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非モテ男性ですが、人類を裏切って、夢のハーレムを手に入れました!!
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「やあ、お早う」
「うわああああっ‼」
「嫁」の1人と、これから、一発、いたそうとした途端、仮想現実から現実に戻された。
目の前に居るのは、気が弱そうだが、どこかとぼけた感じのモフモフのヴェロキラプトルもどき。残念ながら、恐竜のヌイグルミに欲情するような性癖は持ってないので、一気に萎えてしまった。
「本当の現実」は……多分……十数年ぶりぐらいだろう……。
自分の体を見ると……あの頃よりも、脂肪は減り、素人目にも健康そうに見える。
「君がボク達に協力してくれてから、色々と状況が変ってね。そこで相談なんだけどさ……」
ヤツらの一匹と最初に会った時に比べて……かなり日本語が巧くなっていた。
「どうも、こんばんわ」
「うわああああっ‼」
夜中に近所のコンビニ行こうとした途中、俺の頭の上から声がした。
見上げると……そこには……。
「豹柄でモフモフの身長5mほどのゴジラ」とでも言うべき「何か」が居た。
「テメェとは、お初に御目にかかったんだよな? ウチは、地球征服・人類家畜化を企む悪の宇宙人でございます」
「ななな……な……な……」
「どうも、貴様が人類社会に憎悪を抱いてるようなので、スカウトにおいでになりました。ウチらの手先にならんか?」
「ええええ……状況が判んないんだけど……」
「簡単な仕事ばい。人類を征服するに当って……人類の常識がどんなモンかよく判らんさかい、人類の事を色々と教えてたもれ」
「え……でも……」
「貴方が仲間ば裏切って、ウチらの手先になったら、何でも願いを叶えて差し上げるだす」
夢だ……。こんなのは夢だ。夢なら……。
「じゃあ、俺に女をあてがえ‼ この人類社会は、俺みたいな非モテ弱者男性を……」
「えっと……君のその変な信仰だかイデオロギーだかは、願いを叶える時の条件と思って結構でごわすか?」
そして、複数の種族からなるらしい「侵略者」は、あっさり地球を征服した。
どうやら、俺を始めとした「侵略者の手先」となったヤツらから地球人の思考パターンを解析したらしい。
当然ながら、これまで、地球人は地球人以外の「知的生命体」を知らなかった。
だが、侵略者達はそうではない。そして……奴ら自体が思考パターンが違う何種類もの宇宙人種族の混成体だった。
侵略者達は、地球人が気付いていなかった「地球人が陥りがちな思考の落とし穴」を見付け……最小限の労力と武力で、最大限の効果を上げる事に成功したのだ。
「えっ? ちょっと待ってくれ。女をあてがってくれるって……仮想現実でなの? 現実でじゃなくて?」
「いや……君が欲しいのは『自分の意のままになる女性』だろ。それだったら仮想現実の方が……」
4本腕の猿に似た異星人は、俺にそう説明した。
「それに……こっちでもシミュレーションしてみたら……君が『ハーレム』の女の子に5年以内に殺される確率は83%って結果が出たんだ。我々としても君に生きていて欲しいしね」
「どう云う事?」
「我々は……女性は大量に必要だけど、男性は人類と云う種を維持する為に最低限必要な個体数だけで十分なんだ。で……人類を維持する為に、君の精液をもらいたい」
「実のところ、君や……他の君と似た願いをした『人類を裏切った男』を生かしておいたのは……人類の肉が高級食材だからだ」
俺を十数年ぶりに現実世界に呼び戻した宇宙人は、とんでもない事を言い出した。
「えっ?」
「でも……味は、メスの肉がダントツで、若い去勢オスの肉がそれに次ぎ……君みたいな成人した去勢してないオスの肉は……はっきり言っておいしくない。ペットに食わせたら、動物虐待になるレベルだ」
「お……おい。でも……人類を維持する為に、子種が必要なんじゃ……」
「あ……ようやく研究成果が実って、人類の女同士で子孫を残す方法を発見した。こっちの方がボク達としては都合がいい。だけど、君はボク達に協力してくれたんで……選択させてあげるよ」
「な……何を……」
嫌な予感しかしない。
「将来の研究や、『人類の女同士で子孫を残す方法』で、万が一、何かの問題が見付かった時の為に人工冬眠に入ってもらう。これが1つ目の選択肢」
待て。待ちやがれ。
「あの……他に選択肢は?」
