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第四章:Heart of Darkness
高木 瀾(らん) (1)
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周囲では、とんでもない「魔法」が色々と使われてるらしいが……困った事に霊感がほぼ0なので、私に見える驚くべき光景は、見えない攻撃にしか思えないモノを食らって吹き飛んでるように見えるゾンビもどきぐらいだ。
「これ、いつ終るんだ?」
流石の殺すのは気が引けるので、なるべく膝関節が外れて動けなくなるように、前蹴りを入れ続ける。
「判らん」
「全体の状況は?」
「判らん」
「今、何が判って、何が判ってない状況だ?」
「それが判りゃ苦労しね~よ」
戦闘開始から5分経ってないのに、関口の返事が、どんどん、雑になっていく。
「おい、そこの3人、殺せって言われてるだろッ‼」
どこの誰か知らない馬鹿が、いらん口出しをしてきた。
「つ~ても、私の得意な術だと、殺すより取り憑いてるのを浄化する方が楽なんで」
「右に同じく」
「うるせ~、口答えしてる暇が有るなら……うげっ⁉」
「おい、ラン、お前、今、何やった?」
「ちょっとウザかったんでな」
「おい、いくらなんでも、味方に矢を……」
そう言ったのは……確か笹原とか言う名前の「寛永寺僧伽」の「魔法使い」。
「麻酔薬だ、死にはしない」
「あのなぁ……」
「この混乱だ。誰も気付いてない。むしろ……私達をどさくさに紛れて殺そうとする奴に気を付けた方が……」
「やめろ……。何も問題を起こすな」
「ところで、あんたは、私達を狙ってる奴の味方か? それとも……?」
「直属上司からは、お前らにも『護國院』の連中にも何も問題を起こさせるなと言われてる。頼むから……」
「了解した」
しかし、どうやらゾンビもどきどもは普通の人間なら戦闘能力を失なう状況でも、動きこそにぶくなるが……動ける事は動けるようだ。
苦痛を与える攻撃はほぼ効かない。
脳震盪を起しても動ける。
普通なら気絶する状態でも動ける。
麻酔薬を打たれても動ける。
スタンガンなどの電撃による攻撃を受けても動ける。
人間の姿をしてるのに、対人用の攻撃の多くが効かない。
まるでロボットでも相手にしてるようだ……いや、ロボット相手の戦法こそ有効かも知れない。
映画に出て来るゾンビみたいに、噛まれたらこっちもゾンビにならない事だけが救いだが……。
しかも、指揮系統が複数有るようなので、良い手を思い付いても……指揮官に使える術が無い。
このままじゃ……攻撃側がジリ貧になりかねないぞ……。
「これ、いつ終るんだ?」
流石の殺すのは気が引けるので、なるべく膝関節が外れて動けなくなるように、前蹴りを入れ続ける。
「判らん」
「全体の状況は?」
「判らん」
「今、何が判って、何が判ってない状況だ?」
「それが判りゃ苦労しね~よ」
戦闘開始から5分経ってないのに、関口の返事が、どんどん、雑になっていく。
「おい、そこの3人、殺せって言われてるだろッ‼」
どこの誰か知らない馬鹿が、いらん口出しをしてきた。
「つ~ても、私の得意な術だと、殺すより取り憑いてるのを浄化する方が楽なんで」
「右に同じく」
「うるせ~、口答えしてる暇が有るなら……うげっ⁉」
「おい、ラン、お前、今、何やった?」
「ちょっとウザかったんでな」
「おい、いくらなんでも、味方に矢を……」
そう言ったのは……確か笹原とか言う名前の「寛永寺僧伽」の「魔法使い」。
「麻酔薬だ、死にはしない」
「あのなぁ……」
「この混乱だ。誰も気付いてない。むしろ……私達をどさくさに紛れて殺そうとする奴に気を付けた方が……」
「やめろ……。何も問題を起こすな」
「ところで、あんたは、私達を狙ってる奴の味方か? それとも……?」
「直属上司からは、お前らにも『護國院』の連中にも何も問題を起こさせるなと言われてる。頼むから……」
「了解した」
しかし、どうやらゾンビもどきどもは普通の人間なら戦闘能力を失なう状況でも、動きこそにぶくなるが……動ける事は動けるようだ。
苦痛を与える攻撃はほぼ効かない。
脳震盪を起しても動ける。
普通なら気絶する状態でも動ける。
麻酔薬を打たれても動ける。
スタンガンなどの電撃による攻撃を受けても動ける。
人間の姿をしてるのに、対人用の攻撃の多くが効かない。
まるでロボットでも相手にしてるようだ……いや、ロボット相手の戦法こそ有効かも知れない。
映画に出て来るゾンビみたいに、噛まれたらこっちもゾンビにならない事だけが救いだが……。
しかも、指揮系統が複数有るようなので、良い手を思い付いても……指揮官に使える術が無い。
このままじゃ……攻撃側がジリ貧になりかねないぞ……。
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