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【クリップ】価値観を更新するか、それとも
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@@@ メモ @@@
異世界ハーレムのために価値観を更新するか
それとも、ハーレムを諦めてそのままを貫き通すか
もしくは、クズに成り下がるか
@@@@@@@@@@
**********
「拓郎さん、珍しくこの時間に社内にいると思ったら、何スマホ眺めてニヤニヤしてるんですか。気持ち悪いですよ」
出し抜けにそう声をかけられて、拓郎は慌ててスマホの画面を隠した。すると、声の主――営業事務の大島がニヤニヤとした笑みを浮かべて続けた。
「あ、慌てて隠すってことは、もしかしてようやく彼女でもできましたか。しかも〈見られたらマズい関係〉だったりするんですか」
「残念、そんなんじゃありませんー」
「なんだ、じゃあ、またWEB漫画か小説でも読んでたんですか。ひでったアラサーオタク、さっみしー!」
ケラケラと笑う彼女を睨むと、拓郎は「それも違うし」と唸った。そして眉間のしわを一層深めると、ファイルを差し出しながら噛み付くように言った。
「別に俺、オタクってほどサブカルにハマってはいないし。ていうか、本屋のラノベ棚行ってみ? 俺よりおっさんの人たちが意外と多いから」
「で、これ、いつまでに処理すればいいんですか」
「そもそも、お前こそ真性の〈ひでったアラサーオタク〉じゃん。――明日の十三時にはデータが欲しいです。よろしく」
「二十代と三十代とでは歴然の差ですー。それに私は推しとともにさえあれば、三次元なんて正直どうだっていいんですー。拓郎さんと一緒にしないでくださーい。ハラスメント発言頂いたんで、罰としてお昼は拓郎さんが奢ってくださいねー」
大島は顔色を変えることなくメモに〈◯◯日十三時まで〉と走り書きし、それを先ほど拓郎から手渡されたファイルにクリップで留めた。拓郎は悔しそうにグッと息をのむと、出入り口を示すように顎をしゃくりながら銅鑼のような声で「おう、じゃあちょっとツラ貸せよ」と返した。
営業事務の大島は真性のオタクである。漫画やアニメを嗜み、ゲームもこよなく愛していた。彼女はもちろんのごとく流行を追いかけてはいるものの、ワンクールごとに流浪するジプシーではなく、自分の推しを愛し続けるというスタイルのオタクであった。
彼女はオタクだからといって、これみよがしにオタクをひけらかすタイプではなかった。だから一見すると、オタクには見えない。持ち物も服装も、至って普通の女性だった。彼女いわく、それは〈真のオタクの嗜み〉だそうだ。そして〈真のオタク〉とやらは日陰に隠れてひっそりと推しを愛しながら、仲間を揶揄するということもせず、むしろ肩身を寄せ合って生きているものなのだそうだ。
それがどうして先ほど拓郎をああいう風にからかったのかというと、それは〈一般社会を渡っていくためのコミュニケーション〉だそうで、相手の〈OKライン〉に合わせていじっているのだとか。だからもちろん、これが真剣なヲタ会話となれば、彼女は真剣に応えてくれるし、内々でおさめてくれる。――そんな清く真面目なオタクである彼女になら、相談できるかもしれない。そう思った拓郎は、彼女を〈内緒話をするにはうってつけの場所〉へと連れて行った。
「えっ、騒がしっ。私、お昼くらいはのんびり静かなところで食べたかったんですけど」
「奢りなんだから文句言うなよ」
「ええっ、あれ、冗談で言ったのに。本当にいいんですか?」
「おう。それにちょっと、相談というかディベートしたいことがあって」
「ああ、だからこんなうるさいところに……」
注文を終えた拓郎が冷水を煽ると、大島はメニュー表を脇へどかしながら首を心なしか傾げた。
「で、相談って何なんですか?」
「それが、そのー……。――最近、異世界ハーレムが心から楽しめなくなったんだよ。何でかな」
言いづらそうに顔を歪めて、もったりとした口調で拓郎がそう言うと、大島はきょとんとした表情を浮かべて目を瞬かせた。
「なんだ、やっぱり彼女できたんじゃあないですか。おめでとうございます」
「は!? どこをどうしたら、そういう答えが導き出されるんだよ!?」
「えっ、違うんですか?」
「いやいやいやいや、違う違う違う違う。まあ、ちょっと、面倒を見てる子はいるんだけど、そういうのじゃあないっていうか!?」
「面倒って、拓郎さん、キャバでもハマったんですか?」
「いやだから、どうしてそういう方向に行くのかな!? とりあえず、そういうのは置いとくとして、どうして楽しめなくなったのかなと思ってさあ!」
拓郎が素っ頓狂な声を上げると、ちょうど料理が運ばれてきた。無愛想な店員に冷たく睨まれ、申し訳なさそうに小さく肩を竦めると、拓郎は溜め息を吐き出しながら箸に手を伸ばした。そして、ぶっきらぼうにボツボツと話し始めた。
パッとしない毎日に疲れ果てていて、だからこそ話の中の〈異世界〉に憧れを持っていたこと。中でも、リアルの自分とは真逆の〈ハーレム〉に強い思いを抱いていたこと。リアルの自分と同じ〈冴えない僕〉がチート無双しているのが爽快でしかたがなかったこと。――そんなことを、拓郎は淡々と大島に話して聞かせた。そして盛大に溜め息をつくと、箸を置いてポツリとこぼした。
「なのに何で、楽しめなくなったのかな。あれだけ憧れて、重ね見て、主人公と一緒に無双した気分になって、無条件でモテモテな状況にワクワクしていたってのにさ」
「ほら、やっぱり彼女できたんじゃあないですか。さっきの〈面倒を見てる子〉って、彼女さんのことなんでしょう?」
「いやだから、違うって言ってるだろうが。なんでそこに帰結したがるんだよ」
拓郎が不服そうに目を細めると、大島はフォークを置いて紙ナプキンに手を伸ばした。そしてそれで口を拭うと、フウと息をついて真剣な面持ちで言った。
「いいですか。本来ハーレムというものはですね、ただ単に〈全ての愛が俺に集中〉じゃあないんですよ。愛を受けている俺もまた、全女性に愛を返しているんですよ。それも、平等に。分かりますか?」
「えっ、そういうもんなの?」
「何言っちゃってるんですか、当たり前ですよ。嫁ヒエラルキーが存在していて、それでもきちんと機能しているハーレムもあるでしょうが、一番のヒロインに愛が集中して許されるのは、ほぼお話の中だけですよ。もちろん、ハーレム外に無節操に手を出すなんて論外です。実際の一夫多妻文化圏でそんなことがあった日にはご家庭内が爆荒れですよ。そういう価値観なんです」
「はあ、そう……」
「対して、現代日本に育った拓郎さんはつまるところ〈一夫一妻制の文化圏〉で育ったわけですから、価値観もそれに準ずるものを有しているわけです。だから大切にしたい子が現れたのなら、それ以外を愛せなくなるのは当然なわけで。だって、私たちの文化圏の価値観では、ヒロイン以外の子にうつつを抜かしたら、たとえそれが平等な愛だとしても浮気になりますものね。……というわけで、彼女でもできたのかなあと私は思ったわけです」
「いやでもさ、だからさ、それと〈異世界ハーレムが楽しめなくなった〉っていうのと、どう繋がりが?」
味噌汁の碗を置きながら、拓郎は顔をしかめさせた。すると、大島がフォークでパスタをクルクルと巻き取りながら答えた。
「だって、今まではリアルとフィクションを重ねて楽しんでいたんでしょう? だったら、リアルに変化が生じたがためにフィクションが楽しめなくなるってことは十分にありえますよ。重ね見ると不都合が生じるようになったんですよ。価値観が無意識に〈それは不適切である〉と判断してるんですよ」
「はあ、なるほど……」
「だからフィクションの中のハーレムを楽しみたいのであれば、今一度〈あれはフィクションである〉と割り切って重ね見るのではなく俯瞰して楽しむか、いっそのこと価値観を〈そういう文化圏の方々が有しているもの〉へと更新する必要があるってわけです。あとは、あれですね、節操なしのダメ男になるか」
拓郎は大島の言葉に頷きながら、紙ナプキンに手を伸ばした。そして、胸ポケットに挿していたペンを手に取ると、今彼女から受けたアドバイスをそれに書き始めた。
「いやあ、それにしても。拓郎さんもとうとう二次元を卒業して、三次元で幸せになりますかー」
「いやだから、違うって……」
「ていうか、何書いてるんですか」
「ああうん、これ、帰ったら観察日記にクリップしとく――」
「は? 観察日記?」
大島の表情がみるみる険しくなるのを見て、拓郎は〈やっちまった〉と内心焦った。そしてその場をごまかし取り繕うべく、拓郎はデザートを追加注文したのだった。
異世界ハーレムのために価値観を更新するか
それとも、ハーレムを諦めてそのままを貫き通すか
もしくは、クズに成り下がるか
@@@@@@@@@@
**********
「拓郎さん、珍しくこの時間に社内にいると思ったら、何スマホ眺めてニヤニヤしてるんですか。気持ち悪いですよ」
出し抜けにそう声をかけられて、拓郎は慌ててスマホの画面を隠した。すると、声の主――営業事務の大島がニヤニヤとした笑みを浮かべて続けた。
「あ、慌てて隠すってことは、もしかしてようやく彼女でもできましたか。しかも〈見られたらマズい関係〉だったりするんですか」
「残念、そんなんじゃありませんー」
「なんだ、じゃあ、またWEB漫画か小説でも読んでたんですか。ひでったアラサーオタク、さっみしー!」
ケラケラと笑う彼女を睨むと、拓郎は「それも違うし」と唸った。そして眉間のしわを一層深めると、ファイルを差し出しながら噛み付くように言った。
「別に俺、オタクってほどサブカルにハマってはいないし。ていうか、本屋のラノベ棚行ってみ? 俺よりおっさんの人たちが意外と多いから」
「で、これ、いつまでに処理すればいいんですか」
「そもそも、お前こそ真性の〈ひでったアラサーオタク〉じゃん。――明日の十三時にはデータが欲しいです。よろしく」
「二十代と三十代とでは歴然の差ですー。それに私は推しとともにさえあれば、三次元なんて正直どうだっていいんですー。拓郎さんと一緒にしないでくださーい。ハラスメント発言頂いたんで、罰としてお昼は拓郎さんが奢ってくださいねー」
大島は顔色を変えることなくメモに〈◯◯日十三時まで〉と走り書きし、それを先ほど拓郎から手渡されたファイルにクリップで留めた。拓郎は悔しそうにグッと息をのむと、出入り口を示すように顎をしゃくりながら銅鑼のような声で「おう、じゃあちょっとツラ貸せよ」と返した。
営業事務の大島は真性のオタクである。漫画やアニメを嗜み、ゲームもこよなく愛していた。彼女はもちろんのごとく流行を追いかけてはいるものの、ワンクールごとに流浪するジプシーではなく、自分の推しを愛し続けるというスタイルのオタクであった。
彼女はオタクだからといって、これみよがしにオタクをひけらかすタイプではなかった。だから一見すると、オタクには見えない。持ち物も服装も、至って普通の女性だった。彼女いわく、それは〈真のオタクの嗜み〉だそうだ。そして〈真のオタク〉とやらは日陰に隠れてひっそりと推しを愛しながら、仲間を揶揄するということもせず、むしろ肩身を寄せ合って生きているものなのだそうだ。
それがどうして先ほど拓郎をああいう風にからかったのかというと、それは〈一般社会を渡っていくためのコミュニケーション〉だそうで、相手の〈OKライン〉に合わせていじっているのだとか。だからもちろん、これが真剣なヲタ会話となれば、彼女は真剣に応えてくれるし、内々でおさめてくれる。――そんな清く真面目なオタクである彼女になら、相談できるかもしれない。そう思った拓郎は、彼女を〈内緒話をするにはうってつけの場所〉へと連れて行った。
「えっ、騒がしっ。私、お昼くらいはのんびり静かなところで食べたかったんですけど」
「奢りなんだから文句言うなよ」
「ええっ、あれ、冗談で言ったのに。本当にいいんですか?」
「おう。それにちょっと、相談というかディベートしたいことがあって」
「ああ、だからこんなうるさいところに……」
注文を終えた拓郎が冷水を煽ると、大島はメニュー表を脇へどかしながら首を心なしか傾げた。
「で、相談って何なんですか?」
「それが、そのー……。――最近、異世界ハーレムが心から楽しめなくなったんだよ。何でかな」
言いづらそうに顔を歪めて、もったりとした口調で拓郎がそう言うと、大島はきょとんとした表情を浮かべて目を瞬かせた。
「なんだ、やっぱり彼女できたんじゃあないですか。おめでとうございます」
「は!? どこをどうしたら、そういう答えが導き出されるんだよ!?」
「えっ、違うんですか?」