「安楽死」
大した裏切りだったとは思わない。だが、裏切り者の末路は……いつも、こうなるようだ。
「うわああああっ‼」
「嫁」の1人と、これから、一発、いたそうとした途端、仮想現実から現実に戻された。
目の前に居るのは、気が弱そうだが、どこかとぼけた感じのモフモフのヴェロキラプトルもどき。残念ながら、恐竜のヌイグルミに欲情するような性癖は持ってないので、一気に萎えてしまった。
「本当の現実」は……多分……十数年ぶりぐらいだろう……。
自分の体を見ると……あの頃よりも、脂肪は減り、素人目にも健康そうに見える。
「君がボク達に協力してくれてから、色々と状況が変ってね。そこで相談なんだけどさ……」
ヤツらの一匹と最初に会った時に比べて……かなり日本語が巧くなっていた。
「どうも、こんばんわ」
「うわああああっ‼」
夜中に近所のコンビニ行こうとした途中、俺の頭の上から声がした。
見上げると……そこには……。
「豹柄でモフモフの身長5mほどのゴジラ」とでも言うべき「何か」が居た。
「テメェとは、お初に御目にかかったんだよな? ウチは、地球征服・人類家畜化を企む悪の宇宙人でございます」
「ななな……な……な……」
「どうも、貴様が人類社会に憎悪を抱いてるようなので、スカウトにおいでになりました。ウチらの手先にならんか?」
「ええええ……状況が判んないんだけど……」
「簡単な仕事ばい。人類を征服するに当って……人類の常識がどんなモンかよく判らんさかい、人類の事を色々と教えてたもれ」
「え……でも……」
「貴方が仲間ば裏切って、ウチらの手先になったら、何でも願いを叶えて差し上げるだす」
夢だ……。こんなのは夢だ。夢なら……。
「じゃあ、俺に女をあてがえ‼ この人類社会は、俺みたいな非モテ弱者男性を……」
「えっと……君のその変な信仰だかイデオロギーだかは、願いを叶える時の条件と思って結構でごわすか?」
そして、複数の種族からなるらしい「侵略者」は、あっさり地球を征服した。
どうやら、俺を始めとした「侵略者の手先」となったヤツらから地球人の思考パターンを解析したらしい。
当然ながら、これまで、地球人は地球人以外の「知的生命体」を知らなかった。
だが、侵略者達はそうではない。そして……奴ら自体が思考パターンが違う何種類もの宇宙人種族の混成体だった。
侵略者達は、地球人が気付いていなかった「地球人が陥りがちな思考の落とし穴」を見付け……最小限の労力と武力で、最大限の効果を上げる事に成功したのだ。
「えっ? ちょっと待ってくれ。女をあてがってくれるって……仮想現実でなの? 現実でじゃなくて?」
「いや……君が欲しいのは『自分の意のままになる女性』だろ。それだったら仮想現実の方が……」
4本腕の猿に似た異星人は、俺にそう説明した。
「それに……こっちでもシミュレーションしてみたら……君が『ハーレム』の女の子に5年以内に殺される確率は83%って結果が出たんだ。我々としても君に生きていて欲しいしね」
「どう云う事?」
「我々は……女性は大量に必要だけど、男性は人類と云う種を維持する為に最低限必要な個体数だけで十分なんだ。で……人類を維持する為に、君の精液をもらいたい」
「実のところ、君や……他の君と似た願いをした『人類を裏切った男』を生かしておいたのは……人類の肉が高級食材だからだ」
俺を十数年ぶりに現実世界に呼び戻した宇宙人は、とんでもない事を言い出した。
「えっ?」
「でも……味は、メスの肉がダントツで、若い去勢オスの肉がそれに次ぎ……君みたいな成人した去勢してないオスの肉は……はっきり言っておいしくない。ペットに食わせたら、動物虐待になるレベルだ」
「お……おい。でも……人類を維持する為に、子種が必要なんじゃ……」
「あ……ようやく研究成果が実って、人類の女同士で子孫を残す方法を発見した。こっちの方がボク達としては都合がいい。だけど、君はボク達に協力してくれたんで……選択させてあげるよ」
「な……何を……」
嫌な予感しかしない。
「将来の研究や、『人類の女同士で子孫を残す方法』で、万が一、何かの問題が見付かった時の為に人工冬眠に入ってもらう。これが1つ目の選択肢」
待て。待ちやがれ。
「あの……他に選択肢は?」
「安楽死」
大した裏切りだったとは思わない。だが、裏切り者の末路は……いつも、こうなるようだ。
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