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Say goodbye to the past
第18話 上映 澄川俳斗の賭博記
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これは今から20年以上も前の物語。澄川俳斗は澄川コーポレーションが誇る一人息子として優しくも厳しい家族に育てられる……はずだった。
「なんなんだアイツは!」
父の怒鳴る声が家中に響く。小学生になり、金持ちの子供が集まる学校で秀才として評価された。彼はそのあまりの知性から子供離れした頭を持っていたが故に父も母も対応に困っていたのである。それに知能指数は両親を軽く超えるほど高く小学校どころか一流大学卒業レベルに行くほど彼の頭は優秀だった。
「自慢の息子?いやいやあれはもう俺たちの手に負えない子供の皮を被った怪物ですよ。」
俳斗の父はニュースになるほどの有名会社を持っていた社長であるが息子の記事になると父の顔になるなんてことは無くまるで目の前で熊を見たかのような怯えた言い方をする。
「俳斗!お前また親父に怪物呼ばわりされてるじゃん。」
「……馬鹿を演じる方が無理だろ。」
それはもちろん本人である俳斗の耳にも入る。日に日に過ごしてく中で中学生になった俳斗はグレることを覚えた。
「やっぱアイツ格違うよな!」
「金持ちだからってイキる事もねえし!」
同級生の声は天才や金持ちな点で評価される澄川俳斗という肩書きや家系で作られた人間よりも、才能や性格で人を虜にする澄川俳斗という人望や本人自身で好まれ作られた人間が好きになっていった。
「なぁ俳斗、金くれよ!」
「あ?」
舐めた態度でカツアゲしようとする不良に回し蹴りを喰らわせたある日の事だった。
「お、おい俳斗!お前どういうつもりだ。」
「あ?なんだよ親父。」
その不良が新聞会社の息子であることが判明した。いつも通りに過ごしていたはずなのに俳斗はこの日、カツアゲしようとした不良にはめられたのである。
「俺達が先祖代々積み上げてきた『澄川』という一族の血筋に泥を塗るつもりか!お前どういうつもりだ!あぁ!?」
「はぁ……」
この日から自分の名前が嫌いになったと俳斗は実感した。生きているだけで『あの澄川さんの息子』というレッテルを貼られて己が行動すれば必ずそれは表彰される際に貰える賞状やニュースに出てくる容疑者のように名前も行動する。
「何をため息ついている!こっちだよつきたいのは!」
「くっだらねぇ。」
「なんだと!貴様!一族全体の問題なんだぞ!それをくだらないだと!?ふざけやがって!」
「それにその一族について思ってたんだけどさ、効率悪いと思うんだよな。提案あるんだけどさ……」
「もういい!お前は出てけ!金輪際!澄川を名乗るな!」
あぁ、そうですか。達観している彼はそれが父の怒りの矛先に対する感想だった。そもそも家族が経営している会社に興味が無い、それどころか他人と言われたなら尚更。せっかく会社が上手くいくようにアドバイスしてやろうと思っていたのに……。
俳斗は中学生になって親と縁が切れた。後から聞いた話だと澄川さんとこのあの人はただの家族喧嘩のつもりだったと語っていたと聞いた。跡主もいないし不祥事が出て以降、あの人の会社は一瞬にして倒産したと俺はある人から聞いた。
「お前、澄川さんとこの……」
この世界全ての情報を持ち己の情報は全て機密に隠れた最強のハッカー、『K』である。人は彼を都市伝説のように『ハッカーK』という名前で呼んで崇拝したりしている。
「元……ね。あんなにギラついてた会社が僕と縁を切ったことで倒産した。面白いよね。」
「その情報も知っている。だがお前のその考えは誤報だ。」
「は?」
「あの会社が倒産したのは俺がいたからだ。」
この時の俳斗はまだ目の前のものしか見れてなかった。そう、この男の下に着くまでは。
「俺は澄川コーポレーションの情報をある程度認知しているつもりだ。その上でお前ら家族の喧嘩により今が狙いだと思ったんだ。」
「ん?だからつまり僕が関係してるよね。それって誤報じゃないじゃん。」
「……それだけでは無いぞ。むしろお前ら家族は俺に感謝しても良いくらいだ。」
そう言うとハッカーKは俳斗の暴力行為や父がやっていた裏取引の数々、またあらゆる資料が書かれた写真をばら撒き始めた。つまりあの会社の倒産の理由は家族喧嘩だけでは無かったのだ。
「……知りたいか?お前の家族の真実を。」
「……」
「シロクロつけようか廃れ貴族の青二才エリート。」
そう言うとハッカーKはニヤリと笑った。俳斗は思わずこのどん底のような空気感に笑いが止まらなかった。
「……アンタ最高だな。俺の不良行為や絶縁問題だけじゃないってか。傑作だよ。」
「何もかもこれが事実であり、真実……俺は間違ってるか?」
「負けたよ……」
俳斗は己の弱さを知った、そして何より目の前にいる男には何をやっても勝てない……彼はそう実感した。それは強大な相手に無防備に挑むような呆気なさだった。
「だが……ここで立ち去るのもあれだなぁ。なぁお前……行く宛ては?」
「そんなのある訳ないさ……」
「ここにある……」
ハッカーKはそう言うと着いてこいと言うように己のオーラのみで強さだけでなくカリスマ性でリーダーとしての背中も見せた。僕はこの人のようになりたい、なってみたい……そう思うようになった。
「こうして僕、澄川俳斗は牛雲ゼブラという仮の名前で彼の元で今も忠誠を誓って戦っているとさ……本日は本映画館にお越しいただき誠にありがとうございました……」
目の前の世界が一瞬にして変わった。それは神の手と言われる所業そのものである。
「さて……これで僕の過去も話したし……」
そう言うとニヤニヤと笑いながらナイフを握る。その姿はドラマの殺人鬼そのものである。
「君達は僕には勝てない、何故なら映画を見せてる間に監禁させてもらったからだ。」
その台詞のようにクローンの四人は腕や脚を手錠で塞がれていた。監禁されているかのような感じだった。
「離せよ!」
「威勢のいいお姉ちゃん、悪いが君達には僕の勝利を見届けさせてもらうよ。」
前の手錠よりもタチが悪い、魔法が一切出せない手錠だからである。
「……君達のようにあの子もあの子もみんな僕が監禁してやるかな、そして僕はあのセンキシに勝てたギャンブラーとして名を知らせてやる。」
「へぇ……面白いこと考えるじゃん。」
クローンは声の主の方を向く。
「名前が全てじゃないさ……ギャンブラーくん。名も無き人間がいきなり世間に広まる時もあれば名のある人間が世の中から消える時もある……想像つくだろ?名前だけじゃない。」
「真っ向から反対するとは……いい度胸だ、お姉さん。」
助けに来た声の主はカヌーレである。
「カヌーレさん!」
「お仲間の登場ってわけか紫目のお嬢ちゃん。」
ゼブラはニヤニヤと笑う。
「生憎うちの大将ちゃんはたしか運動会?……まぁそれの真っ最中なんだ。だから……それまでにその子達をまずは解放させて貰うよ。」
「解放?アンタに何ができるってんだい。そんなの出来るほどの何かでもあるのかい?」
「出来るさ……私の一分で。」
スマホのアプリを開きながら脅すかのような顔でスマホを見せる。
「通常のセンキシ……見せてやるよ。」
「まぁ腕試しにはなりそうだよね……。特別にこの僕が相手してあげるよ。」
「どうだろうね。その腕、へし折れるかもよ。」
そう言うと己のスマホを持ちながら変身ポーズを構え初めるカヌーレ。
「……起動!」
カヌーレはセンキシに変身した。その姿はまるで女騎士『ジャンヌ・ダルク』そのものである。
「へぇ……面白い。」
つづく
「なんなんだアイツは!」
父の怒鳴る声が家中に響く。小学生になり、金持ちの子供が集まる学校で秀才として評価された。彼はそのあまりの知性から子供離れした頭を持っていたが故に父も母も対応に困っていたのである。それに知能指数は両親を軽く超えるほど高く小学校どころか一流大学卒業レベルに行くほど彼の頭は優秀だった。
「自慢の息子?いやいやあれはもう俺たちの手に負えない子供の皮を被った怪物ですよ。」
俳斗の父はニュースになるほどの有名会社を持っていた社長であるが息子の記事になると父の顔になるなんてことは無くまるで目の前で熊を見たかのような怯えた言い方をする。
「俳斗!お前また親父に怪物呼ばわりされてるじゃん。」
「……馬鹿を演じる方が無理だろ。」
それはもちろん本人である俳斗の耳にも入る。日に日に過ごしてく中で中学生になった俳斗はグレることを覚えた。
「やっぱアイツ格違うよな!」
「金持ちだからってイキる事もねえし!」
同級生の声は天才や金持ちな点で評価される澄川俳斗という肩書きや家系で作られた人間よりも、才能や性格で人を虜にする澄川俳斗という人望や本人自身で好まれ作られた人間が好きになっていった。
「なぁ俳斗、金くれよ!」
「あ?」
舐めた態度でカツアゲしようとする不良に回し蹴りを喰らわせたある日の事だった。
「お、おい俳斗!お前どういうつもりだ。」
「あ?なんだよ親父。」
その不良が新聞会社の息子であることが判明した。いつも通りに過ごしていたはずなのに俳斗はこの日、カツアゲしようとした不良にはめられたのである。
「俺達が先祖代々積み上げてきた『澄川』という一族の血筋に泥を塗るつもりか!お前どういうつもりだ!あぁ!?」
「はぁ……」
この日から自分の名前が嫌いになったと俳斗は実感した。生きているだけで『あの澄川さんの息子』というレッテルを貼られて己が行動すれば必ずそれは表彰される際に貰える賞状やニュースに出てくる容疑者のように名前も行動する。
「何をため息ついている!こっちだよつきたいのは!」
「くっだらねぇ。」
「なんだと!貴様!一族全体の問題なんだぞ!それをくだらないだと!?ふざけやがって!」
「それにその一族について思ってたんだけどさ、効率悪いと思うんだよな。提案あるんだけどさ……」
「もういい!お前は出てけ!金輪際!澄川を名乗るな!」
あぁ、そうですか。達観している彼はそれが父の怒りの矛先に対する感想だった。そもそも家族が経営している会社に興味が無い、それどころか他人と言われたなら尚更。せっかく会社が上手くいくようにアドバイスしてやろうと思っていたのに……。
俳斗は中学生になって親と縁が切れた。後から聞いた話だと澄川さんとこのあの人はただの家族喧嘩のつもりだったと語っていたと聞いた。跡主もいないし不祥事が出て以降、あの人の会社は一瞬にして倒産したと俺はある人から聞いた。
「お前、澄川さんとこの……」
この世界全ての情報を持ち己の情報は全て機密に隠れた最強のハッカー、『K』である。人は彼を都市伝説のように『ハッカーK』という名前で呼んで崇拝したりしている。
「元……ね。あんなにギラついてた会社が僕と縁を切ったことで倒産した。面白いよね。」
「その情報も知っている。だがお前のその考えは誤報だ。」
「は?」
「あの会社が倒産したのは俺がいたからだ。」
この時の俳斗はまだ目の前のものしか見れてなかった。そう、この男の下に着くまでは。
「俺は澄川コーポレーションの情報をある程度認知しているつもりだ。その上でお前ら家族の喧嘩により今が狙いだと思ったんだ。」
「ん?だからつまり僕が関係してるよね。それって誤報じゃないじゃん。」
「……それだけでは無いぞ。むしろお前ら家族は俺に感謝しても良いくらいだ。」
そう言うとハッカーKは俳斗の暴力行為や父がやっていた裏取引の数々、またあらゆる資料が書かれた写真をばら撒き始めた。つまりあの会社の倒産の理由は家族喧嘩だけでは無かったのだ。
「……知りたいか?お前の家族の真実を。」
「……」
「シロクロつけようか廃れ貴族の青二才エリート。」
そう言うとハッカーKはニヤリと笑った。俳斗は思わずこのどん底のような空気感に笑いが止まらなかった。
「……アンタ最高だな。俺の不良行為や絶縁問題だけじゃないってか。傑作だよ。」
「何もかもこれが事実であり、真実……俺は間違ってるか?」
「負けたよ……」
俳斗は己の弱さを知った、そして何より目の前にいる男には何をやっても勝てない……彼はそう実感した。それは強大な相手に無防備に挑むような呆気なさだった。
「だが……ここで立ち去るのもあれだなぁ。なぁお前……行く宛ては?」
「そんなのある訳ないさ……」
「ここにある……」
ハッカーKはそう言うと着いてこいと言うように己のオーラのみで強さだけでなくカリスマ性でリーダーとしての背中も見せた。僕はこの人のようになりたい、なってみたい……そう思うようになった。
「こうして僕、澄川俳斗は牛雲ゼブラという仮の名前で彼の元で今も忠誠を誓って戦っているとさ……本日は本映画館にお越しいただき誠にありがとうございました……」
目の前の世界が一瞬にして変わった。それは神の手と言われる所業そのものである。
「さて……これで僕の過去も話したし……」
そう言うとニヤニヤと笑いながらナイフを握る。その姿はドラマの殺人鬼そのものである。
「君達は僕には勝てない、何故なら映画を見せてる間に監禁させてもらったからだ。」
その台詞のようにクローンの四人は腕や脚を手錠で塞がれていた。監禁されているかのような感じだった。
「離せよ!」
「威勢のいいお姉ちゃん、悪いが君達には僕の勝利を見届けさせてもらうよ。」
前の手錠よりもタチが悪い、魔法が一切出せない手錠だからである。
「……君達のようにあの子もあの子もみんな僕が監禁してやるかな、そして僕はあのセンキシに勝てたギャンブラーとして名を知らせてやる。」
「へぇ……面白いこと考えるじゃん。」
クローンは声の主の方を向く。
「名前が全てじゃないさ……ギャンブラーくん。名も無き人間がいきなり世間に広まる時もあれば名のある人間が世の中から消える時もある……想像つくだろ?名前だけじゃない。」
「真っ向から反対するとは……いい度胸だ、お姉さん。」
助けに来た声の主はカヌーレである。
「カヌーレさん!」
「お仲間の登場ってわけか紫目のお嬢ちゃん。」
ゼブラはニヤニヤと笑う。
「生憎うちの大将ちゃんはたしか運動会?……まぁそれの真っ最中なんだ。だから……それまでにその子達をまずは解放させて貰うよ。」
「解放?アンタに何ができるってんだい。そんなの出来るほどの何かでもあるのかい?」
「出来るさ……私の一分で。」
スマホのアプリを開きながら脅すかのような顔でスマホを見せる。
「通常のセンキシ……見せてやるよ。」
「まぁ腕試しにはなりそうだよね……。特別にこの僕が相手してあげるよ。」
「どうだろうね。その腕、へし折れるかもよ。」
そう言うと己のスマホを持ちながら変身ポーズを構え初めるカヌーレ。
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カヌーレはセンキシに変身した。その姿はまるで女騎士『ジャンヌ・ダルク』そのものである。
「へぇ……面白い。」
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