11 / 13
始の太刀 天命の魔剣
第10話 一縷の光明
しおりを挟む
――某がお嬢様の婿になるように、と仰せつかりました。
カイルの言葉に、ローザリッタはやっぱり、という顔をする。
「……驚かれませんね」
「あ、いえ、ちょうどヴィオラとそういう話をしていたので……」
「予測的中だな」
湯浴みの最中にヴィオラが振ってきた他愛ない話題。驚きはしなかったが、いざ現実だと知らされると、どうしても心がざわついてしまう。
「……それで、なんて答えたんですか?」
「急な話だったので混乱しています。考える時間をください、と正直に答えましたよ」
カイルは困ったような笑みを浮かべた。
それはそうだと、ローザリッタも思う。元服するつもりだったのに、朝起きてすぐなかったことにされていた。唐突な話はお互い様。それでも、思わずマルクスに食って掛かった彼女と違って、カイルは自己分析を交えながら冷静に話を進めている。それに比べれば、まだまだ自分は子供なのだな、と痛感してしまう。
「明日までに返事を聞かせろ、とのことでした。お館様は、近々、親族会議を開くそうです。この件で某が了承すれば、そこで正式に宣言すると仰っていました」
ローザリッタはマルクスの手回しの良さに唖然とする。勝負を言い渡されてから半日と経っていないにも関わらず、着実に包囲網が完成しようとしていた。逃げ場がない。成功させるしかない。そういう重圧が双肩に圧し掛かってくる。もしかしたら、それもマルクスの狙いかも知れなかった。
「返事も何も、分家の立場じゃ断れないだろ」
カイルの物言いに、ヴィオラが口を挟んだ。いくら血縁とはいえ、所詮は傍系に過ぎない。本家の命令は、分家の人間からすれば王の勅令に等しいものである。
「ええ。家長の命とあれば従わざるを得ません。それが分家の定めです。それでも考える時間をくれたのは、分家に対しての誠意でしょう。もし、お館様が権力を使って強引に従わせようとすれば、どうしても軋轢が生まれますからね」
マルクス自身はとても温和な領主として通っている。反対意見を権威や実績でねじ伏せる強硬手段を取る側面があるのも事実だが、常にそれを行使しているわけではない。本家と分家が協力して領地経営をしている以上、それぞれの立場や意見を踏まえたうえで政策を実行する。
灯篭斬りの試練に対して、ローザリッタに七日の猶予を与えたのは父としての恩情だけではなく、そういった関係各所への説明と根回しの期間を要するからだ。
「それに、某自身、お館様には師範代に取り立てていただいたご恩があります。常々、そのご恩に報いたいとは思っていました」
マルクスが当主になってから、一族の中での年功序列の意識は薄くなっていた。騎士団時代に苦い経験をしている彼は、人的資材を適材適所に運用する術を会得している。ヴィオラやカイルといった若い人材が重要な役職に就いているのがその証拠だろう。そういった寛容さは他家ではなかなか見られない。
「ですが。それでも某は、お断りしようと思っているんですよ」
「――え?」
その言葉にこそ、ローザリッタは驚いた。
分家と本家の格差は語った通り。さらに、個人的な恩義もあるとすれば断るなどという選択肢はない。なのに――
「おいこら。お嬢の何が不満だ」
ヴィオラが眉を逆立て、カイルに詰め寄った。
「こんな可愛くて、胸が大きくて、若い嫁さんなんてなかなかいないぞ。それを断るたぁ、どんな了見だ」
「お嬢様に不満を抱くなど恐れ多いことです。不満があるのは、某自身に対してですよ」
ヴィオラの凶眼に物怖じせず、カイルは続ける。
「妻にとなる女よりも弱い男に、果たして夫が務まるのでしょうか。妻に守られる夫に、周囲はどんな感情を抱くでしょうか。家長の隣に立つということがどういうことなのか、某は知っているつもりです」
権力を持つ者は往々にして誹謗中傷の的になる。伯爵家の婿ともなれば、将来的に社交界にも参列することもあるだろう。その時、真っ先に与えられるのは『女より弱い婿』という烙印だ。そういった悪評はどんどん陰湿に、陰惨になっていって自信を苦しめるだろう。なまじ近縁であるばかりに、そういった未来が生々しく想像できてしまう。
「お嬢様に負けるようになってから、某は一層の修練を重ねました。今なら、お嬢様に届くかもしれない。それでもし、お嬢様から一本取り返すことができれば、自信を持って縁談を受けることができる。そう思いました」
「それでわたしに手合わせを……」
「はい。ですが、ご覧の通りです」
カイルは肩をすくめる。試合の結果は完敗。修行を積み重ねてなお、さらに水をあけられてしまった。
「それに何より――」
カイルはヴィオラをそっと押しのけ、ローザリッタに歩み寄った。膝を曲げ、彼女の視線の高さに合わせる。
「お嬢様――いや、ローザ」
カイルの口調が変わった。いや、戻ったのだ。ローザリッタが剣を学び始める前の、幼き日々のものに。
そして、優しい笑顔でこう言った。
「某はな、おこぼれでお前を娶るなんてしたくない。某と何の関係ない親子喧嘩の勝ち負けで、棚ぼたのように転がり込んできた縁談なんて、あまりにもかっこ悪くて受けたくないんだよ。どうせ娶るのなら、ちゃんとお前に試合で勝って、堂々と求婚する。それが男ってもんだろう?」
「……カイルお兄様」
そう真摯に告げるカイルに、ローザリッタの口調も戻った。
「お館様には明日、きちんとお断りを申し出るよ」
「でも、それじゃ、お兄様の立場が……」
「なに、心配するな。某は、お前より年上なんだぞ。処世術の一つや二つ、身に付けているつもりだ。それにな、お前が灯篭を斬ってしまえば、そもそもこの話はなかったことになる。だから、ローザ。何としても灯篭を斬ってくれ。そして、やりたいことをやってこい」
そう言った、カイルはローザリッタの肩を力強く叩く。
望外の激励に目頭が熱くなった。双肩に圧し掛かっていた重りが吹き飛び、心が軽くなった思いだ。
「……ありがとうございます。最後の最後まで頑張ります」
自分を応援してくれる人など、ヴィオラ以外にいないと思っていたからだ。この人の献身に応えられるよう、何としてもお父様との勝負に勝とう――彼女は新たに心に決めた。
「――とりあえず、この刀は早めに研ぎ師に見せたほうがよろしいでしょう」
お兄様としての話はおしまい、とばかりにカイルの口調が『師範代』に戻る。
「芯は折れていないようですが、どこに疲労が蓄積しているかわかりませんから。次は折れ飛ばないとも限りません。御用達の研ぎ師を呼ぶのは簡単ですが、久しぶりに鍛治町まで降りてみてはいかがです?」
「鍛冶町へ?」
「はい。あそこにはモリスト地方の刀剣製造の要。ひょっとすれば、何らかの足掛かりになるような情報が転がっているかもしれませんよ」
「なるほど……!」
はっとしたローザリッタが手を打った。
どんな街にも鍛冶町はあるものだが、剣の大家のお久元であるシルネオの鍛冶町は、モリスト地方の刀剣を一手に引き受ける生産拠点である。刀剣製造にまつわる、あらゆる職員が集まって、日々、切磋琢磨しながら腕を磨き合っている。
さらに、〈モリスト詣〉での影響でますます各地から剣客たちが集まるようになったため、その技術はますます先鋭化するばかりだ。
その顧客の中には、岩石の類を斬ったことのある剣士がいるかもしれない。あるいは、岩を斬った刀剣を手入れしたことのある研ぎ師がいるかもしれない。直接、会話をすることができなくても、何らかの手がかりを得ることができるかもしれない。
暗雲が立ち込めていた道行に、ローザリッタは一縷の光明を見出した。
「言われてみれば、確かに! さすがは師範代!」
「いえ。追い詰められている時は、どうしても視野が狭くなるものですから」
「ご助言、痛み入ります! では、さっそく!」
「おい、お嬢! ちょっと待てって!」
ローザリッタは笑顔でカイルに一礼をすると、踵を返して駆け出した。その後を、慌ててヴィオラが追いかける。
道場にはカイルがただ一人、残された。
「……と、大見えを切ったものの。断り文句なんて思いつかないぞ。やれやれ、どうしたものかな……」
カイルはがりがりと後頭部を掻く。
権威に反抗しようと思えば相当な勇気が要る。それも、正当な理由がない、感情論によるものならなおのこと。しかし、二人の前でかっこつけた点前、それを反故にすることはできない。それは男の沽券に関わる問題だ。
「まあ、なんとかするしかないか」
妹弟子が立ち向かっている困難に比べれば、恩義あるお館様に歯向かうくらい、どうとでもなるだろう。カイルは前向きに考えることにした。
カイルの言葉に、ローザリッタはやっぱり、という顔をする。
「……驚かれませんね」
「あ、いえ、ちょうどヴィオラとそういう話をしていたので……」
「予測的中だな」
湯浴みの最中にヴィオラが振ってきた他愛ない話題。驚きはしなかったが、いざ現実だと知らされると、どうしても心がざわついてしまう。
「……それで、なんて答えたんですか?」
「急な話だったので混乱しています。考える時間をください、と正直に答えましたよ」
カイルは困ったような笑みを浮かべた。
それはそうだと、ローザリッタも思う。元服するつもりだったのに、朝起きてすぐなかったことにされていた。唐突な話はお互い様。それでも、思わずマルクスに食って掛かった彼女と違って、カイルは自己分析を交えながら冷静に話を進めている。それに比べれば、まだまだ自分は子供なのだな、と痛感してしまう。
「明日までに返事を聞かせろ、とのことでした。お館様は、近々、親族会議を開くそうです。この件で某が了承すれば、そこで正式に宣言すると仰っていました」
ローザリッタはマルクスの手回しの良さに唖然とする。勝負を言い渡されてから半日と経っていないにも関わらず、着実に包囲網が完成しようとしていた。逃げ場がない。成功させるしかない。そういう重圧が双肩に圧し掛かってくる。もしかしたら、それもマルクスの狙いかも知れなかった。
「返事も何も、分家の立場じゃ断れないだろ」
カイルの物言いに、ヴィオラが口を挟んだ。いくら血縁とはいえ、所詮は傍系に過ぎない。本家の命令は、分家の人間からすれば王の勅令に等しいものである。
「ええ。家長の命とあれば従わざるを得ません。それが分家の定めです。それでも考える時間をくれたのは、分家に対しての誠意でしょう。もし、お館様が権力を使って強引に従わせようとすれば、どうしても軋轢が生まれますからね」
マルクス自身はとても温和な領主として通っている。反対意見を権威や実績でねじ伏せる強硬手段を取る側面があるのも事実だが、常にそれを行使しているわけではない。本家と分家が協力して領地経営をしている以上、それぞれの立場や意見を踏まえたうえで政策を実行する。
灯篭斬りの試練に対して、ローザリッタに七日の猶予を与えたのは父としての恩情だけではなく、そういった関係各所への説明と根回しの期間を要するからだ。
「それに、某自身、お館様には師範代に取り立てていただいたご恩があります。常々、そのご恩に報いたいとは思っていました」
マルクスが当主になってから、一族の中での年功序列の意識は薄くなっていた。騎士団時代に苦い経験をしている彼は、人的資材を適材適所に運用する術を会得している。ヴィオラやカイルといった若い人材が重要な役職に就いているのがその証拠だろう。そういった寛容さは他家ではなかなか見られない。
「ですが。それでも某は、お断りしようと思っているんですよ」
「――え?」
その言葉にこそ、ローザリッタは驚いた。
分家と本家の格差は語った通り。さらに、個人的な恩義もあるとすれば断るなどという選択肢はない。なのに――
「おいこら。お嬢の何が不満だ」
ヴィオラが眉を逆立て、カイルに詰め寄った。
「こんな可愛くて、胸が大きくて、若い嫁さんなんてなかなかいないぞ。それを断るたぁ、どんな了見だ」
「お嬢様に不満を抱くなど恐れ多いことです。不満があるのは、某自身に対してですよ」
ヴィオラの凶眼に物怖じせず、カイルは続ける。
「妻にとなる女よりも弱い男に、果たして夫が務まるのでしょうか。妻に守られる夫に、周囲はどんな感情を抱くでしょうか。家長の隣に立つということがどういうことなのか、某は知っているつもりです」
権力を持つ者は往々にして誹謗中傷の的になる。伯爵家の婿ともなれば、将来的に社交界にも参列することもあるだろう。その時、真っ先に与えられるのは『女より弱い婿』という烙印だ。そういった悪評はどんどん陰湿に、陰惨になっていって自信を苦しめるだろう。なまじ近縁であるばかりに、そういった未来が生々しく想像できてしまう。
「お嬢様に負けるようになってから、某は一層の修練を重ねました。今なら、お嬢様に届くかもしれない。それでもし、お嬢様から一本取り返すことができれば、自信を持って縁談を受けることができる。そう思いました」
「それでわたしに手合わせを……」
「はい。ですが、ご覧の通りです」
カイルは肩をすくめる。試合の結果は完敗。修行を積み重ねてなお、さらに水をあけられてしまった。
「それに何より――」
カイルはヴィオラをそっと押しのけ、ローザリッタに歩み寄った。膝を曲げ、彼女の視線の高さに合わせる。
「お嬢様――いや、ローザ」
カイルの口調が変わった。いや、戻ったのだ。ローザリッタが剣を学び始める前の、幼き日々のものに。
そして、優しい笑顔でこう言った。
「某はな、おこぼれでお前を娶るなんてしたくない。某と何の関係ない親子喧嘩の勝ち負けで、棚ぼたのように転がり込んできた縁談なんて、あまりにもかっこ悪くて受けたくないんだよ。どうせ娶るのなら、ちゃんとお前に試合で勝って、堂々と求婚する。それが男ってもんだろう?」
「……カイルお兄様」
そう真摯に告げるカイルに、ローザリッタの口調も戻った。
「お館様には明日、きちんとお断りを申し出るよ」
「でも、それじゃ、お兄様の立場が……」
「なに、心配するな。某は、お前より年上なんだぞ。処世術の一つや二つ、身に付けているつもりだ。それにな、お前が灯篭を斬ってしまえば、そもそもこの話はなかったことになる。だから、ローザ。何としても灯篭を斬ってくれ。そして、やりたいことをやってこい」
そう言った、カイルはローザリッタの肩を力強く叩く。
望外の激励に目頭が熱くなった。双肩に圧し掛かっていた重りが吹き飛び、心が軽くなった思いだ。
「……ありがとうございます。最後の最後まで頑張ります」
自分を応援してくれる人など、ヴィオラ以外にいないと思っていたからだ。この人の献身に応えられるよう、何としてもお父様との勝負に勝とう――彼女は新たに心に決めた。
「――とりあえず、この刀は早めに研ぎ師に見せたほうがよろしいでしょう」
お兄様としての話はおしまい、とばかりにカイルの口調が『師範代』に戻る。
「芯は折れていないようですが、どこに疲労が蓄積しているかわかりませんから。次は折れ飛ばないとも限りません。御用達の研ぎ師を呼ぶのは簡単ですが、久しぶりに鍛治町まで降りてみてはいかがです?」
「鍛冶町へ?」
「はい。あそこにはモリスト地方の刀剣製造の要。ひょっとすれば、何らかの足掛かりになるような情報が転がっているかもしれませんよ」
「なるほど……!」
はっとしたローザリッタが手を打った。
どんな街にも鍛冶町はあるものだが、剣の大家のお久元であるシルネオの鍛冶町は、モリスト地方の刀剣を一手に引き受ける生産拠点である。刀剣製造にまつわる、あらゆる職員が集まって、日々、切磋琢磨しながら腕を磨き合っている。
さらに、〈モリスト詣〉での影響でますます各地から剣客たちが集まるようになったため、その技術はますます先鋭化するばかりだ。
その顧客の中には、岩石の類を斬ったことのある剣士がいるかもしれない。あるいは、岩を斬った刀剣を手入れしたことのある研ぎ師がいるかもしれない。直接、会話をすることができなくても、何らかの手がかりを得ることができるかもしれない。
暗雲が立ち込めていた道行に、ローザリッタは一縷の光明を見出した。
「言われてみれば、確かに! さすがは師範代!」
「いえ。追い詰められている時は、どうしても視野が狭くなるものですから」
「ご助言、痛み入ります! では、さっそく!」
「おい、お嬢! ちょっと待てって!」
ローザリッタは笑顔でカイルに一礼をすると、踵を返して駆け出した。その後を、慌ててヴィオラが追いかける。
道場にはカイルがただ一人、残された。
「……と、大見えを切ったものの。断り文句なんて思いつかないぞ。やれやれ、どうしたものかな……」
カイルはがりがりと後頭部を掻く。
権威に反抗しようと思えば相当な勇気が要る。それも、正当な理由がない、感情論によるものならなおのこと。しかし、二人の前でかっこつけた点前、それを反故にすることはできない。それは男の沽券に関わる問題だ。
「まあ、なんとかするしかないか」
妹弟子が立ち向かっている困難に比べれば、恩義あるお館様に歯向かうくらい、どうとでもなるだろう。カイルは前向きに考えることにした。
0
あなたにおすすめの小説
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる