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第六章
6ー06
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「大丈夫だよ。裕樹可愛い。素直な裕樹は破壊力半端無いな。もっかい二階行きたいよ」
「うん」
「!…意味分かってる?」
「?」
「まあいいか。映画、今日はいいよな?明日にする?」
「うん。明日観に行こうね」
「あっ、携帯出して」
僕たちは家電から全ての連絡先を交換した。
「これでいつでも彰君と繋がっているんだね」
「そうだな」
コーヒーを飲みながらゆっくりした時間を過ごした。
今日は帰り辛くいつまでもエスポワールに…ううん、彰君の側に居たかった。
晩御飯を食べてから二階に上がって、ベッドに並んで座った。
「明日、宿題持って来ても良い?」
「ああ、一緒にしようか」
「うん。勉強教えてくれる?」
「いいよ」
彰君が僕の腕を引いて膝の上に上げた。向かい合って抱っこされてる感じになる。
恥ずかしい。照れ臭い。
「一緒に勉強したいなって思ってた」
「いつから?」
「う~ん勉強を一緒にっては、こうして会うようになってからかな。でも初めて会った時からずっと気になってたんだよ。
多分入学式の日。桜の花弁が彰君の周りにふぁって舞ってて、カッコいいなって思ってた。僕が迷ってても馬鹿にしないし、優しいなって」
「そっか」
「うん」
彰君がじっと見てる。
そっと眼を瞑ってキスをする。
頭に手を添えられて、チュチュと何度も触れる。
優しいキス。そして、口内に入ってきた舌が激しく動く。
「あっ…んっ…」
「裕樹、好き」
二人分の唾液が口の端から溢れて、彰君の舌がそれをペロリと舐めていく。
「彰君、大好き」
抱き付いて、彰君の肩に顔を埋めた。
「うん」
「!…意味分かってる?」
「?」
「まあいいか。映画、今日はいいよな?明日にする?」
「うん。明日観に行こうね」
「あっ、携帯出して」
僕たちは家電から全ての連絡先を交換した。
「これでいつでも彰君と繋がっているんだね」
「そうだな」
コーヒーを飲みながらゆっくりした時間を過ごした。
今日は帰り辛くいつまでもエスポワールに…ううん、彰君の側に居たかった。
晩御飯を食べてから二階に上がって、ベッドに並んで座った。
「明日、宿題持って来ても良い?」
「ああ、一緒にしようか」
「うん。勉強教えてくれる?」
「いいよ」
彰君が僕の腕を引いて膝の上に上げた。向かい合って抱っこされてる感じになる。
恥ずかしい。照れ臭い。
「一緒に勉強したいなって思ってた」
「いつから?」
「う~ん勉強を一緒にっては、こうして会うようになってからかな。でも初めて会った時からずっと気になってたんだよ。
多分入学式の日。桜の花弁が彰君の周りにふぁって舞ってて、カッコいいなって思ってた。僕が迷ってても馬鹿にしないし、優しいなって」
「そっか」
「うん」
彰君がじっと見てる。
そっと眼を瞑ってキスをする。
頭に手を添えられて、チュチュと何度も触れる。
優しいキス。そして、口内に入ってきた舌が激しく動く。
「あっ…んっ…」
「裕樹、好き」
二人分の唾液が口の端から溢れて、彰君の舌がそれをペロリと舐めていく。
「彰君、大好き」
抱き付いて、彰君の肩に顔を埋めた。
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