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本編
13.友達できました!
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「お前絶対余計なこと喋るなよ」
二階堂にそう何度も念を押されながら、俺は二階堂について学食へと向かっていた。
移動中に二階堂に聞かされたこの学園の特殊な事情に、俺は早くもここでやっていく自信と共に、完全に言葉をなくしていた。
──一体どうなってんだ!?この学校!!
家柄、実力が重視されるのはハイクラスの子息が通ういわゆるお坊っちゃま学校だからしょうがない。
……けど、見た目重視ってなんだよ!?
はっきり言って、女の子がいるところならともかく、男ばかりの学校でそんなもんが何の役に立つのか理解不能だ。
俺がそう口にすると二階堂が、山奥の閉鎖された空間で多感な時期を過ごす羽目になる生徒たちの欲望は、自然と同じ空間にいる同性にむけられるのだと教えてくれた。
しかも人気のある生徒には親衛隊という名のファンクラブもどきがあり、その生徒は親衛隊持ちの生徒以外の一般の生徒から名字に『様』付けで呼ばれ、気軽に話しかけることはできないのだそうだ。
話が出来るのは対象本人が親衛隊に頼んで認めてもらった人間か、そいつの親衛隊の幹部に認められた人間だけだと聞いた時にははっきり言ってドン引きだった。
それ以外の人間が勝手に話しかけたり、不用意に非難とも取れる発言をしようものなら制裁という名のイジメが始まるらしい。
俺からすれば、急にそいつに用事とかあったらどうすんだよって話だ。
それを鵜呑みにするならば、今日転校してきたばかりで親衛隊に認められていない俺は、親衛対象の颯真とは気軽に挨拶も出来ないってことになる。
極めつきは、人気投票で生徒会役員が決まるというふざけてるとしか思えない制度だった。
それもただの人気投票ではなく、抱かれたい、抱きたいという性的欲求が絡んでるらしい。
ここは学園内のほぼ全ての事を生徒が主体となって行っている学校で、その頂点に立つ生徒会が学園を実質的に牛耳っていると聞いた。
男とうっかりセックスした俺が言うのもなんだが、そんなんで役員決めていいのか?
自分の学校生活をそんな基準で決めたヤツの意見や手腕に左右されて過ごすなんて恐ろしくないか!?
あんまり酷ければ理事長を始めとする理事会から厳しいお叱りを受けるらしいが、全くもって俺には理解不能な制度だ。
今日俺を迎えに来た朝比奈という先輩は、その人気投票で全体の二位で副会長。抱きたいランキングの一位のお方だそうだ。
俺はそんな恐ろしい相手と(相手から仕掛けてきたとはいえ)キスした挙げ句、腹に一発決めてしまったのだ。
朝比奈の親衛隊とやらに知られてしまったら、俺のひっそりと暮らす第二の人生計画は台無しだ。
それでなくともやっていく自信がなくなっているというのに……。
俺が従兄弟でここの理事長である圭吾さんに編入の相談をした時に、
『ちょっと特殊な事情の学校だけど、今の光希にはあってるかもな』
と言われた事を思いだし、思わず遠い目になってしまった。
俺はその言葉の意味を、山奥の全寮制男子校で今までの華やかな生活を忘れて過ごすということだと勝手に思っていたが、どうやら俺と圭吾さんの見解に相当な齟齬があったらしいということがよくわかった。
はっきり言って女が駄目ならじゃあ男で、っていう気持ちにはとてもなれない。
俺に合ってるどころか、そんな特殊な風習には馴染めそうにない。
そんなことを考えながら若干重い足取りで、二階堂の友達が席を取っておいてくれているという学食に到着する。
俺はそこに一歩足を踏み入れてまた驚いてしまった。
ここの学食は普通の学校によくありがちな長テーブルにパイプ椅子というものではなく、木製のテーブルに革張りの椅子で、テーブル同士は完全にひとつひとつが個別になっている。
足元にはカーペットが敷かれ、天井にはキラキラと輝くシャンデリアが吊るされているのを見ると、まるでお洒落なカフェかレストランにきたようだ。
俺だって高級な空間に縁がなかった訳じゃないけど、これが高校の学食だっていうのだから驚くしかない。
そんな俺の驚きを余所に二階堂は俺を四人掛けの席まで連れていくと、先に来てその場所を確保していてくれた二人に俺を紹介してくれた。
「有坂、高月、席取っといてくれてありがとな。こっちが噂の転校生、中里光希だ」
二階堂に紹介されて、俺はペコリと頭を下げて挨拶する。
「……よろしく」
「俺、有坂 絋斗よろしく」
有坂はイケメンとまではいかないが、ちょっと色黒の爽やかスポーツマンで、共学だったら絶対女子に人気がありそうなタイプだ。
「高月 楓だよ。よろしく!」
元気一杯という感じで俺に笑顔で挨拶してくれたのは、テレビでよく見かけるアイドルグループにいそうな感じのちょっと小柄で、カッコいいというよりは可愛い感じのやつだった。
つりあがっているけどクリクリしている大きな目が猫みたいだ。
黒髪に所々金茶のメッシュをいれている頭とオフホワイトの上着が三毛猫を連想させて思わずグリグリ撫でたくなる。
今日この学校に来てから会った人間がどいつもこいつも一癖ありそうというか、あまり良い印象ではなかったので、この二人の感じの良さに俺は内心感動していた。
ちなみに二階堂は腹に一物抱えてそうな喰えないタイプだ。
でも颯真の頼みとはいえ、俺の面倒を見る事を引き受けてくれたのだから面倒見の良いやつなんだろう。
話を聞くと、二人は去年まで颯真と同じクラスで、今はB組だという。
成績順で決まるクラス分けは高校からなんだそうだ。
「俺らも光希って呼んでいい?俺のことも楓って呼んで!絋斗も絋斗でいいよね?」
聞かれた絋斗が笑いながら頷く。
俺も楓の勢いに圧されながら、同じく笑って了承した。
「わかった。楓、絋斗、あらためてよろしく」
和やかに二人と親睦を深めていると、
「……なんで俺だけ名字なんだ」
と呟く声がした。
その声に驚いて横を見ると、二階堂が不満そうな顔をして俺を見ている。
「……お前がどっちでもいいって言ったんだろ。この二人は呼び方に指定があったし」
俺が戸惑ってそう言うと、二階堂はバツが悪そうな表情をした。
「名前で呼んでほしかったら最初に言わないと!」
「俺達も二階堂って呼んでるじゃん」
楓と絋斗から次々に突っ込まれ、二階堂が今度は渋い表情になった。
その顔を見ながら楓が何故かニヤニヤしている。
「……もういい。早く座って注文しよう」
二階堂は楓がなにか言いたそうな顔をしているのをわざと無視してさっさと空いている椅子に座ってしまった。
俺は不思議に思いながらも、二階堂に続いてその隣に座ったのだった。
学食で食事をするためには、各テーブルに設置されているタッチパネル式の注文器で注文する必要がある。
それで注文したいメニューを選択してから備え付けのカードリーダーに学生証をスキャンさせると注文と支払いが完了するという仕組みらしい。
後は席で待っていればウェイターが運んで来てくれるのだとか。
学食とは思えない便利さだ。
この学園ではなにをするにも学生証が必要となる。
ICチップが内蔵されているこの学生証がクレジットカードの役割や、寮の部屋の鍵の役割もするのだ。
一般的な学校じゃまずお目にかかれないこのシステムは、この学園のOBが経営している大手システム開発会社と、これまたOBの警備会社の全面バックアップで、過去の生徒会の要望により開発され、試験的にこの学園全体で取り入れられているシステムだそうだ。
入学案内に書いてあったが、実際に体験することになるとあまりのハイテクぶりに驚かされる。
金持ちの学校ってすごい。
俺がそんな事を考えながら何を食べようか迷っていると、今までざわざわしていただけの学食内に突如黄色い悲鳴があがった。
といっても女子がいるわけではないから、その声は多少低めのものだ。
驚いた俺が何事かと辺りを見回していると、隣に座っている二階堂がその理由をこっそり教えてくれた。
「生徒会役員の皆様が来られたんだよ」
「え?!」
俺は驚いて思わず入り口の方を見てしまう。
するとそこには学食にいるほぼ全ての生徒の熱い視線を一心に集めているらしい、顔面偏差値の高そうな四人組がいた。
なるほど。人気投票上位の集団というだけあって、登場するだけでこの狂乱ぶりなわけか。
もちろんその中には俺が思わず殴ってしまったあの朝比奈の姿もあった。
万が一あいつに見つかったら厄介なことになりかねない。
俺は咄嗟にメニューを選ぶのに集中するふりをして顔を伏せたのだった。
二階堂にそう何度も念を押されながら、俺は二階堂について学食へと向かっていた。
移動中に二階堂に聞かされたこの学園の特殊な事情に、俺は早くもここでやっていく自信と共に、完全に言葉をなくしていた。
──一体どうなってんだ!?この学校!!
