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サキュバスとエルフを両親に持つ『アダン』と『ツマリ』はかつて『勇者兄妹』と担ぎ上げられ、独裁者によって支配されていた帝国を滅ぼした。
しかし、用済みとばかりに王国から裏切られる形で、かつての仲間たちに包囲され、絶体絶命の危機に陥る。
その状態に観念し、来世でも『兄妹として愛し合おう』と誓い死を覚悟する兄妹。
そこに元帝国軍の『四天王』と呼ばれていた青年『クレイズ』と副長の『セドナ』が突如現れ、兄妹を救出する。
兄妹はこれを機に祖国への復讐を誓うが、救出の際のはずみで、妹『ツマリ』のサキュバスとしての意識が目覚めてしまう。
これにより、兄(実際には血はつながっていないが、本人達はそのことを知らない)の『アダン』を徐々に異性として意識し始めるようになる。
サキュバスの特性である『魅了』を兄に無意識に使ってしまう自分への戸惑い。
兄と今までと同じ『兄妹』としていられなくなくなる恐怖。
『エナジードレイン』によって精気を吸わないと生きられないサキュバスとしての飢餓感。
兄に対する異性愛と兄妹愛による様々な思慕の念が入り交じり、徐々にツマリはその精神を蝕んでいく。
一方のアダンも、ツマリとの接触の際に注ぎ込まれる情愛の念を受け、徐々にツマリを異性として意識するようにあり、自身の気持ちが分からなくなっていく。
双子が思春期を迎えて兄妹から男女として意識する葛藤を描いた、異世界バトルファンタジー。
小説家になろう、カクヨムでも掲載しています!
登録日 2023.10.21
ある日異世界から転移してきた主人公『セドナ』。
だが、その世界はいわゆる『チート』『ハーレム』が行えるような世界ではなかった。
『魔王』や『モンスター』と言った『人類共通の敵』がいない上、
エルフが全人口の80%を占めており、人間の人口比はわずか1%。
この世界で人間は、
「すぐに老いるため、労働力としても恋人としても不十分」
とされていたこともあり、差別的な扱いを受けていた。
しかし、セドナは『チート能力』こそ持たないが、
その持ち前の博愛主義的な性格からスラム街にすぐに溶け込んでいく。
そんなセドナに、
「貧しくて、可哀そうな美少女だから」
と言う理由で、自分「だけ」がエルフから優しくされてきた、という境遇の人間『チャロ』は興味を惹かれ、一緒に暮らすようになる。
セドナとチャロは貧しいながらも慎ましく生活をしていたが、
長引く食料不足の影響で日雇いの仕事も少なくなり、困窮を強めていく日々。
そんな中『弓士団(人間の世界でいう『剣士団』)』の募集を行うことを知ったセドナ。
その内容は、今までと異なり『ドワーフやサキュバス、インキュバスや人間』も参加できるものだった。
だが、その国の王女は『首狩り姫』と呼ばれる、死刑執行が趣味と噂される姫である。
そのことを知らず受験したセドナ達。
その弓士団試験は実は罠であり、セドナ達を「あること」に利用するためのものだった。
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登録日 2023.10.21
聖女を失って、いわゆる「ざまぁ的展開」に陥ってしまった領民達が、力を合わせて再起を図る異色の異世界ラブコメファンタジー。
主人公のシリルが住む『カルギス領』は、聖女と呼ばれるエルフの少女ミレイユの能力によって芳醇な恵みがもたらされていたが、ある日領主は彼女を追放してしまう。
そして彼女が隣の『グリゴア領』に亡命したことによってシリルたちの国は加護を失い荒れ果ててしまう。
一方で聖女が逃げたグリゴア領は、まともに努力をしなくても芳醇な作物が実るようになっていき、その中で聖女ミレイユは薬屋として友人に囲まれながら、スローライフを送る生活を過ごしていた。
若い女性も大量に流出し、中高年ばかりとなってしまったカルギス領で、シリルは、使用人仲間のセドナと共に、少しでも自領を良くしようと尽力する毎日を送る。
そんな中、雑豆を用いて調合した『プロテイン』を『サブスク方式』で移動販売する商法が大ヒットしたことで、徐々にカルギス領と立場が再逆転していく。
更に自称『優しい男』であるコミュ障な獣人『ザント』や、
ミレイユの友達のふりをして惚れ薬を調合させ、シリルを自分のものにしようとするヤンデレ美少女『スファーレ』。
その他、様々なキャラの様々な思惑が、プロテインの市場を巡って波乱を引き起こしていく。
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登録日 2023.12.21
舞台は現代日本。
数年前に両親を失った主人公「スバル」は妹のミツキを養うために、
高校を中退して建築会社で働きながら家事を行っていた。
しかし、妹が高校に進学したあたりから自身に対してそっけない態度を取るようになり、
部活動の試合にも来ないように言明されるようにもなっていた。
そんなある日、妹の私物に「口紅」が入っているのを発見するスバル。
また、妹は最近化粧をするようになり、日ごと美人になっていることをスバルは思い出した。
これによりスバルは「自分を避けるのは、身なりに気を遣わない兄が恥ずかしいから」であると判断。
同僚のマヒロに相談しながら、ヘアワックスで髪を整えたり、スキンケアを行ったりなど、
「イケメン化」するために、自分磨きを始めていく。
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登録日 2024.01.02
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