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第一章:傷城
ニルリティ/高木 瀾(らん) (5)
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「県警の機動隊の防具に私が使ってる散弾銃用のスラッグ弾をブチ込んだら、どうなる?」
『えっ?』
私は、後方支援チームに問い合わせる。
「だから、防具越しに命中たら、死ぬ確率と助かる確率は、どっちが高い?」
『ええっと……骨や内臓にダメージはいく可能性は有るけど、貫通はしない』
「理解した」
「おい、何する気だッ?」
「お前、何、考えてる?」
相棒と……そして、副指揮官とパワー型のハイブリッド型のレンジャー隊用の強化服から突っ込みが入る。
「救急車と病院の手配を頼む」
まずは……対悪霊・魔物系向けの霊力を込めた非致死性弾を散弾銃に込め、擬似ゾンビ化した動画配信者をオンブしてる機動隊員の胸を狙ってブッ放つ。
「がぁぁぁぁッ‼」
「うがあああッ‼」
「おい、どうなってる? 何で……非致死性弾を防具越しに食らっただけの機動隊員まで苦しんでる?」
「機動隊員も、背中の擬似ゾンビが出してる『邪気』に汚染されてる。多分だけど、もう、その機動隊員も擬似ゾンビ化しかけてるみてぇ~だ」
「待て、機動隊員は対魔法・心霊系の装備で、ここに来たんじゃないのか?」
「県警に連絡が入った時点では……えっと……『敵』は居たとしても変身能力者なんかの物理系だと思……われてた」
レンジャー隊の指揮官が、そう解説してくれる。
「おい、霊力込めてる弾は、あと、いくつだ?」
「非致死性弾5つ、スラッグ弾2つ、簡易焼夷弾が2つ」
「ちょっと足りねえな……って、最後のは何の為のだ?」
「文字通りの『最後の手段』用のヤツだ。で、効いてるのか?」
私は、そう言いながら、2発目の弾を発射。
「一時的に動きを封じる程度なら……一応」
相棒の元にATVが遠隔操作でやって来る。
相棒は、ATVの荷台の「魔法の焦点具」……早い話がヨーロッパ系の「魔法」で言うなら「魔法使いの杖」だ……を兼ねた大型ハンマーを取り出す。
ゴオッ……。
その時、風切り音と血煙と共に、機動隊員の1人と、その背中にしがみ付いてた動画配信者の頭が消えた。
「お……おい……」
「手前らのやり方は、まだるっこしい。これが一番手っ取り早いだろうが。おい、レンジャー隊ども、面倒だから感謝状は要らねえぞ」
私と共に、地上まで落下した久米銀河の手の爪が機動隊員と動画配信者の頭を一瞬にして砕いて……。
「マズいぞ……その狼男を止めろ‼」
続いて、相棒の絶叫……。
『えっ?』
私は、後方支援チームに問い合わせる。
「だから、防具越しに命中たら、死ぬ確率と助かる確率は、どっちが高い?」
『ええっと……骨や内臓にダメージはいく可能性は有るけど、貫通はしない』
「理解した」
「おい、何する気だッ?」
「お前、何、考えてる?」
相棒と……そして、副指揮官とパワー型のハイブリッド型のレンジャー隊用の強化服から突っ込みが入る。
「救急車と病院の手配を頼む」
まずは……対悪霊・魔物系向けの霊力を込めた非致死性弾を散弾銃に込め、擬似ゾンビ化した動画配信者をオンブしてる機動隊員の胸を狙ってブッ放つ。
「がぁぁぁぁッ‼」
「うがあああッ‼」
「おい、どうなってる? 何で……非致死性弾を防具越しに食らっただけの機動隊員まで苦しんでる?」
「機動隊員も、背中の擬似ゾンビが出してる『邪気』に汚染されてる。多分だけど、もう、その機動隊員も擬似ゾンビ化しかけてるみてぇ~だ」
「待て、機動隊員は対魔法・心霊系の装備で、ここに来たんじゃないのか?」
「県警に連絡が入った時点では……えっと……『敵』は居たとしても変身能力者なんかの物理系だと思……われてた」
レンジャー隊の指揮官が、そう解説してくれる。
「おい、霊力込めてる弾は、あと、いくつだ?」
「非致死性弾5つ、スラッグ弾2つ、簡易焼夷弾が2つ」
「ちょっと足りねえな……って、最後のは何の為のだ?」
「文字通りの『最後の手段』用のヤツだ。で、効いてるのか?」
私は、そう言いながら、2発目の弾を発射。
「一時的に動きを封じる程度なら……一応」
相棒の元にATVが遠隔操作でやって来る。
相棒は、ATVの荷台の「魔法の焦点具」……早い話がヨーロッパ系の「魔法」で言うなら「魔法使いの杖」だ……を兼ねた大型ハンマーを取り出す。
ゴオッ……。
その時、風切り音と血煙と共に、機動隊員の1人と、その背中にしがみ付いてた動画配信者の頭が消えた。
「お……おい……」
「手前らのやり方は、まだるっこしい。これが一番手っ取り早いだろうが。おい、レンジャー隊ども、面倒だから感謝状は要らねえぞ」
私と共に、地上まで落下した久米銀河の手の爪が機動隊員と動画配信者の頭を一瞬にして砕いて……。
「マズいぞ……その狼男を止めろ‼」
続いて、相棒の絶叫……。
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