325 / 335
第4章(最終章)
【4-55】仕立て屋の参上
しおりを挟む
二人の間に漂っていた緊迫感がやや和らいだところで、リアムは不意に視線を部屋の入口へと向ける。
「あいつ……、なぜ……」
「えっ?」
首を傾げるキリエの手をリアムが離したとき、扉がノックされた。キリエの頷きを見たリアムによる「入れ」の声に続いてジョセフが入室し、綺麗な角度で一礼する。
「キリエ様、リアム様、仕立て屋のマリウスが参りました。なんでも、国王陛下の命により訪れたとのこと。お通ししてもよろしいですか?」
「……いいか、キリエ?」
「えっ、ええ、僕は構いませんが……、どうしてマリーが……」
「通さずに帰らせても構わないが」
「えっ!? いえいえ、せっかくですから僕もお会いしたいです、が……」
来客を拒む気は無いが、なぜ此処にマリウスがいるのかという疑問が湧き上がったことにより、キリエの返答はいささか歯切れが悪くなった。王都内の一般国民たちは、各避難地へ向けて出発済のはずだ。職業柄、ごく一部の王都民がまだ残留しているが、仕立て屋は既に王都を出ているべき対象である。
「ご了承いただけましたので玄関まで呼びに行……く、予定でございましたが、既に勝手に此処まで来ております」
呆れ顔のジョセフを押し退けるようにして、そして、困惑しているキリエの眼差しも冷ややかなリアムの視線も全く意に介さず、相変わらず派手な出で立ちの大男が勢いよく入室してきた。
「ドーモ、ドーモ! 御機嫌うるわシュウ! 失礼いたしますワ、キリエ様。あと、ついでにリアム坊ちゃんも」
「マ、マリー……、こ、こんばんは」
「こんばんは! んマァ、相変わらず可愛らしい子ネ、食べちゃいたくなるほっぺたダワ!」
「マリウス、不敬だぞ。こちらにおわすのは、」
「王様のお兄様であられるキリエ様でショ、知ってるわヨ、知ってマス~! でもネェ、偉くたって可愛いモンは可愛いのヨ。褒めてるんダカラ問題ないでショ」
「問題大ありだ。大体、お前は昔から、」
「あー、はいはい。まったくモウ、夜霧の騎士様がこんなに口うるさいだナンテ! 小姑みたいヨ! 黙ってりゃ普通にイイ男なんだから、チョット黙っててチョーダイ!」
リアムから鋭く睨まれても一向に気にしないマリウスは「あらヨっと」と不思議な掛け声と共に、抱えていた大きな箱を騎士へ押し付ける。
「お夕飯前の時間帯に悪いナァとは思ったんだケド、陛下から直々のお願いで、なるべく早く渡してって言われたカラ、こうして来たのヨ。お届け物デース!」
「ジェイデンからの届け物、ですか……?」
「そ! 陛下から殿下への贈り物デス!」
キリエがおずおずと目で合図すると、リアムは軽く頭を下げてから箱を開ける。そこには、一着の衣装が綺麗に畳まれて入っていた。リアムが広げたそれは、見るからにキリエに合わせて作られたと思われる大きさである。
白を基調とした布地が数種類使われており、どれも高級なものだろうと思われた。銀糸で繊細な柄が刺繍されており、二色使いの飾り紐も派手ではなく品良くあしらわれている。その二色の片方は銀で、もうひとつはリアムの瞳の色に近いような深い紫色だった。
「この服が、ジェイデンからの……?」
「そーなんデス! 素敵デショ? 勿論、キリエ様用の新作御衣装ヨ! 陛下から直々に、決戦の日に着用する衣装の御注文を賜ってましてネ。んふふ、キリエ様には内緒って仰ってたのでェ、今日まで秘密にしてたんですけどォ、アタシの中でェ、今年一番の会心の出来なんデスよぉ、んマァ、んふふッ、興奮しちゃうワ!」
「するな!」
「するワヨ!」
遠巻き気味のキリエとジョセフの様子も、明らかに苛立ちを募らせているリアムの存在すら一切気にせず、マリウスは大仰な仕草と共に更に熱く語り始める。
「陛下ったらネェ、キリエ様とお揃いの衣装で出陣されたかったんですって! んマァ、美しい兄弟愛! アタシそーゆーの大好物ッ! んふッ! ダカタ、とっておきのデザインを考えて超特急で仕立てたんデス! どぉカシラ、殿下?」
「とても綺麗な衣装ですね。とても丁寧で、でも豪奢というわけではなくて……、お高そうな布地なのが気掛かりですが、とても美しいと思います。流石はマリーです」
たじろぎながらも素直な称賛を送るキリエに対し、マリウスは手を叩いて喜びの声を上げた。
「ありがとうございマス! とっても嬉しいですワ。生地は確かに良いものですケド、陛下も御召しになるのダカラ、多少はネ? ──そ・れ・でェ! この御衣装のこだわりについてなんですけどォ」
「いい加減に黙れマリウス」
「坊ちゃんこそ黙ってて。今、イイところなの。でネ、この御衣装なんですケド、陛下と殿下で色違いにしているんデス。キリエ様のはァ、見ての通りのお色デス。陛下のは、金糸での刺繍、そして金色と橙色を組み合わせた飾り紐で仕上げてマス。んふふッ、これって、どういう意味合いのデザインか、キリエ様はお分かりになられるカシラ~?」
「えっ……、えぇと……」
楽しそうな大男から笑顔の圧を受けたキリエは、銀眼を瞬かせた。
「あいつ……、なぜ……」
「えっ?」
首を傾げるキリエの手をリアムが離したとき、扉がノックされた。キリエの頷きを見たリアムによる「入れ」の声に続いてジョセフが入室し、綺麗な角度で一礼する。
「キリエ様、リアム様、仕立て屋のマリウスが参りました。なんでも、国王陛下の命により訪れたとのこと。お通ししてもよろしいですか?」
「……いいか、キリエ?」
「えっ、ええ、僕は構いませんが……、どうしてマリーが……」
「通さずに帰らせても構わないが」
「えっ!? いえいえ、せっかくですから僕もお会いしたいです、が……」
来客を拒む気は無いが、なぜ此処にマリウスがいるのかという疑問が湧き上がったことにより、キリエの返答はいささか歯切れが悪くなった。王都内の一般国民たちは、各避難地へ向けて出発済のはずだ。職業柄、ごく一部の王都民がまだ残留しているが、仕立て屋は既に王都を出ているべき対象である。
「ご了承いただけましたので玄関まで呼びに行……く、予定でございましたが、既に勝手に此処まで来ております」
呆れ顔のジョセフを押し退けるようにして、そして、困惑しているキリエの眼差しも冷ややかなリアムの視線も全く意に介さず、相変わらず派手な出で立ちの大男が勢いよく入室してきた。
「ドーモ、ドーモ! 御機嫌うるわシュウ! 失礼いたしますワ、キリエ様。あと、ついでにリアム坊ちゃんも」
「マ、マリー……、こ、こんばんは」
「こんばんは! んマァ、相変わらず可愛らしい子ネ、食べちゃいたくなるほっぺたダワ!」
「マリウス、不敬だぞ。こちらにおわすのは、」
「王様のお兄様であられるキリエ様でショ、知ってるわヨ、知ってマス~! でもネェ、偉くたって可愛いモンは可愛いのヨ。褒めてるんダカラ問題ないでショ」
「問題大ありだ。大体、お前は昔から、」
「あー、はいはい。まったくモウ、夜霧の騎士様がこんなに口うるさいだナンテ! 小姑みたいヨ! 黙ってりゃ普通にイイ男なんだから、チョット黙っててチョーダイ!」
リアムから鋭く睨まれても一向に気にしないマリウスは「あらヨっと」と不思議な掛け声と共に、抱えていた大きな箱を騎士へ押し付ける。
「お夕飯前の時間帯に悪いナァとは思ったんだケド、陛下から直々のお願いで、なるべく早く渡してって言われたカラ、こうして来たのヨ。お届け物デース!」
「ジェイデンからの届け物、ですか……?」
「そ! 陛下から殿下への贈り物デス!」
キリエがおずおずと目で合図すると、リアムは軽く頭を下げてから箱を開ける。そこには、一着の衣装が綺麗に畳まれて入っていた。リアムが広げたそれは、見るからにキリエに合わせて作られたと思われる大きさである。
白を基調とした布地が数種類使われており、どれも高級なものだろうと思われた。銀糸で繊細な柄が刺繍されており、二色使いの飾り紐も派手ではなく品良くあしらわれている。その二色の片方は銀で、もうひとつはリアムの瞳の色に近いような深い紫色だった。
「この服が、ジェイデンからの……?」
「そーなんデス! 素敵デショ? 勿論、キリエ様用の新作御衣装ヨ! 陛下から直々に、決戦の日に着用する衣装の御注文を賜ってましてネ。んふふ、キリエ様には内緒って仰ってたのでェ、今日まで秘密にしてたんですけどォ、アタシの中でェ、今年一番の会心の出来なんデスよぉ、んマァ、んふふッ、興奮しちゃうワ!」
「するな!」
「するワヨ!」
遠巻き気味のキリエとジョセフの様子も、明らかに苛立ちを募らせているリアムの存在すら一切気にせず、マリウスは大仰な仕草と共に更に熱く語り始める。
「陛下ったらネェ、キリエ様とお揃いの衣装で出陣されたかったんですって! んマァ、美しい兄弟愛! アタシそーゆーの大好物ッ! んふッ! ダカタ、とっておきのデザインを考えて超特急で仕立てたんデス! どぉカシラ、殿下?」
「とても綺麗な衣装ですね。とても丁寧で、でも豪奢というわけではなくて……、お高そうな布地なのが気掛かりですが、とても美しいと思います。流石はマリーです」
たじろぎながらも素直な称賛を送るキリエに対し、マリウスは手を叩いて喜びの声を上げた。
「ありがとうございマス! とっても嬉しいですワ。生地は確かに良いものですケド、陛下も御召しになるのダカラ、多少はネ? ──そ・れ・でェ! この御衣装のこだわりについてなんですけどォ」
「いい加減に黙れマリウス」
「坊ちゃんこそ黙ってて。今、イイところなの。でネ、この御衣装なんですケド、陛下と殿下で色違いにしているんデス。キリエ様のはァ、見ての通りのお色デス。陛下のは、金糸での刺繍、そして金色と橙色を組み合わせた飾り紐で仕上げてマス。んふふッ、これって、どういう意味合いのデザインか、キリエ様はお分かりになられるカシラ~?」
「えっ……、えぇと……」
楽しそうな大男から笑顔の圧を受けたキリエは、銀眼を瞬かせた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
完結 シシルナ島物語 少年薬師ノルド/ 荷運び人ノルド 蠱惑の魔剣
織部
ファンタジー
ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。
背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。
母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。
セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。
彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。
セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。
「セラ、ウミ」
「ええ、そうよ。海」
ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します!
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる