チート転生者の異世界無双

みなと劉

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2話

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俺は、少し不安だったが まぁ、大丈夫だろうと思っておくことにした
俺は、リリアナさんと手を繋いで街を歩いていた
リリアナさんは、俺とデートができてとても楽しそうだ リリアナさんは、俺の腕に抱きついてきた 俺は、少し歩きにくいと感じたが リリアナさんが喜んでくれるならいいか と、思いそのままにしておいた リリアナさんは、俺の手を引っ張るようにして走り出した 俺は、転ばないように気をつけながらリリアナさんについて行った リリアナさんは、アクセサリーショップに入っていった リリアナさんは、色々な商品を見ていたが 気に入った物が見つからなかったようだ 俺は、リリアナさんに 何か欲しい物があったんですか? と、聞くと はい、このネックレスが欲しかったのですが・・・ 値段が高かったので諦めようと思います と、悲しげな顔をしていた 俺は、リリアナさんに お金は、いくらでもあるので買っても問題ないですよ と、言うとリリアナさんはとても喜んでいた 俺は、店員を呼びつけて このネックレスをくれ と、言い渡したすると、リリアナさんは 私の為に無理をしてまで買わなくても良かったんですよ と、言ってきた俺は、気にしないで下さいと言って ネックレスを受け取った 俺は、リリアナさんにプレゼントしますよ と、言ってリリアナさんの首にかけてあげた リリアナさんはとても喜んでいた そして、お礼を言いながら俺にキスをしてきた 俺は、リリアナさんにキスをされると やっぱり、慣れることはできないな と、思っていた リリアナさんと買い物をしていると リリアナさんは、俺に この服はどうですか? と、聞いてきた 俺は、その服を着たリリアナさんの姿を想像したが 似合わないと思っていたので 俺には、あまり合いませんね と、答えてしまった すると、リリアナさんは落ち込んでしまったので すぐに別の質問をした 俺が、どんな服装が好きなのかを聞いてきたので 俺は、あまり派手な格好は好きではないと答えた すると、リリアナさんは では、ユウキ殿の好みに合わせますので ユウキ殿の好きな女性用の下着を教えてください と、言ってきた俺は、どうしてそんな事を聞くのか聞いたすると、リリアナさんは だって、ユウキ殿が私の事を好きだという証拠が欲しいですから と、言ってきた俺は、仕方がないので リリアナさんの頼みを受け入れる事にした そして、リリアナさんに 黒色の下着が好きだ と、教えた すると、リリアナさんは ユウキ殿の好みのタイプは黒髪の女性なんですね と、言ってきた俺は、恥ずかしくなり リリアナさん、そろそろ行きましょう と、言いその場を離れた リリアナさんは、慌てて俺の後を追いかけて来た 俺は、リリアナさんに 次はどこに行こうか 
と、尋ねると リリアナさんは、俺と一緒に入れるだけで幸せだと言い これ以上、望まないと言った 俺は、リリアナさんに それじゃあ、つまらないからどこかに行きたいところはないのか? と、聞くと リリアナさんは、特に無いと言う なので、俺が決めてもいいかと聞くと リリアナさんは、もちろんです と、嬉しそうに言っていた 俺は、リリアナさんを連れて映画館に入った
俺は、リリアナさんに 映画を見た事があるかと聞くと 見たことが無いらしい 俺は、リリアナさんに 今から見る映画のストーリーを説明した リリアナさんは、とても興味深そうに聞いていた 俺は、リリアナさんにチケットを渡して 中に入るように促した
「面白かったです!」と、リリアナさんは興奮気味に感想を言ってきた 俺は、リリアナさんに 楽しめたようで良かったです と、答えるとリリアナさんは
「ユウキ殿、この後はどこに行く予定ですか?」と、尋ねてきたので 俺は、まだ時間があるから少しだけ休憩しようか と、提案するとリリアナさんは 分かりました!
と、元気よく返事をしてくれた それから、俺達は近くのカフェに入ってコーヒーを飲みながら雑談をしていた 俺は、リリアナさんに
これから、何処か行きたい所はあるか? と、尋ねたが リリアナさんは、特に行きたい場所は無いようだった 俺は、何かないかと頭を悩ませていたら あっ! と、思い出したので リリアナさんに、今度こそ本当に欲しい物を買うぞ
「えっ? でも、私はもう十分に嬉しい思いをさせてもらっていますよ」と、リリアナさんは言ったが 俺は、リリアナさんに 遠慮はしなくていいんだ 俺が勝手にやってる事だからな と、言うとリリアナさんは ありがとうございます
「それなら、一つだけお願いしたい事があります」と、リリアナさんが言って来たので 俺は、なんだ? と、聞き返した リリアナさんは、俺の手を握って 俺とキスがしたい と、言ってきた俺は、どうすればいいのか分からず固まっていると リリアナさんは、俺にキスをしてきてしまった 俺は、リリアナさんとのキスで頭が真っ白になっていた すると、リリアナさんは
「ユウキ殿、私も恥ずかしいのですから早く反応して下さいよ・・・」と、言ってきた 俺は、恥ずかしさで顔を赤くしながら すまん と、謝った リリアナさんに それで、俺に何をして欲しいんだ? と、聞くと 私にプレゼントを買ってください と、言ってきた俺は、すぐに買うと約束をした 俺は、
『空間転移』を使って リリアナさんが欲しかったネックレスをプレゼントした リリアナさんは、涙を流しながら喜んでくれた 俺は、泣き止むまでリリアナさんの傍にいた 俺は、リリアナさんに 今日は、これで解散するか? と、尋ねる
「はい、最後にユウキ殿に抱きついても良いでしょうか?」と、聞いてきたので リリアナさんの好きなようにして良いよ と答えた リリアナさんは、勢い良く飛びついてきて 俺を抱きしめてくれた 俺は、苦笑いをしながら受け止めた しばらくして、リリアナさんは満足したのか俺から離れていった 俺は、リリアナさんにお礼を言いながら また明日な と、言って別れようとした時 リリアナさんが ユウキ殿、待ってください と、言ってきたので俺は、どうしたのか聞くと リリアナさんは、俺にキスをしてきた そして、リリアナさんは また、デートの続きをしましょうね と、言ってきた俺は、分かったと答えて リリアナさんを見送った リリアナさんが見えなくなると俺は 家に向かって歩き出した 俺は、家に帰りつくと リビングのソファーで横になった すると、ソフィアが俺の側に寄ってきて お疲れ様です と、言ってきた俺は、 あぁ、ちょっと疲れただけだから心配するな と、答えておいた すると、ソフィアは ユウキさん、少しだけ目を閉じて貰ってもよろしいですか? と、言ってきた俺は、言われた通りに目を閉じると 頬に柔らかい感触を感じた俺は、何が起きたのか確認するために ゆっくりと瞼を開けると、目の前には俺を見つめるソフィアの顔があった 俺は、驚いてしまい声が出なかった
「ごめんなさい、驚かせてしまいましたか? でも、どうしても我慢できなくて・・・」と、言ってきた 俺は、気にしなくていいから大丈夫だ と、言うと
「ユウキさん、私の初めてを奪ってしまった責任を取ってくれますよね?」と、言ってきた
「してません!」
と、俺は全力で否定した 俺は、ソフィアに キスをされた時に何かしたんじゃないのか? と、聞くと
「ユウキさん、そんな事あるわけ無いじゃないですか!」と、言ってきた
「それよりも、ユウキさんにお願いがあるんですけど、いいですか?」と、言ってきたので 俺は、どんな内容なのか聞くと
「ユウキさんが、私を奴隷から解放してくれませんか?」と、言ってきた 俺は、理由を聞くと
「ユウキさんと一緒にいる時間がもっと欲しいからです。それに、私はユウキさんの事が好きです」と、言ってきた 俺は、その言葉を聞いて嬉しく思いながら どうして、今なんだ? と、質問をする
「それは、ユウキさんに迷惑をかけたくないからです」と、ソフィアが答える 俺は、ソフィアが俺の事が好きなら問題はない と、
「『空間転移』を使えばいつでも会えるからな」と、俺が答えると
「ユウキさん、ありがとうございます」と、ソフィアは笑顔でお礼を言ってきた
「それと、もう一つだけお願いがあるんですが、いいですか?」と、ソフィアが言ってきた 俺は、何でも言ってくれ! と、答えると
「ユウキさんの事を名前で呼んでもいいですか?」と、言ってきたので 俺は、構わないよ と、返事をした
「ありがとうございます」と、言いながら俺の手を握り締めてきた
「これからは、ユウキさんと呼ばせていただきますね」と、言ってきたので 俺も、ソフィアの事を呼び捨てで呼ぶ事にした 俺は、改めてこれからよろしくな と、言うと はい、こちらこそよろしくお願いします と、返してくれた 俺は、リリアナさんとのデートを終えてから数日が経ったある日 いつものように朝食を食べてから リビングでくつろいでいると ソフィアが俺に近づいてきて ユウキさん、少しだけいいですか? と、言ってきたので俺は どうしたんだ? と、聞き返すと 私、ユウキさんに聞きたい事があるのですが・・・ と、言ってきたので 俺は、ソフィアにどうしたんだ? と、聞き返した すると、ソフィアは ユウキさんは、リリアナさんの事が好きなんですよね? と、聞いてきたので 俺は、正直にそうだよ と、答えた ソフィアは、俺にリリアナさんに告白しないのですか? と、聞いてきたので 俺は、今はその時ではないと思っているからな と、答えた ソフィアは、そうですか
「ユウキさん、一つだけ教えてください。リリアナさんは、本当にユウキさんに好意を持っているのでしょうか? もしも、リリアナさんがユウキさんの事を好きじゃ無かったとしてもユウキさんは、リリアナさんを好きでいられますか?」
と、ソフィアは真剣な表情をしながら聞いてきたので俺は、リリアナさんは俺にとって特別な存在だから、もしリリアナさんに他に好きな人が居たとしたら、諦めるつもりだよ と、答えた ソフィアは、分かりました と、言って俺の側から離れていった 俺は、ソフィアに気になる事を聞いた ソフィアは、俺の事が好きだと言ってくれたが、ソフィアの気持ちは嬉しいが、俺はソフィアの気持ちに応える事は出来ないと思う と、俺が言うと ソフィアは、悲しそうな顔をして 私は、ユウキさんが好きですよ と、言ってくれた 俺は、ソフィアの頭を撫でながら ソフィアの俺に対する気持ちは、恋愛感情ではなくて、兄妹や家族に対しての愛情だと思うぞ と、言うと ソフィアは、少し考えてから ユウキさんは、私の事嫌いですか? と、言ってきたので
「そんな訳ないだろう」と、俺は即答する
「良かったです、ユウキさんに嫌われていたらどうしようかと思いました」と、ソフィアが言ってきたので
「大丈夫だ、俺がソフィアを嫌うなんて絶対にありえないから安心しろ」と、言っておいた
「ユウキさん、ありがとうございます」と、ソフィアは笑顔になって答えてくれた 俺は、ソフィアに ソフィアは、まだ小さいからもう少し大きくなってから考えような と、言うと ソフィアは、頬を膨らませて ユウキさんの意地悪 と、言ってきたので 俺は苦笑いしながら ごめんごめん と、謝っておいた ソフィアは、俺に抱きついてきて ユウキさん、大好き! と、言ってきたので 俺は、ソフィアを抱きしめながら ありがとうな! と、言った 
「ユウキさん、そろそろ出かけましょうか?」と、ソフィアが言ってきたので 俺は、分かった と答えてから準備を始めた 俺は、リリアナさんとのデートを終えてから数日後 今日は、ソフィアと二人で街を歩いている
「ユウキさん、今日の予定は何かありますか?」と、ソフィアに聞かれたので 特に何もないかな? と、答えると
「それなら、私の買い物に付き合って貰えませんか?」と、言ってきたので
「いいよ」と、返事をしておいた「ありがとうございます」と、ソフィアは笑顔でお礼を言ってきた 俺達は、街中を歩いていたのだが
「ユウキさん、あれは何ですか?」と、ソフィアが指を指していたので
「ああ、あの店はな」と、俺は説明をしていた
「ユウキさん、あっちのお店が見たかったんですけど」と、ソフィアが言ってきたので
「わかった」と、返事をして俺はソフィアと一緒に移動をした 俺達が、店を回り始めて数時間が経ち
「ユウキさん、疲れていませんか? どこかで休憩をしませんか?」と、ソフィアが聞いてきたので
「そうだな、少し休もうか」と、俺はソフィアの提案に乗ることにした 俺達は、近くにあった喫茶店に入って飲み物を注文してから 席に座って一息ついた それから、しばらくすると
「ユウキさん、私ちょっとお手洗いに行ってきますね」と、ソフィアが言ってきたので
「分かった、行っておいで」と、俺はソフィアを見送る事にした 俺は、ソフィアが戻ってくるまで店内で待つ事にした 数分後 ソフィアが戻ってきたので 俺は、ソフィアに声をかけた
「ソフィア、おかえり どうだった? トイレは問題なかったかい?」と、聞くと ソフィアは、頬を赤く染めながら はい、大丈夫でした と、答えてきた 俺は、ソフィアに何があったのか聞いてみた ソフィアは、恥ずかしそうにしながら
「その・・・ ユウキさんに下着を選んで欲しいのですが、いいですか?」と、言ってきたので もちろんいいよ と、返事をする 俺は、ソフィアにどんな物がいいんだ? と、質問すると ソフィアは、可愛い感じのがいいです という。
「ユウキさん、お願いしますね!」と、言ってきたので 俺は、ソフィアの服を買いに行く事にした 俺とソフィアは、ソフィアの服を買うために洋服屋に向かっている途中 ソフィアに
「ユウキさん、私の新しい服を買ってくれてありがとうございます」と、聞いてきたので
「どういたしまして」と、俺は答えた
「ユウキさん、今度からは私がユウキさんの服を選びたいのですがダメですか?」と、ソフィアが聞いてきたので
「ソフィアが選んでくれるのなら、俺は構わないぞ」と、俺は返事をしておく「本当ですか? 嬉しいです」と、ソフィアは笑顔になり喜んでいた 俺とソフィアは、ソフィアの服を買った後に昼食を食べるために移動した ソフィアは、嬉しそうな表情をしながら
「ユウキさん、このオムライス美味しいですね」と、言ってきたので 俺は、ソフィアの頭を撫でながら そうだな と、答えた ソフィアは、俺に笑顔を見せてくれている 俺は、ソフィアに ソフィアは、何かしたい事とかあるか? と、聞いた ソフィアは、俺の顔を見ながら考え込んでしまったので
「急に言われても困るよな?」と、俺は苦笑いして言うと
「いえ、そういう訳では・・・」と、ソフィアは慌てて否定していた
「ユウキさん、私ユウキさんと一緒なら何でも良いですよ」と、ソフィアは微笑みながら言ってきた
『ユウキ、ソフィアちゃんと仲良くやってるみたいだね』と、突然念話で話しかけられたので 俺は、驚いて周りを確認した
「ユウキさん、どうかしましたか?」と、ソフィアが不思議そうな顔をして俺に言ってきたので
「ごめん、俺に話かけてきた奴がいたんだけど、気のせいだったようだ」と、俺は誤魔化した ソフィアは、首を傾げていたが
「ユウキさん、私はユウキさんとなら何処へでも行きますからね」と、言ってきたので 俺は、ソフィアの頭に手を置いてから『ありがとうな!』と、お礼を言った 俺とソフィアは、宿屋に帰ってきた 俺は、ソフィアに
