全寮制の学園に行ったら運命の番に溺愛された話♡

画鋲

それから、お風呂に入って布団に入り寝た






目に明るい光が入り朝だと寝ぼけながらもわかった

昨日泣いたせいなのかぐっすり寝れ、スッキリとした目覚めだった

起きて時計を見ると6時30分すぎ

ふと、横を見ると翼くんがまだ寝ていた

帰ってきたんだ

あっ…そういえばお弁当の用意をしないと！と思い急いで起き上がった

机の上に置いておいたお弁当箱を取り、部屋を出て階段を降り共同キッチンに行く

キッチンは誰もいない。ラッキーと思いつつお弁当箱を置き作り始めた

そういえば…お米炊いてなかった…

お米は誰かが補充してくれているので、お米はある。けど時間はない

共同キッチンだから誰か炊いてるかなと思い、開けるとキラキラのお米が！

「ありがたく使わせて頂きます！」と言いお米をつけた

そして、冷凍のおかずや、卵焼きなどを作り、詰めて終わった

最後に、お弁当の袋に入れて紐を結んで部屋に持っていき、制服を着替えて部屋を出た

校舎に行く途中で、翼くんを起こしていないことに気づいたが、今から戻るのも間に合わないかと思い、翼くんのことは諦めた

翼くん…起きてますように…。と願い、教室に着いた

机を見ると死ねという文字は消されていた

ん…？と思い、唯くんの方も見たけど、唯くんのところは消されてなかった

…なんで…？

不思議に思いながらも、椅子に座り、カバンから教科書をとり、引き出しに入れようとしたら手にチクッと痛みが走り

何！？と思い引き出しを見ると、そこには大量の画鋲があった

思わず目を見開く

だ、誰かの仕業だよね…｡

考えられるのは、いじめ宣言したやつしかいない

でも、逃げないって決めたんだから！と思い、覚悟を決め画鋲を集めた