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68.収入源(2)
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「なんか、久しぶりだな。」
そこは、まだ壁を建設中の街。
俺が作ろうとしている街。
1ヶ月も経っていないのに、懐かしく思う。
ダンジョンをクリアした後、宿屋で1日疲れを癒し直ぐ様帰った。
ダンジョンに潜っている間は、時間感覚があまりなくどのくらい潜っていたのか分からなかったが、どうやら3週間経過していたようだ。
もっとゆっくりしても良かったのだが、魔石を無限に手に入れられるようになった今、俺がやろうとしていたが不可能だった事も可能となった。
そのため、やりたいことがたくさん出来たのでさっさと帰ってきたのだ。
「お帰りなさいませ、バルト様。」
屋敷に帰ると、シルフィが出迎えてくれた。
部屋から俺の姿を見つけ、玄関の前で待っていたのだろう。
「お帰りなの!」
「お帰りなさい!」
その声を聞いたシャルとクレアが、自室から出て来て物凄い勢いで飛びついてきた。
「ははは、ただいまシャル、クレア。良い子にしてたか?」
『うん!』
二人の返事がキレイにハモる。
「シルフィもただいま。何もなかったですか?」
「はい。全て順調です。」
「そうですか。ありがとうございます。取り敢えずこの半月の報告書を見せて貰えますか。」
「はい。お持ちいたします。」
「ごめんな。俺は今からまた仕事だから、夜ご飯の時にいっぱいお話しような。」
「はーい!お仕事頑張ってね!」
「頑張れなの!」
二人と別れた俺は仕事部屋に向かう。
そこには既に、シルフィが書類を用意していた。
実に準備の良いことで。
「ありがとうございます。」
用意された書類を読み、この半月の収支や民からの依頼内容などを確認していく。
犯罪率や揉め事の増加か。
これは問題だな。
この街にはまだ自警団が存在しない。
そのため犯罪者を捕まえることも、揉め事を仲裁することもできない。
「これは自警団を作った方がいいかな。また、奴隷を使うべきですかね。」
「奴隷がそのような地位につくと、市民から反発を買う可能性があります。なぜ、奴隷に指図されないといけないのかと。揉め事の相手は冷静ではないので、奴隷が止めにはいると反って悪化する可能性もあります。」
その可能性もあるのか。
何でもかんでも奴隷にさせるのはダメなんだな。
「それなら、新しく雇うしかないですね。細かいことはシルフィに任せるので宜しくお願いします。」
「かしこまりました。」
後は、特に問題は無いようだが……やはり場所がなくなってきたな。
多くの商人や平民からの居住依頼に対し、土地が狭いがために足りない。
新たに壁を建設してはいるのだが、そこも既に応募が殺到しておりこのペースで応募が来ると、直ぐに足りなくなってしまうので抽選を行うことになった。
領土を広げるには戦争で武勲を挙げるか、王に貢ぎ物を贈るかが一般的である。
戦争には出来れば参加したくないので、そうなると貢ぎ物になるのだが――まあ、それはあいつ次第だな。
「概ね良好ですね。さてと、シルフィには話しておかないとね。」
俺はダンジョンで手に入れた指輪の力をシルフィに話した。
この力は軽々しく誰かに話して良いような話ではない。
シルフィを信頼しているからこそ話すのだ。
また、シルフィは俺にとっての相談役。
考えが似ているがために、良い意見を聞くことが出来る。
本当なら、全く考えが違うやつが1人はいた方がいいのだろうが、それだと話が進まなくなるので止めている。
「それは、凄い力ですね。ですが、この事が明るみに出ればいろんな人にその力を狙われることになると思います。そうでなくても国王に知られれば、献上しなければならなくなると思いますが。」
「その通りです。ですから、慎重に使用していかなければなりません。取り敢えずは、1日50~100個ずつ生産して行こうと思います。」
「後は、怪しまれないように専門の冒険者を雇う、または魔石を卸してくれる冒険者を探すべきだと思います。そうしないと、魔石をそのままの状態で販売すると怪しまれる可能性があります。」
「そうですね。魔石を転売するのはあまり利益が出ないですから、大抵の人はそんなことをせず卸してくれる冒険者を探しますからね。魔法を込めて販売するなら別ですが――」
冒険者は大抵、冒険者ギルドに魔石を売る。
ギルドでは品質が悪いのでも、最低銅貨10枚で買い取っている。
それがギルドから商人に販売されるときには、大体銅貨30枚ぐらいになる。
そして商人が冒険者達に販売するときには、銅貨50枚になる。
最低ランクの品質で相場が銅貨50枚だ。
最低ランクなだけに、魔法の使用回数も1回限りでしかも強力な魔法は使用不可だ。
それでも銅貨50枚の価値があるのだ。
なのに、仲介に卸業者何かを挟んでいたら、元値が上がるため利益が少なくなる。
それなら販売額を上げればと思うかもしれないが、相場――銅貨50枚以上の値段では買い手は中々つかない。
だからこそ、出来るだけ安く手に入れるために、加工していない魔石を取り扱っている商人は、専門の冒険者を雇うか卸してくれる冒険者を探すのだ。
指輪の力で作れる魔石は、最高ランクの品質――試しに鑑定してもらった。
となるとAランク以上の冒険者を雇わなければ辻褄があわない。
だが、ダンジョンで金を稼いでいるAランクの冒険者には既に卸し相手が決まっている場合がほとんどだろう。
そのため、いまの卸し相手より高い値段で買い取る必要があるだろう。
金はかなり掛かるだろうが、それ以上に利益が出るので問題はない。
「月に50~100個も卸せれば取り敢えずは十分です。それで何名かの有力な冒険者に依頼してみてください。こちらの利益は赤字にさえならなければ度外視して大丈夫ですので、あちらの言い値で卸してもらってください。」
最高ランクの魔石は、金貨10枚で冒険者ギルドは買い取っている。
それが、冒険者などに販売されるときには金貨30枚になっている。
最高ランクの魔石にもなると、30年は毎日使い続けることが出来るらしい。
そもそも魔石の構造としては、魔石自体に魔力があり、込められた魔法の構造を読み取り自身の魔力を使って放出している。
最高ランクの魔石は、魔力がめっちゃ含まれており超巨大魔法でもない限り30年は大丈夫なのだ。
しかも、Aランクの冒険者も数が少ないため取れる量も少ない。
さらに、実際にAランクの冒険者の適正階層で、最高ランクの魔石が出るのは100分の1の確率である。
そのため、これだけ高額なのだ。
その数少ないAランクの冒険者に卸してもらうために、言い値で買い取ってと言ったのは、極端な話し金貨29枚と銀貨99枚と銅貨99枚で買い取って、金貨30枚で販売しても良いのだ――まあ、販売までにかかる人件費などもあるので、実際にその値段で買い取ると赤字になってしまうのだが。
なぜなら、Aランクの冒険者から買い取ったものに加え、俺が指輪の力で作った魔石をいくつか入れるからだ。
その魔石は、原価がほぼ0円なので売った値段がそのまま利益となる。
つまり、冒険者から買い取る魔石はフェイクなので利益がでなくても構わないのだ――出るに越したことはないのだけどね。
さてと、これで金の心配はなくなったわけで、次は領地拡大だな。
そこは、まだ壁を建設中の街。
俺が作ろうとしている街。
1ヶ月も経っていないのに、懐かしく思う。
ダンジョンをクリアした後、宿屋で1日疲れを癒し直ぐ様帰った。
ダンジョンに潜っている間は、時間感覚があまりなくどのくらい潜っていたのか分からなかったが、どうやら3週間経過していたようだ。
もっとゆっくりしても良かったのだが、魔石を無限に手に入れられるようになった今、俺がやろうとしていたが不可能だった事も可能となった。
そのため、やりたいことがたくさん出来たのでさっさと帰ってきたのだ。
「お帰りなさいませ、バルト様。」
屋敷に帰ると、シルフィが出迎えてくれた。
部屋から俺の姿を見つけ、玄関の前で待っていたのだろう。
「お帰りなの!」
「お帰りなさい!」
その声を聞いたシャルとクレアが、自室から出て来て物凄い勢いで飛びついてきた。
「ははは、ただいまシャル、クレア。良い子にしてたか?」
『うん!』
二人の返事がキレイにハモる。
「シルフィもただいま。何もなかったですか?」
「はい。全て順調です。」
「そうですか。ありがとうございます。取り敢えずこの半月の報告書を見せて貰えますか。」
「はい。お持ちいたします。」
「ごめんな。俺は今からまた仕事だから、夜ご飯の時にいっぱいお話しような。」
「はーい!お仕事頑張ってね!」
「頑張れなの!」
二人と別れた俺は仕事部屋に向かう。
そこには既に、シルフィが書類を用意していた。
実に準備の良いことで。
「ありがとうございます。」
用意された書類を読み、この半月の収支や民からの依頼内容などを確認していく。
犯罪率や揉め事の増加か。
これは問題だな。
この街にはまだ自警団が存在しない。
そのため犯罪者を捕まえることも、揉め事を仲裁することもできない。
「これは自警団を作った方がいいかな。また、奴隷を使うべきですかね。」
「奴隷がそのような地位につくと、市民から反発を買う可能性があります。なぜ、奴隷に指図されないといけないのかと。揉め事の相手は冷静ではないので、奴隷が止めにはいると反って悪化する可能性もあります。」
その可能性もあるのか。
何でもかんでも奴隷にさせるのはダメなんだな。