家柄、実力が重視されるのはハイクラスの子息が通ういわゆるお坊っちゃま学校だからしょうがない。
……けど、見た目重視ってなんだよ!?
はっきり言って、女の子がいるところならともかく、男ばかりの学校でそんなもんが何の役に立つのか理解不能だ。
俺がそう口にすると二階堂が、山奥の閉鎖された空間で多感な時期を過ごす羽目になる生徒たちの欲望は、自然と同じ空間にいる同性にむけられるのだと教えてくれた。
しかも人気のある生徒には親衛隊という名のファンクラブもどきがあり、その生徒は親衛隊持ちの生徒以外の一般の生徒から名字に『様』付けで呼ばれ、気軽に話しかけることはできないのだそうだ。
話が出来るのは対象本人が親衛隊に頼んで認めてもらった人間か、そいつの親衛隊の幹部に認められた人間だけだと聞いた時にははっきり言ってドン引きだった。
それ以外の人間が勝手に話しかけたり、不用意に非難とも取れる発言をしようものなら制裁という名のイジメが始まるらしい。
俺からすれば、急にそいつに用事とかあったらどうすんだよって話だ。
それを鵜呑みにするならば、今日転校してきたばかりで親衛隊に認められていない俺は、親衛対象の颯真とは気軽に挨拶も出来ないってことになる。
極めつきは、人気投票で生徒会役員が決まるというふざけてるとしか思えない制度だった。
それもただの人気投票ではなく、抱かれたい、抱きたいという性的欲求が絡んでるらしい。
ここは学園内のほぼ全ての事を生徒が主体となって行っている学校で、その頂点に立つ生徒会が学園を実質的に牛耳っていると聞いた。
男とうっかりセックスした俺が言うのもなんだが、そんなんで役員決めていいのか?
自分の学校生活をそんな基準で決めたヤツの意見や手腕に左右されて過ごすなんて恐ろしくないか!?
あんまり酷ければ理事長を始めとする理事会から厳しいお叱りを受けるらしいが、全くもって俺には理解不能な制度だ。
今日俺を迎えに来た朝比奈という先輩は、その人気投票で全体の二位で副会長。抱きたいランキングの一位のお方だそうだ。
俺はそんな恐ろしい相手と(相手から仕掛けてきたとはいえ)キスした挙げ句、腹に一発決めてしまったのだ。
朝比奈の親衛隊とやらに知られてしまったら、俺のひっそりと暮らす第二の人生計画は台無しだ。
それでなくともやっていく自信がなくなっているというのに……。
俺が従兄弟でここの理事長である圭吾さんに編入の相談をした時に、
『ちょっと特殊な事情の学校だけど、今の光希にはあってるかもな』
と言われた事を思いだし、思わず遠い目になってしまった。
俺はその言葉の意味を、山奥の全寮制男子校で今までの華やかな生活を忘れて過ごすということだと勝手に思っていたが、どうやら俺と圭吾さんの見解に相当な齟齬があったらしいということがよくわかった。
はっきり言って女が駄目ならじゃあ男で、っていう気持ちにはとてもなれない。
俺に合ってるどころか、そんな特殊な風習には馴染めそうにない。
そんなことを考えながら若干重い足取りで、二階堂の友達が席を取っておいてくれているという学食に到着する。
俺はそこに一歩足を踏み入れてまた驚いてしまった。
ここの学食は普通の学校によくありがちな長テーブルにパイプ椅子というものではなく、木製のテーブルに革張りの椅子で、テーブル同士は完全にひとつひとつが個別になっている。
足元にはカーペットが敷かれ、天井にはキラキラと輝くシャンデリアが吊るされているのを見ると、まるでお洒落なカフェかレストランにきたようだ。
俺だって高級な空間に縁がなかった訳じゃないけど、これが高校の学食だっていうのだから驚くしかない。
そんな俺の驚きを余所に二階堂は俺を四人掛けの席まで連れていくと、先に来てその場所を確保していてくれた二人に俺を紹介してくれた。
「有坂、高月、席取っといてくれてありがとな。こっちが噂の転校生、中里光希だ」
二階堂に紹介されて、俺はペコリと頭を下げて挨拶する。
「……よろしく」
「俺、有坂 絋斗よろしく」
有坂はイケメンとまではいかないが、ちょっと色黒の爽やかスポーツマンで、共学だったら絶対女子に人気がありそうなタイプだ。
「高月 楓だよ。よろしく!」
元気一杯という感じで俺に笑顔で挨拶してくれたのは、テレビでよく見かけるアイドルグループにいそうな感じのちょっと小柄で、カッコいいというよりは可愛い感じのやつだった。
つりあがっているけどクリクリしている大きな目が猫みたいだ。
黒髪に所々金茶のメッシュをいれている頭とオフホワイトの上着が三毛猫を連想させて思わずグリグリ撫でたくなる。
今日この学校に来てから会った人間がどいつもこいつも一癖ありそうというか、あまり良い印象ではなかったので、この二人の感じの良さに俺は内心感動していた。
ちなみに二階堂は腹に一物抱えてそうな喰えないタイプだ。
でも颯真の頼みとはいえ、俺の面倒を見る事を引き受けてくれたのだから面倒見の良いやつなんだろう。
話を聞くと、二人は去年まで颯真と同じクラスで、今はB組だという。
成績順で決まるクラス分けは高校からなんだそうだ。
「俺らも光希って呼んでいい?俺のことも楓って呼んで!絋斗も絋斗でいいよね?」
聞かれた絋斗が笑いながら頷く。
俺も楓の勢いに圧されながら、同じく笑って了承した。
「わかった。楓、絋斗、あらためてよろしく」
和やかに二人と親睦を深めていると、
「……なんで俺だけ名字なんだ」
と呟く声がした。
その声に驚いて横を見ると、二階堂が不満そうな顔をして俺を見ている。
「……お前がどっちでもいいって言ったんだろ。この二人は呼び方に指定があったし」
俺が戸惑ってそう言うと、二階堂はバツが悪そうな表情をした。
「名前で呼んでほしかったら最初に言わないと!」
「俺達も二階堂って呼んでるじゃん」
楓と絋斗から次々に突っ込まれ、二階堂が今度は渋い表情になった。
その顔を見ながら楓が何故かニヤニヤしている。
「……もういい。早く座って注文しよう」
二階堂は楓がなにか言いたそうな顔をしているのをわざと無視してさっさと空いている椅子に座ってしまった。
俺は不思議に思いながらも、二階堂に続いてその隣に座ったのだった。
学食で食事をするためには、各テーブルに設置されているタッチパネル式の注文器で注文する必要がある。
それで注文したいメニューを選択してから備え付けのカードリーダーに学生証をスキャンさせると注文と支払いが完了するという仕組みらしい。
後は席で待っていればウェイターが運んで来てくれるのだとか。
学食とは思えない便利さだ。
この学園ではなにをするにも学生証が必要となる。
ICチップが内蔵されているこの学生証がクレジットカードの役割や、寮の部屋の鍵の役割もするのだ。
一般的な学校じゃまずお目にかかれないこのシステムは、この学園のOBが経営している大手システム開発会社と、これまたOBの警備会社の全面バックアップで、過去の生徒会の要望により開発され、試験的にこの学園全体で取り入れられているシステムだそうだ。
入学案内に書いてあったが、実際に体験することになるとあまりのハイテクぶりに驚かされる。
金持ちの学校ってすごい。
俺がそんな事を考えながら何を食べようか迷っていると、今までざわざわしていただけの学食内に突如黄色い悲鳴があがった。
といっても女子がいるわけではないから、その声は多少低めのものだ。
驚いた俺が何事かと辺りを見回していると、隣に座っている二階堂がその理由をこっそり教えてくれた。
「生徒会役員の皆様が来られたんだよ」
「え?!」
俺は驚いて思わず入り口の方を見てしまう。
するとそこには学食にいるほぼ全ての生徒の熱い視線を一心に集めているらしい、顔面偏差値の高そうな四人組がいた。
なるほど。人気投票上位の集団というだけあって、登場するだけでこの狂乱ぶりなわけか。
もちろんその中には俺が思わず殴ってしまったあの朝比奈の姿もあった。
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