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7-6
「初めてのご奉仕。君のために尽くしてあげる……」
「いらないッ……いいからッ……あ、おい……ッ……凌貴……ッ」
嫌がる伊吹生を無視して凌貴は再度口づけてきた。
「あ……ッ……く……」
裏筋を舐め上げられ、カリ首を食まれ、鈴口を啄まれる。
逞しく怒張するペニスの頂きまで。
器用な舌先が怖いくらいの執着ぶりで亀頭全体を這い回っていたかと思えば、深々と咥え込まれた。
「う……ぅ……ッ」
しとどに濡らされる感覚に伊吹生は唸る。
満遍なく潤う口内にすっぽり閉じ込められ、その甘やかな居心地に理性が弾け飛びそうになった。
緩々と吸われると独りでに腰が揺れた。
歯列が掠める危うい感覚に腹底が陶然と高鳴った。
「ン……」
怖々と焦点を合わせてみれば自分のペニスを頬張る凌貴と目が合って、伊吹生は、ゾクリとした。
「……伊吹生君の、口の中でビクビクしてる」
「もういい……凌貴……」
「……僕に慰められるの、嫌? でもコッチはすごく喜んでるみたいだけど……?」
凌貴は前髪越しに上目遣いに伊吹生を見つめながら、今度は喉奥までペニスを招き入れた。
普段は気に喰わない唇が献身的に尽くす様に伊吹生はゴクリと唾を呑む。
(こんなの無理だ)
突き放したくて掴んでいたはずの凌貴の頭を掴み直し、つい、腰を反らした。
あたたかな粘膜に無造作に熱源を擦りつける。
暴力的な興奮に煽られるがまま快感を貪った。
バスタブ底に跪いた凌貴はマナー違反を咎めるでもなく、自分の髪を握り締める伊吹生を薄目がちに愉しげに見、唇奥で突き動くペニスに舌を絡ませてきた。
「あ……ッ……!」
首筋に血管を浮かび上がらせて伊吹生は感極まる。
今日一番の絶頂を凌貴の口内で迎えた。
「はぁッ、ッ……は……ッ……くッ……ぅ……ッ……ッ」
シックなグレーのタイル壁に後頭部を押しつけ、ぐっと目を閉じ、放埓な瞬間に無防備でいたのだが。
「んっ……!?」
唐突に凌貴にキスされて驚いた。
しかも舌伝いに流し込まれたのは自分自身の欠片で。
呑み込まずに持ち主に突っ返してきた凌貴は薄ら笑いを浮かべたまま、はしたない口づけにしばし耽った。
「――血の味がするね」
互いの唇に半透明の糸を連ねて微笑んできた凌貴を伊吹生は睨みつける。
「伊吹生君の味、濃厚だった」
「ッ……ほとんど俺自身が飲んだけどな……」
浅く傷ついていた下唇を名残惜しそうに甘噛みし、凌貴は、伊吹生の汗ばむ顔を愛おしそうに両手で挟み込んだ。
「クラスが別れて寂しかったんだよ」
あまりにも突拍子のない発言に伊吹生は面食らう。
「君は寂しくなかった、伊吹生……?」
初めて呼び捨てにされると柄にもなく胸が高鳴った。
「……やめろ、お前の飼い犬にでもなった気分だ」
「ふふ。伊吹生は<待て>が下手だね。僕の髪まで掴んで喉奥に押しつけてきたりなんかして、イタズラの方が得意な駄目犬」
「……」
「怒ってないよ? 君もあんな風に盛るんだってわかって、どきどきした」
「……佐江原さんが飲ませたコーヒーのせいだ。普段はあんなことしない」
「誤魔化さなくていいよ。よしよし、イイコイイコ」
まずいことを言ってしまったと、凌貴に抱き締められた伊吹生は密かに後悔する。
飼い主のノリで首輪でも用意しそうな凌貴に今からもう頭痛がした……。
「いらないッ……いいからッ……あ、おい……ッ……凌貴……ッ」
嫌がる伊吹生を無視して凌貴は再度口づけてきた。
「あ……ッ……く……」
裏筋を舐め上げられ、カリ首を食まれ、鈴口を啄まれる。
逞しく怒張するペニスの頂きまで。
器用な舌先が怖いくらいの執着ぶりで亀頭全体を這い回っていたかと思えば、深々と咥え込まれた。
「う……ぅ……ッ」
しとどに濡らされる感覚に伊吹生は唸る。
満遍なく潤う口内にすっぽり閉じ込められ、その甘やかな居心地に理性が弾け飛びそうになった。
緩々と吸われると独りでに腰が揺れた。
歯列が掠める危うい感覚に腹底が陶然と高鳴った。
「ン……」
怖々と焦点を合わせてみれば自分のペニスを頬張る凌貴と目が合って、伊吹生は、ゾクリとした。
「……伊吹生君の、口の中でビクビクしてる」
「もういい……凌貴……」
「……僕に慰められるの、嫌? でもコッチはすごく喜んでるみたいだけど……?」
凌貴は前髪越しに上目遣いに伊吹生を見つめながら、今度は喉奥までペニスを招き入れた。
普段は気に喰わない唇が献身的に尽くす様に伊吹生はゴクリと唾を呑む。
(こんなの無理だ)
突き放したくて掴んでいたはずの凌貴の頭を掴み直し、つい、腰を反らした。
あたたかな粘膜に無造作に熱源を擦りつける。
暴力的な興奮に煽られるがまま快感を貪った。
バスタブ底に跪いた凌貴はマナー違反を咎めるでもなく、自分の髪を握り締める伊吹生を薄目がちに愉しげに見、唇奥で突き動くペニスに舌を絡ませてきた。
「あ……ッ……!」
首筋に血管を浮かび上がらせて伊吹生は感極まる。
今日一番の絶頂を凌貴の口内で迎えた。
「はぁッ、ッ……は……ッ……くッ……ぅ……ッ……ッ」
シックなグレーのタイル壁に後頭部を押しつけ、ぐっと目を閉じ、放埓な瞬間に無防備でいたのだが。
「んっ……!?」
唐突に凌貴にキスされて驚いた。
しかも舌伝いに流し込まれたのは自分自身の欠片で。
呑み込まずに持ち主に突っ返してきた凌貴は薄ら笑いを浮かべたまま、はしたない口づけにしばし耽った。
「――血の味がするね」
互いの唇に半透明の糸を連ねて微笑んできた凌貴を伊吹生は睨みつける。
「伊吹生君の味、濃厚だった」
「ッ……ほとんど俺自身が飲んだけどな……」
浅く傷ついていた下唇を名残惜しそうに甘噛みし、凌貴は、伊吹生の汗ばむ顔を愛おしそうに両手で挟み込んだ。
「クラスが別れて寂しかったんだよ」
あまりにも突拍子のない発言に伊吹生は面食らう。
「君は寂しくなかった、伊吹生……?」
初めて呼び捨てにされると柄にもなく胸が高鳴った。
「……やめろ、お前の飼い犬にでもなった気分だ」
「ふふ。伊吹生は<待て>が下手だね。僕の髪まで掴んで喉奥に押しつけてきたりなんかして、イタズラの方が得意な駄目犬」
「……」
「怒ってないよ? 君もあんな風に盛るんだってわかって、どきどきした」
「……佐江原さんが飲ませたコーヒーのせいだ。普段はあんなことしない」
「誤魔化さなくていいよ。よしよし、イイコイイコ」
まずいことを言ってしまったと、凌貴に抱き締められた伊吹生は密かに後悔する。
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