「それなら、新しく雇うしかないですね。細かいことはシルフィに任せるので宜しくお願いします。」
「かしこまりました。」
後は、特に問題は無いようだが……やはり場所がなくなってきたな。
多くの商人や平民からの居住依頼に対し、土地が狭いがために足りない。
新たに壁を建設してはいるのだが、そこも既に応募が殺到しておりこのペースで応募が来ると、直ぐに足りなくなってしまうので抽選を行うことになった。
領土を広げるには戦争で武勲を挙げるか、王に貢ぎ物を贈るかが一般的である。
戦争には出来れば参加したくないので、そうなると貢ぎ物になるのだが――まあ、それはあいつ次第だな。
「概ね良好ですね。さてと、シルフィには話しておかないとね。」
俺はダンジョンで手に入れた指輪の力をシルフィに話した。
この力は軽々しく誰かに話して良いような話ではない。
シルフィを信頼しているからこそ話すのだ。
また、シルフィは俺にとっての相談役。
考えが似ているがために、良い意見を聞くことが出来る。
本当なら、全く考えが違うやつが1人はいた方がいいのだろうが、それだと話が進まなくなるので止めている。
「それは、凄い力ですね。ですが、この事が明るみに出ればいろんな人にその力を狙われることになると思います。そうでなくても国王に知られれば、献上しなければならなくなると思いますが。」
「その通りです。ですから、慎重に使用していかなければなりません。取り敢えずは、1日50~100個ずつ生産して行こうと思います。」
「後は、怪しまれないように専門の冒険者を雇う、または魔石を卸してくれる冒険者を探すべきだと思います。そうしないと、魔石をそのままの状態で販売すると怪しまれる可能性があります。」
「そうですね。魔石を転売するのはあまり利益が出ないですから、大抵の人はそんなことをせず卸してくれる冒険者を探しますからね。魔法を込めて販売するなら別ですが――」
冒険者は大抵、冒険者ギルドに魔石を売る。
ギルドでは品質が悪いのでも、最低銅貨10枚で買い取っている。
それがギルドから商人に販売されるときには、大体銅貨30枚ぐらいになる。
そして商人が冒険者達に販売するときには、銅貨50枚になる。
最低ランクの品質で相場が銅貨50枚だ。
最低ランクなだけに、魔法の使用回数も1回限りでしかも強力な魔法は使用不可だ。
それでも銅貨50枚の価値があるのだ。
なのに、仲介に卸業者何かを挟んでいたら、元値が上がるため利益が少なくなる。
それなら販売額を上げればと思うかもしれないが、相場――銅貨50枚以上の値段では買い手は中々つかない。
だからこそ、出来るだけ安く手に入れるために、加工していない魔石を取り扱っている商人は、専門の冒険者を雇うか卸してくれる冒険者を探すのだ。
指輪の力で作れる魔石は、最高ランクの品質――試しに鑑定してもらった。
となるとAランク以上の冒険者を雇わなければ辻褄があわない。
だが、ダンジョンで金を稼いでいるAランクの冒険者には既に卸し相手が決まっている場合がほとんどだろう。
そのため、いまの卸し相手より高い値段で買い取る必要があるだろう。
金はかなり掛かるだろうが、それ以上に利益が出るので問題はない。
「月に50~100個も卸せれば取り敢えずは十分です。それで何名かの有力な冒険者に依頼してみてください。こちらの利益は赤字にさえならなければ度外視して大丈夫ですので、あちらの言い値で卸してもらってください。」
最高ランクの魔石は、金貨10枚で冒険者ギルドは買い取っている。
それが、冒険者などに販売されるときには金貨30枚になっている。
最高ランクの魔石にもなると、30年は毎日使い続けることが出来るらしい。
そもそも魔石の構造としては、魔石自体に魔力があり、込められた魔法の構造を読み取り自身の魔力を使って放出している。
最高ランクの魔石は、魔力がめっちゃ含まれており超巨大魔法でもない限り30年は大丈夫なのだ。
しかも、Aランクの冒険者も数が少ないため取れる量も少ない。
さらに、実際にAランクの冒険者の適正階層で、最高ランクの魔石が出るのは100分の1の確率である。
そのため、これだけ高額なのだ。
その数少ないAランクの冒険者に卸してもらうために、言い値で買い取ってと言ったのは、極端な話し金貨29枚と銀貨99枚と銅貨99枚で買い取って、金貨30枚で販売しても良いのだ――まあ、販売までにかかる人件費などもあるので、実際にその値段で買い取ると赤字になってしまうのだが。
なぜなら、Aランクの冒険者から買い取ったものに加え、俺が指輪の力で作った魔石をいくつか入れるからだ。
その魔石は、原価がほぼ0円なので売った値段がそのまま利益となる。
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