異世界でラブコメしたりギルド登録したり別の人になったり!?

みなと劉

文字の大きさ
136 / 161

136話

しおりを挟む
俺達が帰ってきたことに気づいて声をかけてくれる。
「あぁ、ただいま」
「ただいま」
俺とサクヤがそれぞれ挨拶をする中、俺の後ろにいたサクヤの姿を見た瞬間、驚いた表情をした。
「あなた、サクヤちゃんなの?」
そう言われるとサクヤは恥ずかしそうにする。
「久しぶり、お姉さん」
サクヤのお姉さん? 俺は気になってサクヤの顔を見ると少しだけ嬉しそうな顔をしていた。どうやら本当のようだ。するとサクヤはいきなり頭を下げた。俺はその光景に驚いてしまう。
「……ごめんなさい!」
……えっ、なんで謝ってんの? 俺は訳がわからず戸惑っているとお姉さんと呼ばれた人が口を開いた。
「気にしないで、私が悪いんだから。私があなたのお父さんを止めていればこんな事にはならなかったんだから」
サクヤのお母さんの話によるとサクヤが産まれてすぐにこの里を襲った悲劇が起きたらしい。
なんでも俺の父親、ガルダが突然暴走してしまい、そのせいで他の仲間も巻き込んで殺してしまった。その結果里が滅び、生き残りは母親と二人だけの状況になってしまったのだ。
そして里を再建するまでの間は母親が一人でサクヤを育てていたという。その話を聞いていたサクヤは悲痛の面持ちになり、俺の母親は目に涙を浮かべながら静かに聞いていた。俺はそんなサクヤを見つめることしか出来なかった。
それからサクヤは家に帰ってくるなり部屋に閉じこもってしまった。俺は心配になった為、様子を見に行くことにした。部屋に入るなりサクヤの姿を確認してから俺は部屋の扉を閉めた。サクヤは自分の体を抱きしめながら泣いており、その姿があまりにも辛く見えた。
俺は何を言えばいいのかわからずにいると後ろから声をかけられた。
「あの子の父親は、ガルダはどうしてあんなことをしたんだろうね」
そこにはサクヤの姉が腕を組みながら立っていた。どうすれば良いのかわからなかった俺は思わず尋ねてしまう。
「どうしたら、どうしたら父さんの目を覚ますことが出来るんだ?」
すると彼女は真剣な顔つきで言った。
「それは分からない、でも私は諦めるつもりはないよ。だからこれからは三人で生きていこう」
「そうだな、俺がもっと強くなるから安心してくれ」
「期待してるね」
そう言うと彼女も去っていった。

***
あれから一週間後、俺とサクヤは森にいた。理由は簡単、修行の為だ。サクヤの両親からは魔法を教わっていたらしく、ある程度の知識はある為、教えてもらった方が効率的だろうと言うことで修行することになった。
最初は嫌々だったが今は乗り気でやってくれるようになっていた。というのも真紅郎に褒められたことが嬉しいみたいだ。
「じゃあ始めるか」
俺がそういうとサクヤは小さく首肯すると杖を構えて詠唱を始める。
すると足元に青い魔方陣が展開された。そこから炎が吹き上がるとサクヤの体にまとわりついていく。
「<水霊術-激流弾>」
水の塊がいくつも同時に発射される。だがその攻撃は全て空振りしてしまう。なぜなら俺は全ての攻撃を難なく避けたからだ。
俺の反応速度を見てサクヤは悔しそうにしている。俺としては結構ギリギリだけどね!でも当たらないんだよ。すると今度は連続で同じスキルを使ってきた。俺はそれを避けようとするが、ふとある考えを思いつくと足を止める。そして迫り来る水の弾丸に向かって拳を突き出した。
<衝撃強化I><打撃強化II>発動。
そのまま勢いよく殴りつけると弾丸が砕け散った。
「嘘……」
まさか自分の魔法が簡単に壊されるとは思っていなかったのか、サクヤは驚いて固まっている。その隙に近づきデコピンをした。
「いったぁ!?」
サクヤは額を抑えながら涙目になっている。ちょっと強くやり過ぎたかな?すると次はサクヤも接近戦を仕掛けてきた。
剣を取り出して切りつけてくる。
それを素手で受け止めると蹴りを入れてきた。
それを軽く受け流すと同時に手を掴んで動きを止めてからデコピンをしてやった。またサクヤが痛みに耐えかねて額を抑える。俺達はしばらくこんな感じのやり取りをしていた。
そして日が落ち始めた頃、お互いに疲れてその場に座り込んだ。サクヤはまだ不満そうだった。
「なんで当てられないのさ」
「そりゃ反応速度が早いからだろ」
「でも魔法は簡単に破壊出来るじゃないか」
「それはお前の使う魔法のレベルが低いからだな」
「どういうこと?」
「例えばこの前使ってた火の玉ならそこまで難しいことじゃない。魔力を込めて投げ飛ばすだけだし、多分誰にだってできる。だけどその次に使った水流の操作とかは難しいはずだぞ。それに今朝言ってたけど複合技って難易度が高いんだ。そんなのをポンポン使える時点でかなりの実力者だよ」
実際、サクヤの両親は相当な手練れだったんだと思う。だからこそ里が滅んでしまった。まぁ、そこは俺の父さんが悪いんだけどな。
俺の話を聞いてサクヤは考え込むと納得してくれたのか大きく首を縦に振ってくれた。とりあえず修行はこれぐらいにして帰ろう。
「ほら、帰るぞ」
俺が立ち上がってからサクヤに手を差し出すとサクヤは笑顔を浮かべて俺の手を握って立ち上がる。そして一緒に帰路に着いた。その時に俺はサクヤにあることを提案することにした。
「サクヤ、今日から俺と一緒に寝るか?」
サクヤの過去を知ってからというもの、なんだかほっとけないんだよな。俺が提案するとサクヤは戸惑うことなく即答した。
「いいの?ありがとう!」
サクヤは喜んで承諾してくれる。俺もサクヤが了承してくれて安心していた。するとサクヤはある事を思い出したように聞いてくる。
「あ、でもお父さんはいいの?」
「父さんの事は心配するなって、母さんがなんとかするって言ってくれてるから」
父さんの件については問題ないだろう。俺とサクヤのことを信頼してるみたいだし、それになにより……
「俺がサクヤを一人にはしないよ」
俺はサクヤを守ると決めたんだ。父さんの代わりとして、姉のように。
するとサクヤは俺の顔を見ると、頬が少し赤くなっていた。
「どうした?」
「いや、何でもない」
そう言うと顔を背けてしまう。なんか変なこと言ったかな。でも嬉しかったみたいなことを言われた気がするから良しとしよう。
こうして俺達は家に帰って晩御飯を食べた後にそれぞれの部屋に戻って眠りについた。
翌朝、俺は目を覚ますと起き上がり窓の外を眺める。
外を歩いている人はいない。まるで世界に自分しかいないような錯覚を覚えてしまうほど静寂に包まれていた。いつもより早く起きた俺はサクヤを起こして修行をする為に外へと出かけた。するとサクヤは眠そうに目を擦りながら欠伸をしている。俺はサクヤを励ますために背中を叩いて元気付けた。するとサクヤは気合いが入ったのかやる気を見せてくれた。俺はそれが嬉しいと思いながら歩き続けていると森の中へ入っていく。
「ここで良いか」俺がそう呟くとサクヤも同意した。
「うん、良い場所だね」
それから早速、修行を開始した。
まずはサクヤの攻撃を避け続ける。最初は攻撃することに慣れていないからなのか上手くいかないみたいだ。
「よし、次だ」
今度は俺が攻撃する番だ。
拳を突き出して蹴りを放つ。それをサクヤは全て回避していく。俺は何度も繰り返していった。サクヤはそれを見つめている。
「避けるんじゃなくて受け流せ!反撃のチャンスを見逃すな!相手の意表をつくんだ!あと動きに無駄があるぞ!それだと隙だらけになるぞ!もっと周りを見ろ!」
サクヤにアドバイスをしながら戦い続けた。すると次第に慣れてきたのか余裕が出てきたのか、避けたり、防御したり出来るようになってきた。俺の動きを見て真似てみようとしているようだ。そしてサクヤは徐々に攻撃出来るようになってきていたが、俺はあることを感じていた。
それは、あまりにも動きが素人すぎることだ。
剣を振る時も動きがぎこちないし、剣の扱い方もまだまだ甘い。おそらくだが今まで剣を使って戦うという経験が無かったのだろう。俺の場合は毎日、母さんと戦わされて嫌でも覚えさせられたから。そう思うと、なんで父さんはこんな幼い子を一人で放置したんだろうか、不思議でならない。そう考えると怒りを覚える。今度父さんにあったら説教をしてやる!と決意を固めたその時、突然後ろを振り向いたサクヤが声を上げる。
「あれ!?どうして!?」
その言葉を聞いた俺は慌てて振り返るといつの間にか囲まれていた。数は十匹ぐらい、しかも全員がゴブリンで手には剣を持っていた。恐らくこの辺りに住んでいる魔物達が集まってきたのか、もしくは餌を探しに来たのどちらかだと思う。
「おい、サクヤ」
「な、なに?」
「ここは俺に任せてくれないか?」
「え、どういう……」
俺はそれだけを言うと前に出る。サクヤは困惑していたが、俺は気にせずに構えを取る。
「俺の大事な妹に怪我させた罪は重いぞ?」
そう呟いてから目の前の敵を睨む。
「かかってこいよ」
そう言ってニヤリと笑った。
<視点:四葉由紀>
私は今、とても不機嫌です。
何故ならお兄ちゃんが居なくなったからだ。昨日の夜にお母さんからお話を聞いてから私とお姉ちゃんはすぐに寝ることにした。そして朝起きると隣に寝ていたはずのお兄ちゃんの姿がなかった。
そこですぐに探しに行くことになったけど、どこを探してみても見つからない。まさかと思ったけど森に入るのを躊躇ってしまう。だけどお姉ちゃんは迷うことなく森の中へと入って行った。
私も後を追いかけて走り続けると森の中にポツンと家があった。
お兄ちゃんの匂いはこの家からする。でも何の音もしない。本当にここなの?不安になりながらも扉を開くと中は真っ暗だった。明かりをつけると中にはベッドの上で寝息を立てている女の子が居た。
私は警戒しながら近づき、その子に触ろうとしたらお姉ちゃんが私の手を掴んで止めた。どうやら起こさないように静かにしているみたいだ。
そしてしばらく見ていると彼女はゆっくりと目を開けた。
寝ぼけ眼のまま周囲を確認すると徐々に意識がはっきりしてきたのかこちらを見ると飛び跳ねるように起き上がった。
「あなた達は誰?」
怯えた様子だったけど、私たちが敵意がないとわかると落ち着いてくれたようだった。
それからお互いに自己紹介を終えると彼女も名乗り始める。
「僕はサクヤと言います。」
「え!?男の子!?」
「はい。僕は男です」
サクヤは女の子に見えるけど男の子だったのだ。私は驚いた。だってどう見ても女の子でしょ?でもサクヤは自分は男だと言っている。じゃあどうやって確認しようかな。そうだ!胸とか触れば男の人か女の人の区別がつくよね。よし、そうと決まれば早速……
「あの、なにしているんですか?」
「ちょっとごめんね?」
そう言うとサクヤの服を剥ぎ取ろうとした。しかし私がやろうとする前にサクヤは素早く動いて服を着直していた。
「なにするんですか!」
「あ、やっぱり男なんだ」
「なんでわかったんですか!?」
「勘かな」
「そんなことでわかられたくなかった!」
サクヤは落ち込んでいた。
とりあえずサクヤから話を聞ける程度に落ち着くと私たちは家の外に出ることにした。外は既に明るくなっており鳥が飛んでいた。
サクヤの話によると、ここに居る理由がわからないらしい。ただ、記憶喪失になったのだけは覚えているみたいだ。だから自分のことをあまり覚えていないらしい。
すると、お姉ちゃんが話しかけてきた。
「それで、四葉はこれからどうするんだ?」
「もちろん!連れて帰るよ!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。 12/23 HOT男性向け1位

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

処理中です...