461さんバズり録〜ダンジョンオタク、攻略ガチ勢すぎて配信者達に格の違いを見せ付けてしまう 〜

三丈夕六

文字の大きさ
186 / 302

閑話 パララとポイ君

しおりを挟む
 これは夢のお話。

 彼と彼女がまだダンジョン配信者になる前の……。


 5年前。


 ~ポイズン社長~


 高校からの帰り道。公園のベンチに座った俺は、意を決してメールに書いてあった連絡先へ電話した。

『……それは辞退するということでよろしいのですか?』

「はい。その、祖父が亡くなってしまったので研修には出られなくなってしまいまして……」

『それは大変ですね……ではこちらの方で処理しますので番号の確認を……』

 淡々と手続きの説明をしてからプツリと切れる通話。非情というかなんというか……優しい言葉をかけて貰えただけでもまだマシだったか。

「はぁ~しゃあねぇよな……」

 スマホのメールを見つめる。ずっと目標にしてたオーディション。その合格メールを削除する。消す直前に「合格おめでとうございます」という文言が見えて、胸の奥がチクリと痛んだ。

 ……ダンジョンが現れてから芸能事務所は全て大阪に移ってしまった。これから事務所に所属して研修を受ける為には俺も大阪に住まなきゃならない。だけど、それももう無理だから、断るしかない。

 仕方ないよな。

 自分にもう一度言い聞かせる。

「爺ちゃん……」

 芸能人になりたいっていう俺の夢をずっと応援してくれてた爺ちゃん。

 男手一つで俺とアリサの面倒見てくれてたけど……でも1週間前、仕事で高所作業中に事故で……まさか爺ちゃんが死んじまうなんて。

 合格発表を見せた時はあんなに喜んでくれたのに。「これからもっと頑張らねぇとな~!」って元気だったのに。

 ベンチの背もたれに体を預けて空を見上げた。真っ青な秋空に白い雲が気持ちよさそうに泳いでる。あーあ。なんか、こんな日に限って天気いいよなぁ~。

「……仕方ねーだろ」

 爺ちゃんが持ち家と少しばかりの蓄えを俺達に残してくれてるのは分かったが……アリサの事を考えると、一緒に大阪には行けない。

 この業界はとにかく売れるまで金が稼げない。毎日稽古して、バイトして、アリサの分まで稼いで……ってなると流石に無理だ。まだアイツ12だし、爺ちゃんとの思い出のある家も手放したくない。

 アリサも爺ちゃんが死んで落ち込んじまってるし……まぁ、アイツがあれだけ悲しんでるせいで俺は冷静でいられるんだけどさ。

「はぁ……」

 ため息が出る。夢に届いたと思った瞬間に手から滑り落ちたみたいだ。大事な家族まで死んじまって……これからアリサと2人でどうしたらいい?

 俺って、このまま夢捨ててアリサの為に生きてくのかなぁ……。

 なぁ、爺ちゃん。教えてくれよ。爺ちゃんならどうする?


「……そろそろ帰らねぇとアリサが帰ってくるな」


 俺は、憂鬱な気持ちで家に帰った。




◇◇◇

 オーディションを断ってから1か月ほど経ったある日。宅配便が届いた。荷物を受け取ったアリサはそそくさと部屋に戻り、中で何かをしていた。

 不思議に思って部屋に入ると、彼女は妙な格好をしていた。半袖のブラウスの上から肩がけヒモのついたオレンジ色のパンツを履いて。なんだかコスプレみたいな格好を。

「どうしたんだよアリサ。そんな格好して」

「ボクが大好きなキャラクターを真似したのだ!」

「はぁ? しかも何だよその話し方?」

「この子の口調なのだ!」

 アリサがスマホを差し出して来る。そこには緑色の髪にアリサが着ているような格好をしたキャラクターが映っていた。動画の中で話す雰囲気もアリサが真似しているのと同じだ。

「すっごく人気なのだ! ほら!」

 アリサがスマホを操作すると、そのキャラクターのサムネイルが映し出される。再生数もすごい。それだけで人気キャラクターだと分かる。

「可愛いでしょ? 真似したら絶対人気者になるのだ!」

「パクリじゃん」

「パクリじゃないのだ! パロディなのだ! ホラ! パンツもオレンジ色だし! ちょっとフリフリしてるでしょ?」

 アリサが服を見せてくる。確かによく見ると女の子らしさが強調されているというか、微妙に違うけど……小柄なアリサがその格好してたらますます似たような見た目に見えるな。

「で? 結局なんでその格好してるんだ?」

「人気ダンジョン配信者になるのだ! その為にはまずキャラクター性が大事なのだ! だからボクの大好きなキャラクターのパロディをするのだ!」

 アリサが腰に手を当てて踏ん反り返る。ふふんと鼻を鳴らして得意気な顔。それが妙に様になっている。

「ダンジョン配信者ぁ? お前そんなこと言ってたっけ?」

「ダンジョン配信者になればすごい人気者になれるのだ! 鯱女王オルカとかイラストにもなってるし、PIZOやレゾルトなんてモデルやったりCMにも出たりしてるのだ!」

 そういや、最近ネット方面から芸能界進出して来るヤツらがいるな。アリサのヤツ、そういうのになりたかったのか?

「ダンジョン配信ってすごい人気なんだよ! 東京で人気者になるのに最適なのだ!」

「……ふぅん」

 ちょっとだけ嫉妬してしまう。俺は夢を諦めるって決めたけど、アリサの夢はこれからなんだ。

 なんか……不公平だな。

 あ、ダメだダメだ。俺が決めた事じゃん。アリサに嫉妬してどうする。


「ね? だから一緒にダンジョン探索者になって配信やろ? お兄ちゃん」


「え」


 一緒に?


「ダンジョンに行く探索者なら16歳になれば誰でもなれるし、配信して有名になればお兄ちゃんのやりたかったこともきっとできるよ?」

 確かに俺は18だからいつでもなれる。学校の授業で聞いた話だと管理局に登録したら特に資格はいらないって言ってたな。

 その時、アリサの頬を涙が伝った。


「お、おい。なんで泣いてんだよ!?」

「ボクのね、為にね……やりたい事諦めさせて……ごめんなさい」

「アリサ……」

「お爺ちゃんが死んじゃう前は……お兄ちゃんが大阪に行っちゃうって悲しかったけど、でも……嬉しかったの。お兄ちゃんがやりたい事をできるからって」

 アリサは、下を見つめたまま言葉を続ける。

「お爺ちゃんが死んじゃって、お兄ちゃん、ボクの為に全部捨てちゃったでしょ? 今まで頑張って来たことも、全部……だから……」


 爺ちゃんが死んでからコイツなりに色々考えて……。


「ボク……絶対お兄ちゃんのこと人気配信者にできるよう頑張るから、だからお兄ちゃん、一緒にやるのだ!」

 ……。

「ほ、ほら! ダンジョンでアイテム見つけてお金も稼げるし、配信者として人気になればそれも収入になるってここに書いてあるのだ!」

 アリサがスマホを見せて来る。爺ちゃんに買って貰ったスマホには「目指せダンジョン配信者!」という名前のブログが映し出されていた。

 それで思い付いたのがダンジョン配信者ってヤツか。

「でもお前12歳じゃん」

「あ!? ほ、ほら! ボクが16歳になったら一緒に……4年間はその、待って貰わなきゃいけないけど! 準備期間なのだ! 勉強するのだ!」


 あたふたと慌てるように言うアリサ。何だか、子供だなと思ってしまう。待つ以前にダンジョンだろ? そこで死んじまうかもしれないし、そんな甘いものじゃないだろ。表面のキラキラした所だけ見てるんだなと思ってしまう。


 ……だけど。


 俺は自分の中で渦巻く否定的な言葉を振り払った。


 アリサなりに俺の事を応援してくれてるんだ。


 真剣に考えてくれたんだ。それを否定したくない。俺に「やったらいい」じゃないんだ。「一緒にやろう」なんだ。


 自分が恥ずかしくなってしまう。アリサが自分の足枷のような、そんな感覚がどこかにあった。アリサは自分の全部かけて、俺のことを応援しようとしてくれていたのに。

 アリサは両手で涙を拭いながら必死に訴えてきた。

「ボクは! お兄ちゃんに笑ってて欲しいのだ! お爺ちゃんが死んじゃってからお兄ちゃんずっと悲しそうなのだ! そんなの嫌!」


俺ってそんな顔、してたんだ。


「ボクは笑ってる人を見るのが好きなのだ……1番近くにいるお兄ちゃんに、1番笑っていて欲しいのだ……っ!」


 その言葉に、俺はぶん殴られたような気持ちになった。


 そうだ、俺……俺も同じだった。俺は誰かを笑顔にしたいと思ったから目指してたんだ。自分が昔、笑顔になったことがあったから。それで憧れてたんだ。テレビの中の、あの人達に。

 それがいつの間にか芸能人になりたいって思いだけが残っていて……。


 ……。


 そうだよ。


 何でもいいんだ。


 短絡的だっていい。大人から馬鹿だって言われてもいい。アリサが誘ってくれたんだ。俺の夢の為に、アリサが考えてくれたことなんだ!


 ……俺がしっかり下準備して、簡単な所から目指していけばきっと……っ!


 アリサが考えてくれたダンジョン配信者ってヤツに、俺はなりたい。


「ならさ、俺もアリサを人気者にしてみせる」


 俺はアリサの手を取った。なんだかんだで俺とコイツは兄妹なんだな。やりたいこと、一緒じゃん。


「みんながアリサを見て笑顔になるようにさ。そしたら、アリサも楽しくねーか?」

「うん!」

 ダンジョン。配信……Dチューブ。分からないことばっかだけど、アリサが探索者になれる16までまだ4年ある。その間に徹底的に準備してやるぜ!


 ……。


 それから俺は4年かけて配信者になる為の準備をした。まず俺が探索者になって、簡単なダンジョンに潜って経験を詰んだ。

 他にも色々調べた。鯱女王のスキル主体の育成方法だけじゃなくて、基本的な……地味な攻略法も。幸い、この時の経験は後で役に立った。俺達はスキルツリーの能力にあまり恵まれなかったから。

 俺が毒主体、アリサが麻痺主体の構築にせざるを得ない中で、俺は敵の動きを観察し、相手の行動を制約することで時間をかけて戦う方法を考えた。

 アリサは参考にしたキャラクターと自分の能力から探索者名を「パララもん」にした。それに合わせるように俺は毒だから「ポイズン社長」に探索者名を変更。馬鹿みたいな名前だけど、覚えて貰えるように漢字を組み合わせてわざと変な名前に。

 インパクトってのは大事だ。この名前のコンビなら、誰が見ても絶対に忘れない。


 ……。


 そしてアリサが16歳になってから数ヶ月後。初配信の日がやって来た。


 ダンジョンの入り口を前に、アリサは手鏡で髪を直していた。


「えへへ。やっぱりこの髪のボクも可愛いのだ!」

 オレンジ色に変わったアリサのショートヘアが、風に吹かれてユラユラと揺れる。

 異世界の力であるスキルツリーの加護を受けると、髪の色が変わることがある。世界のマナがどうたらとか管理局のヤツに説明されたけどよく分からない。まぁ、配信者やるなら変わった方が目立つよな。

 俺は緑のメッシュみたいになったけど、アリサの髪は綺麗なオレンジ色だ。それが彼女の選んだキャラクターのパロディ服にも合っていて、映像映えするなと俺は思った。


「よし、段取りは大丈夫だよな? 今日から配信者デビューだぜアリサ。気合い入れてけよ」

 彼女の背中を叩くと、急にロボットのようなギクシャクした動きになってしまった。

「きゅ、急に不安になってきたのだ……大丈夫かな、お兄ちゃん……」


「心配すんなって! スキルも上げたし、攻略も配信もめちゃくちゃ練習して来たろ?」


「が、がががんばるのだだだた……」


 ガチガチに緊張したアリサ。これはヤバイな……。

 俺は、その緊張を解そうとある事を思い付いた。


「よし、今日からお前のことはパララって呼ぶぜ! だから俺の事はポイ君と呼べ!」


「ポイ君なのだ?」


「そうだ! こういうのはな、インパクトが大事だろ? ポイズン社長だからポイ君! いい呼び名じゃね?」

「ぷっ、何その変な呼び方! バカみたいなのだ!」

「良いんだよバカみたいで!」

 アリサが腹を抱えてケラケラ笑う。その様子に先程までの緊張は無かった。


 これで、大丈夫そうだな。


「よし! 気合い入れて行くぜ! 配信開始しろパララ!」

「了解なのだポイ君!」

 パララがドローンを空へと飛ばす。流れ始める「初見です」のコメント。コメントの向こうにいる視聴者に向けてパララと元気良く挨拶する。

 俺達は、「ダンジョン配信」の世界へと足を踏み入れた──。





◇◇◇



 ん?


 なんか懐かしい夢を見たような……?


 考えていると突然、むせるような感覚に襲われた。

「かはっ!? ゴホッ!? ゴホッ!?」


 周囲を見ると、涙でぐしゃぐしゃになったアリサがいた。

 アリ……あ、パララって呼ばないと。

「あれ? なんでパララが泣いてるんだ?」

「なんでじゃないのだ!! 心配したのだ! バカバカバカ!!」

 パララは、俺に縋り付いてワンワン泣いた。それで色々思い出してくる。

 そうか俺……竜人からパララを守って……絶対死なせねぇって……。

「……悪かったって。パララを守んねぇとって思ったらさ、勝手に体が動いてたんだ」

「バカなのだぁ……ポイ君はバカなのだぁ……」

 パララの頭を撫でる。サラサラしたショートヘアの感触が気持ちいい。


 また妹に会えて、俺はホッとした。




しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】

山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。 失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。 そんな彼が交通事故にあった。 ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。 「どうしたものかな」 入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。 今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。 たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。 そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。 『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』 である。 50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。 ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。 俺もそちら側の人間だった。 年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。 「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」 これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。 注意事項 50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。 あらかじめご了承の上読み進めてください。 注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。 注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。

貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~

喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。 庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。 そして18年。 おっさんの実力が白日の下に。 FランクダンジョンはSSSランクだった。 最初のザコ敵はアイアンスライム。 特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。 追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。 そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。 世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

処理中です...