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第5章
5-8 第1章でも出たので覚えていますか、『轟炎のかけら』のこと
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「ファイヤーボール!」
『フフン、そんなものかい?』
俺が先制攻撃に放った火球は、力なく彼のマントを焦がすことなく燃え尽きる。
『やっぱりレベル1の魔導士様はこんなものか……さあ、次は僕の番だ! 炎魔法ってのはこうやるんだ! ファイア・サイクロン!』
「く……!」
お返しとばかりに彼は火炎魔法を放つ。
だが、俺は炎に包まれながらも彼の前に飛び込む。
「喰らえ!」
そして聖水を投げつけた。
『く……!』
ヴァンパイア・ロードであれば流石に聖水の一撃では倒せないだろう。
だが、それなりにダメージは大きかったらしく、ルネはひるんだ。
「あまいよ、ルネ。炎魔法くらい、対策してるんだ!」
『……へえ……あれを見つけたのか……』
周辺の森で吸血鬼狩りをしていた時に、北の森に『水神の守り神』というアクセサリーが安置された遺跡があった。
どうやらこれも、セドナがニルバナに教えてもらったらしい。
このアクセサリーは炎魔法を無効化する効果がある。
(属性魔法を無効化することは……低レベルクリアでは必須の知識だからな!)
そう思いながらも俺はひるんだルネにもう一撃を加えようとする。
だが、それを隣から神速の速さで切り込んだ影があった。
ルネの双子の妹、ルナだ。
『ルネはやらせないわ!』
ルナがそう叫びながら俺の心臓を貫こうとする。
……だが。
『え? ……外れた?』
その一撃は空を切った。
俺は以前吸血鬼たちから奪っていた『身かわしのマント』を装備していたためだ。そのマントは役割を終えるとともに消滅した。
「だあ!」
そして一瞬ルナがひるんだすきを見逃さず、セドナが彼女の首を掴みあげ、思いっきり地面にたたきつける。
「ルナ、これはどうかな!?」
さらに、その隙にセドナは以前使っていた『蝸牛(かたつむり)の足跡』を投げつける。
だが。
『無駄よ!』
その瓶は彼女に当たることなく、はるか遠くにはじけ飛び、パリンと割れた。
起き上がろうとする彼女に更にマルティナは眠り草を投げる。……だが、これも効かない。
『あなたたちの戦い方はもう、研究したもの……!』
『そう、僕たちにはデバフも状態異常も効かないよ?』
そういう二人の体で、何か不思議なワッペンのようなものが輝いている。
……恐らく、あのアクセサリーの効果だろう。
(つまり、状態異常とデバフを無効化するボスってことか……改めて見ると厄介だな……)
ゲームの世界では、こういう敵はよく出てくる。
だが、やはり低レベルプレイでは、彼のようなボスは厄介だ。俺は心の中で冷や汗を流しながらそう思った。
『これでわかったかい? ……ルナ、行くよ!』
『うん!』
そう叫ぶとルネは強力な魔力を杖に込め、ルナのほうを向く。……魔法剣の予備動作だ。
ルネとルナはいつのまにか、俺たちを挟み撃ちする形に立っていた。
『食らいなよ! ダーク・グレイアウト!』
そして、ルネは漆黒の光線を放つ。
あれは闇属性の最上級呪文だ。
食らえば熟練の冒険者でも即死は免れない。……まあ、俺やマルティナは初級呪文でも即死するのだが。
「まずい! 二人とも、捕まって!」
そういうとセドナは俺たちを掴んで思いっきりジャンプする。
だが、ルネとルナの顔がにんまりと歪む。
『甘いよ! ルナ!』
『うん!』
そしてルナは、その光線を剣で完璧に捕らえる。本来爆発するはずの魔法弾を完全に自分の剣で抑え込んでいる。
「……嘘だろ?」
……通常なら、ルナはこの一撃を受け止められずに消し炭になっているはずだ。よほど互いの能力を熟知していないとこの技は使えない。
『これで終わりよ!』
そう叫ぶとともにルナは大きく踏み込みながら剣を俺たちに向けて放つ。
「く……!」
「まず……!」
彼女の剣の威力を上乗せした、凄まじい闇の衝撃波がこちらに襲ってきた。
空中で方向転換が出来ない状況で、俺たちは完全に捕らえられている。
「やらせない……!」
そうつぶやくと、マルティナは俺たちの体を突き飛ばす。
「二人とも、さがって!」
「マルティナ!」
「えい!」
そして彼女は装備していた『身かわしのマント』を大振りに振るう。
……だが。
『無駄よ! 私の十字斬りは……一度じゃ終わらない!』
「え? ……きゃああああ!」
身かわしのマントは一度しか攻撃を防げない。逆に言えば連続攻撃には効果が薄いのだ。
……彼女の一撃など、レベル1のマルティナには防げるわけがない。
彼女は二撃目をかわすことが出来ず、闇の衝撃波をまともに喰らい、絶命する。
「……く……マルティナ!」
だが、マルティナに庇われたおかげで俺たちは戦闘不能にならずに済んだ。
俺は地面に降り立つと、マルティナの亡骸に蘇生薬を振りかける。
「立てるか、マルティナ?」
「うん! ……危なかった……!」
その様子を見ながら、ルネとルナはニヤニヤと笑った。
まるで、猫がネズミをいたぶるような表情でこちらを見据える。……自分が負けることなど考えてもいないのだろう。
『ククク……蘇生したのかい?』
『けど……そのマントも蘇生薬も……いつまでもつのかしらね……?』
「…………」
確かにそうだ。
生憎この村では蘇生薬は販売されていなかった。
身かわしのマントも俺たちが倒した吸血鬼たちの分……つまり後10枚ほどしかない。
そのため、このまま戦えばじり貧になるのは確定だ。
……だが、そこまでは想定内。
「なら、これでどうだ!」
そう叫ぶと、俺は先日手に入れた惑わしの宝珠を叩き割る。
『ん? ……へえ……』
すると、周囲に大きな壁がいくつも現れた。
彼らがたとえ状態異常が効かないとしても、俺たちを『視覚』によって探知していることに変わりはない。そのため、この宝珠によって生み出した幻覚は、たとえルネとルナでも看破できない。
『なるほど、幻影か……これは僕にも防げないな……』
『私たちを分断させたってわけね……けど、いいのかしら? あなたたちも分断するわよね?』
そして俺とマルティナはルネ、セドナはルナと対峙する形となる。
だが、ルネは余裕を見せた表情で俺たちに尋ねる。
『……失敗したね。君たちの中で、まともなアタッカーは彼女だけだろう? 僕に勝てるのかい?』
「ああ……。けどな! レベル1だからって、舐めないほうがいいぜ!」
そう叫ぶと俺は荷物袋から攻撃アイテム『轟炎のかけら』を投げつけた。
もう俺は出し惜しみはしない。
このアイテムは、投げつけた瞬間に炎の槍となり、ルネに飛ぶ。
『む……これは厄介だね……!』
以前も使ったが、このアイテムは必中だ。
そう呟いてルネが防御しようと一歩退いた瞬間。
「そこ!」
マルティナは身をかがめた状態で飛び込むと、油をしみこませた剣を振るう。
「く……ぐは!」
俺が放った炎の槍をかすめたことにより引火した炎を受け、ルネはひるむ。だが、
『僕を舐めるな!』
そういうと、強烈な蹴りをマルティナに放った。
ボキ……とあばらが折れた音が響く。だが、それに気を取られたことにより、俺が放った炎の槍がルネを貫く。
「ぐ……!」
『ぐああああ!』
魔導士といえど、ヴァンパイア・ロードの膂力は侮れない。
折れた肋骨がはいに刺さっているのだろう、血を吐きながらもマルティナは倒れず、気丈に笑みを浮かべた。
「フフフ……舐めてるのはそっちでしょ?」
その隙に俺はマルティナに回復薬をかけた。
幸い、血はすぐに止まったようだ。
「そういうことだ。……さあ、不死者の王(ヴァンパイア・ロード)! お前に人生で最初で最後の『恐怖』ってやつを教えてやる! 全力で来い!」
『へえ……良かったよ……! 流石、伝説の勇者様だ! 僕を楽しませてくれよ!』
よし、乗った。
ここに来るまでに不要な演出を加えてきた奴らは、恐らく享楽主義者だと踏んだが、それは正しいようだ。
彼はそう笑みをうかべると、今度は本気でライバルを相手にするような目をしてきた。
『フフン、そんなものかい?』
俺が先制攻撃に放った火球は、力なく彼のマントを焦がすことなく燃え尽きる。
『やっぱりレベル1の魔導士様はこんなものか……さあ、次は僕の番だ! 炎魔法ってのはこうやるんだ! ファイア・サイクロン!』
「く……!」
お返しとばかりに彼は火炎魔法を放つ。
だが、俺は炎に包まれながらも彼の前に飛び込む。
「喰らえ!」
そして聖水を投げつけた。
『く……!』
ヴァンパイア・ロードであれば流石に聖水の一撃では倒せないだろう。
だが、それなりにダメージは大きかったらしく、ルネはひるんだ。
「あまいよ、ルネ。炎魔法くらい、対策してるんだ!」
『……へえ……あれを見つけたのか……』
周辺の森で吸血鬼狩りをしていた時に、北の森に『水神の守り神』というアクセサリーが安置された遺跡があった。
どうやらこれも、セドナがニルバナに教えてもらったらしい。
このアクセサリーは炎魔法を無効化する効果がある。
(属性魔法を無効化することは……低レベルクリアでは必須の知識だからな!)
そう思いながらも俺はひるんだルネにもう一撃を加えようとする。
だが、それを隣から神速の速さで切り込んだ影があった。
ルネの双子の妹、ルナだ。
『ルネはやらせないわ!』
ルナがそう叫びながら俺の心臓を貫こうとする。
……だが。
『え? ……外れた?』
その一撃は空を切った。
俺は以前吸血鬼たちから奪っていた『身かわしのマント』を装備していたためだ。そのマントは役割を終えるとともに消滅した。
「だあ!」
そして一瞬ルナがひるんだすきを見逃さず、セドナが彼女の首を掴みあげ、思いっきり地面にたたきつける。
「ルナ、これはどうかな!?」
さらに、その隙にセドナは以前使っていた『蝸牛(かたつむり)の足跡』を投げつける。
だが。
『無駄よ!』
その瓶は彼女に当たることなく、はるか遠くにはじけ飛び、パリンと割れた。
起き上がろうとする彼女に更にマルティナは眠り草を投げる。……だが、これも効かない。
『あなたたちの戦い方はもう、研究したもの……!』
『そう、僕たちにはデバフも状態異常も効かないよ?』
そういう二人の体で、何か不思議なワッペンのようなものが輝いている。
……恐らく、あのアクセサリーの効果だろう。
(つまり、状態異常とデバフを無効化するボスってことか……改めて見ると厄介だな……)
ゲームの世界では、こういう敵はよく出てくる。
だが、やはり低レベルプレイでは、彼のようなボスは厄介だ。俺は心の中で冷や汗を流しながらそう思った。
『これでわかったかい? ……ルナ、行くよ!』
『うん!』
そう叫ぶとルネは強力な魔力を杖に込め、ルナのほうを向く。……魔法剣の予備動作だ。
ルネとルナはいつのまにか、俺たちを挟み撃ちする形に立っていた。
『食らいなよ! ダーク・グレイアウト!』
そして、ルネは漆黒の光線を放つ。
あれは闇属性の最上級呪文だ。
食らえば熟練の冒険者でも即死は免れない。……まあ、俺やマルティナは初級呪文でも即死するのだが。
「まずい! 二人とも、捕まって!」
そういうとセドナは俺たちを掴んで思いっきりジャンプする。
だが、ルネとルナの顔がにんまりと歪む。
『甘いよ! ルナ!』
『うん!』
そしてルナは、その光線を剣で完璧に捕らえる。本来爆発するはずの魔法弾を完全に自分の剣で抑え込んでいる。
「……嘘だろ?」
……通常なら、ルナはこの一撃を受け止められずに消し炭になっているはずだ。よほど互いの能力を熟知していないとこの技は使えない。
『これで終わりよ!』
そう叫ぶとともにルナは大きく踏み込みながら剣を俺たちに向けて放つ。
「く……!」
「まず……!」
彼女の剣の威力を上乗せした、凄まじい闇の衝撃波がこちらに襲ってきた。
空中で方向転換が出来ない状況で、俺たちは完全に捕らえられている。
「やらせない……!」
そうつぶやくと、マルティナは俺たちの体を突き飛ばす。
「二人とも、さがって!」
「マルティナ!」
「えい!」
そして彼女は装備していた『身かわしのマント』を大振りに振るう。
……だが。
『無駄よ! 私の十字斬りは……一度じゃ終わらない!』
「え? ……きゃああああ!」
身かわしのマントは一度しか攻撃を防げない。逆に言えば連続攻撃には効果が薄いのだ。
……彼女の一撃など、レベル1のマルティナには防げるわけがない。
彼女は二撃目をかわすことが出来ず、闇の衝撃波をまともに喰らい、絶命する。
「……く……マルティナ!」
だが、マルティナに庇われたおかげで俺たちは戦闘不能にならずに済んだ。
俺は地面に降り立つと、マルティナの亡骸に蘇生薬を振りかける。
「立てるか、マルティナ?」
「うん! ……危なかった……!」
その様子を見ながら、ルネとルナはニヤニヤと笑った。
まるで、猫がネズミをいたぶるような表情でこちらを見据える。……自分が負けることなど考えてもいないのだろう。
『ククク……蘇生したのかい?』
『けど……そのマントも蘇生薬も……いつまでもつのかしらね……?』
「…………」
確かにそうだ。
生憎この村では蘇生薬は販売されていなかった。
身かわしのマントも俺たちが倒した吸血鬼たちの分……つまり後10枚ほどしかない。
そのため、このまま戦えばじり貧になるのは確定だ。
……だが、そこまでは想定内。
「なら、これでどうだ!」
そう叫ぶと、俺は先日手に入れた惑わしの宝珠を叩き割る。
『ん? ……へえ……』
すると、周囲に大きな壁がいくつも現れた。
彼らがたとえ状態異常が効かないとしても、俺たちを『視覚』によって探知していることに変わりはない。そのため、この宝珠によって生み出した幻覚は、たとえルネとルナでも看破できない。
『なるほど、幻影か……これは僕にも防げないな……』
『私たちを分断させたってわけね……けど、いいのかしら? あなたたちも分断するわよね?』
そして俺とマルティナはルネ、セドナはルナと対峙する形となる。
だが、ルネは余裕を見せた表情で俺たちに尋ねる。
『……失敗したね。君たちの中で、まともなアタッカーは彼女だけだろう? 僕に勝てるのかい?』
「ああ……。けどな! レベル1だからって、舐めないほうがいいぜ!」
そう叫ぶと俺は荷物袋から攻撃アイテム『轟炎のかけら』を投げつけた。
もう俺は出し惜しみはしない。
このアイテムは、投げつけた瞬間に炎の槍となり、ルネに飛ぶ。
『む……これは厄介だね……!』
以前も使ったが、このアイテムは必中だ。
そう呟いてルネが防御しようと一歩退いた瞬間。
「そこ!」
マルティナは身をかがめた状態で飛び込むと、油をしみこませた剣を振るう。
「く……ぐは!」
俺が放った炎の槍をかすめたことにより引火した炎を受け、ルネはひるむ。だが、
『僕を舐めるな!』
そういうと、強烈な蹴りをマルティナに放った。
ボキ……とあばらが折れた音が響く。だが、それに気を取られたことにより、俺が放った炎の槍がルネを貫く。
「ぐ……!」
『ぐああああ!』
魔導士といえど、ヴァンパイア・ロードの膂力は侮れない。
折れた肋骨がはいに刺さっているのだろう、血を吐きながらもマルティナは倒れず、気丈に笑みを浮かべた。
「フフフ……舐めてるのはそっちでしょ?」
その隙に俺はマルティナに回復薬をかけた。
幸い、血はすぐに止まったようだ。
「そういうことだ。……さあ、不死者の王(ヴァンパイア・ロード)! お前に人生で最初で最後の『恐怖』ってやつを教えてやる! 全力で来い!」
『へえ……良かったよ……! 流石、伝説の勇者様だ! 僕を楽しませてくれよ!』
よし、乗った。
ここに来るまでに不要な演出を加えてきた奴らは、恐らく享楽主義者だと踏んだが、それは正しいようだ。
彼はそう笑みをうかべると、今度は本気でライバルを相手にするような目をしてきた。
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