「いやいやいやいや、違う違う違う違う。まあ、ちょっと、面倒を見てる子はいるんだけど、そういうのじゃあないっていうか!?」
「面倒って、拓郎さん、キャバでもハマったんですか?」
「いやだから、どうしてそういう方向に行くのかな!? とりあえず、そういうのは置いとくとして、どうして楽しめなくなったのかなと思ってさあ!」
拓郎が素っ頓狂な声を上げると、ちょうど料理が運ばれてきた。無愛想な店員に冷たく睨まれ、申し訳なさそうに小さく肩を竦めると、拓郎は溜め息を吐き出しながら箸に手を伸ばした。そして、ぶっきらぼうにボツボツと話し始めた。
パッとしない毎日に疲れ果てていて、だからこそ話の中の〈異世界〉に憧れを持っていたこと。中でも、リアルの自分とは真逆の〈ハーレム〉に強い思いを抱いていたこと。リアルの自分と同じ〈冴えない僕〉がチート無双しているのが爽快でしかたがなかったこと。――そんなことを、拓郎は淡々と大島に話して聞かせた。そして盛大に溜め息をつくと、箸を置いてポツリとこぼした。
「なのに何で、楽しめなくなったのかな。あれだけ憧れて、重ね見て、主人公と一緒に無双した気分になって、無条件でモテモテな状況にワクワクしていたってのにさ」
「ほら、やっぱり彼女できたんじゃあないですか。さっきの〈面倒を見てる子〉って、彼女さんのことなんでしょう?」
「いやだから、違うって言ってるだろうが。なんでそこに帰結したがるんだよ」
拓郎が不服そうに目を細めると、大島はフォークを置いて紙ナプキンに手を伸ばした。そしてそれで口を拭うと、フウと息をついて真剣な面持ちで言った。
「いいですか。本来ハーレムというものはですね、ただ単に〈全ての愛が俺に集中〉じゃあないんですよ。愛を受けている俺もまた、全女性に愛を返しているんですよ。それも、平等に。分かりますか?」
「えっ、そういうもんなの?」
「何言っちゃってるんですか、当たり前ですよ。嫁ヒエラルキーが存在していて、それでもきちんと機能しているハーレムもあるでしょうが、一番のヒロインに愛が集中して許されるのは、ほぼお話の中だけですよ。もちろん、ハーレム外に無節操に手を出すなんて論外です。実際の一夫多妻文化圏でそんなことがあった日にはご家庭内が爆荒れですよ。そういう価値観なんです」
「はあ、そう……」
「対して、現代日本に育った拓郎さんはつまるところ〈一夫一妻制の文化圏〉で育ったわけですから、価値観もそれに準ずるものを有しているわけです。だから大切にしたい子が現れたのなら、それ以外を愛せなくなるのは当然なわけで。だって、私たちの文化圏の価値観では、ヒロイン以外の子にうつつを抜かしたら、たとえそれが平等な愛だとしても浮気になりますものね。……というわけで、彼女でもできたのかなあと私は思ったわけです」
「いやでもさ、だからさ、それと〈異世界ハーレムが楽しめなくなった〉っていうのと、どう繋がりが?」
味噌汁の碗を置きながら、拓郎は顔をしかめさせた。すると、大島がフォークでパスタをクルクルと巻き取りながら答えた。
「だって、今まではリアルとフィクションを重ねて楽しんでいたんでしょう? だったら、リアルに変化が生じたがためにフィクションが楽しめなくなるってことは十分にありえますよ。重ね見ると不都合が生じるようになったんですよ。価値観が無意識に〈それは不適切である〉と判断してるんですよ」
「はあ、なるほど……」
「だからフィクションの中のハーレムを楽しみたいのであれば、今一度〈あれはフィクションである〉と割り切って重ね見るのではなく俯瞰して楽しむか、いっそのこと価値観を〈そういう文化圏の方々が有しているもの〉へと更新する必要があるってわけです。あとは、あれですね、節操なしのダメ男になるか」
拓郎は大島の言葉に頷きながら、紙ナプキンに手を伸ばした。そして、胸ポケットに挿していたペンを手に取ると、今彼女から受けたアドバイスをそれに書き始めた。
「いやあ、それにしても。拓郎さんもとうとう二次元を卒業して、三次元で幸せになりますかー」
「いやだから、違うって……」
「ていうか、何書いてるんですか」
「ああうん、これ、帰ったら観察日記にクリップしとく――」
「は? 観察日記?」
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