53 / 302
第51話 ミナセ、コメントを拾う。
しおりを挟む
~461さん~
2階からヒカリエに入った俺達。近くのエスカレーターを登ろうとしたミナセが舌打ちする。
「ダメじゃん塞がれてる。何この障壁? 邪魔すぎるんだけどぉ」
ミナセのヤツ、顔はいつも通りだけど目が笑ってない。めちゃくちゃイラついてるな。
〈障壁ばっかだな〉
〈一本道?〉
〈また罠かも〉
〈ヒカリエの中見るのホンマ久しぶり〉
〈ミナセちゃんイラついてるやんけw〉
〈迷うの嫌いだからなぁミナセちゃん〉
奥を見ると、白いモヤのような魔法障壁が展開されていた……まるでその道を使わせないかのように。ダンジョンのトラップを利用したのか?
「連絡通路と同じ障壁だな。俺達を誘導したいのかも」
ヒカリエの構造は渋谷駅構内に比べてシンプルだ。普通に考えればフロアを上がるたびに障壁が展開されての戦闘……そんな仕掛けのダンジョンに見える。
「あ、あのエスカレーターには障壁が無いわ」
アイルが指した先には確かに障壁が無い。隣にいたジークも首を傾げた。
「妙に人為的だな。よくある事なのか?」
「いや、俺がクリアしたダンジョンでは無かったな」
そう、だからこそ違和感を感じる。ここのボスはよほど頭が回るのか?
〈普通のダンジョンでは起きない現象?〉
〈まずない。1つだけ道を残す意味がない:wotaku〉
〈ほーん。通せんぼする以外の障壁は無いってことか〉
〈はよ先進め〉
〈せっかちなヤツいるなぁ〉
脳裏にあの鎧武者が映る。
……確かに人語を喋るやつもいたくらいだ。ボスがダンジョンに手を加えていてもおかしくは無い。警戒して進む方がいいか。
「全員回復薬はどれくらい持っている?」
アイル達がカバンから回復薬を取り出す。全員分を合わせて回復薬が5、魔力回復薬が4……トレント戦が続いたからな。結構消費しちまってる。
「ミナセ、戦闘になったら俺に防御上昇、自分に攻撃上昇使ってくれ。ミナセにも戦闘に参加して欲しい」
「オッケー。任せといて♪」
ミナセがクルクルとロッドを回す。準備の時に見たが、ミナセ自体もかなりの戦闘スキルを持っている。ここからは戦闘メイン。魔力を温存しつつボスに臨むには前衛を増やす方がいい。
〈ヤバ。ミナセちゃん戦うの?〉
〈フツーに強い〉
〈楽しみやね〉
〈それよりもジークリードの尻を……〉
〈女ヲタさんそればっかなんだ!〉
〈うるせぇッ!!!!!!!!〉
〈怖いんだ!?〉
「ジークは波動斬使うの極力温存してくれ。アイルも。使うなら低級魔法だけにな」
「ああ」
「分かったわ」
「よし。上に進むか」
◇◇◇
~ミナセ~
「よっと!」
「ギアッ!?」
回転させたロッドをトレントへ叩き付ける。強化魔法を受けた一撃。それがトレントをボールみたいに吹き飛ばした。
「後は俺に任せろ!」
鎧さんが駆け抜けて行く。そのまま飛び上がってトレントにショートソードを叩き付けると、全身の力を使ってトレントをベキベキと叩き折ってしまう。すご……強化魔法も使って無いのにあそこまで力出せるんだ。
〈脳筋www〉
〈筋力高すぎやろw〉
〈筋力はそれほど高くない。力の使い方が上手いだけ:wotaku〉
〈ウォタクさんなんで知ってるんや?〉
〈461さんの配信見てるからじゃない?〉
「氷結魔法!」
「ギッ!?」
アイルちゃんの声に振り返ると、放った氷結魔法がトレントをビシリと凍らせている所だった。カズ君……ジークが疾風のようにその懐へと飛び込み、愛剣バルムンクで一閃すると、トレントは粉々に砕け散ってしまう。
〈尻!!!〉
〈女ヲタさん興奮しすぎワロタw〉
〈アイルちゃん可愛いんだ!〉
〈成長したなぁ……〉
〈見守って来て良かった……〉
〈天王洲アイル見守りおじさんワラワラで草〉
うん、流石ジークリード。連戦が続いても腕は落ちないね。
「はぁはぁ……こ、これで5階。やっと半分ね……」
アイルちゃんが杖を付く。さすがに体力がキツイかな。あの子1番経験浅いし。鎧さんもアイルちゃんのこと気にしてる。一旦休憩かな?
「休憩にしよう。ジーク、モンスター来ないように見張ってて貰っていいか?」
「分かった。ミナセも休んでいろ」
ふふっ。やっぱりカズ君は優しいなぁ。
それじゃあ私は配信状況の確認しよ。スマホを開いて配信状況を確認……っと。
……マジ?
同接50万人!? 久々じゃん!
でも、461さんとアイルちゃんに高難度ダンジョンの渋谷……これだけ条件が揃ってたらそうなるか。
「ちょっとヨロイさん、何やってるのよ?」
「いや、この自販機まだジュース入ってるかと思ってよ。喉乾いてさぁ」
「はぁ? 12年前のジュース飲もうとするとかやめてよね。私、水筒持って来たから──」
〈wwwwwww〉
〈何wwwやってんだよww〉
〈お腹壊すんだ!〉
〈461さんなら大丈夫ちゃうか?〉
〈モンスター狩って食べてそうw〉
……こう見ると全然凄そうに見えないけど。人は見かけに寄らないねぇ。
そうだ。ちょっとコメント設定変えておかないとな。全部拾うと視界遮られてヤバイから……筆記魔法の設定を流れるモードから吹き出しモードに変えて……。
設定を変えると、今まで視界の右から左へ流れていたコメントが、吹き出し状になって視界の右側に現れる。小さな吹き出しが上に流れていく。これで視界はマシになるかな。
そういえばアイルちゃんは普段どんな設定にしてるんだろう? 配信者によってコメント設定はそれぞれだし、ちゃんと聞いたことなかったな。
……ん?
アイルちゃんの配信とリンクしてる影響で、あの子のコメントが視界に入る。そこに気になるコメントがあった。
「wotaku」……? ID晒してる? なんで?
wotakuって、あのダンジョン攻略情報サイトを作った「ウォタク」って人のことだよね? そういえば、アイルちゃん達の配信にコメントしてるって言ってたっけ。
……。
wotakuのコメントを拾ってみる。そのアカウントは、連絡通路の辺りから変なコメントをしていた。
──渋谷には「人喰い松」という都市伝説があり──。
人喰い松? 都市伝説? 意味分かんない。なんで関係無い話をしてるんだろ?
あ。
そういえばトレント達……「松」の形してた。じゃあ鎧さんの言ってた武者も? 何か渋谷と関係あるの? でも、それがなんでダンジョンと……。
そう考えた矢先、急に変な声が聞こえた。
「おぉなほありきやなんじのもてるものわれにおこせ!!」
「キャア!?」
声がしたと思った瞬間、疾風のように何かが通り過ぎる。それが、アイルちゃんの横をすり抜け、フロアの中央にピタリと止まった。
それは、黒い着物のような格好をしている男だった。それに腰の刀……アイツも鎧さんと戦ったヤツと同じ?
「あー!?」
ゴソゴソとカバンを漁るアイルちゃん。彼女は真っ青な顔で叫んだ。
「無い!? 私の回復アイテム!」
回復アイテムが無い?
黒い男を見ると男は回復アイテムのビンを数本持っていた。
〈速すぎワロタ〉
〈てか何したん?〉
〈恐らく「盗む」スキル:wotaku〉
〈盗賊系かぁ〉
〈着物みたいの着てるんだ!江戸なんだ!〉
〈アレは平安くらいの服:wotaku〉
〈そうやぞ!ニワカは黙っとれ!〉
〈酷いんだ!〉
〈また和風キャラかぁ〉
〈どうなってんのマジで〉
黒い男がビンを大地へ叩き付ける。ガシャンという音と共にビンが砕けて、青い液体が周囲に飛び散った。
「大事な回復アイテムに何すんのよ!!」
怒るアイルちゃんに向かって、黒い盗賊は大袈裟な仕草で両手を開いた。
「かくのごときものにたよりおりてしのなかにかつろをみいだしてみせよ!」
「ムキーー!!! 何言ってるか分かんないけどムッカつくわねー!!」
杖を構えるアイルちゃん。それを鎧さんが手で制す。急に子犬みたいな表情になったアイルちゃんはウルウルした瞳で鎧さんを見上げた。
「ただでさえ魔力回復薬無くなったんだ。アイルはボス戦まで温存しとけ」
「う、分かったわよぉ」
「ミナセも温存だ。アイルと待機してくれ」
「分かりましたよ~!」
あの盗賊……これが狙いで回復薬壊したな。馬鹿そうなのにムカつくなぁ。
「鎧! 俺が先行する!」
「波動斬は温存しろよ!」
「分かっている!!」
ジークリードが盗賊に向かってフロアを駆け抜けた。
2階からヒカリエに入った俺達。近くのエスカレーターを登ろうとしたミナセが舌打ちする。
「ダメじゃん塞がれてる。何この障壁? 邪魔すぎるんだけどぉ」
ミナセのヤツ、顔はいつも通りだけど目が笑ってない。めちゃくちゃイラついてるな。
〈障壁ばっかだな〉
〈一本道?〉
〈また罠かも〉
〈ヒカリエの中見るのホンマ久しぶり〉
〈ミナセちゃんイラついてるやんけw〉
〈迷うの嫌いだからなぁミナセちゃん〉
奥を見ると、白いモヤのような魔法障壁が展開されていた……まるでその道を使わせないかのように。ダンジョンのトラップを利用したのか?
「連絡通路と同じ障壁だな。俺達を誘導したいのかも」
ヒカリエの構造は渋谷駅構内に比べてシンプルだ。普通に考えればフロアを上がるたびに障壁が展開されての戦闘……そんな仕掛けのダンジョンに見える。
「あ、あのエスカレーターには障壁が無いわ」
アイルが指した先には確かに障壁が無い。隣にいたジークも首を傾げた。
「妙に人為的だな。よくある事なのか?」
「いや、俺がクリアしたダンジョンでは無かったな」
そう、だからこそ違和感を感じる。ここのボスはよほど頭が回るのか?
〈普通のダンジョンでは起きない現象?〉
〈まずない。1つだけ道を残す意味がない:wotaku〉
〈ほーん。通せんぼする以外の障壁は無いってことか〉
〈はよ先進め〉
〈せっかちなヤツいるなぁ〉
脳裏にあの鎧武者が映る。
……確かに人語を喋るやつもいたくらいだ。ボスがダンジョンに手を加えていてもおかしくは無い。警戒して進む方がいいか。
「全員回復薬はどれくらい持っている?」
アイル達がカバンから回復薬を取り出す。全員分を合わせて回復薬が5、魔力回復薬が4……トレント戦が続いたからな。結構消費しちまってる。
「ミナセ、戦闘になったら俺に防御上昇、自分に攻撃上昇使ってくれ。ミナセにも戦闘に参加して欲しい」
「オッケー。任せといて♪」
ミナセがクルクルとロッドを回す。準備の時に見たが、ミナセ自体もかなりの戦闘スキルを持っている。ここからは戦闘メイン。魔力を温存しつつボスに臨むには前衛を増やす方がいい。
〈ヤバ。ミナセちゃん戦うの?〉
〈フツーに強い〉
〈楽しみやね〉
〈それよりもジークリードの尻を……〉
〈女ヲタさんそればっかなんだ!〉
〈うるせぇッ!!!!!!!!〉
〈怖いんだ!?〉
「ジークは波動斬使うの極力温存してくれ。アイルも。使うなら低級魔法だけにな」
「ああ」
「分かったわ」
「よし。上に進むか」
◇◇◇
~ミナセ~
「よっと!」
「ギアッ!?」
回転させたロッドをトレントへ叩き付ける。強化魔法を受けた一撃。それがトレントをボールみたいに吹き飛ばした。
「後は俺に任せろ!」
鎧さんが駆け抜けて行く。そのまま飛び上がってトレントにショートソードを叩き付けると、全身の力を使ってトレントをベキベキと叩き折ってしまう。すご……強化魔法も使って無いのにあそこまで力出せるんだ。
〈脳筋www〉
〈筋力高すぎやろw〉
〈筋力はそれほど高くない。力の使い方が上手いだけ:wotaku〉
〈ウォタクさんなんで知ってるんや?〉
〈461さんの配信見てるからじゃない?〉
「氷結魔法!」
「ギッ!?」
アイルちゃんの声に振り返ると、放った氷結魔法がトレントをビシリと凍らせている所だった。カズ君……ジークが疾風のようにその懐へと飛び込み、愛剣バルムンクで一閃すると、トレントは粉々に砕け散ってしまう。
〈尻!!!〉
〈女ヲタさん興奮しすぎワロタw〉
〈アイルちゃん可愛いんだ!〉
〈成長したなぁ……〉
〈見守って来て良かった……〉
〈天王洲アイル見守りおじさんワラワラで草〉
うん、流石ジークリード。連戦が続いても腕は落ちないね。
「はぁはぁ……こ、これで5階。やっと半分ね……」
アイルちゃんが杖を付く。さすがに体力がキツイかな。あの子1番経験浅いし。鎧さんもアイルちゃんのこと気にしてる。一旦休憩かな?
「休憩にしよう。ジーク、モンスター来ないように見張ってて貰っていいか?」
「分かった。ミナセも休んでいろ」
ふふっ。やっぱりカズ君は優しいなぁ。
それじゃあ私は配信状況の確認しよ。スマホを開いて配信状況を確認……っと。
……マジ?
同接50万人!? 久々じゃん!
でも、461さんとアイルちゃんに高難度ダンジョンの渋谷……これだけ条件が揃ってたらそうなるか。
「ちょっとヨロイさん、何やってるのよ?」
「いや、この自販機まだジュース入ってるかと思ってよ。喉乾いてさぁ」
「はぁ? 12年前のジュース飲もうとするとかやめてよね。私、水筒持って来たから──」
〈wwwwwww〉
〈何wwwやってんだよww〉
〈お腹壊すんだ!〉
〈461さんなら大丈夫ちゃうか?〉
〈モンスター狩って食べてそうw〉
……こう見ると全然凄そうに見えないけど。人は見かけに寄らないねぇ。
そうだ。ちょっとコメント設定変えておかないとな。全部拾うと視界遮られてヤバイから……筆記魔法の設定を流れるモードから吹き出しモードに変えて……。
設定を変えると、今まで視界の右から左へ流れていたコメントが、吹き出し状になって視界の右側に現れる。小さな吹き出しが上に流れていく。これで視界はマシになるかな。
そういえばアイルちゃんは普段どんな設定にしてるんだろう? 配信者によってコメント設定はそれぞれだし、ちゃんと聞いたことなかったな。
……ん?
アイルちゃんの配信とリンクしてる影響で、あの子のコメントが視界に入る。そこに気になるコメントがあった。
「wotaku」……? ID晒してる? なんで?
wotakuって、あのダンジョン攻略情報サイトを作った「ウォタク」って人のことだよね? そういえば、アイルちゃん達の配信にコメントしてるって言ってたっけ。
……。
wotakuのコメントを拾ってみる。そのアカウントは、連絡通路の辺りから変なコメントをしていた。
──渋谷には「人喰い松」という都市伝説があり──。
人喰い松? 都市伝説? 意味分かんない。なんで関係無い話をしてるんだろ?
あ。
そういえばトレント達……「松」の形してた。じゃあ鎧さんの言ってた武者も? 何か渋谷と関係あるの? でも、それがなんでダンジョンと……。
そう考えた矢先、急に変な声が聞こえた。
「おぉなほありきやなんじのもてるものわれにおこせ!!」
「キャア!?」
声がしたと思った瞬間、疾風のように何かが通り過ぎる。それが、アイルちゃんの横をすり抜け、フロアの中央にピタリと止まった。
それは、黒い着物のような格好をしている男だった。それに腰の刀……アイツも鎧さんと戦ったヤツと同じ?
「あー!?」
ゴソゴソとカバンを漁るアイルちゃん。彼女は真っ青な顔で叫んだ。
「無い!? 私の回復アイテム!」
回復アイテムが無い?
黒い男を見ると男は回復アイテムのビンを数本持っていた。
〈速すぎワロタ〉
〈てか何したん?〉
〈恐らく「盗む」スキル:wotaku〉
〈盗賊系かぁ〉
〈着物みたいの着てるんだ!江戸なんだ!〉
〈アレは平安くらいの服:wotaku〉
〈そうやぞ!ニワカは黙っとれ!〉
〈酷いんだ!〉
〈また和風キャラかぁ〉
〈どうなってんのマジで〉
黒い男がビンを大地へ叩き付ける。ガシャンという音と共にビンが砕けて、青い液体が周囲に飛び散った。
「大事な回復アイテムに何すんのよ!!」
怒るアイルちゃんに向かって、黒い盗賊は大袈裟な仕草で両手を開いた。
「かくのごときものにたよりおりてしのなかにかつろをみいだしてみせよ!」
「ムキーー!!! 何言ってるか分かんないけどムッカつくわねー!!」
杖を構えるアイルちゃん。それを鎧さんが手で制す。急に子犬みたいな表情になったアイルちゃんはウルウルした瞳で鎧さんを見上げた。
「ただでさえ魔力回復薬無くなったんだ。アイルはボス戦まで温存しとけ」
「う、分かったわよぉ」
「ミナセも温存だ。アイルと待機してくれ」
「分かりましたよ~!」
あの盗賊……これが狙いで回復薬壊したな。馬鹿そうなのにムカつくなぁ。
「鎧! 俺が先行する!」
「波動斬は温存しろよ!」
「分かっている!!」
ジークリードが盗賊に向かってフロアを駆け抜けた。
41
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる