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side和ー5
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夕方、翔悟さんが来てくれた。髪が少し濡れている。シャワーを浴びて来たのだろう。今日も付いていてくれるのかな?
「沙耶、ありがとう」
「沙耶さん、ありがとうございました」
「あら、水臭い。良いのよ」
と言って、他には何も言わず帰って行った。いつもの沙耶さんなら何か言いそうなのに、まだ辛そうな俺に優しく笑うだけだった。
「和…、もう熱は落ち着いたみたいだな」
額に触れる手は冷たくて気持ち良い。
「翔…手、気持ちい…」
思わず抱き着いた。ここは病室なのに…昨日は恐怖と混乱と色んな感情がごちゃ混ぜで何も考えなかったから凄く大胆になってた。
今、思うと恥ずかしい。
「和、愛してる…」
チュってキスをして離れていくのに、寂しくなった。
その日、夜には熱が下がっていて、検査の結果も異常無しと言うことで、明日退院できる。けれど、母さんが居ないから橘家にお世話になることになった。
朝になって、翔悟さんが仕事に出掛けて暫くしてから、おばさんが裕樹と一緒に迎えに来てくれた。翔悟さんは明日から休みで、今日は仕事納めで早く帰れると、朝言ってた。
「すみません。忙しいのに」
「何言ってるの。いいのよ。和希くんは裕樹のお兄ちゃんのようなものよ。だからわたしの息子よ」
小さな頃から仲良しだったし、橘家では裕樹の兄弟のように接してくれてたけど…翔悟さんとのことがあるので、なんだか前以上に…複雑だな…。
中学の時はただ一緒に居たかった。けれど、今は少しずつ周りも見えている。ただ一緒に居たいと自分の気持ちだけを押し通してはいけないことはわかってる。
「沙耶、ありがとう」
「沙耶さん、ありがとうございました」
「あら、水臭い。良いのよ」
と言って、他には何も言わず帰って行った。いつもの沙耶さんなら何か言いそうなのに、まだ辛そうな俺に優しく笑うだけだった。
「和…、もう熱は落ち着いたみたいだな」
額に触れる手は冷たくて気持ち良い。
「翔…手、気持ちい…」
思わず抱き着いた。ここは病室なのに…昨日は恐怖と混乱と色んな感情がごちゃ混ぜで何も考えなかったから凄く大胆になってた。
今、思うと恥ずかしい。
「和、愛してる…」
チュってキスをして離れていくのに、寂しくなった。
その日、夜には熱が下がっていて、検査の結果も異常無しと言うことで、明日退院できる。けれど、母さんが居ないから橘家にお世話になることになった。
朝になって、翔悟さんが仕事に出掛けて暫くしてから、おばさんが裕樹と一緒に迎えに来てくれた。翔悟さんは明日から休みで、今日は仕事納めで早く帰れると、朝言ってた。
「すみません。忙しいのに」
「何言ってるの。いいのよ。和希くんは裕樹のお兄ちゃんのようなものよ。だからわたしの息子よ」
小さな頃から仲良しだったし、橘家では裕樹の兄弟のように接してくれてたけど…翔悟さんとのことがあるので、なんだか前以上に…複雑だな…。
中学の時はただ一緒に居たかった。けれど、今は少しずつ周りも見えている。ただ一緒に居たいと自分の気持ちだけを押し通してはいけないことはわかってる。
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