140 / 302
第135話 新宿迷宮攻略メンバー
しおりを挟む
~461さん~
──洋食屋「冒険家B」
モモチーが帰ってしばらくした後。カランと扉の開く音がした。入り口を見みると、そこにはパーカーとハーフパンツ姿のジークが立っていた。
「あれ? ミナセは?」
「今日はユイの修行を見ている」
「あ~特訓かぁ。シィーリア忙しそうだしな」
「昼明けまで俺が見ていたんだが……後半少しやりすぎてしまった。ユイもキル太も泣きが入りそうだったからミナセに任せてきたんだ」
少し……か。ジークの少しは容赦無さそうだな。
この様子じゃ、ユイとキル太がダンジョンに行けるようになるのはもう少し先かな。反面、ジークにとっては良い影響がありそうだ。
先ほどからユイの戦闘のクセを話すジークは何だか嬉しそうに見える。それに……通常なら気付かないような動きにも言及。ユイに教えることで、ジーク自身も基礎を振り返っている気がする。
しばらく上機嫌で話していたジーク。彼はアイスコーヒーを注文し、声のトーンを落とした。
「それで、話とは?」
「新宿迷宮の件だ」
新宿のワードを出した瞬間、ジークが待っていましたと言わんばかりに笑みを浮かべた。
「ふっ。鎧ならそのことだと思っていたぞ。俺とミナセなら既に仕上がっている」
「頼もしいじゃん。管理局からの通知は見たってことだよな?」
「無論だ」
……。
リレイラさんから連絡を貰った時、思わず飛び跳ねそうになった。何せ、未開のダンジョンである新宿迷宮へ挑んでいいなんて話だからな。興奮しない方がおかしいぜ。
だが、それには1つ条件があった。
それが管理局の試験をクリアすること。
攻略情報が全くないダンジョンは生還率が非常に低い。今のダンジョンの生還率が高いのはスキル特化による成長構築、それと豊富な攻略情報によるものだろう。攻略情報が無い中での探索。その厳しさは俺も12年前に散々味わった。だからこそ、この条件は妥当だと思う。
そして、試験があるなら今のうちにジーク達に伝えておかなければならないことがある。
「今回の攻略に関してはもう1人パーティメンバーが欲しい」
「もう1人? 俺達では力不足なのか?」
「いや、俺達のパーティは戦闘面ではかなり安定している。今回はそれに加えて長期攻略に必要な人材が欲しい」
「どういうことだ?」
「新宿迷宮と名付けられたダンジョンだぜ? 1日でクリアできると思うか? そんな時、何が1番重要になって来ると思う?」
「長期攻略に重要なもの、か」
ジークが考え込むように腕を組んだ時、ナーゴがアイスコーヒーを運んで来た。
「にゃ! アイスコーヒーお待たせしましたにゃ~♡」
猫の着ぐるみがパチパチとその目を瞬きさせる。それをジッと見つめるジーク。彼は、何かを察したように声をあげた。
「なるほど。確かに必要だな」
「だろ?」
「にゃにゃ? なんで2人ともナーゴのこと見てくるにゃ?」
ナーゴは、不思議そうに首を傾げた。
◇◇◇
「にゃっ!? ナーゴが新宿迷宮に!?」
ナーゴをパーティに誘うと、驚いたように着ぐるみの眉が持ち上がる。
「今回行く新宿迷宮は全く攻略情報が無いんだ。加えて「迷宮という名称。長期戦になるのは確実だ。そこで1番必要になる物……もう分かったよな? ジーク」
「食事だろう」
「そう。それもただの食事じゃない。食材を現地調達して調理できる人材が必要だ。俺の知っている中でナーゴ以外に適任者はいない」
先程モモチーにオリジナルドリンクを入れていることで確信した。異世界産の食材を調理できるナーゴは、今回の新宿攻略の鍵と言っても過言じゃない。
「ナーゴ。お前の知る食材ってただ味が良いだけじゃないよな? 体力回復や魔力回復なんて効果も持ってるだろ?」
「にゃにゃ!? なんで分かったにゃ!?」
「ナーゴの食事を食ってれば分かるぜ。どうだ? 新宿迷宮、一緒に攻略しないか?」
ナーゴの腕があれば、食事と共に回復薬すら現地調達できることになる。当然ダンジョンの宝の中には回復薬はあるだろうが……他の探索者と奪い合いになる可能性も否定できないからな。
「確かに未開のダンジョンにある食材も気になるにゃ。でもにゃあ~ナーゴDランクだし……」
お、ナーゴも新宿迷宮自体には興味はあるのか。なら話は早いな。
「当然戦闘にも参加して貰うことになるが、ナーゴにはアイテムを使用した回復役を任せたい。そうすれば戦闘での危険度も減るはずだ。いいだろジーク?」
「俺は構わないぞ。戦闘は俺達の役割だ」
「そ、それなら行ってみたいにゃ!」
「よし! 決まりだな!」
ナーゴが両手を構えて気合いを入れる。眉もキリッと凛々しく……ってなんだか昔見た教育番組の人形劇みたいな表情だな。ほんと、どんな仕組みになってるんだ?
そんな事を考えていると、向かいのジークが悩ましい顔をした。
「後は管理局の試験をどうクリアするかだな」
「そうだにゃ。ナーゴは戦闘能力は高くないからクリアできるかにゃあ……」
新宿解放まで一ヶ月。管理局の試験が行われるのは1週間後。リレイラさんからパーティでの試験も実施されると聞いた。なら、すぐにでもコンビネーションの訓練はした方がいいな。
まずは全員に集まる時間、場所を連絡か。リレイラさんが試験準備で忙しくなってしまったからその辺りは俺がやらないと。こういう時にリレイラさんのありがたみが分かるよなぁ。
「ヨロさん黙り込んじゃったにゃ」
「訓練の方法を検討しているんだろう。そっとしておこう」
「ジーさんは考えないのかにゃ?」
「じ、ジーさん……俺は年寄りか」
「ゴメンにゃ~でもジークリードさんだと長すぎるし、ジークさんもよそよそしくないかにゃ?」
「ま、まぁ、好きに呼べばいい……」
ジークとナーゴが何か話している。聞こえてくる会話を頭から追い払う。集中集中。周囲の音は気にするな。
今回も俺が盾役をやって……あ、そうだ。アスカルオを使うから装備していても剣を両手持ちできる盾がいるな。
ジークにあのアイテムも持たせておいた方がいい。今のジークなら使いこなせるだろうし。いや、アレは試験をクリアしてから慣れさせた方がいいな……。
「そういえばジーさんはハンターシティで何やってたのにゃ? モニター見てたけど最後の方しか映ってなかったにゃ」
「それを話すと長くなるな……」
「パーティメンバーなんだから聞きたいにゃ♡」
「あれはまだ初夏の頃だった……出かけていたミナセが俺の元に……」
「にゃ!? エチエチな話かにゃ!? ナーゴそういうのは免疫無いにゃ!」
「ち、違う! 真面目な話だ!」
めちゃくちゃ話すじゃん。この2人……。
──洋食屋「冒険家B」
モモチーが帰ってしばらくした後。カランと扉の開く音がした。入り口を見みると、そこにはパーカーとハーフパンツ姿のジークが立っていた。
「あれ? ミナセは?」
「今日はユイの修行を見ている」
「あ~特訓かぁ。シィーリア忙しそうだしな」
「昼明けまで俺が見ていたんだが……後半少しやりすぎてしまった。ユイもキル太も泣きが入りそうだったからミナセに任せてきたんだ」
少し……か。ジークの少しは容赦無さそうだな。
この様子じゃ、ユイとキル太がダンジョンに行けるようになるのはもう少し先かな。反面、ジークにとっては良い影響がありそうだ。
先ほどからユイの戦闘のクセを話すジークは何だか嬉しそうに見える。それに……通常なら気付かないような動きにも言及。ユイに教えることで、ジーク自身も基礎を振り返っている気がする。
しばらく上機嫌で話していたジーク。彼はアイスコーヒーを注文し、声のトーンを落とした。
「それで、話とは?」
「新宿迷宮の件だ」
新宿のワードを出した瞬間、ジークが待っていましたと言わんばかりに笑みを浮かべた。
「ふっ。鎧ならそのことだと思っていたぞ。俺とミナセなら既に仕上がっている」
「頼もしいじゃん。管理局からの通知は見たってことだよな?」
「無論だ」
……。
リレイラさんから連絡を貰った時、思わず飛び跳ねそうになった。何せ、未開のダンジョンである新宿迷宮へ挑んでいいなんて話だからな。興奮しない方がおかしいぜ。
だが、それには1つ条件があった。
それが管理局の試験をクリアすること。
攻略情報が全くないダンジョンは生還率が非常に低い。今のダンジョンの生還率が高いのはスキル特化による成長構築、それと豊富な攻略情報によるものだろう。攻略情報が無い中での探索。その厳しさは俺も12年前に散々味わった。だからこそ、この条件は妥当だと思う。
そして、試験があるなら今のうちにジーク達に伝えておかなければならないことがある。
「今回の攻略に関してはもう1人パーティメンバーが欲しい」
「もう1人? 俺達では力不足なのか?」
「いや、俺達のパーティは戦闘面ではかなり安定している。今回はそれに加えて長期攻略に必要な人材が欲しい」
「どういうことだ?」
「新宿迷宮と名付けられたダンジョンだぜ? 1日でクリアできると思うか? そんな時、何が1番重要になって来ると思う?」
「長期攻略に重要なもの、か」
ジークが考え込むように腕を組んだ時、ナーゴがアイスコーヒーを運んで来た。
「にゃ! アイスコーヒーお待たせしましたにゃ~♡」
猫の着ぐるみがパチパチとその目を瞬きさせる。それをジッと見つめるジーク。彼は、何かを察したように声をあげた。
「なるほど。確かに必要だな」
「だろ?」
「にゃにゃ? なんで2人ともナーゴのこと見てくるにゃ?」
ナーゴは、不思議そうに首を傾げた。
◇◇◇
「にゃっ!? ナーゴが新宿迷宮に!?」
ナーゴをパーティに誘うと、驚いたように着ぐるみの眉が持ち上がる。
「今回行く新宿迷宮は全く攻略情報が無いんだ。加えて「迷宮という名称。長期戦になるのは確実だ。そこで1番必要になる物……もう分かったよな? ジーク」
「食事だろう」
「そう。それもただの食事じゃない。食材を現地調達して調理できる人材が必要だ。俺の知っている中でナーゴ以外に適任者はいない」
先程モモチーにオリジナルドリンクを入れていることで確信した。異世界産の食材を調理できるナーゴは、今回の新宿攻略の鍵と言っても過言じゃない。
「ナーゴ。お前の知る食材ってただ味が良いだけじゃないよな? 体力回復や魔力回復なんて効果も持ってるだろ?」
「にゃにゃ!? なんで分かったにゃ!?」
「ナーゴの食事を食ってれば分かるぜ。どうだ? 新宿迷宮、一緒に攻略しないか?」
ナーゴの腕があれば、食事と共に回復薬すら現地調達できることになる。当然ダンジョンの宝の中には回復薬はあるだろうが……他の探索者と奪い合いになる可能性も否定できないからな。
「確かに未開のダンジョンにある食材も気になるにゃ。でもにゃあ~ナーゴDランクだし……」
お、ナーゴも新宿迷宮自体には興味はあるのか。なら話は早いな。
「当然戦闘にも参加して貰うことになるが、ナーゴにはアイテムを使用した回復役を任せたい。そうすれば戦闘での危険度も減るはずだ。いいだろジーク?」
「俺は構わないぞ。戦闘は俺達の役割だ」
「そ、それなら行ってみたいにゃ!」
「よし! 決まりだな!」
ナーゴが両手を構えて気合いを入れる。眉もキリッと凛々しく……ってなんだか昔見た教育番組の人形劇みたいな表情だな。ほんと、どんな仕組みになってるんだ?
そんな事を考えていると、向かいのジークが悩ましい顔をした。
「後は管理局の試験をどうクリアするかだな」
「そうだにゃ。ナーゴは戦闘能力は高くないからクリアできるかにゃあ……」
新宿解放まで一ヶ月。管理局の試験が行われるのは1週間後。リレイラさんからパーティでの試験も実施されると聞いた。なら、すぐにでもコンビネーションの訓練はした方がいいな。
まずは全員に集まる時間、場所を連絡か。リレイラさんが試験準備で忙しくなってしまったからその辺りは俺がやらないと。こういう時にリレイラさんのありがたみが分かるよなぁ。
「ヨロさん黙り込んじゃったにゃ」
「訓練の方法を検討しているんだろう。そっとしておこう」
「ジーさんは考えないのかにゃ?」
「じ、ジーさん……俺は年寄りか」
「ゴメンにゃ~でもジークリードさんだと長すぎるし、ジークさんもよそよそしくないかにゃ?」
「ま、まぁ、好きに呼べばいい……」
ジークとナーゴが何か話している。聞こえてくる会話を頭から追い払う。集中集中。周囲の音は気にするな。
今回も俺が盾役をやって……あ、そうだ。アスカルオを使うから装備していても剣を両手持ちできる盾がいるな。
ジークにあのアイテムも持たせておいた方がいい。今のジークなら使いこなせるだろうし。いや、アレは試験をクリアしてから慣れさせた方がいいな……。
「そういえばジーさんはハンターシティで何やってたのにゃ? モニター見てたけど最後の方しか映ってなかったにゃ」
「それを話すと長くなるな……」
「パーティメンバーなんだから聞きたいにゃ♡」
「あれはまだ初夏の頃だった……出かけていたミナセが俺の元に……」
「にゃ!? エチエチな話かにゃ!? ナーゴそういうのは免疫無いにゃ!」
「ち、違う! 真面目な話だ!」
めちゃくちゃ話すじゃん。この2人……。
12
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる