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24.引き続きエロな話でごめんなさい
しおりを挟む「なになになに?」
食い気味に耳を傾ける私に対して、龍は心持ち顔を後ろに倒してからモゴモゴと説明し出す。
「俺からは『慣れろ』としか言えない」
「ええ~っ、何の解決にもなってないんだけど」
女と違い、男同士ってそういう話をよくするんじゃないの?そこから得る情報を期待したのに。のにのにのに(※どうやら気に入ったらしい)。
「パンツのゴムと同じで、穿き続ければ伸びる。よく考えてみろ、出産の時は赤ん坊が出てくる場所だぞ?このくらいで音を上げるな!」
そう言いながら龍も親指と人差し指で輪っかを作っている。
「パンツのゴムって…。世の中のフェミニストううん、全女性を敵に回したよ」
「アホか!希代だけに向けて言ったんだから、誰にもこんな話をバラすなよ!あ、もしかしてお前、相手が御門さんだからって緊張してるんじゃないか?それで『絶対に入らない』と思い込んでるって可能性もあるぞ。それか、長い間ご無沙汰だったもんで初期化してるだけとかさ」
うーん…ということは、話をまとめると…。
「気合いで入れて、とにかく慣れろと?」
「うん、まあ、そうだな。あとさ、女のアソコって付いている位置に個人差が有ると聞いたぞ。そのせいで上手く入らないケースもあるらしい。お尻に近いのが下付き、お腹に近いのが上付き。下付きはバックか横バックが適してるらしくて、上付きは正常位と対面座位が適してるんだとさ」
なるほど、これは有力な情報を得たぞ!気合いと慣れと体位!
「有難う、龍!昼間っからこんな話してゴメン」
「まあ、慣れるまで専用ローションを使うって選択もアリかなと思うし。いや、しつこいけど俺、まだ驚いてるんだわ~まさか御門さんと…。その…いくら2人きりで過ごしても絶対に希代は断り続けると思ってたよ」
それはいったいどういう意味なのか。キョトンとすると、龍は急に真面目な顔で言う。
「だって、御門さんに頼まれたら俺は断れない。あの人は取引先でしかもこっちは下請けという立場だぞ?それも土下座なんかされたら笑ってハイと答えるしかないじゃないか!」
「りゅ、龍??」
なんだか怒っているようにも見えるその口調に戸惑いを隠せない私。そっか、言われてみればそうだよな。しかも私と違い龍はそういう上下関係を非常に重んじる性格だ。『土下座くらいで約束を破るなんて酷い!』と責めてしまったけど、それは仕方ないことだったのだ。
「ごめん、龍。なんか色々と…。でも、あの、お陰で圭くんと付き合うことにもなったし!御礼を言っておくね、えへへ」
場の空気を和らげようとしたはずが、この後、驚きの爆弾発言をされてしまうのだ。
「…あのさ、俺も希代のこと狙ってたんだぞ!なのに御門さんにグイグイ行かれて遠慮した。今更だけど、一応聞かせてくれ。もし先に俺が告白していたらお前はどっちを選んだと思う?」
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