとリリスがカレンに向かって言う。
「そうね。いきなり帰りたいと言われても、まだ私たちもこの世界を何も知らないしね」
と諭すとアベルも続けて
「ああ、それに俺たちはもう仲間なんだ。遠慮する必要なんかねぇぞ」
と言ってきたので、とりあえず一安心だ。
それからティグリスが大きな欠伸をしながら、ふと思ったことを呟く。
「そういえば、結局今日は何日になったんだろうな?寝てばっかで時間がわかんねぇよ」
と言うとカレンが
「あっ!」
と声を上げながら慌てて自分のステータスプレートを見ていた。
それから
「良かった……まだ一日しか経っていない。今日は10月24日の火曜日みたいです」
と答えた。それから続けてアベルが
「そうなのか?なら明日か明後日になれば次の街へ行けるんじゃないか?」
と言い出したので僕はそれについて疑問を持つ。
そして、何故そんなにも急いでいるのだろうかと……
---
-----
-------
「アベル。一つ聞きたいことがあるんだけどいいかな?」
と尋ねると
「ああ、別に構わないが」
と返事がきたので質問する。
「なんで君たちは急ぐようにしているの?」
「なんでってそりゃ、早く強くなりてぇからに決まってるだろうが!お前だってそう思うだろう?」
と僕の質問に対し、即答してきた。しかしアネッサは違うようだ。
「私はそこまで焦ってはいないわね。確かに私たちはまだまだ弱いし強くならなくちゃいけないのは分かるわ。でも、私たちには魔法があるし。なんとかなるわよ」
とアネッサは言い切った。そこで、アベルとティグリスは呆れたような表情をして
「やっぱりアネッサの奴は何もわかっちゃいねえよな」
「全くだよ……」とため息混じりに二人とも喋っていた。
するとミーアもアネッサに続いて話す。
「確かに私達は魔法が得意ではないのは確かよ。だけど、だからこそ努力する必要があるの。魔法に頼ってばかりいたらいざという時に困ることになるわ」
とミーアが答えるとティグリスが
「そうだな!魔法に頼るんじゃなくて自分が強くならないといけないんだよな!」
と熱くなっているティグリスに対して、ミーアは
「でも、私たちの中で魔法を一番使えるのは優斗だから、そこは忘れないでね」
と言ったのを聞いて僕は少し驚いた。
なぜなら、僕がこの中では魔法が一番得意だと言われたからだ。
それにティグリスたちに対してミーアはかなり大人に見えてしまうほど冷静でいたのだ。
僕が不思議に思い、どうして僕が1番魔法が上手いのか尋ねてみると、どうやらこの世界の人は、生まれたときに持っている属性があり、それによって扱える魔法の量や種類が変わるらしい。
そして、火・水・風・土の基本四元素以外にも氷などの上位元素と呼ばれるものもあるそうだ。
ちなみに基本四元素は光、闇、無属性と呼ばれている。ちなみに僕の場合は無と光の二つの属性を持っているらしく、さらにスキルのおかげで魔法を使うことが出来ると説明をされた。また他にもスキルは複数持っている人も多いが、それでも複数のスキルを同時に扱うことは殆どできないらしい。
僕はスキルを鑑定で調べたがスキルには無かったので少しだけ驚いた。
(うーん。もしかしたら、僕ってこの世界だとかなり珍しい部類になるのかも?)
と少し考えているとリリスが話し始めた。
「女神様、この国の事を詳しく知ることが出来ました。本当にありがとうございます。それでなのですが、明日は出発しますか?」
と質問されたので、僕は答えた。
「そうだね。そろそろ街に向かうべきだと思う。君たちが良ければ明日にでも行こうかなと思っているけどどうかな?」
と提案すると全員が
「大丈夫ですよ。いつでもいけます」と全員から返事があったので早速準備に取り掛かることになった。
まずは街に行くための馬車を探すのだが……その前にリリスさんが僕に話しかけてきた。
「あの、女神様?この国で奴隷を買う事は可能でしょうか?」
僕は
「えっ?」
っと少し驚きつつも、その質問について考えることにした。
「この国では、一応奴隷制度はあるけど……あまり良い扱いを受けていないんだよね」
と答えるとリリスが
「それは何故ですか?」
と質問をしてきたので僕は答えることにした。
「簡単に言えばお金の問題かな?昔は奴隷として売られている人たちも多くいたらしいんだけど、今はほぼ見かけなくなったみたいだね」
という事を教えてあげた。その話を聞いていたカレンは
「そうなんですか?それじゃあ私が買おうと思っていても無駄なんですね……」
と言うので、続けて僕は言った。
「でも、奴隷と言っても色々な種類があるから、探せば居るとは思うよ」
と答えたが、カレンはあまり納得していない様子だった。
それから続けて
「あともう一つ聞きたいことがあるんだけどいいかな?実は君たちに頼みたいことがあってさ」
と言うとティグリスが嬉しそうにしながら
「なんだ!?何でも言ってくれよ!」
と頼もしい言葉を言ってくれたので、僕はティグリスとカレンに向かって話しはじめた。
---
それから僕たちは街の中に入っていった。この街は王都ガルナという名前なのだ。
ここは3つの国が接する場所にあり、とても大きな街で栄えている。
しかし、この国の問題は山積みで、まず、ここ最近はモンスターの被害が多いので、討伐隊を編成する必要がある。
次に食料が足りない。
そのため他国との輸入が必要になるが、今は戦争中でそれどころではないという理由がある。
それを聞いたティグリスは
「そうか……なら俺たちは何をすればいい?」
と言ったのを聞いて、僕たちも何か手伝えることがあるのか尋ねることにした。
すると、ミーアが
「私たちにできることなんてあるかしら……」と不安げな声を出していた。
僕はとりあえず
「君たちの実力を見ておきたいから戦闘を見せて欲しいな」
と言い、僕たちの強さを確認しようと考えた。
するとティグリスは「よっしゃ!まかせろ!!」と気合が入っていたので僕は苦笑いをしながら見ていたのであった。
------
その頃とある建物の地下にて一人の男性が椅子に座っている。
その男の名前はバルバドスという組織のボスである。
バルバドスは、組織の中ではかなり上の位に位置する人物だが、今回の仕事はかなり面倒なものであると考えている。
というのも今回、依頼を頼まれたのが冒険者ギルドだ。しかもランクA以上の人間にしか情報を流さないという徹底ぶり。それだけでもかなりの厄介ごとに巻き込まれていることは間違いなかった。
「はぁ……」と思わずため息が出てしまう。
すると部下から
「どうされました?」
「ああ、なんでもない。ただちょっと面倒なことに巻き込まれそうだなと考えていただけだ」
「なるほど。それで今回はどんな仕事をするんですか?」
「それが分からん。まだ詳しくは聞いていないために何とも言えないな」
と話すと、部下は驚いた表情を浮かべながら「本当ですか?」と呟いた。そしてすぐに
「なら、早く情報を聞きに行きましょう!」
と言われ、バルバドスは
「まあ、そうだな。ここで考えてても仕方がないな」
と立ち上がり、自分のアジトから出て行く。
そのまま、外に出て行き、目的地に向かおうとしたとき、「待ってください!」
と呼び止められる。振り返ってみると、そこには自分と同じくらいの歳の女の子が立っていた。
「私に着いてきてください。貴方達の仕事は変わりました」
と突然言い出してくる。
しかし、こんな子供を信用しても良いものなのかと考える。そこでバルバドスが少女に
「お前は誰なんだ?」
と質問をする。
すると少女は少し考える素振りを見せた後で答えた。
「私の名は、ミレイ。貴方達がこれから会う人の代理として、私が伝えに来ました」
「俺達は忙しいんだ。悪いが他をあたってくれないか?」
とバルバドスが断ると
「これは、命令です。従わなければ殺します」
「おいおい。それは横暴じゃないか?」
「あなた方にとってはそうでしょうが、私は違う。なぜなら、この国を救えるかもしれない存在が現れたのだから」
「どういうことだ?それは……」
「その言葉の通りの意味。詳しいことは自分で調べてみて」
「…………」
どうやら、こちらが質問しても答えてくれないようだった。仕方なく、言われた通りに従うことにする。
「わかった。案内してくれ」
「分かった。付いてきて」
「了解だ」
こうして、二人の男?がその場から離れていく。
それから少し歩くと大きな屋敷にたどり着く。この国の中でも有名な場所であり、かなり地位が高い人物が住んでいると言われている場所でもあった。
しかし、この場所には普通ならば誰も近づくことはないのだが、その場所に二人は入っていく。そしてしばらく進むと目の前に大きな扉が現れる。その部屋に入るとそこには、老人が座っていた。
彼は、国のトップである。しかしそんな場所に子供が入っていき話しかけていた。それも堂々とした様子で……
---
一方こちらは、ティグリス達の話だ ---
ティグリスとカレンが武器を構えており、お互いに見合っていた。
カレンの方は剣を持っているのだが、ティグリスは短めの槍を二つ持っていた。
ちなみに、ティグリスは二刀流の使い手だ。そのことからもティグリスがかなり戦い慣れていることが分かる。
するとティグリスは動き出した。
カレンに向かって一気に駆け寄る。
そのスピードは目で追うのがやっとというほどのものだった。
しかし、カレンは冷静に相手の攻撃を防いでいた。ティグリスはカレンの腕を見抜きながら攻撃をしている。
カレンはその攻撃を受け流すことで精一杯の様子だった。それから、ティグリスは一度距離を取った。
(こいつ、中々やるな。俺の攻撃についてこれるとは)
ティグリスはカレンの実力を認めつつ、次の一手を考えていた。カレンもティグリスの動きを警戒していたが、隙を見つけることができないので動くことができずにいた。
それから、ティグリスはもう一度カレンに向かって突撃してきた。
先程よりもさらに速いスピードで攻撃を仕掛けてくる。それを見て焦ったのかカレンは受け身になってしまった。
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