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第五章:最強のライバル、更にもう1つ登場、その名は「魔法少女隊ラスト・バタリオン」

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 未だに原因不明の東京壊滅から約二〇日。
 ウチや近所の牧場からは外国人の技能実習生は居なくなり……その代り……。
「ふにゃ~♪」
「ふにゃ~♪」
「ふにゃ~♪」
「あ、お早うございます」
 おかしい。
 いつから、あたしは……恐竜が牧場のバイトをやってる冷静に考えると異常極まりない状況を当り前だと思うようになったんだろう?
「お早うございます」
 ビクっ……。
「あ……あ……あ……あ……お早う」
 自称「ちびすけ」の割に、軽自動車ぐらいの大きさの角竜さんは……何故、あたしを怖がってるんだろう?
 そして……。
「優希ちゃ~ん♥」
「うわあああああッ‼ 来るな、レ○プ魔ッ‼」
 何でだ?
 何で、友達の真子ちゃんを見ると……反射的に恐怖感で訳が判んなくなり……しかも、こんな酷い事を叫んでしま……。
 ん?
「お~い、優希、昼飯にするぞ~」
「は~い」
 あれ?
 朝御飯を食べて家を出て……公立図書館で勉強するつもりだったのに……今はお昼で……牧場に居たまま。
 何で、時々、記憶が飛ぶ?
 あたしの身に何が起きてるんだ?
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