18 / 23
18
しおりを挟む
「ねぇ。クっ…じゃなくて…あれ?」
(やっべー。危うくクズって呼ぶところだったー!
というか僕クズの名前知らないぞ!)
「あの。……君の名前って?」
と言ってこてんと首を傾げてみた。
そしたらクズはボンッ!と真っ赤っかになって
「おおおおおおおっおれの俺の名前は
高木 涼紀!よっよろしくっっ!」
と勢いよく手を出してきた。
握れってこと?
はっ。
クズの汚ならしい手なんか握れるかっ!
いっいっちゃんの手だったら握りたい!
握らせてほしい!
手の香りを嗅ぎながら手をニギニギしたい♡
あぁっ♡そんなことできたら夢のようだ!
そンな感じで途中からいっちゃんのことを
思い浮かべてポッと頬を染めながら浸っていたら
急に手に衝撃が…。
えっ?何?と思い自分の手を見ると…。
ナント言うことでショウ。
クズの手が。
僕の手を両手で握り顔を真っ赤にして
はぁはぁしているではないか⁉︎
えっ。やめて。
普通に気持ち悪いよ。
クズに手握られてはぁはぁされる趣味ないから。
仮に仮に愛しのいっちゃんがしてくれるんであれば
大歓迎だけれどね。
考えてみて、クズにはぁはぁされてこの僕が喜ぶとでも?
ほら、皆んなの想像でもありえなかったでしょ?
だから見た瞬間振り払ったよ……うん。
振り払ったつもりだよ?
僕の最高の腕力で……。
ただ問題はクズの手が 全く外れていないことだ。
くっ何故だ。はーなーせー!
ブンブン!高速振り払い!
クズはまだはぁはぁ。
しかも足をもぞもぞさせている。
気持ち悪すぎる。
「ちょっちょっと高木くん離してください」
ちょっと眉を下げて困り顔で言ってみた。
これで離してくれるといいんだけど。
(やっべー。危うくクズって呼ぶところだったー!
というか僕クズの名前知らないぞ!)
「あの。……君の名前って?」
と言ってこてんと首を傾げてみた。
そしたらクズはボンッ!と真っ赤っかになって
「おおおおおおおっおれの俺の名前は
高木 涼紀!よっよろしくっっ!」
と勢いよく手を出してきた。
握れってこと?
はっ。
クズの汚ならしい手なんか握れるかっ!
いっいっちゃんの手だったら握りたい!
握らせてほしい!
手の香りを嗅ぎながら手をニギニギしたい♡
あぁっ♡そんなことできたら夢のようだ!
そンな感じで途中からいっちゃんのことを
思い浮かべてポッと頬を染めながら浸っていたら
急に手に衝撃が…。
えっ?何?と思い自分の手を見ると…。
ナント言うことでショウ。
クズの手が。
僕の手を両手で握り顔を真っ赤にして
はぁはぁしているではないか⁉︎
えっ。やめて。
普通に気持ち悪いよ。
クズに手握られてはぁはぁされる趣味ないから。
仮に仮に愛しのいっちゃんがしてくれるんであれば
大歓迎だけれどね。
考えてみて、クズにはぁはぁされてこの僕が喜ぶとでも?
ほら、皆んなの想像でもありえなかったでしょ?
だから見た瞬間振り払ったよ……うん。
振り払ったつもりだよ?
僕の最高の腕力で……。
ただ問題はクズの手が 全く外れていないことだ。
くっ何故だ。はーなーせー!
ブンブン!高速振り払い!
クズはまだはぁはぁ。
しかも足をもぞもぞさせている。
気持ち悪すぎる。
「ちょっちょっと高木くん離してください」
ちょっと眉を下げて困り顔で言ってみた。
これで離してくれるといいんだけど。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる