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第六章:恋する乙女は最強無敵
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「で、結局、何をやって、どこを痛めたんですか?」
あたしと「フラワレット・カルテット」のリーダーの「当面の隠れ場所」は眞木さんと高木さんの家だった。
築五~六〇年ぐらいだけど……結構快適な3LDKの団地。
どうも、高木さん・眞木さん姉妹の親類が老後の住まいとして買ったモノらしい。
「あっちこっち……。あの馬鹿を片手で抱えて全力疾走した時に、ちょっと変な動きをしたんで……」
あと後、高木さんは……どうやら知り合いがやってるらしい整骨院に担ぎ込まれて……ちょっと体を調べられた後に言われた一言が「ウチじゃ扱えない。ちゃんとした整形外科の医者に行け」。
「治水、私、痛み止めの薬飲んで、さっさと寝るんで、家事は頼む」
「はいはい……」
部屋の中には、もう1人、あたしを助けに来てくれた女の子の1人……かなり、とんでもない力の「魔法使い」系の子も居た。
「ねえ……ボク、いつまで、ここに居ればいいの?」
「当分」
「やだ……」
「何で?」
「おね~さんと会いたい」
「その内な……」
「で……当面の問題ですけど……」
「ああ、居場所は一定期間後に変える。それまでは大変だけど……」
「いえ……この子です」
『あぎゃ?』
あたしは、生れ変った「守護天使」を小型サイズで呼び出す。
「すまん……霊感0なんで見えない」
「あたしも……」
そう言ったのは、高木さんと眞木さん。
姉妹だから……こんな所も似てるのか……?
「でも、元のヤツとは別物になったんなら……元のヤツに仕込まえてた『トロイの木馬』も消えたんじゃないのか?」
「えっと……それは大丈夫そうですけど……名前付けようかと思って……」
「えっと……どんな外見だ?」
「ドラゴンと言うか……鳥と言うか……羽毛恐竜と言うか……」
「ガジくんかスーちゃん」
高木さんは……とぼけた顔の赤いのと、豹柄の怒ったような顔のと、2つのティラノサウルスのヌイグルミを持ち上げる。
「タル坊か猛坊」
今度は……魔法使い系の子が、気が弱そうな顔のと恐そうな顔の2つの迷彩模様のティラノサウルスのヌイグルミを持ち上げる。
「2人とも恐竜から離れろ」
続いて眞木さん。
「なんで?」
「なんで?」
「『なんで』って、何でだよ?」
その時……。
「あ……あたしだ」
「フラワレット・カルテット」のリーダーの携帯電話に着信音。
『あのさ、これ、何の嫌がらせ⁉』
「フラワレット・カルテット」の「一匹狼」担当さんの怒鳴り声。
「どうしたの?」
『あのさ、馬鹿可愛い子のフリしてる頭の回る皮肉屋2人と一緒だよ。もうやだ、こんなの』
「えっとさ……頭の回る皮肉屋って、あんたのキャラでしょうが」
『だから、私、あんなキャラ演じるのが嫌なのッ‼ ああ、クソ、見た目だけで役を割り振りやがって……』
続いて……部屋の中から……Maeveの着信音が複数。
「なんだ? まさか……おい、そのモバイルPCで……地元ニュースチャンネルを表示してくれ」
「ちょっとま……なに……これ……?」
画面に表示されているのは……福岡県内で傷害事件が複数……それはいつもの事だけど……。
でも……内1件には……見覚えがある人の写真が表示され……別の1件には……知っている場所の名前が表示されていた。
あたしと「フラワレット・カルテット」のリーダーの「当面の隠れ場所」は眞木さんと高木さんの家だった。
築五~六〇年ぐらいだけど……結構快適な3LDKの団地。
どうも、高木さん・眞木さん姉妹の親類が老後の住まいとして買ったモノらしい。
「あっちこっち……。あの馬鹿を片手で抱えて全力疾走した時に、ちょっと変な動きをしたんで……」
あと後、高木さんは……どうやら知り合いがやってるらしい整骨院に担ぎ込まれて……ちょっと体を調べられた後に言われた一言が「ウチじゃ扱えない。ちゃんとした整形外科の医者に行け」。
「治水、私、痛み止めの薬飲んで、さっさと寝るんで、家事は頼む」
「はいはい……」
部屋の中には、もう1人、あたしを助けに来てくれた女の子の1人……かなり、とんでもない力の「魔法使い」系の子も居た。
「ねえ……ボク、いつまで、ここに居ればいいの?」
「当分」
「やだ……」
「何で?」
「おね~さんと会いたい」
「その内な……」
「で……当面の問題ですけど……」
「ああ、居場所は一定期間後に変える。それまでは大変だけど……」
「いえ……この子です」
『あぎゃ?』
あたしは、生れ変った「守護天使」を小型サイズで呼び出す。
「すまん……霊感0なんで見えない」
「あたしも……」
そう言ったのは、高木さんと眞木さん。
姉妹だから……こんな所も似てるのか……?
「でも、元のヤツとは別物になったんなら……元のヤツに仕込まえてた『トロイの木馬』も消えたんじゃないのか?」
「えっと……それは大丈夫そうですけど……名前付けようかと思って……」
「えっと……どんな外見だ?」
「ドラゴンと言うか……鳥と言うか……羽毛恐竜と言うか……」
「ガジくんかスーちゃん」
高木さんは……とぼけた顔の赤いのと、豹柄の怒ったような顔のと、2つのティラノサウルスのヌイグルミを持ち上げる。
「タル坊か猛坊」
今度は……魔法使い系の子が、気が弱そうな顔のと恐そうな顔の2つの迷彩模様のティラノサウルスのヌイグルミを持ち上げる。
「2人とも恐竜から離れろ」
続いて眞木さん。
「なんで?」
「なんで?」
「『なんで』って、何でだよ?」
その時……。
「あ……あたしだ」
「フラワレット・カルテット」のリーダーの携帯電話に着信音。
『あのさ、これ、何の嫌がらせ⁉』
「フラワレット・カルテット」の「一匹狼」担当さんの怒鳴り声。
「どうしたの?」
『あのさ、馬鹿可愛い子のフリしてる頭の回る皮肉屋2人と一緒だよ。もうやだ、こんなの』
「えっとさ……頭の回る皮肉屋って、あんたのキャラでしょうが」
『だから、私、あんなキャラ演じるのが嫌なのッ‼ ああ、クソ、見た目だけで役を割り振りやがって……』
続いて……部屋の中から……Maeveの着信音が複数。
「なんだ? まさか……おい、そのモバイルPCで……地元ニュースチャンネルを表示してくれ」
「ちょっとま……なに……これ……?」
画面に表示されているのは……福岡県内で傷害事件が複数……それはいつもの事だけど……。
でも……内1件には……見覚えがある人の写真が表示され……別の1件には……知っている場所の名前が表示されていた。
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