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* 死神生活ニ年目 *
第137話 死神ちゃんとライバル農家④
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「やあ、死神ちゃん! 野菜、食べているかい?」
ライバル農家は笑顔でそう言うや否や、いそいそとポーチを漁りだした。彼は瓶詰めと小さなトングを取り出すと、それを死神ちゃんに差し出した。
「うちの持ち山のひとつで採れたたけのこだ。水煮にしてある。食ってくれ」
死神ちゃんは表情もなくそれを受け取ると、たけのこをパクリとひとくち食べてみた。そして、目を見開いた。
「すごいな! こんなに風味が良くてギュッと味が凝縮したたけのこ、初めて食べたよ!」
「そうだろう! うちは山の管理にも力を入れていてな。そこから採れる食材も畑から採れるものと同じくらいに評判なんだ。ちなみにそれは、あの毛玉と一緒に収穫したんだ」
「は!? お前、いつの間にムークと仲良くなってるんだよ!」
彼は快活に笑うと「毛玉と雇用契約を結んだんだ」と言った。そしてムークとの不思議な農家ライフを彼は楽しそうに語りだした。死神ちゃんはたけのこをもりもりと食べながら、興味深げに話を聞いていた。しかし、毛玉とたけのこ採りをしたという話になると、彼はたけのこが如何に美容にいい食べ物なのかを熱く語りだした。
死神ちゃんは面倒臭そうに聞き流しながら、なおもたけのこを頬張り続けた。死神ちゃんは彼の話の隙をついて口を挟んだ。
「で、結局、何を一番伝えたいわけ」
「つまりだな、そのたけのこを美味しく頂いて欲しいんだ」
「おう、美味いよ。凄まじく」
たけのこを口に運び続けてコリコリと音を立てる死神ちゃんを、彼は嬉しそうに眺めて満足気に頷いた。死神ちゃんが「水煮を分けて欲しい」と言うと、彼は喜んで頷いた。今手にしている瓶をそのまま持ち帰るといいと言いながら、彼は更にポーチを漁りだした。
「処理前のたけのこもあげよう。あと、山菜も幾つか。ノビルやタラの芽、ぜんまいにフキもあるぞ」
「なんか、毎回こんなにもたくさん頂いてばかりで申し訳ないなあ」
死神ちゃんがどっさりと手渡されたお土産を両手いっぱいに抱えながら苦笑いを浮かべると、ライバル農家は〈気にするな〉と言うかのように笑いながら小さく手を振った。
死神ちゃんは頂いた山菜類を一旦地面に置いてひとつずつポーチにしまい、それが終わると「お前、何か空いてる袋とか、ある?」と言いながらタッパーを取り出した。ライバル農家はそれを不思議そうに見つめて首を傾げた。
「袋ならあるが……。見たこともない容器だな。どこで売っているんだ、それは。それとも、ダンジョン産かい?」
「容器は差し上げられません。――いいから。ほら、早く袋出せよ」
彼が袋を出すと、死神ちゃんはそこにマドレーヌをいくつか詰めてやった。
「俺のとっておきの、すごく大切なおやつ。あいつの手作りは本ッ当に美味いんだ。――少なくて申し訳ないが、いつも貰ってばかりは申し訳ないから」
「おお、何だか逆に申し訳ないな。あとでゆっくり頂くよ。――ところで、あいつって誰だい?」
首を傾げさせる彼に向かってゆっくりと苦笑いを浮かべると、死神ちゃんは穏やかな声で「今のは忘れて?」とお願いした。ライバル農家は首を逆方向に向けて目を瞬かせると、不思議そうながらも了承の頷きをした。
「それにしても、死神もおやつを持ち歩くものなんだな」
「あー、うん。それも忘れろ。――ところで、お前、今日は何しに来たんだよ」
ライバル農家は頷くと「取り引きに来た」と言った。死神ちゃんが顔をしかめると、彼はニコニコと笑いながらどこかへと歩き出した。三階のとある場所に辿り着くと、彼はおもむろに壁を二、三度軽く叩いた。そこには特に隠し部屋もなかったはずであると記憶していた死神ちゃんは、この光景に既視感を覚えて眉根を寄せた。
何もないはずの壁がズッと音もなくズレたかと思うと、地響きにも似た音を立ててゆっくりと開いた。ますますもって既視感が強まる光景に死神ちゃんが眉間のしわを深めると、死神ちゃんよりも小さな〈キャリアウーマン風の女性〉が中からひょっこりと顔を出した。――彼女は、ライバル農家が生み出してしまったアスフォデルのお嬢様だった。
部屋の中はヤクザのお屋敷のような雰囲気を醸す根菜の巣とは対照的に、ビジネスオフィスを思わせるようなスタイリッシュな作りとなっていた。ソファーに促されるまま腰を掛けた死神ちゃんが「何故?」と言いたげに強張った表情で沈黙を保っていると、アスフォデルのお嬢様がお茶を出しながらニッコリと微笑んだ。
「本当だったら生まれ育った二階に居を構えたかったのですけれど、二階には先輩がいらっしゃいますから。同じ場所にシマを張ったら、無駄な抗争が生まれますでしょう?」
「キャリアウーマンに見せかけて、お前らもそっち系なのかよ!」
アスフォデルのお嬢様――いや、お嬢はお盆で口元を隠すと、コロコロと笑った。死神ちゃんがげっそりとした顔でソファーに埋もれると、それを気にすることなくライバル農家とお嬢が取り引きを始めた。
彼はポーチから何やら袋を取り出した。お嬢は受け取ったそれを鼻に押し当ててスウと大きく息を吸い込んだ。そしてときめき顔で頷くと、彼女は下っ端を呼びつけて、袋を裏に持って行かせた。
死神ちゃんは表情もなくぼんやりとした声で言った。
「中身、確認しないのかよ」
「お兄様の最高級品は、袋の上から香りを嗅ぐだけで十二分に分かりますから。中身が異なるなどの詐欺をお兄様が働かないということも、存じておりますし。――もちろん、相手がお兄様でなかったら、もっときちんと確認致しますわよ?」
「はあ、そう……」
「それに先日、中身を確認した際に、あまりの素晴らしさに興奮し過ぎてしまって、うっかり一気に開花させてしまってお兄様を殺めてしまったんですの」
「はあ、そう……。ていうか、あれ、肥料なんだよな?」
「それ以外、何があるんですの」
何を変なことを、と言いたげにお嬢が顔をしかめた。死神ちゃんは口の端だけを持ち上げてフッと小さく笑った。そして、彼女の視線が外れた途端に〈疲れた〉とでも言いたげにぐったりと全身の力を抜くと盛大にため息をついた。――どうして、農家たちの生み出す生物は揃いもそろって筋者臭を漂わせるのだろうか。どうして、彼らは肥料をまるで〈危ないヤク〉のように取り扱いたがるのだろうか。
死神ちゃんがぐったりとソファーに身を預けてぼんやりとしていると、先ほど奥に引っ込んだ下っ端が瓶に詰まった何かを持ってきた。しかし、彼は先ほどとは違い、何故か惚けたような表情で千鳥足だった。そのせいで、彼は足をもつれさせて何もない場所で転んだ。その拍子に瓶が割れ、それを目にしたライバル農家は慌てて口と鼻を押さえ込んだ。
「あなた、もしかして裏に持って行った際に抜け駆けしましたわね!? ――あっ!」
お嬢が青筋を立てて下っ端を怒鳴りつけた横で、ライバル農家がばったりと倒れた。割れた瓶から舞い上がったのは、アスフォデル特製の睡眠粉だった。
ライバル農家はどうやら、量産できないのであれば直接彼らと取り引きをして、現物を薬師の工房に卸せば良いと考えたらしい。そして彼が取り引きにて手に入れる睡眠粉は〈生みの親であるお兄様への愛〉が詰まった特別製らしく、通常のものよりも濃縮して作られていた。
そんな特製の危険物がうっかり充満してしまったら、ただでは済まないのは当たり前であろう。ライバル農家は〈口と鼻を覆う〉という応急処置も虚しく、そのまま別の意味の眠りについてしまった。
やらかしてしまった下っ端は、涙を浮かべたお嬢にギロリと無言で睨みつけらてれてすっかり酔いも冷めたようで、冷や汗をかきながら必死になって灰を革張りのアタッシュケースに詰めていた。そして彼は「教会に行ってきます」と叫ぶと、血相を変えて部屋を飛び出していった。
後日、冒険者の間で〈根菜に次ぐ新たな不思議植物の噂〉でもちきりとなったという。
――――根菜がジャパニーズヤクザなら、アスフォデルは海外マフィアのような感じのようDEATH。
ライバル農家は笑顔でそう言うや否や、いそいそとポーチを漁りだした。彼は瓶詰めと小さなトングを取り出すと、それを死神ちゃんに差し出した。
「うちの持ち山のひとつで採れたたけのこだ。水煮にしてある。食ってくれ」
死神ちゃんは表情もなくそれを受け取ると、たけのこをパクリとひとくち食べてみた。そして、目を見開いた。
「すごいな! こんなに風味が良くてギュッと味が凝縮したたけのこ、初めて食べたよ!」
「そうだろう! うちは山の管理にも力を入れていてな。そこから採れる食材も畑から採れるものと同じくらいに評判なんだ。ちなみにそれは、あの毛玉と一緒に収穫したんだ」
「は!? お前、いつの間にムークと仲良くなってるんだよ!」
彼は快活に笑うと「毛玉と雇用契約を結んだんだ」と言った。そしてムークとの不思議な農家ライフを彼は楽しそうに語りだした。死神ちゃんはたけのこをもりもりと食べながら、興味深げに話を聞いていた。しかし、毛玉とたけのこ採りをしたという話になると、彼はたけのこが如何に美容にいい食べ物なのかを熱く語りだした。
死神ちゃんは面倒臭そうに聞き流しながら、なおもたけのこを頬張り続けた。死神ちゃんは彼の話の隙をついて口を挟んだ。
「で、結局、何を一番伝えたいわけ」
「つまりだな、そのたけのこを美味しく頂いて欲しいんだ」
「おう、美味いよ。凄まじく」
たけのこを口に運び続けてコリコリと音を立てる死神ちゃんを、彼は嬉しそうに眺めて満足気に頷いた。死神ちゃんが「水煮を分けて欲しい」と言うと、彼は喜んで頷いた。今手にしている瓶をそのまま持ち帰るといいと言いながら、彼は更にポーチを漁りだした。
「処理前のたけのこもあげよう。あと、山菜も幾つか。ノビルやタラの芽、ぜんまいにフキもあるぞ」
「なんか、毎回こんなにもたくさん頂いてばかりで申し訳ないなあ」
死神ちゃんがどっさりと手渡されたお土産を両手いっぱいに抱えながら苦笑いを浮かべると、ライバル農家は〈気にするな〉と言うかのように笑いながら小さく手を振った。
死神ちゃんは頂いた山菜類を一旦地面に置いてひとつずつポーチにしまい、それが終わると「お前、何か空いてる袋とか、ある?」と言いながらタッパーを取り出した。ライバル農家はそれを不思議そうに見つめて首を傾げた。
「袋ならあるが……。見たこともない容器だな。どこで売っているんだ、それは。それとも、ダンジョン産かい?」
「容器は差し上げられません。――いいから。ほら、早く袋出せよ」
彼が袋を出すと、死神ちゃんはそこにマドレーヌをいくつか詰めてやった。
「俺のとっておきの、すごく大切なおやつ。あいつの手作りは本ッ当に美味いんだ。――少なくて申し訳ないが、いつも貰ってばかりは申し訳ないから」
「おお、何だか逆に申し訳ないな。あとでゆっくり頂くよ。――ところで、あいつって誰だい?」
首を傾げさせる彼に向かってゆっくりと苦笑いを浮かべると、死神ちゃんは穏やかな声で「今のは忘れて?」とお願いした。ライバル農家は首を逆方向に向けて目を瞬かせると、不思議そうながらも了承の頷きをした。
「それにしても、死神もおやつを持ち歩くものなんだな」
「あー、うん。それも忘れろ。――ところで、お前、今日は何しに来たんだよ」
ライバル農家は頷くと「取り引きに来た」と言った。死神ちゃんが顔をしかめると、彼はニコニコと笑いながらどこかへと歩き出した。三階のとある場所に辿り着くと、彼はおもむろに壁を二、三度軽く叩いた。そこには特に隠し部屋もなかったはずであると記憶していた死神ちゃんは、この光景に既視感を覚えて眉根を寄せた。
何もないはずの壁がズッと音もなくズレたかと思うと、地響きにも似た音を立ててゆっくりと開いた。ますますもって既視感が強まる光景に死神ちゃんが眉間のしわを深めると、死神ちゃんよりも小さな〈キャリアウーマン風の女性〉が中からひょっこりと顔を出した。――彼女は、ライバル農家が生み出してしまったアスフォデルのお嬢様だった。
部屋の中はヤクザのお屋敷のような雰囲気を醸す根菜の巣とは対照的に、ビジネスオフィスを思わせるようなスタイリッシュな作りとなっていた。ソファーに促されるまま腰を掛けた死神ちゃんが「何故?」と言いたげに強張った表情で沈黙を保っていると、アスフォデルのお嬢様がお茶を出しながらニッコリと微笑んだ。
「本当だったら生まれ育った二階に居を構えたかったのですけれど、二階には先輩がいらっしゃいますから。同じ場所にシマを張ったら、無駄な抗争が生まれますでしょう?」
「キャリアウーマンに見せかけて、お前らもそっち系なのかよ!」
アスフォデルのお嬢様――いや、お嬢はお盆で口元を隠すと、コロコロと笑った。死神ちゃんがげっそりとした顔でソファーに埋もれると、それを気にすることなくライバル農家とお嬢が取り引きを始めた。
彼はポーチから何やら袋を取り出した。お嬢は受け取ったそれを鼻に押し当ててスウと大きく息を吸い込んだ。そしてときめき顔で頷くと、彼女は下っ端を呼びつけて、袋を裏に持って行かせた。
死神ちゃんは表情もなくぼんやりとした声で言った。
「中身、確認しないのかよ」
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「はあ、そう……」
「それに先日、中身を確認した際に、あまりの素晴らしさに興奮し過ぎてしまって、うっかり一気に開花させてしまってお兄様を殺めてしまったんですの」
「はあ、そう……。ていうか、あれ、肥料なんだよな?」
「それ以外、何があるんですの」
何を変なことを、と言いたげにお嬢が顔をしかめた。死神ちゃんは口の端だけを持ち上げてフッと小さく笑った。そして、彼女の視線が外れた途端に〈疲れた〉とでも言いたげにぐったりと全身の力を抜くと盛大にため息をついた。――どうして、農家たちの生み出す生物は揃いもそろって筋者臭を漂わせるのだろうか。どうして、彼らは肥料をまるで〈危ないヤク〉のように取り扱いたがるのだろうか。
死神ちゃんがぐったりとソファーに身を預けてぼんやりとしていると、先ほど奥に引っ込んだ下っ端が瓶に詰まった何かを持ってきた。しかし、彼は先ほどとは違い、何故か惚けたような表情で千鳥足だった。そのせいで、彼は足をもつれさせて何もない場所で転んだ。その拍子に瓶が割れ、それを目にしたライバル農家は慌てて口と鼻を押さえ込んだ。
「あなた、もしかして裏に持って行った際に抜け駆けしましたわね!? ――あっ!」
お嬢が青筋を立てて下っ端を怒鳴りつけた横で、ライバル農家がばったりと倒れた。割れた瓶から舞い上がったのは、アスフォデル特製の睡眠粉だった。
ライバル農家はどうやら、量産できないのであれば直接彼らと取り引きをして、現物を薬師の工房に卸せば良いと考えたらしい。そして彼が取り引きにて手に入れる睡眠粉は〈生みの親であるお兄様への愛〉が詰まった特別製らしく、通常のものよりも濃縮して作られていた。
そんな特製の危険物がうっかり充満してしまったら、ただでは済まないのは当たり前であろう。ライバル農家は〈口と鼻を覆う〉という応急処置も虚しく、そのまま別の意味の眠りについてしまった。
やらかしてしまった下っ端は、涙を浮かべたお嬢にギロリと無言で睨みつけらてれてすっかり酔いも冷めたようで、冷や汗をかきながら必死になって灰を革張りのアタッシュケースに詰めていた。そして彼は「教会に行ってきます」と叫ぶと、血相を変えて部屋を飛び出していった。
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