28 / 56
第三章:最強のライバル登場、その名は「ちびすけ」
(6)
しおりを挟む
「優希ちゃん……すごく……よかったよ♥」
角竜のちびすけさんは……途中で呆れて居なくなった。
どうやら……人間にとって(真子ちゃん除く)異常な状況だっただけじゃなくて、同じ恐竜にとっても……関わり合いになりたくないほどの異常な状況だったらしい。
「ああああ……」
「優希ちゃん?」
多分……あたしが、今、真子ちゃんを見る目は……レ○プ犯を見る被害者そのものなんだろうなぁ……。
「こ……来ないでッ‼」
魔法少女同士が変身してイチャイチャなんて、言葉だけなら、オタクが喜びそうな状況だけど、実態は……恐竜に変身して齧り合い。
と言うか……あたしが一方的に噛って、齧られてたスーちゃんと、スーちゃんに変身してた真子ちゃんが一方的に大喜び。
嫌だ……。
もう、こんな状況……嫌だ……。
助けて……って、助けてくれそうな人は居ない。
逃げよう。
逃げて、どうなるか、さっぱり判らないけど……今のこの状況よりは、遥かにマシな筈だ……。
うわあああ……。
「ま……待って、ガジくん、どうしたのッ? 何で、逃げるのッ?」
もう嫌だ、あたしは、ここから逃げて……どこか……恐竜も爬虫人類とかいう人(?)達も居ないどこかで……普通に暮すんだッ‼
あたしは、どたどたどたどたどたぁ♪ と地響きを立てながら、人間には有り得ない猛スピードで……。
待て、何か変だ?
うわあああ……。
あたし、何で、また、変身してるッ?
角竜のちびすけさんは……途中で呆れて居なくなった。
どうやら……人間にとって(真子ちゃん除く)異常な状況だっただけじゃなくて、同じ恐竜にとっても……関わり合いになりたくないほどの異常な状況だったらしい。
「ああああ……」
「優希ちゃん?」
多分……あたしが、今、真子ちゃんを見る目は……レ○プ犯を見る被害者そのものなんだろうなぁ……。
「こ……来ないでッ‼」
魔法少女同士が変身してイチャイチャなんて、言葉だけなら、オタクが喜びそうな状況だけど、実態は……恐竜に変身して齧り合い。
と言うか……あたしが一方的に噛って、齧られてたスーちゃんと、スーちゃんに変身してた真子ちゃんが一方的に大喜び。
嫌だ……。
もう、こんな状況……嫌だ……。
助けて……って、助けてくれそうな人は居ない。
逃げよう。
逃げて、どうなるか、さっぱり判らないけど……今のこの状況よりは、遥かにマシな筈だ……。
うわあああ……。
「ま……待って、ガジくん、どうしたのッ? 何で、逃げるのッ?」
もう嫌だ、あたしは、ここから逃げて……どこか……恐竜も爬虫人類とかいう人(?)達も居ないどこかで……普通に暮すんだッ‼
あたしは、どたどたどたどたどたぁ♪ と地響きを立てながら、人間には有り得ない猛スピードで……。
待て、何か変だ?
うわあああ……。
あたし、何で、また、変身してるッ?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる