24 / 107
本編
24.幼馴染ライフ! 颯真の事情 その1
しおりを挟む
俺こと神崎 颯真が、幼馴染である中里(旧姓 藤沢) 光希と出会ったのは、それこそ俺達の記憶にないほど小さな頃だ。
残念なことに幼すぎた俺にはどういう出会いだったのかは記憶に残っていないのだが、両親が言うには一目見たその瞬間に俺のほうから光希に抱き付いていったらしい。
それからずっと光希との付き合いは続いているが、最初から俺達の関係性のスタンスは変わっておらず、いつも俺の方から光希のところにいくのが当たり前という感じになっている。
俺の幼馴染である光希は、幼い頃から男女問わずによくモテていた。
蜂蜜色に輝く髪にブルーグレイの瞳という、日本人の血が四分の三も流れているとは思えない見た目に加え、更にそれを際立たせる整った顔立ちは文句の付けようもないほど可愛かった。
一方、今でこそ親衛隊ができるほどの結果に成長した俺だが、小学生までの俺はお世辞にも将来イケメンになるとは言い難いほどの、ただのチビなガキだった。
当時の俺にはとにかく敵が多かった。
理由は簡単。
──俺がいつも光希と一緒にいたからである。
光希と仲良くなりたいと思う人間は非常に多く、俺は常にそういう連中からのやっかみの対象となっていたのだ。
傍目から見ると、光希と幼馴染というだけでたいしてパッとしない見た目の俺が、一方的に光希に付きまとっているかのように見えるらしく、俺はよく謂れのない誹謗中傷を受ける羽目になっていた。
しかし俺はそういうことを言ってくるやつらを黙らせて、光希の隣というポジションを常に勝ち取ってきた。
家庭の事情で当時は光希と同じ公立の小学校に通っていた俺だが、大企業の社長令息としての教育はそれこそ物心ついた頃からしっかりされており、本当に小賢しい子供だった俺は、様々な計略を廻らせて無理矢理それらを解決してきたのである。
そのくらい自分で対処出来なければ、将来『神崎』を背負って立つ人間にはなれないし、光希の隣にいる資格もないと思っていたので、自分としては当たり前の結果だと思っていたのだが、今思い返してみると普通の小学生らしくない子供だったというのがよく分かる。
光希も普通の子供ではなかったので、ある意味俺達は同類だと言えなくもないのだが。
そんな光希が持っていたものはその恵まれた容姿だけでなかった。
勉強も出来るし運動神経も良い。
まさに理想の王子様のような存在だった。
しかし王子様でいるのは女子の前だけであり、男子に対してはわりと塩対応だった気がする。
特に光希の見た目をとやかく言ってくる連中には本当に容赦ない対応をしていた。
頭を働かせて物事を解決しようとする俺とは違い、意外にも光希は可愛らしい見た目からは想像もつかないほどの武闘派だった。
口より先に手が出るタイプで、自分の敵だと思った相手とは言葉を交わすより、問答無用で拳を使って排除するという感じだったのだ。
その結果、クラスのほとんどのヤツと反目しあうことになった光希だが、実は嫌われていたわけではない事を俺は知っている。
光希の見た目をからかうという行為は、小学生男子特有の『好きな子いじめ』というやつだったのだが、残念ながら光希はそのからかいの奥に隠された気持ちに気付くことはなかった。
光希はお姉さんの光里さんの教育で女の子には無条件で優しくすることが当たり前という考え方に加え、そんな真似をしなくとも女の子が自然に寄って来るという状況だったため、本人は喧嘩を売られたとしか思っていなかったのだ。
俺もやつらの意図がわかっていながら、あえて光希に教えてやるような親切な真似はしなかった。
その結果、男子からは敬遠されることにはなったが、俺達は順調に友情を育んでいき、自他共に認める無二の親友となっていった。
そんな幼少期を過ごした俺達だったが、小学校高学年になって第二次性徴期というものが訪れた時、少しずつ俺達の関係がズレはじめる。
外国人の血が混ざっている光希は、同学年の男子に比べ明らかに成長が早く、あっという間に大人びていった。
そんな光希を男子よりも精神年齢が大人である女子が放っておくわけがなく。
それまでは憧れの王子様的な扱いで、誰かのものになることなどなかった光希に対して、女子達は急に自分ひとりの王子様であることを求め始めたのだ。
光希は俺と一緒にいる時間よりも、女子に囲まれて過ごす時間が多くなり、元々女の子が大好きだった光希はいつの間にか女の子とお付き合いというものを始めてしまったのだ。
最初その報告を聞いた時、俺はショックで呆然としてしまった。
そして自分の光希に対する気持ちがどういうものかを唐突に自覚した。
──俺は光希のことが恋愛対象として好きだったのだ。
ようは光希に群がる女子と同じだったということだ。
最悪なことにそう気付いてすぐ、光希との別れの時がやってきた。
小学校六年生の秋のことだった。
俺は中学受験の準備のために都内にある実家に戻ることになったのだ。
元々光希が暮らしていた街へは身体の弱い母親の療養を兼ねて移り住んでいただけなので、いつかは本来の自分の居場所へ戻らなければいけないことは承知していた。
だが、最悪のタイミングでその時が訪れてしまった形となったのだ。
俺は中学から国内有数の名家の子息が多く在籍する、『紅鸞学園』という中高一貫教育の全寮制男子校に入る予定だった。
そこは光希の母親である柊子さんのお姉さんの嫁ぎ先である御堂家が経営している学校であったため、俺は勝手に光希も中学からはそこに行くものだと思っていたのだ。
なのでその時の俺は実家に戻るという事を、一時的な別れくらいにしか思っていなかったのだが、それが大きな間違いだとすぐに思い知らされた。
自宅に戻る事が決まってすぐ光希に確認したところ、受験はせず地元の中学校に進学するということを聞かさた。
焦った俺は何度も光希を説得してみたのだが、返事は変わらず、しつこく理由を問い詰めた俺は愕然とさせられる。
『男ばっかの学校なんて行きたくない。しかも山奥の全寮制じゃ彼女とデートも出来ねぇじゃん。絶対無理』
にべもなくそう言われ、俺は自分の目論見が完全に外れた事を実感させられた。
──俺はその時、決意した。
絶対光希の隣にいても誰にも文句を言われないような男になってみせる。
そしてどんな女よりも光希の隣には俺が相応しいということを認めさせてやると。
それまでは会わないと心に決めた。
しかし、あっさり忘れられるのは困るので連絡だけは小まめにすることにし、俺という存在を常に印象付けるということをすることにした。
結局中学の三年間、光希とは会えなかったが、俺達の交流は俺の努力の甲斐もあって途絶えることはなく、基本的に男友達というものがいない光希にとっての唯一の親友というポジションはそのまま俺のものとなっているのである。
残念なことに幼すぎた俺にはどういう出会いだったのかは記憶に残っていないのだが、両親が言うには一目見たその瞬間に俺のほうから光希に抱き付いていったらしい。
それからずっと光希との付き合いは続いているが、最初から俺達の関係性のスタンスは変わっておらず、いつも俺の方から光希のところにいくのが当たり前という感じになっている。
俺の幼馴染である光希は、幼い頃から男女問わずによくモテていた。
蜂蜜色に輝く髪にブルーグレイの瞳という、日本人の血が四分の三も流れているとは思えない見た目に加え、更にそれを際立たせる整った顔立ちは文句の付けようもないほど可愛かった。
一方、今でこそ親衛隊ができるほどの結果に成長した俺だが、小学生までの俺はお世辞にも将来イケメンになるとは言い難いほどの、ただのチビなガキだった。
当時の俺にはとにかく敵が多かった。
理由は簡単。
──俺がいつも光希と一緒にいたからである。
光希と仲良くなりたいと思う人間は非常に多く、俺は常にそういう連中からのやっかみの対象となっていたのだ。
傍目から見ると、光希と幼馴染というだけでたいしてパッとしない見た目の俺が、一方的に光希に付きまとっているかのように見えるらしく、俺はよく謂れのない誹謗中傷を受ける羽目になっていた。
しかし俺はそういうことを言ってくるやつらを黙らせて、光希の隣というポジションを常に勝ち取ってきた。
家庭の事情で当時は光希と同じ公立の小学校に通っていた俺だが、大企業の社長令息としての教育はそれこそ物心ついた頃からしっかりされており、本当に小賢しい子供だった俺は、様々な計略を廻らせて無理矢理それらを解決してきたのである。
そのくらい自分で対処出来なければ、将来『神崎』を背負って立つ人間にはなれないし、光希の隣にいる資格もないと思っていたので、自分としては当たり前の結果だと思っていたのだが、今思い返してみると普通の小学生らしくない子供だったというのがよく分かる。
光希も普通の子供ではなかったので、ある意味俺達は同類だと言えなくもないのだが。
そんな光希が持っていたものはその恵まれた容姿だけでなかった。
勉強も出来るし運動神経も良い。
まさに理想の王子様のような存在だった。
しかし王子様でいるのは女子の前だけであり、男子に対してはわりと塩対応だった気がする。
特に光希の見た目をとやかく言ってくる連中には本当に容赦ない対応をしていた。
頭を働かせて物事を解決しようとする俺とは違い、意外にも光希は可愛らしい見た目からは想像もつかないほどの武闘派だった。
口より先に手が出るタイプで、自分の敵だと思った相手とは言葉を交わすより、問答無用で拳を使って排除するという感じだったのだ。
その結果、クラスのほとんどのヤツと反目しあうことになった光希だが、実は嫌われていたわけではない事を俺は知っている。
光希の見た目をからかうという行為は、小学生男子特有の『好きな子いじめ』というやつだったのだが、残念ながら光希はそのからかいの奥に隠された気持ちに気付くことはなかった。
光希はお姉さんの光里さんの教育で女の子には無条件で優しくすることが当たり前という考え方に加え、そんな真似をしなくとも女の子が自然に寄って来るという状況だったため、本人は喧嘩を売られたとしか思っていなかったのだ。
俺もやつらの意図がわかっていながら、あえて光希に教えてやるような親切な真似はしなかった。
その結果、男子からは敬遠されることにはなったが、俺達は順調に友情を育んでいき、自他共に認める無二の親友となっていった。
そんな幼少期を過ごした俺達だったが、小学校高学年になって第二次性徴期というものが訪れた時、少しずつ俺達の関係がズレはじめる。
外国人の血が混ざっている光希は、同学年の男子に比べ明らかに成長が早く、あっという間に大人びていった。
そんな光希を男子よりも精神年齢が大人である女子が放っておくわけがなく。
それまでは憧れの王子様的な扱いで、誰かのものになることなどなかった光希に対して、女子達は急に自分ひとりの王子様であることを求め始めたのだ。
光希は俺と一緒にいる時間よりも、女子に囲まれて過ごす時間が多くなり、元々女の子が大好きだった光希はいつの間にか女の子とお付き合いというものを始めてしまったのだ。
最初その報告を聞いた時、俺はショックで呆然としてしまった。
そして自分の光希に対する気持ちがどういうものかを唐突に自覚した。
──俺は光希のことが恋愛対象として好きだったのだ。
ようは光希に群がる女子と同じだったということだ。
最悪なことにそう気付いてすぐ、光希との別れの時がやってきた。
小学校六年生の秋のことだった。
俺は中学受験の準備のために都内にある実家に戻ることになったのだ。
元々光希が暮らしていた街へは身体の弱い母親の療養を兼ねて移り住んでいただけなので、いつかは本来の自分の居場所へ戻らなければいけないことは承知していた。
だが、最悪のタイミングでその時が訪れてしまった形となったのだ。
俺は中学から国内有数の名家の子息が多く在籍する、『紅鸞学園』という中高一貫教育の全寮制男子校に入る予定だった。
そこは光希の母親である柊子さんのお姉さんの嫁ぎ先である御堂家が経営している学校であったため、俺は勝手に光希も中学からはそこに行くものだと思っていたのだ。
なのでその時の俺は実家に戻るという事を、一時的な別れくらいにしか思っていなかったのだが、それが大きな間違いだとすぐに思い知らされた。
自宅に戻る事が決まってすぐ光希に確認したところ、受験はせず地元の中学校に進学するということを聞かさた。
焦った俺は何度も光希を説得してみたのだが、返事は変わらず、しつこく理由を問い詰めた俺は愕然とさせられる。
『男ばっかの学校なんて行きたくない。しかも山奥の全寮制じゃ彼女とデートも出来ねぇじゃん。絶対無理』
にべもなくそう言われ、俺は自分の目論見が完全に外れた事を実感させられた。
──俺はその時、決意した。
絶対光希の隣にいても誰にも文句を言われないような男になってみせる。
そしてどんな女よりも光希の隣には俺が相応しいということを認めさせてやると。
それまでは会わないと心に決めた。
しかし、あっさり忘れられるのは困るので連絡だけは小まめにすることにし、俺という存在を常に印象付けるということをすることにした。
結局中学の三年間、光希とは会えなかったが、俺達の交流は俺の努力の甲斐もあって途絶えることはなく、基本的に男友達というものがいない光希にとっての唯一の親友というポジションはそのまま俺のものとなっているのである。
20
あなたにおすすめの小説
お前らの目は節穴か?BLゲーム主人公の従者になりました!
MEIKO
BL
本編完結しています。お直し中。第12回BL大賞奨励賞いただきました。
僕、エリオット・アノーは伯爵家嫡男の身分を隠して公爵家令息のジュリアス・エドモアの従者をしている。事の発端は十歳の時…家族から虐げられていた僕は、我慢の限界で田舎の領地から家を出て来た。もう二度と戻る事はないと己の身分を捨て、心機一転王都へやって来たものの、現実は厳しく死にかける僕。薄汚い格好でフラフラと彷徨っている所を救ってくれたのが完璧貴公子ジュリアスだ。だけど初めて会った時、不思議な感覚を覚える。えっ、このジュリアスって人…会ったことなかったっけ?その瞬間突然閃く!
「ここって…もしかして、BLゲームの世界じゃない?おまけに僕の最愛の推し〜ジュリアス様!」
知らぬ間にBLゲームの中の名も無き登場人物に転生してしまっていた僕は、命の恩人である坊ちゃまを幸せにしようと奔走する。そして大好きなゲームのイベントも近くで楽しんじゃうもんね〜ワックワク!
だけど何で…全然シナリオ通りじゃないんですけど。坊ちゃまってば、僕のこと大好き過ぎない?
※貴族的表現を使っていますが、別の世界です。ですのでそれにのっとっていない事がありますがご了承下さい。
告白ごっこ
みなみ ゆうき
BL
ある事情から極力目立たず地味にひっそりと学園生活を送っていた瑠衣(るい)。
ある日偶然に自分をターゲットに告白という名の罰ゲームが行われることを知ってしまう。それを実行することになったのは学園の人気者で同級生の昴流(すばる)。
更に1ヶ月以内に昴流が瑠衣を口説き落とし好きだと言わせることが出来るかということを新しい賭けにしようとしている事に憤りを覚えた瑠衣は一計を案じ、自分の方から先に告白をし、その直後に全てを知っていると種明かしをすることで、早々に馬鹿げたゲームに決着をつけてやろうと考える。しかし、この告白が原因で事態は瑠衣の想定とは違った方向に動きだし……。
テンプレの罰ゲーム告白ものです。
表紙イラストは、かさしま様より描いていただきました!
ムーンライトノベルズでも同時公開。
風紀委員長様は王道転校生がお嫌い
八(八月八)
BL
※11/12 10話後半を加筆しました。
11/21 登場人物まとめを追加しました。
【第7回BL小説大賞エントリー中】
山奥にある全寮制の名門男子校鶯実学園。
この学園では、各委員会の委員長副委員長と、生徒会執行部が『役付』と呼ばれる特権を持っていた。
東海林幹春は、そんな鶯実学園の風紀委員長。
風紀委員長の名に恥じぬ様、真面目実直に、髪は七三、黒縁メガネも掛けて職務に当たっていた。
しかしある日、突如として彼の生活を脅かす転入生が現われる。
ボサボサ頭に大きなメガネ、ブカブカの制服に身を包んだ転校生は、元はシングルマザーの田舎育ち。母の再婚により理事長の親戚となり、この学園に編入してきたものの、学園の特殊な環境に慣れず、あくまでも庶民感覚で突き進もうとする。
おまけにその転校生に、生徒会執行部の面々はメロメロに!?
そんな転校生がとにかく気に入らない幹春。
何を隠そう、彼こそが、中学まで、転校生を凌ぐ超極貧ド田舎生活をしてきていたから!
※11/12に10話加筆しています。
暗殺者は王子に溺愛される
竜鳴躍
BL
ヘマをして傷つき倒れた暗殺者の青年は、王子に保護される。孤児として組織に暗殺者として育てられ、頑なだった心は、やがて王子に溺愛されて……。
本編後、番外編あります。
そばかす糸目はのんびりしたい
楢山幕府
BL
由緒ある名家の末っ子として生まれたユージン。
母親が後妻で、眉目秀麗な直系の遺伝を受け継がなかったことから、一族からは空気として扱われていた。
ただ一人、溺愛してくる老いた父親を除いて。
ユージンは、のんびりするのが好きだった。
いつでも、のんびりしたいと思っている。
でも何故か忙しい。
ひとたび出張へ出れば、冒険者に囲まれる始末。
いつになったら、のんびりできるのか。もう開き直って、のんびりしていいのか。
果たして、そばかす糸目はのんびりできるのか。
懐かれ体質が好きな方向けです。
ある日、人気俳優の弟になりました。2
雪 いつき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。穏やかで真面目で王子様のような人……と噂の直柾は「俺の命は、君のものだよ」と蕩けるような笑顔で言い出し、大学の先輩である隆晴も優斗を好きだと言い出して……。
平凡に生きたい(のに無理だった)19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の、更に溺愛生活が始まる――。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する幼少中高大院までの一貫校だ。しかし学校の規模に見合わず生徒数は一学年300人程の少人数の学院で、他とは少し違う校風の学院でもある。
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語
心からの愛してる
マツユキ
BL
転入生が来た事により一人になってしまった結良。仕事に追われる日々が続く中、ついに体力の限界で倒れてしまう。過労がたたり数日入院している間にリコールされてしまい、あろうことか仕事をしていなかったのは結良だと噂で学園中に広まってしまっていた。
全寮制男子校
嫌われから固定で溺愛目指して頑張ります
※話の内容は全てフィクションになります。現実世界ではありえない設定等ありますのでご了承ください
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる