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「ねぇ、先生…お義兄さんになったら抱いてくれるの?」②
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「でも似ている人だから本人かわかんないですよーって聞いていないか。」
新田から未亜の居場所を聞いたら
もう勝手に体が動いていた。
頭で考えても答えはでないけど
体は勝手に動く。
未亜に会いたいと。
「未亜!!」
新田が教えてくれたとおりホテルの入り口に未亜が中年の男性と一緒にいた。
中年の男性が未亜の肩に腕をまわして……それを見た瞬間俺の中の何かが弾けた気がした。
「あ、ちょっとッ…待って!」
気づいたら未亜の腕を引っ張って
ホテルの一室に入っていた。
そして、強く…強く未亜を抱きしめていた。
「先生、痛いよ……痛いッ…」
最初は抵抗しようとしたのか引き寄せても未亜が反発しているのがわかった。
だけど、その力が緩んできて、そして今は俺のシャツが少しずつ涙で濡れてくる。
「未亜、ごめん、未亜……。」
「先生ッ……酷い、酷いよッ…!」
どうしてかな…?
今手の中には未亜がいて抱きしめているのに
離したくないのに……。
美月のことが頭に浮かんで離せって言っている。
だけど体が…俺の体なのに言うことをきかない。
「未亜…今ここで未亜を抱いたら、未亜は一生苦しむことになる。」
「先生……どうしてもお姉ちゃんと結婚するの?」
「……ごめん、未亜。だけど俺…未亜のことッ…」
先の言葉を言ったって残酷なだけだ。
美月と結婚するけど好きなのは未亜だなんてことを言ったって
それは俺と不倫をしようと言うことだ。
俺の心はあげられても未来はあげれないと…。
「ねぇ、先生…お義兄さんになったら抱いてくれるの?」
「え…?」
「だって高校の時も抱いてくれなくて、卒業しても抱いてくれなくて……じゃあお義兄さんになったら抱いてくれるの…?それともこのままずっと、一生私を抱いてくれないの…?」
このままずっと一生、もう未亜には触れることも抱くこともできない。
未亜に言われるまで、そんな未来を想像したことなんてなかった。
そんなこと俺に耐えられるのだろうか…?
困っている表情の俺が映っている瞳から涙が溢れて、頬は赤く染まっていて火照っていて、ピンク色の唇は潤っている。
俺は知っている…この表情は俺の手で、舌で、弄んでいる時の未亜の、誰にも見せたくない顔。
新田から未亜の居場所を聞いたら
もう勝手に体が動いていた。
頭で考えても答えはでないけど
体は勝手に動く。
未亜に会いたいと。
「未亜!!」
新田が教えてくれたとおりホテルの入り口に未亜が中年の男性と一緒にいた。
中年の男性が未亜の肩に腕をまわして……それを見た瞬間俺の中の何かが弾けた気がした。
「あ、ちょっとッ…待って!」
気づいたら未亜の腕を引っ張って
ホテルの一室に入っていた。
そして、強く…強く未亜を抱きしめていた。
「先生、痛いよ……痛いッ…」
最初は抵抗しようとしたのか引き寄せても未亜が反発しているのがわかった。
だけど、その力が緩んできて、そして今は俺のシャツが少しずつ涙で濡れてくる。
「未亜、ごめん、未亜……。」
「先生ッ……酷い、酷いよッ…!」
どうしてかな…?
今手の中には未亜がいて抱きしめているのに
離したくないのに……。
美月のことが頭に浮かんで離せって言っている。
だけど体が…俺の体なのに言うことをきかない。
「未亜…今ここで未亜を抱いたら、未亜は一生苦しむことになる。」
「先生……どうしてもお姉ちゃんと結婚するの?」
「……ごめん、未亜。だけど俺…未亜のことッ…」
先の言葉を言ったって残酷なだけだ。
美月と結婚するけど好きなのは未亜だなんてことを言ったって
それは俺と不倫をしようと言うことだ。
俺の心はあげられても未来はあげれないと…。
「ねぇ、先生…お義兄さんになったら抱いてくれるの?」
「え…?」
「だって高校の時も抱いてくれなくて、卒業しても抱いてくれなくて……じゃあお義兄さんになったら抱いてくれるの…?それともこのままずっと、一生私を抱いてくれないの…?」
このままずっと一生、もう未亜には触れることも抱くこともできない。
未亜に言われるまで、そんな未来を想像したことなんてなかった。
そんなこと俺に耐えられるのだろうか…?
困っている表情の俺が映っている瞳から涙が溢れて、頬は赤く染まっていて火照っていて、ピンク色の唇は潤っている。
俺は知っている…この表情は俺の手で、舌で、弄んでいる時の未亜の、誰にも見せたくない顔。
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