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婚約者~ハナさんサイド~
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『パーティーが始まるのは7時だけど5時ぐらいに会えるか?』
そう彼に言われて家の前で待っていた
今日は仕事が休みで予定は何もなかった
仕事が休みの日はいつも家にいるだけで予定はなかった
誰かと休日を過ごす事態初めてだった
というよりも
異性と二人きりで出かけることが初めてだった
よくよく考えたら大人の二人だし
よく知りもしない人と二人で出かけたなと今では思う
言い訳になるが若かったから、経験がなかったからというのもあると思う
でも直感的に彼についていきたかった
ただそれが恋なのか
彼のお金なのか
それは分からない
高級車が一台目の前に停まる
「遅くなってごめんね。さぁ乗って。」
「はい。失礼します。」
「今日は忙しかったんじゃない?」
「え?」
「だってお店お休みの日でしょ?彼氏がいなくてもお客さんや友達と遊んだりしていたんじゃない?せっかくの休みだし。」
「休みの日は家で一日中ゴロゴロしています。誰とも会いません。」
「今までの休みもそうなの?」
「はい。」
「でも今日は僕と会ってくれたね。」
信号で車が停まり、ハンドルにもたれつつ私のほうに微笑かける彼。
私はこの時初めて彼の顔をみた。
微笑んでいる彼の顔の表情があまりに優しくて不覚にもドキッとしてしまった。
恥ずかしくて窓のほうに顔を向ける。
「あの!どこに行くんですか?」
「今日のお礼に服をプレゼントさせてもらおうと思って。」
「服ですか?」
「そう、今日のパーティーで着るのをね。」
そういって高級そうなブティックに着いた。
「上野様。」
お店の人が話しかけてきた。
常連なのだろうか、にこやかにみんな話しかけてくる。
そして初めて名前を知った。
上野って名前だったんだ…
「こちらへどうぞ。」
女性のスタッフが話しかけてきて、誘導される。
「え…あの、ちょっと。」
更衣室に連れていかれ、服や靴、アクセサリーが次から次へと出てくる。
「え?これを着るんですか?」
いわれるがままに服を着てアクセサリーをつける。
「上野様、いかがでしょうか。」
“シャ・・・”
「うん…すごく綺麗だ。これにしよう。」
「え!?あの、こんな受け取れません。私今までお客様からプレゼントとかはいただいたことありません。」
「じゃあ、今日このパーティーのあと捨ててかまわないから、とりあえずそれ着といて。」
「え…」(なんて強引なの。)
「う~ん…」
唸りながら上野が近づいてきた。
「ヒャッ…」
いきなり髪の毛を大きな手で掬い上げてきた。
「髪の毛はアップの方がさらに綺麗になるな。アップにしてくれるかな。」
「はい、かしこまりました。」
「あとイヤリングもちょっとみたいから出してくれるかな?」
「上野様、こちらはいかがでしょうか。」
「うん…」
上野はイヤリングを一つ手にとって耳たぶに近づけてきた。
顔も近づき、耳たぶに手が触れた。
「うん…これでいい。」
(ドキン…)
耳たぶから伝わる上野の指の体温が頬に伝わり赤く染まる。
そう彼に言われて家の前で待っていた
今日は仕事が休みで予定は何もなかった
仕事が休みの日はいつも家にいるだけで予定はなかった
誰かと休日を過ごす事態初めてだった
というよりも
異性と二人きりで出かけることが初めてだった
よくよく考えたら大人の二人だし
よく知りもしない人と二人で出かけたなと今では思う
言い訳になるが若かったから、経験がなかったからというのもあると思う
でも直感的に彼についていきたかった
ただそれが恋なのか
彼のお金なのか
それは分からない
高級車が一台目の前に停まる
「遅くなってごめんね。さぁ乗って。」
「はい。失礼します。」
「今日は忙しかったんじゃない?」
「え?」
「だってお店お休みの日でしょ?彼氏がいなくてもお客さんや友達と遊んだりしていたんじゃない?せっかくの休みだし。」
「休みの日は家で一日中ゴロゴロしています。誰とも会いません。」
「今までの休みもそうなの?」
「はい。」
「でも今日は僕と会ってくれたね。」
信号で車が停まり、ハンドルにもたれつつ私のほうに微笑かける彼。
私はこの時初めて彼の顔をみた。
微笑んでいる彼の顔の表情があまりに優しくて不覚にもドキッとしてしまった。
恥ずかしくて窓のほうに顔を向ける。
「あの!どこに行くんですか?」
「今日のお礼に服をプレゼントさせてもらおうと思って。」
「服ですか?」
「そう、今日のパーティーで着るのをね。」
そういって高級そうなブティックに着いた。
「上野様。」
お店の人が話しかけてきた。
常連なのだろうか、にこやかにみんな話しかけてくる。
そして初めて名前を知った。
上野って名前だったんだ…
「こちらへどうぞ。」
女性のスタッフが話しかけてきて、誘導される。
「え…あの、ちょっと。」
更衣室に連れていかれ、服や靴、アクセサリーが次から次へと出てくる。
「え?これを着るんですか?」
いわれるがままに服を着てアクセサリーをつける。
「上野様、いかがでしょうか。」
“シャ・・・”
「うん…すごく綺麗だ。これにしよう。」
「え!?あの、こんな受け取れません。私今までお客様からプレゼントとかはいただいたことありません。」
「じゃあ、今日このパーティーのあと捨ててかまわないから、とりあえずそれ着といて。」
「え…」(なんて強引なの。)
「う~ん…」
唸りながら上野が近づいてきた。
「ヒャッ…」
いきなり髪の毛を大きな手で掬い上げてきた。
「髪の毛はアップの方がさらに綺麗になるな。アップにしてくれるかな。」
「はい、かしこまりました。」
「あとイヤリングもちょっとみたいから出してくれるかな?」
「上野様、こちらはいかがでしょうか。」
「うん…」
上野はイヤリングを一つ手にとって耳たぶに近づけてきた。
顔も近づき、耳たぶに手が触れた。
「うん…これでいい。」
(ドキン…)
耳たぶから伝わる上野の指の体温が頬に伝わり赤く染まる。
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