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プロローグ
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「引いてもらう訳には、いかんとね?」
マオカラーのスーツを着た、「ダンディ」という単語を絵にしたような初老の男は、その姿に、あまりにも似合わない九州弁で、そう告げた。
その背後に並んでいるのは……年齢も服装もバラバラの男8:女2ぐらいの比率の集団。
「オジキ……大親分直属の親衛隊だった俺達が、跡目を継ぐんが筋ってもんじゃないですか?」
そう答えたのは、髪型も服装も北米連邦のHip-hop系ミュージシャンを思わせる30代後半ぐらいの男だった。
こいつが従えてるのは、黄色に黒のアクセントが入ったジャージで統一された……靴も、これまたニューヨークあたりのチンピラ御用達のブランドのスニーカーの……男6:女4ぐらいの比率の集団……先頭に立っている男が最年長らしかった。
「何が『親衛隊』か? 大親分と、自分らの親分を見捨てて逃げ帰ってきたタマナシどもが……偉そうに……」
「言っていい事と、言わん方がいい事の区別も付かんとかッ⁉ この躾のなっとらんクソ年寄がッ‼」
「面白か……宣戦布告ちゅ~ヤツと思って良かね?」
「来てみいや、ゴラァっ‼」
場所は門司港駅前。
だが、もう終電は、とうに出た時間。
観光地とは言え、人は居ない。
マオカラーの男が、戦闘開始の合図のように、持っていたステッキを振り上げ……そして……。
ゴオ……。
そのステッキの先から、一般人並の霊感しか無い者にさえ「見える」ほどの「気」が噴出し……その「気」は、やがて、異形の姿となり……。
「行けぇっ‼」
ステッキの先端から、無数の……式神だか使い魔だかが放たれた瞬間……。
風が無数の呪符を運んで来た。
「えっ?」
「あ……」
ジャージ姿の一団を襲う筈だった式神だか使い魔だかは……何故か、その呪符に向かって行き……そして……。
「ぎゃうっ‼」
「ぎゃうっ‼」
「ぎゃうっ‼」
呪符から放たれた「炎の縄」のように見える「気」に次々と拘束されていく。
「あ……アニキ……あいつら……」
ジャージの一団の1人が、そいつらが居る方向を指差した。
「お……お前ら、何で、ここに居るッ⁉」
「あれっ? この前、久留米に居た奴らか? ちょっと、こっちに出張する用事が有ってな」
同じタイプだが、色や模様が違う4つの強化装甲服……その中で、装甲にファイアーパターン風にアレンジされた梵字が描かれ、手に大型ハンマーを持った奴が、そう答えた。
「夜も遅い。近所迷惑にならない内に、大人しく、お帰りいただく事を推奨する。さもなくば……」
次に声を発したのは……銀色の装甲に、青い流水紋が描かれた強化装甲服だった。
「俺達ば、ブッ殺すとでも言うとかッ‼」
誰かが、そう怒鳴った瞬間……。
轟……。
突風の音がした。
そして……。
何かが地面に激突する音。
「高速移動能力者か……めずらしくも無い」
視線の先には……いつの間にか、地面に叩き付けられ気を失なっている1人の男。
そして、2人目の強化装甲服の位置や構えが……いつの間にか、ほんの少し変っていた。
どうやら、目にも止まらぬ速さで突撃してきた男に対して、逆に投げ技をかけたらしかった。
いわゆる「高速移動能力者」の大半は……下手すりゃ中学校の野球部のピッチャーの球より遅い。予備動作ほぼ無しにコンマ秒で最大速度まで加速出来るから超高速に錯覚してるだけで、訓練次第では何の特異能力を持たない者でも対処は可能だ。
もっとも、こんな対処方法が使えるのは、普段から高速移動能力者を稽古相手にしてる奴らぐらいだろうが……。
「あの足の折れ方……マズくなかね?」
そう訊いたのは……2人目とは逆に、青い装甲に白い流水紋が描かれた強化装甲服。
4人の中では、一番背が高い……しかし、外人訛りの有る九州弁風の口調の少女っぽい声という奇天烈な音声だった。
「ありゃ……骨折が治っても、歩くのに杖が要りそうだな……」
そう評したのは……4人目の赤みがかったオレンジの装甲の強化装甲服。
強化装甲服の着装者は4人とも女性のようだが……声からすると、彼女が一番齢上のようだ。
と言っても、30代後半より上には思えない。
「おめぇ、わざと、あいつが元高速移動能力者になるように投げただろ」
ファイアーパターンの強化装甲服が、仲間に、そう訊いた。
「そんな事は無い。成功率は70%弱だと思っていた。それはともかく……」
「残党狩りを始めるか……」
ジャージの一団は……既に逃げていた。
そして、マオカラースーツの魔法使いは……。
「あ……あの……組長……」
「う……うごけん……式神を呪縛されとるせいで……あああ……や……やめ……」
ファイアーパターンの強化装甲服が手にしていた大型ハンマーから炎のような「気」が吹き出した。
「吽ッ‼」
その咆哮と共に、「気」の塊が、次々と式神を呪縛している呪符に命中し……。
「う……うぎゃああ……」
自分の分身である式神を破壊された反動でマオカラースーツの魔法使いの体から煙が吹き出し……皮膚には次々と火傷のような傷が生じ……。
「て……てめぇっ‼」
マオカラースーツの魔法使いの手下達の中に服を脱ぎ捨てる者達が居た。
ある者は、河童の姿に……別の者は鬼の姿へと変り……そして……。
「ぎゃあっ‼」
「うげっ‼」
オレンジ色の強化装甲服が手にしていた大口径の銃から発射された弾丸が、次々と鬼や河童達に命中していく。
「新製品のテストなら他所でやってくれ。何の為に工房にテスト要員を派遣してると思ってるんだ?」
その一言と共に、2体の流水紋の強化装甲服の下腕の隠し刃が展開。
次々と逃げ遅れた者達は斬り刻まれていき……。
「早く撤退しないと……自分から『せめて殺してくれ』と泣いて頼む羽目になるぞ」
血飛沫が飛ぶ中……「正義の味方」という俗称には似合わない……残酷な宣告……。
さて、ここで、残念なお報せだ。
この、ちょっとスプラッタだが、とってもクールに悪党どもを始末してる連中は……あたしらじゃない。
「てめえらッ‼ 他人の縄張りで勝手に何やってやがるッ‼」
「ようやく来たか……」
今頃になってノコノコ駆け付けてイキってるマヌケの集団……それが……あたしらだ。
「何ね? 最近のヤクザって、警察官のコスプレばしとっとね?」
青い強化装甲服がマヌケな感想を言った。
「見て判んねえかッ‼ 本物に決ってるだろうがッ‼」
こっちも強化装甲服を着てるが……残念ながら1~2世代古い旧式だ。
何で、「正義の味方」と呼ばれてるが、法的には違法自警団に過ぎねえ連中の装備が、れっきとした警察官である、あたしらより、遥かに良いんだ?
しかも、向こうは、医療チームに、情報分析チームに、機械類だけじゃなくマジック・アイテムのメンテナンス・チームと、色んなバックアップも充実してるらしい。
「でも……この……青か黄か、よ~判らん人が言ってる事……どう考えてもヤクザ……」
「すいません、ガラが悪いのは副隊長だけです……。我々は、ちゃんとした警察です」
ウチの汎用型の1人である池田が、冷静に、そうツッコミを入れた。
「何かさぁ……会う度にガラが悪くなってねえか、この人?」
ファイアーパターンの強化装甲服が、ボソっと、そう呟いた。
「うるせえ、聞こえてるぞッ‼」
「了解した。我々は大人しく撤退する。後の面倒な事は全部任せた。えっと……」
流水紋の強化装甲服は、そう言いながら、辺りを見回す。
「なるべく死なさないように注意はしたが……こいつらを取調べたいなら……早急に救急車と病院の手配をする事を推奨する」
「てめ、まさか、笑える冗談を言ってるつもりかッ?」
「そちらの判断にお任せする……あと……」
「何だ?」
「韓国の同業者からの情報だ」
「何が?」
「釜山の『熊おじさんホールディングス』のロシアの子会社の密輸船が、北九州と熊本に向かっているそうだ」
「はっ?」
「どうやら……青龍敬神会と龍虎興業に各コンテナ数個分の武器・弾薬を卸すつもりらしい」
「え……ちょ……ちょっと待ってよ……」
それを聞いたウチの隊長が「訳がわからん」という感じの口調で、そう言った。
「どっちの組織も、君達が1週間前に大親分と№2を暗殺したせいで、跡目争いの最中の筈じゃ……」
「武器・弾薬の代金は既に振り込まれてるらしい。向こうは、約束通り出荷しただけだ。悪党業界とは言え、信用は大事だからな」
「出荷って言うけど……受取人は誰ッ?」
