冥王星のリング

EMM

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本編

◆5.凡愚の意地

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 工場街、ミ=ゴたちは日夜冥王星原産である黒曜石の採掘に勤しんでいる。
 ジョギングの疲れを癒すようにヘレナがハンクの走行ルートを調節し向かわせた先は、ミ=ゴが経営するドーム外縁部のスポーツバー『エイドリアン』であった。
 オープン席から見回すと店の外では洞窟から出入りする黄色に黒の斜線の入った重機のようなカラーリングの甲殻類型と色とりどりのイエティ型のミ=ゴたちが黒曜石を多く積んだトロッコを押して出入りしている。
 トロッコの足元は先のタクシーと同じ粘液生物だったり虫の足だったりと場所を選ばないで便利そうだと考えた時点で、この異常な世界に染まってきていないか不安になるハンクであった。

「……黒曜石がまさかあんなに便利な代物だったとはねぇ……」

「便宜上黒曜石と呼んでこそいますけど、似て非なる地球では未知の万能物質なんです
粒子レベルで磁性を帯びているからプログラムを覚えさせることができて、透明にしたり可塑性を帯びさせたり電流を調整したりできるんです。
生体工学だけでは補いきれない建築や永続的な空間構築、ガジェット類などの機械工学においてミ=ゴの文明を支える重要な資源なんですよ」

 水分補給ジェルを飲み、合成素材による戯画化したような見た目のサンドイッチを頬張りながら言うハンクに向かいの席からヘレナは髪をピンク色にして自慢げに語る。
 見た目はともかく味は良いのか、戯画化サンドイッチにハンクも満足そうだ。
 ナナフシのような細身の甲殻類型ミ=ゴが店内の敷地を歩き回りながら複腕に器用に持ったトレイを席に配っていく。
 彼はシス=ラグ、地球の飲食店に憧れを持って冥王星にスポーツバーを構えた元企業区出身のミ=ゴである。

「ドーム外縁で採掘された黒曜石は街中央に流され様々な機械の部品に加工されて企業区域に搬送、そこで技術者たちの手により製品として完成し宇宙や冥王星内部へと出荷されていくんです」

「はぁ、じゃあまるで冥王星自体が一つの企業じゃねえか。色々別れちまってるみてえだが……ってその辺は地球と同じか?」

「はい……元々ミ=ゴって群体で、個性ってものがなかったそうです
一匹や二匹死んだところで群れがちょっと怪我をしたってくらいの認識だったそうなんですが
他の種族との交流で『個』という概念が普及するにつれて、我々も個の安全や幸せを考える世代が一般的になって」

「はぁ、んであんな警告色派手な格好のミ=ゴも居るってわけか」

 そういってハンクは重機のような模様のミ=ゴを指差した。

「ノイズコンツェルン製甲殻類型バイオスーツリゲルですね、地球の重機を参考にデザインされた名機ですよ……父さんは不満そうでしたけど、売れ行きには満足してるそうです」

「はーん……あ?父さん?」

 普通に返答しそうになったハンクは再び戯画化サンドイッチを頬張ろうとしたところで、疑問に肩の色が紫になる。
 あっ! と思わず声をあげたヘレナは一瞬で黄色になった髪を徐々に赤くしながら、恥ずかしそうに縮こまって小声で言った。

「あっ……その、はい……一応ですが、驚かないでくださいね?
私、ノイズコンツェルンの社長、ノイズ=エイクリーの跡を継ぐためにつくられた子株で」

 んぐっ、とサンドイッチを食べたハンクの喉が詰まり、急ぎ水分補給ジェルで流し込む。

「げほっ、んじゃあお前社長令嬢じゃねえか! こんな場末でドカチン作業やってるような身分じゃねえだろうに!」

 ヘレナは慌てて身を乗り出してハンクの口を塞ぐ。

「だから、一応なんですって! 意見の相違から袂を分かってトライスクラップに身を置いてます、だからノイズ父さんも……私のことは、もういないものと思ってるはずです」

 徐々に弱々しくなる口調で視線を泳がせて言うヘレナは、何処か寂しさだけではない複雑な感情を感じさせていた。
 しかし肉声で騒いだり急に立ち上がったりしたため周囲から好奇の視線を向けられていることに気づき、ヘレナは青くなっていた髪を真っ赤に、顔まで赤くして縮こまってしまう。

「ぁぅぅ……」

「どこの世界も、子の心親知らずなんかねぇ……俺のいた地球のボクシングジムもそうだったよ、子供がボクシングで食っていくって言うのに親が反対してっていうのは嫌んなるほど見た。結局心配してるんだろうけどよ、羨ましい悩みだ」

「羨ましい?」

「俺はそういうの無かったからよ。天涯孤独、だからボクサーやりやすかったって言うのもあるけどな」


 ハンクがそう言ったところで、ノシノシと重い足音が近づいてきていることに気づいたハンクはただならぬ気配に鋭い視線を向けた。
 振り返るとそこには、紅い毛並みをしたアルバートよりは若い印象を持ったイエティ型のミ=ゴが立っていた。アルバートとの違いは髭がないことと本来ゴツゴツした両手がある位置にパイルバンカーのような掘削機が取り付けられているところか。背後には重機模様の甲殻類型が複数人付き添っている。

『よぉ、地球のチャンプさんよぉ!良い雰囲気のとこ済まねえが、ちょっと顔貸してくんねえか?』

「レンタル代は高くつくぜ?」

「ぁわ……」

 ヘレナはただ気弱に声を震わすことしかできないのであった……。



『失礼お客様、簡易リングを展開しますのでこちらのお席へどうぞ……』

 シス=ラグが紳士的に客に声をかけて、空けた敷地に種を投げる。
 すると種が割れてからモコモコと肉と骨格が発芽し盛り上がっていき、ユゴス・リングよりは簡易的だが生体組織のリングへと急成長した。
 完成した簡易リングの周りには発光粘菌が芽吹いて胞子を飛ばし、小型のユゴス・リングといった様子で周囲の期待のテレパシーを受信し七色の燐光を飛ばし始める。

「おぉ、過程はグロテスクだが便利じゃねえか。スパーリングにはもってこいだぜ」

 完成した簡易リングに上がると、同時に上がった紅い毛並みのイエティが甲殻類ミ=ゴ達に両手の機械アームをボクシンググローブに換装してもらい、拳を打ち鳴らしながら喜びを露わにする。

『まさか地球のチャンプに稽古つけてもらえるなんてヨォ! 今日はサボらずに仕事に来て正解だったぜ! グリム=ゾトってんだ、アマチュアだがよろしく頼むぜ!』

『お兄ちゃんがんばえー』『そうるぱんちーはんくすふぁいやあ』

 どうやらグリムの弟らしい付き添いの甲殻類ミ=ゴたちの舌ったらずなテレパシーに手をあげて応えながら、ハンクはグリムに言う。

「俺もここじゃただのハンクだ、お手柔らかに頼むぜ?」

 そう言いながらトントンと跳ねてリングの弾力を確認するハンクは、慣れ親しんだ感触に良し、と呟いた。
 簡易リングは全体的に生体特有の柔軟な素材で出来ているが、足元の確かさだけがハンクにとって心配な点であった。

『慣れねえリングで足運びもままならねえんじゃ締まらねえしなっと』

 そうハンクが思ったところで、ヘレナが心配そうに見上げる中、シス=ラグが手に持った簡易のゴングをカキン! と鳴らし、スパーリングの開始を告げた。

 ボクシングの基本は、スタンスとステップだ。
 利き手を後ろに引き、左足を前にステップを踏み、ハンクは典型的なオーソドックススタイルだ。

『重心は常に安定……地球のステップ技術は一通り参考データを記録してきたけど、冥王星のデータと比べても見たことないレベルで綺麗にハンクの重心移動は安定グラフの弧を描いてる
流石実力で地球のチャンプに上り詰めただけはある……!』

 ホロコンソールでショゴ助を通じてハンクの実戦データ採取を始めたヘレナは、ハンクの身に染み付いたスタンスに感嘆する。
 しかし対する相手はアマチュアであっても神話生物であることを忘れてはならない。グリムはその巨体から想像もつかないほどの軽やかなステップでリングを回り始める。
 元よりそれがイエティ型バイオスーツの強み、どっしりとした体型が生む下半身の安定感がそのまま武器になるのだ。
 その利点は体系の差を見た時点でハンクにも予想がついていた。ハンクは肩に負担をかけないよう必要最低限の動きでグリムの動きに対応する。
 そしてまず繰り出されるのはボクシングにおける「挨拶がわり」であり、最も重要なパンチの一つ、ジャブである。
 手前の腕から相手との距離を測り、牽制し、相手のバランスを崩す目的を持つそれは、採掘機として機能する腕を用いたそれはただの地球人には必殺の威力を持つであろう威力を伴い繰り出されるが……

「ほうっ、HAHA!良いジャブだぜイエティ!」

 ハンクは右肩をわずかに動かすことで、肩で受け流すようにジャブをいなす。
 鍛えたハンクの肉体と、ショゴ助の補助によって漸く成立する成立する受け流しだが、まともに受ければハンクでも肋骨の1、2本は逝っているかもしれない。
 ジャブの利点はもう一つある、コンビネーションを繋げる基点となることだ。
 グリムのそれは右ストレート、まるで巨大なハンマーが飛んでくるようなそれをバックステップでギリギリの間合いで躱し、ハンクはカウンターとして左フックを狙うが同時にグリムは素早くガードを固める。

 バァン! と、パンチの衝撃が柔軟な簡易リングの生体組織を揺らし、黄色い発光粘菌胞子の燐光を放射状に爆発させた。

『へへ、流石はチャンプ!簡単には当たんねぇな!』

 ハンクは徐々に、グリムのボクシングに没頭していく感覚に震えた。
 ミ=ゴの高い学習能力と、長年の肉体労働で得たバイオスーツ本来の身体能力を融合させたグリムの動きに身体が応えられる!
 ショゴ助の補助を受けたハンクの右肩は、現役時代に戻ったかのように軽やかに動いてくれる、そのためハンクは集中できる! 体が覚えている、このリングの上の「会話」に!

『そっちこそ、セオリーはしっかり押さえてるじゃねえの?この星が頭でっかちばっかりじゃなくて助かったぜ!』

 テレパシーで返しながら、ハンクはグリムのそれとは質の異なるジャブを繰り出す。
 一見すると無駄な動きの多いように見えるそれは、長年の経験によって裏打ちされた魂の拳の一端だ。
 本能でそれを察したグリムも慎重にそれをフットワークを駆使して避けていき、強烈なボディブローで応戦する!
 ハンクはそれをダッキングーー素早くかがむ動作で躱し、グリムの脇腹にショートフックを叩き込んだ!
 ゴン、と鈍い音がリングに響く。グリムはぐぅ、と一瞬息を詰まらせたが持ち前のタフネスで耐えた。

『このっ……!』

『レッスンはまだ続くぜ? しっかり覚えな!』

スパーリングは続く。互いにパンチを交わし、汗あるいは分泌液を飛ばし、体温が上昇していく。それは単なる技術のぶつかり合いではなく、互いの「魂」の交流だった。

『良いぞグリムぅ、一撃でも当てろぉ!』

『地球人ハンクも負けるなぁ!一気にファンになっちまったぜ!』

工場街のミ=ゴたちも、次第に熱を帯びていく二人の戦いにテレパシーを送って応援していた。
 ヘレナはコンソールにハンクのデータを入力する手を緩めないが、その視線は楽しそうにスパーリングで汗を流すハンクに向けられる。

「これ、良いな……」

 ヘレナはそう呟くと、手を止めて口を大きく開く。

「ハンクさん、そのまま畳みかけちゃえぇ!!」



「だぁっはぁ! 負けた負けた、当たらねぇ~……ホントに地球人か?」

『お兄ちゃん負け負け~』

 息を切らせて席に腰掛けるグリム、弟達がその肩に乗って彼をからかう。

「いや良い筋いってるぜ、まるでイタリアで牛追い祭りやってるみてえだったがショゴ助の肩慣らしには良い練習になったよ」

『てけり、り!』

 文字通りにな、と右肩を撫でて軽口を叩くハンクだったが、その全身には確かに滝のような汗が滲んでおりグリムのアマチュアなりのボクシングでさえ地球人には過酷であるという差を明瞭に表していた。
 しかし、ハンクにとってその結果は絶望的な格差ではなく……

「楽しい、いや本当に楽しいぜオイ」

 追いかけるべきその先を思い起こさせる、闘志の薪に過ぎなかった。

「こほん、ハンクさん?」

「なんでぇ、またショゴ助に無茶させるなってか?」

 あえて咳払いし注意を向けさせたヘレナにギクリとしたハンクの問いに、ヘレナは笑みを浮かべる。

「ちょっとわかった気がします、ハンクさんが何でボクシングが好きなのか」

「へえ?」

 ヘレナはハンクにシス=ラグから貰ったタオルを渡しながら言う。

「言語化できない魂などで市場を語るは凡愚の発想、科学は万物を理解し支配するためにある……それが、父の主義でした
私も本質は同じ意見です、アルバート師匠の教えは感覚的?クオリア的?なものが多過ぎて……」

「頭が痛くなるなぁオイ……」

「やってみないとわからない物もあるって事ですねって」

 そういって笑いかけるヘレナに、ハンクは頬を掻いて応える。

「当たり前すぎて忘れちまってるよそんなの」

 ヘレナはホロコンソールを展開して袖を捲った。

「さて、凡愚は凡愚なりの意地を見せます!今回のデータをショゴ助に反映して、もっともっとパワーアップさせますよぉ、手始めに成長曲線を計算してハンクさんに最も効率のいいタンパク源をこさえて……」

『へーれなー!』

 ヘレナがやる気を出して今後の予定を立てていると、上空から飛んできたヴェル=クン。

「おう、ヴェルの嬢ちゃんどうした?」

「今ハンクさんのトレーニングメニュー組んでるんだから邪魔は……」

「違うってば、シスぅニュースつけて!」

 ヴェルの言葉でカウンターのシス=ラグがコップを洗いながらサブアームに持ったリモコンで店の大きいホロスクリーンを起動する。
 ニュースキャスターらしき多角形の目まぐるしく形を変える塊にハンクが目を細めよく見ようとするが、咄嗟にヘレナが両手で彼の目をふさぐ。


『天の川銀河の皆さんこんにちは、シアエガの眼球よりも宇宙を見渡せるダオロス=スポーツのお時間です
本日は皆様に今最も熱いボクシングの速報をお届けするために緊急特番を組ませていただきました。
先日冥王星に来訪し、トライスクラップ社所属の救世主となるか期待されているボクシング元地球人チャンプのハンク・グリフィン!
彼と冥王星チャンピオンヌガー=クトゥンとのタイトルマッチが行われる可能性が浮上したことが先程匿名のタレコミで判明、ノイズコンツェルンC.E.O.のノイズ=エイクリー氏によると……』

『あの馬鹿猿が!……んんっ、えーまず決まったのは彼と深淵協和社との復活戦です
彼は病み上がりで尚且つ冥王星では無名の選手に過ぎません、勿論期待はしています
我々の技術に、地球人の文化など到底及ばないということを見せつける事こそ本命ですが、深淵協和社に負けるようであれば弊社のヌガーにはまず勝てませんからねハッハッハ』

 画面の向こうでは白磁の甲殻類ミ=ゴがタレコミを行ったであろうイエティへの怒りを一瞬露にするが、流石に私情を全宇宙回線の放送に載せられないため精一杯の取り繕ったコメントをテレパシーにする。

『では深淵協和社代表のヨグ=ゾス大神官のコメントもどうぞ』

『揃いも揃って我らを前座扱いしたこと、リングで後悔させてやる!!特に地球人!貴様には我らの至高の精鋭を送り付ける!せいぜいトラッシュトークの場で狂い死なんようにな!!』

 恐ろし気な触手の塊だけが画面いっぱいにビチビチしているが、ヘレナに目をふさがれているハンクは

「なー、今画面俺が見たら駄目っぽいやつ?」

 と半ばあきらめたような言葉を発している。
 ヘレナは唖然とした顔でブンブンと顔を縦に振り、見えないハンクはそれをなんとなく察したのだった。



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