目には目をアルファにはアルファを

石月煤子

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「あッ……あッ……ぅぅッ……んあッ……」

男子高校生の一人暮らしとは思えない、整然と片付けられた部屋に響く喘ぎ声。

ソファに四つん這いになった全裸の伊吹生は後ろから凌貴に貫かれていた。

ぞんざいに押し拡げられた後孔。
経験豊富なペニスが我が物顔で行き来する。
肉と肉の絡まり合う音がいやに生々しく鳴っていた。

「君のナカ、まだ刃向かうみたいに喰いついてくる」

ブレザーを脱いでベルトは取り外し、下の着衣を緩めた程度の凌貴は滑らかな頬を珍しく紅葉色に染めていた。

本番に及ぶのは数える程度だった。
容赦のない肉圧に締めつけられて凌貴は陶然と微笑する。
小高い尻に五指を食い込ませ、ぐっと掴み直すと、伊吹生のより奥を連続して突いてきた。

「く……は……ッ」
「伊吹生君、気持ちいい……?」
「ッ……よくな……」
「みんな、どう思うかな。君がお尻だけで達するなんて知ったら」

伊吹生は歯を食い縛った。
もう言い返すのも億劫で、できる限り情けない声を出さないよう、頑なに我慢しようとした。

しかし。

「ッ……んッ……あああッ……それ、やめッ……あぅッ……ぅ」

抜けそうなところまでペニスが後退したかと思えば、焦らすように遅い動きで再び奥へ捻じ込まれていく。

じれったいロングストロークの連続に伊吹生の嬌声は次から次に溢れ出た。

「君のココはまだ反抗的だから。時間をかけて僕が躾けてあげる……」

長く太く硬い肉杭がスローテンポで抽挿される。
伊吹生はとうとう感極まった。
射精はせずに腹の下でペニスをあからさまに張り詰めさせ、尻膣全体を微痙攣させ、後孔への刺激だけで達した。

「ッ……ッ……ッ……ッ……!」
「やっぱり、いっちゃった……? アルファなのにお尻バックで感じやすいなんて困ったコだね……」

凌貴は密やかに舌なめずりする。
達したばかりの伊吹生に、今度は激しく、勢い任せに何度もペニスを突き入れてきた。

「あッ、ッ、はぁッ、あッあッ、んッ、んッ、ぅッ」

過激なピストンに忠実に伊吹生は嬌声を連ねる。

ドライオーガズムを迎えて悶々とうねる尻膣を深く突かれ、突かれ、突かれて、長引く絶頂感に目の前が霞んだ。

凌貴に問答無用に注ぎ込まれ、体の隅々まで支配される感覚に襲われると、為す術もなく弱々しげに身悶えた。

「ぁ……ぅ……ぅ……」

嫌でもわかった。
自分の腹底で荒々しく武者震いした凌貴のペニスが射精に至った瞬間を。

「ん……濃いの、たくさん注いであげてるよ……オメガだったら嫌でも受精するくらいに……ね」

打ち震える尻に未練がましげに腰を密着させ、頻りに揺すり、凌貴は伊吹生のナカに欲望のままに捧げきった。

「ぁぅっ……ぅ……」
「ナカ、僕の精子でとろとろ……わかる……?」

ソファに爪を立てていた伊吹生は目を剥く。

射精して落ち着くどころか、さらなる欲望を宿して火照るペニスに最奥を小突かれ、狼狽えた。

「や、やめ……もういいだろ……」
「今日、君はここに泊まっていくんだよ」
「は……? 何、言って……」
「卑しいベータの女がいる家には帰さない」
「俺は……うちに帰……」
「そうだ。明日は二人で学校をさぼろう。ずっと二人でここにいようね」

自分よりも格段に優れているアルファの子種に濡れそぼつ尻膣。

狭苦しい最奥で窮屈そうに勃起する肉杭に、先程まで激しく突かれていたところを優しくなぞられた。

「あ」

汗で湿るうなじを甘噛みされる。

「伊吹生君がオメガだったらツガイの契約が成立する」

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