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許されない恋②
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『す、すみません!』
初日は酷いものでお水をテーブルにこぼしたりしてしまって、舌打ちするお客様もいて、自分が悪いのに泣きそうになった。
だけど一人だけ
笑顔で大丈夫だよって声をかけてくれて
しかも水で濡れてしまった私の手をそっとハンカチで拭いてくれた女性がいた。
それが
同じ名前の美咲さんだった。
『美咲、また来たのかよ。』
すぐに同じバイト仲間の裕也さんの知り合いだってわかった。
あと美咲さんが裕也さんのことを好きだってことも――
私とは違って大きな瞳に滑らかな綺麗な肌
すれ違う男性達が視線を送るのもわかる
だけどその美咲さんが裕也さんがくれば
名前のとおり美しい花が咲くような素敵な笑顔をする。
『お前はもう帰れ。』
裕也さんは何でかわからないけど美咲さんにいつも冷たい。
でも逆に私みたいな不細工や美咲さん以外の女性には優しくて
というより軽くて……
誰とでも寝る人だった。
とても不思議な男だって言われていたけど
だけど私には裕也さんは美咲さんのことを
好きで、好きで仕方ないように見えた。
バイトから帰る時も何度か美咲さんが裕也さんを待っているのを見かけたことがある。
だけど裕也さんは帰るように促すだけで、自分は違う女性といつも歩いて帰っていた。
好きなはずなのに――
どうして素直にならないんだろう…?
『美咲…』
今にも泣きそうな顔をしている美咲さんにはいつも裕也さんに雰囲気が似ている男性がそばにいて、慰めていた。
でもきっと、この男性も美咲さんが好きなんだ。
美咲さんのそばにいる男性を羨ましそうな顔でみている裕也さんが、何だか自分に重なった。
好きなのに素直になれなくて
だけど好きな人のそばにいる人が羨ましくてただただ見ているだけ――
「お、ミサキちゃんだったっけ?お疲れ~」
「お疲れ様です……」
休憩で裕也さんと同じになることがなぜだか多かった。
でも話すことはなくて、私はいつも休憩が早く終わらないか時計をボーっと時計を見ているだけだった。
「変わってるね。」
「え……?」
「だって休憩中携帯触っている奴のほうが多いから。って俺もだけど。」
「……携帯持っていないんです。」
「ふ~ん、そっか。」
バイトして最初に買うのは携帯電話がいいのかもしれない。
だけどどうしても葵君に……渡したいものを買って今までの気持ちを伝えたい。
「じゃあ、これ。」
「え……?」
「これもう使ってないから、これ使ってもいいよ。そしたらあと通信費だけで済むからバイトで何とかなるんじゃない?」
初日は酷いものでお水をテーブルにこぼしたりしてしまって、舌打ちするお客様もいて、自分が悪いのに泣きそうになった。
だけど一人だけ
笑顔で大丈夫だよって声をかけてくれて
しかも水で濡れてしまった私の手をそっとハンカチで拭いてくれた女性がいた。
それが
同じ名前の美咲さんだった。
『美咲、また来たのかよ。』
すぐに同じバイト仲間の裕也さんの知り合いだってわかった。
あと美咲さんが裕也さんのことを好きだってことも――
私とは違って大きな瞳に滑らかな綺麗な肌
すれ違う男性達が視線を送るのもわかる
だけどその美咲さんが裕也さんがくれば
名前のとおり美しい花が咲くような素敵な笑顔をする。
『お前はもう帰れ。』
裕也さんは何でかわからないけど美咲さんにいつも冷たい。
でも逆に私みたいな不細工や美咲さん以外の女性には優しくて
というより軽くて……
誰とでも寝る人だった。
とても不思議な男だって言われていたけど
だけど私には裕也さんは美咲さんのことを
好きで、好きで仕方ないように見えた。
バイトから帰る時も何度か美咲さんが裕也さんを待っているのを見かけたことがある。
だけど裕也さんは帰るように促すだけで、自分は違う女性といつも歩いて帰っていた。
好きなはずなのに――
どうして素直にならないんだろう…?
『美咲…』
今にも泣きそうな顔をしている美咲さんにはいつも裕也さんに雰囲気が似ている男性がそばにいて、慰めていた。
でもきっと、この男性も美咲さんが好きなんだ。
美咲さんのそばにいる男性を羨ましそうな顔でみている裕也さんが、何だか自分に重なった。
好きなのに素直になれなくて
だけど好きな人のそばにいる人が羨ましくてただただ見ているだけ――
「お、ミサキちゃんだったっけ?お疲れ~」
「お疲れ様です……」
休憩で裕也さんと同じになることがなぜだか多かった。
でも話すことはなくて、私はいつも休憩が早く終わらないか時計をボーっと時計を見ているだけだった。
「変わってるね。」
「え……?」
「だって休憩中携帯触っている奴のほうが多いから。って俺もだけど。」
「……携帯持っていないんです。」
「ふ~ん、そっか。」
バイトして最初に買うのは携帯電話がいいのかもしれない。
だけどどうしても葵君に……渡したいものを買って今までの気持ちを伝えたい。
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