全寮制の学園に行ったら運命の番に溺愛された話♡

白井由紀

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文化祭

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それから、5限目が終わった

ん~と言いながら背伸びをする

ま、先生来てないし、自主勉してただけだけど、疲れた~ 

ふと、かおりくんが目に入った

かおりくんは一条様が教室に出てから、入ってきて、机に膝をつけて手を頬に当てて、ずっとボッーとしてる

そういえば、唯くんもギリギリで入ってきたなぁ~

最初にあったように、月城先輩に担がれて帰ってきたけど、なんか、机にうつ伏せているし…。

みんな、振り回されてるなぁ~

あと、一限か…と思って時間を見たら、授業開始まで3分前

机の引き出しに入れていた教科書を机の上に置き、授業の開始のチャイムがなった

先生は来ず、また、自主勉をして終わった

やっと帰り!相変わらず、かおりくんはボッーとしてたけど、チャイムがなった時に、すごい勢いで準備して待っている

僕も準備して、ホームルームが始まるのを待った

キーンコーンカーンコーン

やっと始まったと思ったら、ガラガラ~と教室の前のドアが開いた

ん?先生は来ないはず…

と思ったのに先生が来た

なんで?と思いつつ誰も言わないため、先生を見るだけ

先生は教壇の前に立ち「じゃあ、文化祭の話するぞ~」

そのために来たのか…。先生は…

「ええっとな、今回、生徒会からこれをやれと言われたから」と言い黒板に文字を描き始めた

ん?生徒会ってことは一条様とかが入ってるのか…。

生徒会とは、トップ4で形成されている、もちろん、トップ4以外のメンバーもいるが、決定権は全てトップ4に委ねられる学園の組織

何するんだろ…。

そして、カンと書き終わる音がして文字を見る

んんん?と目を疑う

そこには、〝猫メイドカフェ〟だった

猫メイドカフェってなに!?

「ええっとな…猫耳としっぽつけてメイドカフェみたいなものだ」

あぁ~?なんじゃそりゃ~!初めて聞いたし

「じゃあ、決定事項だから。お疲れ~帰っていいぞ~」と言い先生は出ていってしまった

猫メイドカフェってなにぃ~~!?
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