「熊おじさんホールディングスは、残存してる両方の『一次子会社』全てに、こう通達したそうだ。『自分達が送った武器を入手した奴を跡目と見做す』ってな」
マオカラーのスーツを着た、「ダンディ」という単語を絵にしたような初老の男は、その姿に、あまりにも似合わない九州弁で、そう告げた。
その背後に並んでいるのは……年齢も服装もバラバラの男8:女2ぐらいの比率の集団。
「オジキ……大親分直属の親衛隊だった俺達が、跡目を継ぐんが筋ってもんじゃないですか?」
そう答えたのは、髪型も服装も北米連邦のHip-hop系ミュージシャンを思わせる30代後半ぐらいの男だった。
こいつが従えてるのは、黄色に黒のアクセントが入ったジャージで統一された……靴も、これまたニューヨークあたりのチンピラ御用達のブランドのスニーカーの……男6:女4ぐらいの比率の集団……先頭に立っている男が最年長らしかった。
「何が『親衛隊』か? 大親分と、自分らの親分を見捨てて逃げ帰ってきたタマナシどもが……偉そうに……」
「言っていい事と、言わん方がいい事の区別も付かんとかッ⁉ この躾のなっとらんクソ年寄がッ‼」
「面白か……宣戦布告ちゅ~ヤツと思って良かね?」
「来てみいや、ゴラァっ‼」
場所は門司港駅前。
だが、もう終電は、とうに出た時間。
観光地とは言え、人は居ない。
マオカラーの男が、戦闘開始の合図のように、持っていたステッキを振り上げ……そして……。
ゴオ……。
そのステッキの先から、一般人並の霊感しか無い者にさえ「見える」ほどの「気」が噴出し……その「気」は、やがて、異形の姿となり……。
「行けぇっ‼」
ステッキの先端から、無数の……式神だか使い魔だかが放たれた瞬間……。
風が無数の呪符を運んで来た。
「えっ?」
「あ……」
ジャージ姿の一団を襲う筈だった式神だか使い魔だかは……何故か、その呪符に向かって行き……そして……。
「ぎゃうっ‼」
「ぎゃうっ‼」
「ぎゃうっ‼」
呪符から放たれた「炎の縄」のように見える「気」に次々と拘束されていく。
「あ……アニキ……あいつら……」
ジャージの一団の1人が、そいつらが居る方向を指差した。
「お……お前ら、何で、ここに居るッ⁉」
「あれっ? この前、久留米に居た奴らか? ちょっと、こっちに出張する用事が有ってな」
同じタイプだが、色や模様が違う4つの強化装甲服……その中で、装甲にファイアーパターン風にアレンジされた梵字が描かれ、手に大型ハンマーを持った奴が、そう答えた。
「夜も遅い。近所迷惑にならない内に、大人しく、お帰りいただく事を推奨する。さもなくば……」
次に声を発したのは……銀色の装甲に、青い流水紋が描かれた強化装甲服だった。
「俺達ば、ブッ殺すとでも言うとかッ‼」
誰かが、そう怒鳴った瞬間……。
轟……。
突風の音がした。
そして……。
何かが地面に激突する音。
「高速移動能力者か……めずらしくも無い」
視線の先には……いつの間にか、地面に叩き付けられ気を失なっている1人の男。
そして、2人目の強化装甲服の位置や構えが……いつの間にか、ほんの少し変っていた。
どうやら、目にも止まらぬ速さで突撃してきた男に対して、逆に投げ技をかけたらしかった。
いわゆる「高速移動能力者」の大半は……下手すりゃ中学校の野球部のピッチャーの球より遅い。予備動作ほぼ無しにコンマ秒で最大速度まで加速出来るから超高速に錯覚してるだけで、訓練次第では何の特異能力を持たない者でも対処は可能だ。
もっとも、こんな対処方法が使えるのは、普段から高速移動能力者を稽古相手にしてる奴らぐらいだろうが……。
「あの足の折れ方……マズくなかね?」
そう訊いたのは……2人目とは逆に、青い装甲に白い流水紋が描かれた強化装甲服。
4人の中では、一番背が高い……しかし、外人訛りの有る九州弁風の口調の少女っぽい声という奇天烈な音声だった。
「ありゃ……骨折が治っても、歩くのに杖が要りそうだな……」
そう評したのは……4人目の赤みがかったオレンジの装甲の強化装甲服。
強化装甲服の着装者は4人とも女性のようだが……声からすると、彼女が一番齢上のようだ。
と言っても、30代後半より上には思えない。
「おめぇ、わざと、あいつが元高速移動能力者になるように投げただろ」
ファイアーパターンの強化装甲服が、仲間に、そう訊いた。
「そんな事は無い。成功率は70%弱だと思っていた。それはともかく……」
「残党狩りを始めるか……」
ジャージの一団は……既に逃げていた。
そして、マオカラースーツの魔法使いは……。
「あ……あの……組長……」
「う……うごけん……式神を呪縛されとるせいで……あああ……や……やめ……」
ファイアーパターンの強化装甲服が手にしていた大型ハンマーから炎のような「気」が吹き出した。
「吽ッ‼」
その咆哮と共に、「気」の塊が、次々と式神を呪縛している呪符に命中し……。
「う……うぎゃああ……」
自分の分身である式神を破壊された反動でマオカラースーツの魔法使いの体から煙が吹き出し……皮膚には次々と火傷のような傷が生じ……。
「て……てめぇっ‼」
マオカラースーツの魔法使いの手下達の中に服を脱ぎ捨てる者達が居た。
ある者は、河童の姿に……別の者は鬼の姿へと変り……そして……。
「ぎゃあっ‼」
「うげっ‼」
オレンジ色の強化装甲服が手にしていた大口径の銃から発射された弾丸が、次々と鬼や河童達に命中していく。
「新製品のテストなら他所でやってくれ。何の為に工房にテスト要員を派遣してると思ってるんだ?」
その一言と共に、2体の流水紋の強化装甲服の下腕の隠し刃が展開。
次々と逃げ遅れた者達は斬り刻まれていき……。
「早く撤退しないと……自分から『せめて殺してくれ』と泣いて頼む羽目になるぞ」
血飛沫が飛ぶ中……「正義の味方」という俗称には似合わない……残酷な宣告……。
さて、ここで、残念なお報せだ。
この、ちょっとスプラッタだが、とってもクールに悪党どもを始末してる連中は……あたしらじゃない。
「てめえらッ‼ 他人の縄張りで勝手に何やってやがるッ‼」
「ようやく来たか……」
今頃になってノコノコ駆け付けてイキってるマヌケの集団……それが……あたしらだ。
「何ね? 最近のヤクザって、警察官のコスプレばしとっとね?」
青い強化装甲服がマヌケな感想を言った。
「見て判んねえかッ‼ 本物に決ってるだろうがッ‼」
こっちも強化装甲服を着てるが……残念ながら1~2世代古い旧式だ。
何で、「正義の味方」と呼ばれてるが、法的には違法自警団に過ぎねえ連中の装備が、れっきとした警察官である、あたしらより、遥かに良いんだ?
しかも、向こうは、医療チームに、情報分析チームに、機械類だけじゃなくマジック・アイテムのメンテナンス・チームと、色んなバックアップも充実してるらしい。
「でも……この……青か黄か、よ~判らん人が言ってる事……どう考えてもヤクザ……」
「すいません、ガラが悪いのは副隊長だけです……。我々は、ちゃんとした警察です」
ウチの汎用型の1人である池田が、冷静に、そうツッコミを入れた。
「何かさぁ……会う度にガラが悪くなってねえか、この人?」
ファイアーパターンの強化装甲服が、ボソっと、そう呟いた。
「うるせえ、聞こえてるぞッ‼」
「了解した。我々は大人しく撤退する。後の面倒な事は全部任せた。えっと……」
流水紋の強化装甲服は、そう言いながら、辺りを見回す。
「なるべく死なさないように注意はしたが……こいつらを取調べたいなら……早急に救急車と病院の手配をする事を推奨する」
「てめ、まさか、笑える冗談を言ってるつもりかッ?」
「そちらの判断にお任せする……あと……」
「何だ?」
「韓国の同業者からの情報だ」
「何が?」
「釜山の『熊おじさんホールディングス』のロシアの子会社の密輸船が、北九州と熊本に向かっているそうだ」
「はっ?」
「どうやら……青龍敬神会と龍虎興業に各コンテナ数個分の武器・弾薬を卸すつもりらしい」
「え……ちょ……ちょっと待ってよ……」
それを聞いたウチの隊長が「訳がわからん」という感じの口調で、そう言った。
「どっちの組織も、君達が1週間前に大親分と№2を暗殺したせいで、跡目争いの最中の筈じゃ……」
「武器・弾薬の代金は既に振り込まれてるらしい。向こうは、約束通り出荷しただけだ。悪党業界とは言え、信用は大事だからな」
「出荷って言うけど……受取人は誰ッ?」
「熊おじさんホールディングスは、残存してる両方の『一次子会社』全てに、こう通達したそうだ。『自分達が送った武器を入手した奴を跡目と見做す』ってな」
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