クロスな関係。

かのん

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「ねぇ、先生…お義兄さんになったら抱いてくれるの?」⑥

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恐怖での身体のこわばりとは違って
足先に力が入り
太ももも小刻みに震えてきた。


「あぁぁっ!!」


美亜は大きな声をあげて
身体をピクピクと震えて荒くなった息を
一生懸命整えようとしている。
ここで止めてあげればいいのだろうが
俺は、もう、止まらない。


「待ってっ……あっ、あん……イクの止まらないっ」


目に涙をたくさんためて
気持ちよさそうな表情が
さらに俺をあおってくる。


「おなかが……あついっ」



「礼人さん……お願いっ…」


美亜のお願いに一瞬クラっとなったが
まだまだ美亜を気持ちよくさせたい。
だって、俺達に次はないに等しいのだから。

「あっ……それっ」


蕾を優しく吸い上げながら
中指をゆっくりと中へいれていく。
温かくて狭い。
俺の指が溶けてしまいそうだ。


「あっ……はぁっ……」


「大丈夫か?」


「大丈夫です……大丈夫だけど、体中が熱くて、んっ…」


「第二関節まで入ったよ」


“ピチャッ……ピチャッ……”


「聞こえる?」


「聞こえるけどっ……恥ずかしいっ」


「痛かった言って」


「え?」





「待って!やだ!そんなのやだ!」


俺は、溢れ出る蜜を味わおうと、舌をねじりこんだ。


「汚いから、やだ…恥ずかしくてどうかなりそう…」


美亜は脚を閉じて、俺の行動を防いでくる。
だけど、力が入らないのか、俺がそっと太ももを撫でると脚が開いていく。
顔を見ると、真っ赤にさせて、手のひらで目を隠していた。


「美亜?痛かった?」


「違う、そうじゃなくて…恥ずかしくて。自分でも見ることなんてできないところを、そんなじっくりと見られるなんて」


美亜が流した涙を指ですくいながら、俺はフッと笑った。


「何で笑うんですか!」


「可愛くてさ…可愛くて、このまま俺の腕の中に閉じ込めたくて…」


ギュッと肩をつかんで抱きしめると
美亜も反応してくれて、俺を抱きしめてくれた。
細くてか弱い力で…俺は、彼女を幸せにすることはできない。
こうやって抱きしめるのも、もう最後だろう。


いや、最後にしないといけないんだ。


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