「ソフィア、今日は楽しかったか?」と、聞いてみると
「はい! とても楽しい一日でした」と、ソフィアは笑顔で答えてくれた 俺は、ソフィアに
「また一緒に出かけような」と、言っておく
「はい! ユウキさん」と、ソフィアは笑顔で返事をしてくれた 俺達は、宿屋の部屋に戻り 俺は、ベッドの上で横になって寛いでいると コンッ コンッ ドアをノックする音が聞こえたので
「誰だろう?」と、思いながら 俺は、部屋の扉を開けた そこには、リリアナさんが立っていた
「ユウキ君、ちょっといいかな?」と、リリアナさんが言ってきたので
「リリアナさん、どうしたんですか?」と、俺はリリアナさんに聞き返した
「ユウキ君は、ソフィアと二人で出かけていたんだよな?」と、リリアナさんが聞いてきたので
「はい、そうですけど」と、俺は答える
「ユウキ君、ソフィアとは二人っきりで出掛けたりしていないよな?」
ぎくり
「そっ そんな事はありませんよ」と、俺は動揺しながらも何とか答える事が出来た
「そうなのか? ソフィアがユウキ君の部屋に遊びに行ったって言っていたんだが」と、リリアナさんが言ってくる
ぎくりビクッ
「えっと・・・ ソフィアが部屋に来た時に勘違いしたんじゃないですか?」と、俺は必死に誤魔化す
「まぁ、ユウキ君がそう言うのであれば、そうなんだろうな」と、リリアナさんが納得してくれて良かった 俺は、冷や汗をかいてしまった
「ユウキ君、私にも少し時間をくれないか? 私もユウキ君と一緒に居たいと思っているんだ」と、リリアナさんが真剣な表情をして言ってきたので 俺は、断ろうと思ったのだが
「分かりました。少しだけ時間を作ります」と、答えた
「ありがとう!」と、リリアナさんは笑顔になった 俺は、リリアナさんと話す事になった
びくびく
「ユウキ君、最近どうだい?」と、いきなり聞かれた
「そうですね・・・ 毎日平和に過ごしています」と、俺は答えておく
「そうかい、それは何よりだよ」と、リリアナさんは嬉しそうな顔をしながら言ってきた
「あの、それで話というのは何でしょうか?」と、俺は聞くと
「ユウキ君、私のお願いを聞いてくれるかい? 」と、リリアナさんが聞いてきたので
「内容によります」と、俺は答えた
「簡単な事なんだが、私の事を名前で呼んで欲しい」と、リリアナさんが言ってきたので
「わかりました」と、俺は返事をした
「じゃあ、今から私の事を呼ぶ練習をしようか」と、リリアナさんが言ってきたので
「今ですか? 」と、俺は困惑しながら返事をする
「ああ、今からだ」と、リリアナさんは笑顔で言う
「ユウキ君、早く私の名前を呼びなさい」と、リリアナさんは俺に迫ってくる
「わっえと!リリアナさん」と、俺は名前を言えた
「ユウキ君、もう一度だ」と、リリアナさんは笑顔で言ってきた
「はい、リリアナさん」と、俺は返事をしてから
「ユウキ君、もっと大きな声で呼びなさい」と、リリアナさんの意地悪。
「はい、リリアナさん!!」と、俺は声を張り上げて言った
「ユウキ君、よく出来ました」と、リリアナさんは笑顔で俺の頭を撫でてきた
顔真っ赤
「ユウキ君、これからは私の事もリリアナと呼び捨てにしなさい」と、リリアナさんは笑顔のまま言ってきた
「えっと・・・」と、俺は困ってしまった
「ほら、ユウキ君 リリアナ だぞ」と、リリアナさんは俺に言ってきた
「・・・・・・・・リリアナ」と、俺は恥ずかしくて小声で言ってしまう
「ユウキ君、もう少し大きい声で言わないとダメじゃないか?」と、リリアナさんが言ってきたので
「リリアナ・・・」と、俺はリリアナさんの名前を言った すると、リリアナさんが
「もっと大きく!優雅に!派手やかに!!リリアナ!お呼び!」
ビクッ!
「リリアナ!!!」と、俺は大きめの声でリリアナさんを呼んだ
「良くできました」と、リリアナさんが満足そうにしている 俺の顔はもう真っ赤になっていた それから俺は、リリアナさんの事を名前で呼ぶように特訓された
そしてなんか遊ばれているような気がしてきた「リリアナさん、これでいいんですよね?」と、俺は疲れながらリリアナさんに確認する
「そうだよ。ユウキ君、頑張ってくれてありがとう」と、リリアナさんが笑顔で言ってきた 俺は、リリアナさんに弄ばれたような気分になってしまった 俺は、部屋に戻りベッドの上で横になっていると コンッ コンッ 誰かがドアをノックする音が聞こえたので
「誰だろう?」と思いながら 俺は、部屋の扉を開けると そこには、アリアさんが立っていた
「ユウキさん、ちょっといいかしら?」と
、アリアさんが言ってきたので
「どうしたんですか?」と、俺は聞き返す
「ユウキさん、今日はソフィアちゃんと二人で出かけていたのよね?」と、アリアさんが聞いてきたので
「そうですよ」と、俺は答える
「ユウキさん、ソフィアちゃんとは二人っきりで出かけたりしていないの?」と、アリアさんが聞いてきたので
「はい、二人で出かける事はありませんよ」と、俺は答える
『ユウキさん、ソフィアが部屋に行った時ってどうしたの?』と、突然念話で話しかけられたので 俺は、驚いて周りを確認した
「ユウキさん、どうかしましたか?」と、アリアさんが不思議そうな顔をして言ってきたので
「ごめん、俺に話かけてきた奴がいたんだけど、気のせいだったようだ」と、俺は誤魔化した アリアさんは、首を傾げて部屋に戻って行った 俺は、冷や汗をかいてしまった
「ふぅー 焦った」と、俺は呟いた それからしばらくして、夕食の時間になった 俺は、食堂に向かうと
「ユウキさん、こっちです」と、ソフィアさんに呼ばれたので 俺は、席に着く
「ユウキさん、今日の料理は私が作りました」と、ソフィアさんが笑顔で言ってきたので
「ありがとう。美味しく食べさせて貰うな」と、俺は笑顔で答えた
「はい!」と、ソフィアさんは笑顔で返事をしてくれた 俺は、食事をしながら
「そういえば、ソフィアは何か欲しい物とかあるのか?」と、俺は聞いた
「私は、ユウキさんと一緒に居られれば何もいりません」と、ソフィアさんは笑顔で言ってきた 俺は、顔が熱くなるのを感じた 俺は、食事を済ませてから自分の部屋に戻ろうとすると
「あっ!ユウキさん、少し待っていて下さい」と、ソフィアさんが言ってきたので
「うん?分かった」と、俺は返事をした しばらくすると、ソフィアさんが戻ってきた
「ユウキさん、これをどうぞ」と、言って俺に綺麗な箱を渡してきた
「これは何なんだ?」と、俺は聞いてみた
「開けてみて下さい」と、ソフィアさんが言ってきたので 俺は、渡された箱を開けた 中には、指輪が入っていた
「これってもしかして・・・」と、俺は驚きながら言うと
「ユウキさん、私と結婚して下さい!!」と、ソフィアさんは満面の笑みを浮かべながら言った
「・・・」と、俺は言葉が出なかった
「ユウキさん?」と、ソフィアさんは心配そうに俺の事を見ている
「・・・はい」と、俺は小さな声で返事をした
「ユウキさん、嬉しい!!」と、ソフィアさんは笑顔で俺に抱きついてきた 俺は、恥ずかしくて顔が真っ赤になっていた それから、俺はソフィアさんに抱きしめられていた
「ユウキさん、愛しています」と、ソフィアさんは俺の耳元で囁いてきた
「俺もだよ」と、俺は小声で答えた それから、俺はソフィアさんから解放された
「ユウキさん、これからよろしくお願いします」と、ソフィアさんが俺に言ってきた
「こちらこそ、よろしく」と、俺は笑顔で言った それから、俺はソフィアさんの部屋に行き お互いの事を話し合った
「ユウキさん、私達の子供が出来たら名前は決めていますか?」と、ソフィアさんが笑顔で言う
「そうだね・・・ 女の子なら『ユウナ』男の子なら『ユウト』かな」と、俺は言った
「素敵な名前ですね」と、ソフィアさんは笑顔で言った
「そうだね。でも、この世界ではどんな名前になるんだろうね?」と、俺は疑問に思った事を聞いてみた
「そう言えばそうね」と、ソフィアさんは不思議そうな顔をしていた 俺は、ソフィアさんの頭を撫でてあげた ソフィアさんは嬉しそうにしている それから、夜遅くまでソフィアさんと話し合っていた 俺は、朝起きるとベッドの上で横になっていた
「あれっ?」と、俺は困惑していると
「ユウキさん、おはようございます」と、隣には裸のソフィアさんが寝ていた
「えっと・・・ どうしてこうなった?」と、俺は混乱しながら思い出そうとした
「昨日はユウキさんと、あんなことやこんなことをして楽しかったです」と、ソフィアさんは幸せそうに微笑んでいる
「そっかぁー」
おかしいな俺『女』なんだけどなぁ
どうやったら『あんなこと』や『こんなこと』出来るんだろう?
着替えてそそくさと部屋から出る。
「ユウキさん、お待ちください」と、ソフィアさんが言ってきたけど 無視して部屋から出た
「はぁー」と、俺はため息をついた それから、俺は食堂に向かい朝食を食べた
「ユウキ君、今日はどうする?」と、リリアナさんが聞いてきたので
「そうですね・・・」と、俺は悩んでしまった
「今日は、街を散策してきます」と、俺は答えた
「そうか、気をつけて行って来なさい」と、リリアナさんは笑顔で言ってきた
「リリアナさん」
「なに?」
「リリアナさんは俺の『性別』知ってますよね?」
と、俺は質問した
「うん。知っているよ『女』だろ?どうして?」
「ソフィアが」
「ソフィアがどうした?」
「俺と昨日の夜『エッチなこと』したって」
「は?」
「だから、ソフィアが俺と『エッチなこと』したって」
「・・・」
「どうしたんですか?」
「ユウキ君は、『男』なのか?」
「『女』です。」
「だよな」
「はい」
「ユウキ君、今から私の部屋に行こうか」
「嫌です」
「拒否権はないよ」
「うぅぅぅぅぅぅ」
俺は、リリアナさんに連行されるような形で部屋に連れていかれた 部屋に入ると
「ユウキ君、ちょっと待っていてくれ」と、リリアナさんが言ってきたので 俺は、ソファーに座って待っていた しばらくすると、リリアナさんが戻ってきた
「ユウキ君、これを着てくれないか?」と、言って服を差し出してきた
「これは?」
「この服を着て欲しいんだ」
女物
「は?」
「着替えたらあとでソフィアを呼んでくる」
「いやいや、なんで俺がそんな事をしないといけない……あ!そゆこと?けどこれ……胸まるわかり」
仕方ないな
着替える
「失礼します……え!?……だれ?」
「俺だけど」
「え!?ユウキさん!……え?え?嘘!!?女だったの?」
「そうだよ」
「ユウキさん、綺麗……」
「ありがとう……俺こういうのはあまり着ないようにしてる」「そうなのですか?凄く似合っています」
「そう?ならいいかな」
「はい!」
コンコン
「ユウキさん、入りますね」
「どうぞ」
「ユウキさん、その格好は?」
「リリアナさんに渡された」
「な!なんて破廉恥な!!ユウキさん、私にも見せてください!!」
「いや、それはさすがに……それに!破廉恥言って見せてくれってなんなん!!」
「お願いします!!」
「分かった。けど恥ずかしいから少しだけね」
「はい!!」
「ユウキさん、綺麗」
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