16 / 24
Say goodbye to the past
第16話 支配 大会裏の恐怖
しおりを挟む
「……はい、分かりました。」
明神はサドから指示を受けていた。そこにいるのは猫宮とその他の強化人間である。
「強化人間は今、四体……相手の魔法少女で最も重要視しなきゃいけないのも四体……。」
ニヤリと笑う明神を周りは無感情で見つめる。
「くっだらねぇ。」
次に口を開いたのは猫宮だ。
「あら、そうかしら?逆襲とか貴方したそうじゃない。」
「……逆襲がしたいならお前らみたいな組織に入るより個人として俺は喧嘩するぜ。」
「ふーん……もう一回恐怖が見たいの?」
悪魔のようなニヒル口でニヤリと笑う彼女は絵に書かれたサキュバスのようである。
「てめぇに対する憎しみで殺してやろうかボケ。」
そんな二人を見て落ち着かせようとする男がいる。
「まぁまぁ落ち着いて。ここで言い争っても無駄だよ。」
強化人間第三号……忍屋メイト。『憤怒』の力を持っている彼は怒らせてはいけない人物だと言われてる。
「は、はい……」
「気、気をつけるよ……」
彼らを止めれるのはこの男のみではないだろうか。不思議とお互いがそう思うようになってしまった。
「……ほらほら人野さんも。なんか言ってよー。」
強化人間第一号……人野クチハ。人野コーポレーションの社長の娘は実験台第一号になってしまったらしい。その結果この強化人間をまとめている『アップス』のリーダーとして何故か存在させられてしまったと本人は語る。
「……おトイレ行きたい。」
悪役の台詞とは到底思えない台詞に全員が頭を抱えた。
我が校の今大会には最後にダンスが存在する。俗に言うカップルだけが大喜びする賛否が生まれるやつである。ましてやモテない俺らのような奴にとって地獄極まりないイベントである……。
俺はこの大会そのものが嫌いだが最も嫌いなのは……やはりこれである。この文化こそ良くない。
「やっぱ最後があれだよな。」
「そうなんだよタルク、おかげで俺は今日軽く不幸って気分だ。」
「まぁお前はさぞ苦労してんだろうな。」
「羨ましいよ、お前。」
ダンスは女子生徒の誘いがない限り、不成立となる。男子生徒が誘うのは不可能で、女子生徒が男子生徒を誘うことで意味があるのだ。もちろん女子生徒が誰も誘わないという選択肢もありその生徒は見学である。
もちろん誘われること自体喜ぶところではあるのだが……。
「とーのー!」
俺を誘った相手は変人である。
「全く殿はお身体がなっておりませぬぞ!」
武蔵野小町。入学当初は『江戸子』なんてあだ名をつけられていて、俗に言う昔話や教科書に出てくるまるで絵に書いたような昔を彷彿とさせるような口調や性格をしているのである。 そして何故か俺の事を殿と呼んでくる。なんで?。
「お、おう……」
「せっかく会えたというのになんという態度ですか……」
会った覚えはない。それどころか高校で初対面だ。いつだったかなんで前に会ったような態度なんだ?とか聞いた事はあるが「秘密じゃ」の一点張りだった。
「そりゃ誘われても苦労するぜお前も。」
タルクも思わずこの反応である。そんな二人を見て小町は思わずしょんぼりとした顔で去っていった。
「あー!」
クローン4人の前で大声を出すカヌーレ。
「どうしたのよ?」
サーディは思わずこの反応である。
「フクスケ、弁当忘れちまってるよ!」
カヌーレの視線の先には弁当が置かれてある。
「私届けに行くよ!」
ファスタはそう言うと弁当を持って走ろうとする。
「そう、なら頼むわね。」
カヌーレはファスタを店の入口まで見送りその場を去ろうとする。
「おい!ファスタに行かせたのかよ!」
大声で現れたセカンダ、その彼女と共ににフォーサーもやってきた。
「ファスタお姉ちゃん、地理弱いよ?」
「まじかよ……」
カヌーレは思わず頼む相手を間違えたかのような顔で頭を抱える。
「まぁカヌーレさんは気にしないでくれよ。私がやるから。」
セカンダはクラウチングスタートの構えで追いかけようとする。
「いやいやここは私が……」
サーディはそれを止めるように落ち着いた様子で歩く。
「お姉ちゃん達、手伝っててよ。私がやるから。」
その二人を止めるかのように腕を振り回すフォーサー。
「悪いんだけど…もう、オリジンちゃんが動いたわ。」
「「「えぇ!?」」」
三人は思わず口を開けて驚いた。新参者に負けるなんてことがあっては古参の名が廃る……彼女達はそう思っていたためにかなりきたらしい。
「えーっといっちゃんの学校は……こっち?」
「違う!」
その頃、ファスタとオリジン。ファスタを一人で歩かせるのは危険であると改めて思ったオリジンはクナイや爆弾でファスタの間違いを止める。
「ぎゃあああ!!!!!」
今回は刀が降ってきた。
「ち、違うのね……?」
ファスタは元の道を戻って正しい道を進もうとする。そんな彼女の前に現れたのは分かれ道である。
「左か右なら……右かな!」
「なんでだよ!」
その声と共に大きなラジコンヘリがミサイル飛ばしてやってきた。もちろん実弾です。
「左でした!もっと優しく教えてよー!!!!!」
先程の左の方向に戻りながら走る彼女は脱獄した囚人のように弁当を抱えて走り回る。
「なんで!なんで弁当を届けているだけよね!?なんでクナイとか刀、それどころか爆弾やヘリに襲われなきゃいけないの!?道をこっそりと教えてくれるセカンダやサーディ、それどころかフォーサーでもここまではしなかったよ!?」
逃げながらもツッコミを入れる姿はギャグアニメのツッコミキャラのようである。
「つ、着いたここだ!」
現場に着くとそこに小町がいた。
「殿は……私じゃダメなのか……」
ファスタは道案内のために声をかけようかと思ったが空気感を考えて諦めた。しかしその時だった。
「あれぇ?誰かと思えばクローンちゃんじゃない?」
牛雲ゼブラ……メンバー全員で危険だと言っていたあの男だと一瞬で分かった。
「でもこないだの子のような落ち着きもないし髪色も違う……福瀬一之輔が連れてるクローンは毎日違うのか。女をとっかえひっかえってか……やなタイプねぇ。」
「いっちゃんはそんなんじゃない。」
ファスタは武器を構える。
「ふぅん……人間と機械の友情ごっこを真に受けてるのかな。それにそんな武器なんか構えて正気?」
そんなゼブラの前にオリジンが現れる。
「いいえ、ごっこなどではありません。それに貴方の相手は私ですよ。」
「嫌だなぁ、僕は手ブラなのに。」
そう言うとポケットの中に閉まっていたトランプを出しニヤリと笑う。
「武器を持ってないとは言ってないけどね。」
ダイヤの10のカードを出すと上から10本のクナイが飛んできた。
「武器は君に似てるかな。」
「面白い技ですね。」
全てを避けたオリジンはスペードの2を出す。そこから矢が現れ二本ともオリジン目掛けて飛ぶ。しかしオリジンは避けるどころかファスタ達に先に行けと目で合図する余裕をかます。
「行こう、小町ちゃん……」
「も、もしかして殿のクローンってお主らのことか!?」
「……うーん、殿っていっちゃんのこと?」
そう言いながらファスタと小町は走り出す。
「さて、これで全力が出せますね。」
「あぁ、そうだね。……さて、運試しだ。」
そう言うとコインを投げる。
「表が出たら僕に隕石が、裏が出れば君に隕石が降る。」
投げた先に答えは出た。
「残念、裏のようだ。」
オリジン目掛けて隕石が吹っ飛ぶ。
「させないわ!」
サーディの矢が隕石を破壊した。
「「お前の相手は私達だ!」」
セカンダとフォーサーが続く。
つづく……。
明神はサドから指示を受けていた。そこにいるのは猫宮とその他の強化人間である。
「強化人間は今、四体……相手の魔法少女で最も重要視しなきゃいけないのも四体……。」
ニヤリと笑う明神を周りは無感情で見つめる。
「くっだらねぇ。」
次に口を開いたのは猫宮だ。
「あら、そうかしら?逆襲とか貴方したそうじゃない。」
「……逆襲がしたいならお前らみたいな組織に入るより個人として俺は喧嘩するぜ。」
「ふーん……もう一回恐怖が見たいの?」
悪魔のようなニヒル口でニヤリと笑う彼女は絵に書かれたサキュバスのようである。
「てめぇに対する憎しみで殺してやろうかボケ。」
そんな二人を見て落ち着かせようとする男がいる。
「まぁまぁ落ち着いて。ここで言い争っても無駄だよ。」
強化人間第三号……忍屋メイト。『憤怒』の力を持っている彼は怒らせてはいけない人物だと言われてる。
「は、はい……」
「気、気をつけるよ……」
彼らを止めれるのはこの男のみではないだろうか。不思議とお互いがそう思うようになってしまった。
「……ほらほら人野さんも。なんか言ってよー。」
強化人間第一号……人野クチハ。人野コーポレーションの社長の娘は実験台第一号になってしまったらしい。その結果この強化人間をまとめている『アップス』のリーダーとして何故か存在させられてしまったと本人は語る。
「……おトイレ行きたい。」
悪役の台詞とは到底思えない台詞に全員が頭を抱えた。
我が校の今大会には最後にダンスが存在する。俗に言うカップルだけが大喜びする賛否が生まれるやつである。ましてやモテない俺らのような奴にとって地獄極まりないイベントである……。
俺はこの大会そのものが嫌いだが最も嫌いなのは……やはりこれである。この文化こそ良くない。
「やっぱ最後があれだよな。」
「そうなんだよタルク、おかげで俺は今日軽く不幸って気分だ。」
「まぁお前はさぞ苦労してんだろうな。」
「羨ましいよ、お前。」
ダンスは女子生徒の誘いがない限り、不成立となる。男子生徒が誘うのは不可能で、女子生徒が男子生徒を誘うことで意味があるのだ。もちろん女子生徒が誰も誘わないという選択肢もありその生徒は見学である。
もちろん誘われること自体喜ぶところではあるのだが……。
「とーのー!」
俺を誘った相手は変人である。
「全く殿はお身体がなっておりませぬぞ!」
武蔵野小町。入学当初は『江戸子』なんてあだ名をつけられていて、俗に言う昔話や教科書に出てくるまるで絵に書いたような昔を彷彿とさせるような口調や性格をしているのである。 そして何故か俺の事を殿と呼んでくる。なんで?。
「お、おう……」
「せっかく会えたというのになんという態度ですか……」
会った覚えはない。それどころか高校で初対面だ。いつだったかなんで前に会ったような態度なんだ?とか聞いた事はあるが「秘密じゃ」の一点張りだった。
「そりゃ誘われても苦労するぜお前も。」
タルクも思わずこの反応である。そんな二人を見て小町は思わずしょんぼりとした顔で去っていった。
「あー!」
クローン4人の前で大声を出すカヌーレ。
「どうしたのよ?」
サーディは思わずこの反応である。
「フクスケ、弁当忘れちまってるよ!」
カヌーレの視線の先には弁当が置かれてある。
「私届けに行くよ!」
ファスタはそう言うと弁当を持って走ろうとする。
「そう、なら頼むわね。」
カヌーレはファスタを店の入口まで見送りその場を去ろうとする。
「おい!ファスタに行かせたのかよ!」
大声で現れたセカンダ、その彼女と共ににフォーサーもやってきた。
「ファスタお姉ちゃん、地理弱いよ?」
「まじかよ……」
カヌーレは思わず頼む相手を間違えたかのような顔で頭を抱える。
「まぁカヌーレさんは気にしないでくれよ。私がやるから。」
セカンダはクラウチングスタートの構えで追いかけようとする。
「いやいやここは私が……」
サーディはそれを止めるように落ち着いた様子で歩く。
「お姉ちゃん達、手伝っててよ。私がやるから。」
その二人を止めるかのように腕を振り回すフォーサー。
「悪いんだけど…もう、オリジンちゃんが動いたわ。」
「「「えぇ!?」」」
三人は思わず口を開けて驚いた。新参者に負けるなんてことがあっては古参の名が廃る……彼女達はそう思っていたためにかなりきたらしい。
「えーっといっちゃんの学校は……こっち?」
「違う!」
その頃、ファスタとオリジン。ファスタを一人で歩かせるのは危険であると改めて思ったオリジンはクナイや爆弾でファスタの間違いを止める。
「ぎゃあああ!!!!!」
今回は刀が降ってきた。
「ち、違うのね……?」
ファスタは元の道を戻って正しい道を進もうとする。そんな彼女の前に現れたのは分かれ道である。
「左か右なら……右かな!」
「なんでだよ!」
その声と共に大きなラジコンヘリがミサイル飛ばしてやってきた。もちろん実弾です。
「左でした!もっと優しく教えてよー!!!!!」
先程の左の方向に戻りながら走る彼女は脱獄した囚人のように弁当を抱えて走り回る。
「なんで!なんで弁当を届けているだけよね!?なんでクナイとか刀、それどころか爆弾やヘリに襲われなきゃいけないの!?道をこっそりと教えてくれるセカンダやサーディ、それどころかフォーサーでもここまではしなかったよ!?」
逃げながらもツッコミを入れる姿はギャグアニメのツッコミキャラのようである。
「つ、着いたここだ!」
現場に着くとそこに小町がいた。
「殿は……私じゃダメなのか……」
ファスタは道案内のために声をかけようかと思ったが空気感を考えて諦めた。しかしその時だった。
「あれぇ?誰かと思えばクローンちゃんじゃない?」
牛雲ゼブラ……メンバー全員で危険だと言っていたあの男だと一瞬で分かった。
「でもこないだの子のような落ち着きもないし髪色も違う……福瀬一之輔が連れてるクローンは毎日違うのか。女をとっかえひっかえってか……やなタイプねぇ。」
「いっちゃんはそんなんじゃない。」
ファスタは武器を構える。
「ふぅん……人間と機械の友情ごっこを真に受けてるのかな。それにそんな武器なんか構えて正気?」
そんなゼブラの前にオリジンが現れる。
「いいえ、ごっこなどではありません。それに貴方の相手は私ですよ。」
「嫌だなぁ、僕は手ブラなのに。」
そう言うとポケットの中に閉まっていたトランプを出しニヤリと笑う。
「武器を持ってないとは言ってないけどね。」
ダイヤの10のカードを出すと上から10本のクナイが飛んできた。
「武器は君に似てるかな。」
「面白い技ですね。」
全てを避けたオリジンはスペードの2を出す。そこから矢が現れ二本ともオリジン目掛けて飛ぶ。しかしオリジンは避けるどころかファスタ達に先に行けと目で合図する余裕をかます。
「行こう、小町ちゃん……」
「も、もしかして殿のクローンってお主らのことか!?」
「……うーん、殿っていっちゃんのこと?」
そう言いながらファスタと小町は走り出す。
「さて、これで全力が出せますね。」
「あぁ、そうだね。……さて、運試しだ。」
そう言うとコインを投げる。
「表が出たら僕に隕石が、裏が出れば君に隕石が降る。」
投げた先に答えは出た。
「残念、裏のようだ。」
オリジン目掛けて隕石が吹っ飛ぶ。
「させないわ!」
サーディの矢が隕石を破壊した。
「「お前の相手は私達だ!」」
セカンダとフォーサーが続く。
つづく……。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
恋愛リベンジャーズ
廣瀬純七
SF
拓也は、かつての恋人・純への後悔を抱えたまま生きてきた。ある日、過去へ戻れる不思議なアプリを手に入れるが戻った先で彼を待っていたのは、若き日の純ではなく――純そのものになってしまった自分自身だった。かつての恋人とやり直すはずが、過去の自分を相手に恋をするという奇妙で切ない関係が始まっていく。時間と心が交差する、不思議な男女入れ替わりストーリー。
異世界子供ヤクザ【ダラムルバクト】
忍絵 奉公
ファンタジー
孤児院からスラムで育ったバクト。異空間収納と鑑定眼のダブルギフト持ちだった。王都西地区20番街では8割を縄張りとする先代のじいさんに拾われる。しかしその爺さんが死んだときに幹部同士のいざこざが起こり、組は解散。どさくさにまぎれてバクトが5・6番街の守役となった。物語はそこから始まる。7・8番街を収めるダモンとの争い。また後ろ盾になろうと搾取しようとする侯爵ポンポチーコ。バクトは彼らを越えて、どんどん規格外に大きくなっていく。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる