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全体訓練
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マリの訓練を終えたカズマはシャワーを浴びた後、マナに食事を持って来させる。
カズマ:「メイは起きたか?」
カズマが聞くとマナは首を横にブンブン振った。
ハーとため息をつきカズマはメイの部屋に向かう。
メイの部屋の前に来ると扉をドンドンと叩く。
カズマ:「メイ起きろ!いつまで寝てんだ!」
何回かドンドンと扉を叩いた後にメイが目をこすりながら扉を開ける。
メイ:「パーパ・・・おはよ・・・」
メイはまだ起きたばかりで寝ぼけていた。
カズマ:「おはよじゃねぇよ!もう八時だ!訓練するっつったろ?!とっととシャワー浴びて支度しろ!」
メイ:「あい~・・・」
気の抜けた返事をした後メイは部屋に戻り服をポイポイと脱ぎ捨てる。
カズマ:「オマエいい歳した女の子が簡単に男の前でスッポンポンになってんじゃねぇよ!」
その言葉を聞いてメイがニヤーと笑う。
メイ:「見たいくせに・・・エロガッパ・・・」
カズマ:「るせぇ!クソガキ!とっとと準備しろってんだ!」
カズマはバスタオルをメイの顔面にぶつける。
メイは全裸にバスタオルを頭にのせてフラフラと浴室へ向かった。
カズマ:「ハー、頭いてぇ・・・」
カズマは頭を押さえてため息をついた。
メイがシャワーをあびて頭をスッキリさせた頃にはマナが食事を持ってきてくれていた。
カズマは待っている時間がおしかったのでコンピュータールームへ向かった。
メイの武器を4Dプリンターで作成する。
メイが食事を終えコンピュータールームにやってくる。
メイ:「今日は外で訓練する。こいつをつけろ。」
カズマが渡したのはナックルガード。
拳のところがやや厚い。
カズマはメイを馬にのせて城門まで来る。
城門周辺には草原が広がっている。
カズマ:「今日はコンビネーションの訓練だ。オマエはあの木を敵に見立てて攻撃しろ。俺が後にピッタリついて、打ち漏らした時のフォローをする。」
メイは木に突進してパンチを二発打つ。
その後にカズマが木刀で木を斬りつける。
カズマ:「OK!じゃあもう一度同じ動きをしてくれ。動画を撮る。」
メイは再び木に突進する。
カズマはその後をピッタリついて動画を撮影している。
メイが木にパンチを二発打つ。
カズマ:「OK!次はこっちの角度から同じ動きを撮る。」
何パターンかのメイの攻撃シーンを撮ったあとカズマはメイと草原で組手をはじめた。
カズマ:「不用意に飛び蹴りをするな!空中では身動きがとれない。相手の体勢を崩してから飛べ。」
メイ:「ハイ、先生」
徐々にメイの動きもシャープになっていく。
カズマ:「そうだ。動きに無駄がなくなってきた。そのスピードをできるだけ保て。」
メイ:「ハイ、先生」
二人は一時間程組手を続けて汗だくだった。
カズマ:「よし、この位で切り上げるぞ。」
メイ:「えーまだパーパと訓練したい。」
カズマ:「寝坊したオマエが悪い。明日も同じ時間に訓練開始する。8時半に訓練できるように起きろよ。」
メイ:「ハーイ・・・」
メイは不服そうだがこれもカズマの躾だと我慢したようだ。
二人はまた馬に乗って城に戻った。
城に戻ると一旦シャワーを浴びて二人は闘技場を視察しに行った。
闘技場は予想以上に盛況だった。
訓練を望む者で溢れかえっていて、ドグマとシュウは人だかりに囲まれていた。
ドグマ:「おお、カズマ。いいところに来た。人が多すぎて教えきれん。なんとかしてくれ。」
カズマ:「わかった。」
そう言うとカズマは拡声器を取り出した。
カズマ:「えー皆さんお静かに!今から一斉訓練を行います。まずは刀の訓練を希望の人はシュウの前に一列に並んで。シュウおまえは向こうに行け。」
シュウ:「ハイ、刀の訓練はこちらに来てください。」
シュウが闘技場の奥に向かうとその後を一列に希望者がついていく。
カズマ:「次、槍の訓練を希望の人はドグマの前に一列に並んで。オッサン、アンタはあっちだ。」
ドグマ:「槍の訓練は向こうで行う!一列でついてこい!」
ドグマが怒鳴ると槍の訓練希望者は一列に並び闘技場の右手に移動した。
カズマ:「残りHighpressuregunの訓練はあの的がある所に行く。一列になって俺についてきてくれ。」
カズマがHighpressuregunの的のある方へ移動するとぞろぞろと人がついていく。
的のある所へつくとカズマは的のひとつにHighpressuregunを撃ち込んだ。
ギューンと音がした後スドンと的のところで爆発音がする。
カズマ:「このガンを的に向けて引き金を引くだけだが的にあたらなければスドンと音はしない。的は10あるからその前に並んでくれ。できるだけ分散してな。」
10の的の前にそれぞれ5人ずつならばせた後、先頭の者から順番にHighpressuregunを撃たせた。
一人5発撃って後ろの者と変わる。
打ち終えたら後ろにまわりまた順番を待つ。
カズマ:「このルーチンで回してくれ。あとガンは人に向けるな。とても危険だ。」
ギューンギューンと音がしてスドンと音がするのはそれほど多くなかった。
それでも皆真剣に的を狙っていた為、だんだんと命中率はあがった。
カズマ:「こっちは流れができた・・・と。二人はどうだ?」
ふとシュウとドグマの様子を見てみる。
シュウは剣術の訓練希望者に一対一の対戦をさせていた。
ドグマの方は槍の素振りを全員にさせていた。
カズマ:「やるじゃん。」
二人の教え方にカズマはニヤリと笑う。
メイ:「パーパ、メイもあれ撃ちたい~」
カズマ:「しゃあねぇなぁ、ホレ。」
カズマはメイにHighpressuregunを渡す。
メイは列の最後尾に並んで順番を待っていた。
そこへマリとマナが現れた。
マリ;「すごい人数だな・・・」
カズマ:「俺もビックリした。ただおそらく昨日のゾンビの事件が関係してるな。」
マリ:「私もさっき聞いた。民はひどく動揺している。」
カズマ:「そこで提案なんだが全住民に鎧を支給したい。全員のサイズのデータがほしい。」
マリ:「わかった。マナ全住民のデータはとれるか?」
マナ:「えとえと・・・城の大広間を解放して身体検査を行えば可能です。あと監視カメラの設置は完了しましたので、全住民への身体検査の通知を僧侶達で作成します。」
カズマ:「それから二人にこれを渡しておく。」
カズマは小型のワイヤレスマイクをマリとマナに渡した。
カズマ:「こいつは耳につけてマイクは口の横でいい。あーあー聞こえるか?」
マリ:「こいつから音が聞こえているのか?」
カズマ:「ああそうだ。ちょっと離れるぞ。」
カズマは二人から離れた所に立つ。
カズマ:「あーあー、どうだ?」
マリとマナは頭の上で○をつくる。
二人に近づきながらカズマが話す。
カズマ:「コイツはちょっと離れたところでも連絡をとりあえる。チームで動く時はこいつをつけてくれ。普段は電源切ってていい。非常呼び出しをする時はこの赤いボタンを押してくれ。電源を切っていてもアラームが鳴る。」
二人の目の前までくるとカズマはマイクの電源を切る。
カズマ:「これが電源スイッチで、こいつがアラームスイッチだ。マナ、シュウとドグマを呼んできてくれ。」
マナ:「はいぃぃ。」
バタバタと走っていくマナを見てカズマとマリは笑った。
その時二人の目が合う。
マリは顔を真っ赤にしてカズマから目をそらす。
カズマ:「やっぱりな・・・」
マリ:「何がだ?」
カズマ:「やっぱりアンタは笑顔が似合う。普段は何か張りつめているっていうか・・・とにかく笑顔が可愛いってことだ。」
そういうとカズマも屈託なく笑った。
マリの顔がさらに真っ赤になる。
メイ:「あ、マーマおはよ~。あり?顔真っ赤アル。パーパなんかエロしたか?」
カズマ:「してねぇよバカ娘。ガン返せよ。」
メイ:「えーもう一回やる。」
カズマ:「ダメだ、これからまた草原いくぞ。マリちゃんもな。」
マリ:「わわ私も?」
メイ:「マーマも一緒?じゃあメイも行くある。」
カズマ:「遊びじゃないんだぞ。」
カズマがメイをたしなめているとマナがシュウとドグマを連れてやってきた。
カズマ:「悪いな忙しい所。まずコイツを耳につけてくれ。」
カズマはシュウとドグマにも電源をいれたワイヤレスマイクを渡し、使い方を説明した。
カズマ:「よし!じゃあ今からチーム『阿修羅』の合同訓練を行う。城門前の草原に行くぞ。」
カズマ:「メイは起きたか?」
カズマが聞くとマナは首を横にブンブン振った。
ハーとため息をつきカズマはメイの部屋に向かう。
メイの部屋の前に来ると扉をドンドンと叩く。
カズマ:「メイ起きろ!いつまで寝てんだ!」
何回かドンドンと扉を叩いた後にメイが目をこすりながら扉を開ける。
メイ:「パーパ・・・おはよ・・・」
メイはまだ起きたばかりで寝ぼけていた。
カズマ:「おはよじゃねぇよ!もう八時だ!訓練するっつったろ?!とっととシャワー浴びて支度しろ!」
メイ:「あい~・・・」
気の抜けた返事をした後メイは部屋に戻り服をポイポイと脱ぎ捨てる。
カズマ:「オマエいい歳した女の子が簡単に男の前でスッポンポンになってんじゃねぇよ!」
その言葉を聞いてメイがニヤーと笑う。
メイ:「見たいくせに・・・エロガッパ・・・」
カズマ:「るせぇ!クソガキ!とっとと準備しろってんだ!」
カズマはバスタオルをメイの顔面にぶつける。
メイは全裸にバスタオルを頭にのせてフラフラと浴室へ向かった。
カズマ:「ハー、頭いてぇ・・・」
カズマは頭を押さえてため息をついた。
メイがシャワーをあびて頭をスッキリさせた頃にはマナが食事を持ってきてくれていた。
カズマは待っている時間がおしかったのでコンピュータールームへ向かった。
メイの武器を4Dプリンターで作成する。
メイが食事を終えコンピュータールームにやってくる。
メイ:「今日は外で訓練する。こいつをつけろ。」
カズマが渡したのはナックルガード。
拳のところがやや厚い。
カズマはメイを馬にのせて城門まで来る。
城門周辺には草原が広がっている。
カズマ:「今日はコンビネーションの訓練だ。オマエはあの木を敵に見立てて攻撃しろ。俺が後にピッタリついて、打ち漏らした時のフォローをする。」
メイは木に突進してパンチを二発打つ。
その後にカズマが木刀で木を斬りつける。
カズマ:「OK!じゃあもう一度同じ動きをしてくれ。動画を撮る。」
メイは再び木に突進する。
カズマはその後をピッタリついて動画を撮影している。
メイが木にパンチを二発打つ。
カズマ:「OK!次はこっちの角度から同じ動きを撮る。」
何パターンかのメイの攻撃シーンを撮ったあとカズマはメイと草原で組手をはじめた。
カズマ:「不用意に飛び蹴りをするな!空中では身動きがとれない。相手の体勢を崩してから飛べ。」
メイ:「ハイ、先生」
徐々にメイの動きもシャープになっていく。
カズマ:「そうだ。動きに無駄がなくなってきた。そのスピードをできるだけ保て。」
メイ:「ハイ、先生」
二人は一時間程組手を続けて汗だくだった。
カズマ:「よし、この位で切り上げるぞ。」
メイ:「えーまだパーパと訓練したい。」
カズマ:「寝坊したオマエが悪い。明日も同じ時間に訓練開始する。8時半に訓練できるように起きろよ。」
メイ:「ハーイ・・・」
メイは不服そうだがこれもカズマの躾だと我慢したようだ。
二人はまた馬に乗って城に戻った。
城に戻ると一旦シャワーを浴びて二人は闘技場を視察しに行った。
闘技場は予想以上に盛況だった。
訓練を望む者で溢れかえっていて、ドグマとシュウは人だかりに囲まれていた。
ドグマ:「おお、カズマ。いいところに来た。人が多すぎて教えきれん。なんとかしてくれ。」
カズマ:「わかった。」
そう言うとカズマは拡声器を取り出した。
カズマ:「えー皆さんお静かに!今から一斉訓練を行います。まずは刀の訓練を希望の人はシュウの前に一列に並んで。シュウおまえは向こうに行け。」
シュウ:「ハイ、刀の訓練はこちらに来てください。」
シュウが闘技場の奥に向かうとその後を一列に希望者がついていく。
カズマ:「次、槍の訓練を希望の人はドグマの前に一列に並んで。オッサン、アンタはあっちだ。」
ドグマ:「槍の訓練は向こうで行う!一列でついてこい!」
ドグマが怒鳴ると槍の訓練希望者は一列に並び闘技場の右手に移動した。
カズマ:「残りHighpressuregunの訓練はあの的がある所に行く。一列になって俺についてきてくれ。」
カズマがHighpressuregunの的のある方へ移動するとぞろぞろと人がついていく。
的のある所へつくとカズマは的のひとつにHighpressuregunを撃ち込んだ。
ギューンと音がした後スドンと的のところで爆発音がする。
カズマ:「このガンを的に向けて引き金を引くだけだが的にあたらなければスドンと音はしない。的は10あるからその前に並んでくれ。できるだけ分散してな。」
10の的の前にそれぞれ5人ずつならばせた後、先頭の者から順番にHighpressuregunを撃たせた。
一人5発撃って後ろの者と変わる。
打ち終えたら後ろにまわりまた順番を待つ。
カズマ:「このルーチンで回してくれ。あとガンは人に向けるな。とても危険だ。」
ギューンギューンと音がしてスドンと音がするのはそれほど多くなかった。
それでも皆真剣に的を狙っていた為、だんだんと命中率はあがった。
カズマ:「こっちは流れができた・・・と。二人はどうだ?」
ふとシュウとドグマの様子を見てみる。
シュウは剣術の訓練希望者に一対一の対戦をさせていた。
ドグマの方は槍の素振りを全員にさせていた。
カズマ:「やるじゃん。」
二人の教え方にカズマはニヤリと笑う。
メイ:「パーパ、メイもあれ撃ちたい~」
カズマ:「しゃあねぇなぁ、ホレ。」
カズマはメイにHighpressuregunを渡す。
メイは列の最後尾に並んで順番を待っていた。
そこへマリとマナが現れた。
マリ;「すごい人数だな・・・」
カズマ:「俺もビックリした。ただおそらく昨日のゾンビの事件が関係してるな。」
マリ:「私もさっき聞いた。民はひどく動揺している。」
カズマ:「そこで提案なんだが全住民に鎧を支給したい。全員のサイズのデータがほしい。」
マリ:「わかった。マナ全住民のデータはとれるか?」
マナ:「えとえと・・・城の大広間を解放して身体検査を行えば可能です。あと監視カメラの設置は完了しましたので、全住民への身体検査の通知を僧侶達で作成します。」
カズマ:「それから二人にこれを渡しておく。」
カズマは小型のワイヤレスマイクをマリとマナに渡した。
カズマ:「こいつは耳につけてマイクは口の横でいい。あーあー聞こえるか?」
マリ:「こいつから音が聞こえているのか?」
カズマ:「ああそうだ。ちょっと離れるぞ。」
カズマは二人から離れた所に立つ。
カズマ:「あーあー、どうだ?」
マリとマナは頭の上で○をつくる。
二人に近づきながらカズマが話す。
カズマ:「コイツはちょっと離れたところでも連絡をとりあえる。チームで動く時はこいつをつけてくれ。普段は電源切ってていい。非常呼び出しをする時はこの赤いボタンを押してくれ。電源を切っていてもアラームが鳴る。」
二人の目の前までくるとカズマはマイクの電源を切る。
カズマ:「これが電源スイッチで、こいつがアラームスイッチだ。マナ、シュウとドグマを呼んできてくれ。」
マナ:「はいぃぃ。」
バタバタと走っていくマナを見てカズマとマリは笑った。
その時二人の目が合う。
マリは顔を真っ赤にしてカズマから目をそらす。
カズマ:「やっぱりな・・・」
マリ:「何がだ?」
カズマ:「やっぱりアンタは笑顔が似合う。普段は何か張りつめているっていうか・・・とにかく笑顔が可愛いってことだ。」
そういうとカズマも屈託なく笑った。
マリの顔がさらに真っ赤になる。
メイ:「あ、マーマおはよ~。あり?顔真っ赤アル。パーパなんかエロしたか?」
カズマ:「してねぇよバカ娘。ガン返せよ。」
メイ:「えーもう一回やる。」
カズマ:「ダメだ、これからまた草原いくぞ。マリちゃんもな。」
マリ:「わわ私も?」
メイ:「マーマも一緒?じゃあメイも行くある。」
カズマ:「遊びじゃないんだぞ。」
カズマがメイをたしなめているとマナがシュウとドグマを連れてやってきた。
カズマ:「悪いな忙しい所。まずコイツを耳につけてくれ。」
カズマはシュウとドグマにも電源をいれたワイヤレスマイクを渡し、使い方を説明した。
カズマ:「よし!じゃあ今からチーム『阿修羅』の合同訓練を行う。城門前の草原に行くぞ。」
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