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第一章:序章編
1 武器とレベルアップ
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そうして初めて自分で動物を殺して食べた。
血の味が口いっぱいに広がる。
それでも食べる。
それしか生きる方法がない。
食べなければ生き残れないのだから。
そうして食べ続け一匹食べ終わるとこんな声が聞こえた。
〈スキル【喰奪Lv.1】の効果が発動しました。突進Lv.1 脱兎Lv.1を獲得しました〉
食べ終わりふと見てみるとそこは、血の池に毛が浮いて頭だけになっていた。
殺したんだから隅々まで有効活用しなきゃな。
この角武器になるんじゃね?
〈はい。ホーンラビットの角はランクのわりに鋭いので初心者の槍に加工されたりします〉
そういえばサポーターってどうしてそんなに知識があるんだ?
〈私には、鑑定、索敵、空間認識、気配察知、解析のLv.5相当が組み込まれているためですね〉
まあ、周囲に何があるかを処理・解析が可能です。
それってかなり強いのでは…
〈はい。この能力は強いです〉
やっぱりね。
じゃあ、この角どうしたら抜けると思う?
〈抜かなくてもいいのでは?〉
どういうことだ?
〈頭を岸壁にこすりつければある程度の骨は削れるでしょう〉
そうして俺は岸壁で頭を削っていってある程度の大きさになった。
槍ってどうやって作るのかご教授願います先生!
〈先生ではありません。まず体と同じくらいの長さの枝を探して樹皮を剥いて、蔦で括り付ければ簡易的なものはできるでしょう〉
そうして俺は、まっすぐな枝を探して俺と同じくらいの長さで折って地面にこすりつけて折ったところを丸くしていく。
そうして蔦で枝とホーンラビットの角を括り付けて簡易的な槍ができた。
そうしてしばらく歩いていくとサポーターから話しかけられた。
〈微小ですが魔力反応を2つ見つけました〉
Hランクってことか?
〈はい〉
勝てると思うか?
〈恐らく勝てます〉
そうして魔力反応があるといったほうを見てみるとつるんとした楕円形に半透明な青い身体。そう俗にいうスライムが二体だ。
なあ、サポーター。あの中心の赤い球を壊したらあいつ死ぬか?
〈はい、あれはスライムの核です。壊すと身体を保てずに崩壊します〉
集中。一回だけだ。
狙えるのは一回だけ。
今だ!
その瞬間槍は俺の手を離れ核を貫き木に刺さった。
一体が核を壊され崩壊した身体と核の中にあった青い石を残してへなりと動かなくなった。
もう一体が気が付き戦おうとしていっる。
脱兎発動。
槍まで一直線走り抜ける。
俺はレッサーゴブリン。そんな攻撃力3から投げられたんだ。深く突き刺さっているわけがない。
核に向かって槍を上から突き刺そうと振り下ろした。
ブニンと身体がへこんだだけだ。
なるほど…柔らかくして逆に物理攻撃に耐性を得るスキルってところか?
鑑定!
名前:なし
種族:スライム
レベル:7
HP 20/25
MP 9→8/10
鑑定失敗
スキル
鑑定失敗
出来た。
殆ど失敗になってるけど…
恐らく推測したスキルは魔力を使用するタイプのスキルだな。
俺が攻撃してから10秒くらいだ。
ここから逆算するに5秒に1MPを使用するってところか…
なら…
はぁ!
突きだ。
多分まだ使ってる。
スキルを切らせないように連撃して、MPを削る。
そうして連撃して25秒くらいになり、もう一撃与えると液体が飛んできた。
ジュゥゥ…
アガッ…
痛ぇ!
焼けるような痛みを感じた。
なんだこれ。
腕にすべてがかかった。
爛れた?
〈弱酸です。MPを5必要とするためもうMPは0です〉
最後だ!引導を渡してやる!
そうして俺は最後のスライムの核を砕いた。
〈個体名ルルーのレベルが上がりました〉
サポーターっぽいけどまた違う声が響く。
これは?
〈世界の声です。ニルヘイム教では夢の声と呼ばれるものです〉
〈私とはまるで別物です〉
レベル:1→2
HP 25→31
MP 0→5
攻撃能力3→8
防御能力3→7
魔法能力3→6
抵抗能力3→4
俊敏能力5→15
知恵能力240→246
器用能力10→17
運命能力21→26
レベルアップ熟練度アップによりスキルレベルが上昇しました。
罠師Lv.1→2
全言語理解Lv.1→2
脱兎Lv.1→3
野生Lv.1(new)
酸耐性Lv.1(new)
槍術Lv.1(new)
槍技Lv.1(new)
そうして俺はたじろぎながら一口スライムを食べる。最初に倒したほうは無味だった。
ムニュムニュブニブニしていて弾力が強い。
もう一体のほうをまた無味かと思い食べると鼻をハーブの香りを抜けて柑橘系のようなにおいがした。
もしかしたらあの無味のほうは分裂したてでまだ何も食べてなかったから味がしなかったのかもしれないな。
そうしてスライムを食べ終えるとまた声が聞こえた。
〈スキル【喰奪Lv.1】乗効果が発動しました。収納Lv.1 結界Lv.1を獲得しました〉
〈スキル【喰奪Lv.1】乗効果が発動しました。粘性化Lv.1 酸合成Lv.1を獲得しました〉
問題はこれだな。
この魔石?はどうするべきなんだろうか
サポーター
〈これは魔晶石ですね〉
魔晶石?
〈魔晶石の類には名前がついています。下から魔晶石、魔石、魔岩、魔星岩といいます〉
大きさと魔力の濃さで名称が決まるのか?
〈その通りです〉
〈そうして魔物の体から出た宝石類は魔物が食べると強くなります。〉
まじで?
はい。
食べるぞ
ガリッ
〈個体名ルルーのレベルが上がりました〉
レベル:2→4
HP 31→43
MP 5→17
攻撃能力8→19
防御能力7→18
魔法能力6→16
抵抗能力4→15
俊敏能力15→29
知恵能力246→252
器用能力17→28
運命能力26→31
レベルアップ熟練度アップによりスキルレベルが上昇しました。
脱兎Lv.3→6
野生Lv.1→2
収納Lv.1→2
結界Lv.1→2
粘性化Lv.1→2
酸合成Lv.1→2
投擲Lv.1(new)
そうして思った。
今日だけでステータスもスキルもめっちゃ上がったな。
そうして俺は今日生きるための進化の一歩を踏み出した。
生きるために殺す。弱肉強食だから。弱い奴から死んでいく世界なのだから。
血の味が口いっぱいに広がる。
それでも食べる。
それしか生きる方法がない。
食べなければ生き残れないのだから。
そうして食べ続け一匹食べ終わるとこんな声が聞こえた。
〈スキル【喰奪Lv.1】の効果が発動しました。突進Lv.1 脱兎Lv.1を獲得しました〉
食べ終わりふと見てみるとそこは、血の池に毛が浮いて頭だけになっていた。
殺したんだから隅々まで有効活用しなきゃな。
この角武器になるんじゃね?
〈はい。ホーンラビットの角はランクのわりに鋭いので初心者の槍に加工されたりします〉
そういえばサポーターってどうしてそんなに知識があるんだ?
〈私には、鑑定、索敵、空間認識、気配察知、解析のLv.5相当が組み込まれているためですね〉
まあ、周囲に何があるかを処理・解析が可能です。
それってかなり強いのでは…
〈はい。この能力は強いです〉
やっぱりね。
じゃあ、この角どうしたら抜けると思う?
〈抜かなくてもいいのでは?〉
どういうことだ?
〈頭を岸壁にこすりつければある程度の骨は削れるでしょう〉
そうして俺は岸壁で頭を削っていってある程度の大きさになった。
槍ってどうやって作るのかご教授願います先生!
〈先生ではありません。まず体と同じくらいの長さの枝を探して樹皮を剥いて、蔦で括り付ければ簡易的なものはできるでしょう〉
そうして俺は、まっすぐな枝を探して俺と同じくらいの長さで折って地面にこすりつけて折ったところを丸くしていく。
そうして蔦で枝とホーンラビットの角を括り付けて簡易的な槍ができた。
そうしてしばらく歩いていくとサポーターから話しかけられた。
〈微小ですが魔力反応を2つ見つけました〉
Hランクってことか?
〈はい〉
勝てると思うか?
〈恐らく勝てます〉
そうして魔力反応があるといったほうを見てみるとつるんとした楕円形に半透明な青い身体。そう俗にいうスライムが二体だ。
なあ、サポーター。あの中心の赤い球を壊したらあいつ死ぬか?
〈はい、あれはスライムの核です。壊すと身体を保てずに崩壊します〉
集中。一回だけだ。
狙えるのは一回だけ。
今だ!
その瞬間槍は俺の手を離れ核を貫き木に刺さった。
一体が核を壊され崩壊した身体と核の中にあった青い石を残してへなりと動かなくなった。
もう一体が気が付き戦おうとしていっる。
脱兎発動。
槍まで一直線走り抜ける。
俺はレッサーゴブリン。そんな攻撃力3から投げられたんだ。深く突き刺さっているわけがない。
核に向かって槍を上から突き刺そうと振り下ろした。
ブニンと身体がへこんだだけだ。
なるほど…柔らかくして逆に物理攻撃に耐性を得るスキルってところか?
鑑定!
名前:なし
種族:スライム
レベル:7
HP 20/25
MP 9→8/10
鑑定失敗
スキル
鑑定失敗
出来た。
殆ど失敗になってるけど…
恐らく推測したスキルは魔力を使用するタイプのスキルだな。
俺が攻撃してから10秒くらいだ。
ここから逆算するに5秒に1MPを使用するってところか…
なら…
はぁ!
突きだ。
多分まだ使ってる。
スキルを切らせないように連撃して、MPを削る。
そうして連撃して25秒くらいになり、もう一撃与えると液体が飛んできた。
ジュゥゥ…
アガッ…
痛ぇ!
焼けるような痛みを感じた。
なんだこれ。
腕にすべてがかかった。
爛れた?
〈弱酸です。MPを5必要とするためもうMPは0です〉
最後だ!引導を渡してやる!
そうして俺は最後のスライムの核を砕いた。
〈個体名ルルーのレベルが上がりました〉
サポーターっぽいけどまた違う声が響く。
これは?
〈世界の声です。ニルヘイム教では夢の声と呼ばれるものです〉
〈私とはまるで別物です〉
レベル:1→2
HP 25→31
MP 0→5
攻撃能力3→8
防御能力3→7
魔法能力3→6
抵抗能力3→4
俊敏能力5→15
知恵能力240→246
器用能力10→17
運命能力21→26
レベルアップ熟練度アップによりスキルレベルが上昇しました。
罠師Lv.1→2
全言語理解Lv.1→2
脱兎Lv.1→3
野生Lv.1(new)
酸耐性Lv.1(new)
槍術Lv.1(new)
槍技Lv.1(new)
そうして俺はたじろぎながら一口スライムを食べる。最初に倒したほうは無味だった。
ムニュムニュブニブニしていて弾力が強い。
もう一体のほうをまた無味かと思い食べると鼻をハーブの香りを抜けて柑橘系のようなにおいがした。
もしかしたらあの無味のほうは分裂したてでまだ何も食べてなかったから味がしなかったのかもしれないな。
そうしてスライムを食べ終えるとまた声が聞こえた。
〈スキル【喰奪Lv.1】乗効果が発動しました。収納Lv.1 結界Lv.1を獲得しました〉
〈スキル【喰奪Lv.1】乗効果が発動しました。粘性化Lv.1 酸合成Lv.1を獲得しました〉
問題はこれだな。
この魔石?はどうするべきなんだろうか
サポーター
〈これは魔晶石ですね〉
魔晶石?
〈魔晶石の類には名前がついています。下から魔晶石、魔石、魔岩、魔星岩といいます〉
大きさと魔力の濃さで名称が決まるのか?
〈その通りです〉
〈そうして魔物の体から出た宝石類は魔物が食べると強くなります。〉
まじで?
はい。
食べるぞ
ガリッ
〈個体名ルルーのレベルが上がりました〉
レベル:2→4
HP 31→43
MP 5→17
攻撃能力8→19
防御能力7→18
魔法能力6→16
抵抗能力4→15
俊敏能力15→29
知恵能力246→252
器用能力17→28
運命能力26→31
レベルアップ熟練度アップによりスキルレベルが上昇しました。
脱兎Lv.3→6
野生Lv.1→2
収納Lv.1→2
結界Lv.1→2
粘性化Lv.1→2
酸合成Lv.1→2
投擲Lv.1(new)
そうして思った。
今日だけでステータスもスキルもめっちゃ上がったな。
そうして俺は今日生きるための進化の一歩を踏み出した。
生きるために殺す。弱肉強食だから。弱い奴から死んでいく世界なのだから。
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