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漫談1
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(K)なぁ昔話ってお前そらで言える?
(Y)なんだよ、藪から棒に。
(K)いやさ、昔話だよ。桃太郎とかさるかに合戦とか。
(Y)いや、それは知ってるけどさえ?そらで言うの?
(K)うん、なんか覚えてるのある?
(Y)…ああ、うーん、花咲か爺さんとか?
(K)マジで?かなりマイナーだな
(Y)いや、マイナーじゃねえべ?日本じゃ有名だべよ
(K)いや、今の時代そうでも無いでしょ。
(Y)マジか…ジェネレーションギャップだな
(K)いや、俺も覚えてねえよ。
(Y)お前…日本人じゃねえな?
(K)え、そこまでなの!?お前ん中で花咲か爺さんそんなすげー地位なの!?
(Y)だってよ花見を生んだ爺さんだぜ?
(K)え、そんな話だっけ?
(Y)そうだよ、そんな話も知らねえとか、お前海外で笑いもんだからね
(K)そwこwまwでwなwのwww
(Y)いやそんな面白くねえべwwそれでなんでなん?
(K)は?ww何がww?
(Y)いや、そらで言えるかって聞いたのおめえだべ?
(K)ああ、そうだったなんでだっけ…あ、そうだ思い出した前にテレビでそらで昔話言える か?みたいなのやってたからさ、ほら、お前そういうの得意じゃん?
(Y)そっか?まぁ話自分で考えるくらいだからね。
(K)だろ?そんでさ言えるかなーって思ってさ
(Y)なるほどねーそんでそれ俺言ったらいいの?
(K)まぁ言えたらお前の特技って事になるしやってみれ
(Y)お、おう…それじゃ…
昔々ある所にお爺さんとお婆さんがおりました
お爺さんはえーっと山に芝刈りにお婆さんは家で…ノリ作りだったかな?
(K)そんな話だったか!?
(Y)俺が読んだ奴はそんな話だったよ。続けるな
芝刈りに言った爺さんは森の中で子犬を見つけて、家に帰って婆さんに犬を見せたら…
舌を…
(K)ちょちょっちょーっと待ってなんか途中から違うよね?
(Y)え、どこが?
(K)途中から舌切り雀だよね!?
(Y)いいや、あってるよ俺読んだやつそうだもん。
(K)そんなバージョンのあんの!?
(Y)あるある~じゃ続きな
舌を切られそうになるけど、子犬がハサミにじゃれついた所為で切れなくってそれに婆さんは舌打ちするんだけど爺さんにはその音がキスの音だと勘違いしてその犬を家で飼う事になって。
しばらくすると犬は大きくなってて名前はポチである日
(K)あれ?シロじゃなかった?
(Y)いやいやポチだって、お絵が読んだやつではそう言ってた。もういちいちとぎるなよ。
(K)ああ、ごめん
(Y)えーっとポチって名前にしたところか、
ある日ポチと一緒に芝刈りに行くと木の枝の一本が明るく光ってて切ってみると中から…小さな女の子が
(K)ちょちょちょーっと待ってそれ絶対違うよね!?かぐや姫じゃん!!。
(Y)…いやいや、俺が読んだやつはそれだったよ
(K)だからどのバージョン読んだんだよ!
(Y)あーもうだから遮るなってわかんねえじゃん。続けるぞ、えーっと
中から出てきた女の子を家に持って帰ったらお婆さんは桃食って若返ってて。爺さんも残り食ったら若くなって、その夜に2人でハッスルしたら…
(K)もう突っ込まない、桃太郎だろ!とか絶対言わない。
(Y)よし、いい子だ
そんでハッスルしたら、男の子が2人生まれて1人は剣技をもう1人は相撲を覚えて、とりあえず2人をクマ退治と鬼退治に派遣した、芝刈り派遣組合は暇だからまた芝刈りに行くと鬼退治派遣に行ったはずのシロが戻ってきて、いきなり地面を掘り出した。
(K)いいね、話戻ってきたね。
(Y)掘りまくったら土の中から大判小判の入ったツヅラが出てきて。それを家に持って帰ったら警察が家に来てて爺さんは遺失物窃盗の疑いでしょっ引かれ…
(K)ちょーーっと待って!!何!?話の舞台現代なの!一番最初に昔々って言ったじゃん!!
(Y)時代は…変わるんだよ。
(K)変わりすぎだべ!何で芝刈りの時代から、おい!悟った顔すんのやめろ!
(Y)うるさいなぁ…それじゃ続けるよ。
(K)おい!無視すんな!続けんな!
(Y)そんで、しょっ引かれた爺さんは獄中で寝無理続けて3年間、その間誰も面会に来ない。釈放されて家に帰るとそこには婆さんの代わりになんか大きくなったかぐや姫と、桃太郎とか金太郎が何をしてるか酒池肉林。おかげで家計は火の車、婆さんは若いスズメと逃避行。
味方はポチだけと思ったら既に隣の家に引き取られてる。
仕方なく爺さんは夢のお告げで見た亀を助けて海の中の竜宮城へ行って奴らに負けじと酒池肉林。5年位過ごして急にホームシックで家に帰ると家の周りが芝だらけ。
イラっとした爺さんは火を放って焼いたら隣の爺さんの家も燃えて、あーあって思ってたら丸焦げになったポチの死体があって。
それを埋めたら3日で木ができて。それで杵と臼を作って餅ついたらまた大判小判が出てくるんだけど業突く張りの桃太郎たちが爺さんからそれを奪い取ってバカな金太郎がそれ壊して燃やした灰を藪の中に巻いたら桜がパァっと咲いて。
爺さんやったーって思ったら自然保護法違反で今度は20年くらい獄中生活して出てきたらその木で桃太郎たちは花見イベント会場に転用しててそれで儲けたカネで悠々自適に暮らしていて…どしたの頭抱えて。
(K)お前何読んで覚えたんだ…
(Y)創作童話集
(K)同人作品じゃねえか!!!
(Y)ちなみに特産物ができてて…
(K)きびだんごと金太郎飴だろ!!
(Y)お後がよろしいようで。
(Y)なんだよ、藪から棒に。
(K)いやさ、昔話だよ。桃太郎とかさるかに合戦とか。
(Y)いや、それは知ってるけどさえ?そらで言うの?
(K)うん、なんか覚えてるのある?
(Y)…ああ、うーん、花咲か爺さんとか?
(K)マジで?かなりマイナーだな
(Y)いや、マイナーじゃねえべ?日本じゃ有名だべよ
(K)いや、今の時代そうでも無いでしょ。
(Y)マジか…ジェネレーションギャップだな
(K)いや、俺も覚えてねえよ。
(Y)お前…日本人じゃねえな?
(K)え、そこまでなの!?お前ん中で花咲か爺さんそんなすげー地位なの!?
(Y)だってよ花見を生んだ爺さんだぜ?
(K)え、そんな話だっけ?
(Y)そうだよ、そんな話も知らねえとか、お前海外で笑いもんだからね
(K)そwこwまwでwなwのwww
(Y)いやそんな面白くねえべwwそれでなんでなん?
(K)は?ww何がww?
(Y)いや、そらで言えるかって聞いたのおめえだべ?
(K)ああ、そうだったなんでだっけ…あ、そうだ思い出した前にテレビでそらで昔話言える か?みたいなのやってたからさ、ほら、お前そういうの得意じゃん?
(Y)そっか?まぁ話自分で考えるくらいだからね。
(K)だろ?そんでさ言えるかなーって思ってさ
(Y)なるほどねーそんでそれ俺言ったらいいの?
(K)まぁ言えたらお前の特技って事になるしやってみれ
(Y)お、おう…それじゃ…
昔々ある所にお爺さんとお婆さんがおりました
お爺さんはえーっと山に芝刈りにお婆さんは家で…ノリ作りだったかな?
(K)そんな話だったか!?
(Y)俺が読んだ奴はそんな話だったよ。続けるな
芝刈りに言った爺さんは森の中で子犬を見つけて、家に帰って婆さんに犬を見せたら…
舌を…
(K)ちょちょっちょーっと待ってなんか途中から違うよね?
(Y)え、どこが?
(K)途中から舌切り雀だよね!?
(Y)いいや、あってるよ俺読んだやつそうだもん。
(K)そんなバージョンのあんの!?
(Y)あるある~じゃ続きな
舌を切られそうになるけど、子犬がハサミにじゃれついた所為で切れなくってそれに婆さんは舌打ちするんだけど爺さんにはその音がキスの音だと勘違いしてその犬を家で飼う事になって。
しばらくすると犬は大きくなってて名前はポチである日
(K)あれ?シロじゃなかった?
(Y)いやいやポチだって、お絵が読んだやつではそう言ってた。もういちいちとぎるなよ。
(K)ああ、ごめん
(Y)えーっとポチって名前にしたところか、
ある日ポチと一緒に芝刈りに行くと木の枝の一本が明るく光ってて切ってみると中から…小さな女の子が
(K)ちょちょちょーっと待ってそれ絶対違うよね!?かぐや姫じゃん!!。
(Y)…いやいや、俺が読んだやつはそれだったよ
(K)だからどのバージョン読んだんだよ!
(Y)あーもうだから遮るなってわかんねえじゃん。続けるぞ、えーっと
中から出てきた女の子を家に持って帰ったらお婆さんは桃食って若返ってて。爺さんも残り食ったら若くなって、その夜に2人でハッスルしたら…
(K)もう突っ込まない、桃太郎だろ!とか絶対言わない。
(Y)よし、いい子だ
そんでハッスルしたら、男の子が2人生まれて1人は剣技をもう1人は相撲を覚えて、とりあえず2人をクマ退治と鬼退治に派遣した、芝刈り派遣組合は暇だからまた芝刈りに行くと鬼退治派遣に行ったはずのシロが戻ってきて、いきなり地面を掘り出した。
(K)いいね、話戻ってきたね。
(Y)掘りまくったら土の中から大判小判の入ったツヅラが出てきて。それを家に持って帰ったら警察が家に来てて爺さんは遺失物窃盗の疑いでしょっ引かれ…
(K)ちょーーっと待って!!何!?話の舞台現代なの!一番最初に昔々って言ったじゃん!!
(Y)時代は…変わるんだよ。
(K)変わりすぎだべ!何で芝刈りの時代から、おい!悟った顔すんのやめろ!
(Y)うるさいなぁ…それじゃ続けるよ。
(K)おい!無視すんな!続けんな!
(Y)そんで、しょっ引かれた爺さんは獄中で寝無理続けて3年間、その間誰も面会に来ない。釈放されて家に帰るとそこには婆さんの代わりになんか大きくなったかぐや姫と、桃太郎とか金太郎が何をしてるか酒池肉林。おかげで家計は火の車、婆さんは若いスズメと逃避行。
味方はポチだけと思ったら既に隣の家に引き取られてる。
仕方なく爺さんは夢のお告げで見た亀を助けて海の中の竜宮城へ行って奴らに負けじと酒池肉林。5年位過ごして急にホームシックで家に帰ると家の周りが芝だらけ。
イラっとした爺さんは火を放って焼いたら隣の爺さんの家も燃えて、あーあって思ってたら丸焦げになったポチの死体があって。
それを埋めたら3日で木ができて。それで杵と臼を作って餅ついたらまた大判小判が出てくるんだけど業突く張りの桃太郎たちが爺さんからそれを奪い取ってバカな金太郎がそれ壊して燃やした灰を藪の中に巻いたら桜がパァっと咲いて。
爺さんやったーって思ったら自然保護法違反で今度は20年くらい獄中生活して出てきたらその木で桃太郎たちは花見イベント会場に転用しててそれで儲けたカネで悠々自適に暮らしていて…どしたの頭抱えて。
(K)お前何読んで覚えたんだ…
(Y)創作童話集
(K)同人作品じゃねえか!!!
(Y)ちなみに特産物ができてて…
(K)きびだんごと金太郎飴だろ!!
(Y)お後がよろしいようで。
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