クロスな関係。

かのん

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悲しい初デート②

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「ふ……んっ」



逃げ出したくなりそうな右手を左手で押さえて
右手の中指でそっと入口に近づけると
勝手に声とカラダが反応する。



ヌルヌルしていて温かい。



「そう、そのまま指を中に挿れてみて。」



「は…い。んっ……あっ…あぁっ…」



濡れているから指は意外にも簡単に中に入っていって
第一関節まではスルスルと入ってしまった。
意外にも簡単だったことに自分が驚いた。



そして自分の指の第一関節では物足りないって思っている自分に驚いた。
私はいつの間にエロい女になったんだろうか――



「そのままもう少し中にいれてみようか?」



「ふっ…んっ…」



膣の中に指が進んでいけばいくほど
自分の体がピクピクと反応して目には涙がたまっていく。
こんな自分の手で自分のカラダを慰めている姿を
先生は授業している時と同じ冷静な眼で見つめてきて
恥ずかしいなんてものじゃなかった。
だって、これじゃ先生の授業中にオナニーしているみたいで…



「未亜…」



先生はズルい。
授業と違うのは私を未亜って呼ぶこと。



「こっち向いて。未亜のその顔みると興奮するから。」



「じゃあ……メガネ。」



「メガネ?」



「メガネ外してくれたら向きます。」



メガネを外した姿は今まで見たことがない。
だからほかの女子生徒もきっと見たことがない。
メガネをしていない先生をみたかった。
この学校で私しか知らない先生をみて優越感に浸りたかった。




「いいよ、どうぞ。」



先生が顔を近づけてきてくる。
私がメガネを外すの…?
なんだか大人の先生が子供みたいで可愛い…



そっとメガネに触れて外してみると
いつもメガネ越しに見ていた先生の目と目が合った。
何だろう…メガネ越しより直接見られるといつもより恥ずかしい。
もちろんメガネをしている先生は大好きだけど
メガネ越しのほうがまだ心の中まで見られていない気がする。



「あ…ほくろ。」



メガネをしているときは知らなかったけど
左目の瞼に小さなほくろがあった。
メガネを外さないときっとわからないほくろ。
そのほくろを知れたことが嬉しい。




「ちゃんとメガネ外したんだから目を離すなよ?」



「…やっぱりメガネかけたままでいいです。もっと恥ずかしいです。」



「じゃあ約束はナシだな。」



「イヤっ……」



先生はわかってて言ってる。
私が最後は先生の言うことを聞くってわかっててわざと意地悪をいう。
私の先生への愛がどれだけあるのか確認するかのようにーー
こんなにも先生のことが好きなのに、先生には伝わっていないのかな…?



だから私が先生を引き止めると
いつも待っていたかのように余裕の笑みをしてくる。
私はその先生の笑みが大好き。
だって少しでも私に構ってほしいって思っているっていうことだよね?




「ほら…指入れたままじゃイケないよ?」



「ひゃっ……んっ…んっ…あんっ…」



耳元で囁かれて甘嚙みされただけで全身の稲妻が走った。
恥ずかしいけど、約束のために、
イクためには頑張って動かないといけない。



「俺が触っていると思って、やってみて…」



先生がやっていると思って…?
先生ならきっとこんな風に触るかもしれない。



「いいよ、未亜。イヤらしくていい…」



「あっ…あっ!んっ…あん!!」



こんな姿を誰かに見られたら恥ずかしすぎる。
左手で自分の乳首を弄って、右手で中を掻き混ぜて
しかも大きく脚を開いて見えるようにーー



「ふぁっ…あっ……っ…先生っ」



「いいよ、そのままイッて……」



「ふっ…んっ…あっ…」



イキたいのに、カラダに力が入らなくなって指の動きが衰えてしまう。
でも先生にずっと見られているのもいいかなって少し思ってしまう自分がいる。
だって授業中はあまり目を合わせてくれないから――



「あっ、あっ…あっ………先生っ!!」



先生に自分で弄っている姿を見られながらイッてしまうなんて恥ずかしい。
しかもいつもとは違うメガネ越しじゃなくてそのままの先生に見られて―ー



「未亜は本当にイヤラシイね。俺の机こんなにしてさ…」



「あ……」



机は私の愛液でベトベトになっていてそれを先生がすくって見せてくる。
先生の指と指の間は糸が引いている。



「ごめんなさいっ……」



「俺は嬉しいよ?これで俺がそばにいなくても一人でできるだろう?」



「え…?」



「高校を卒業したらこんな風に毎日会えるわけじゃないから。」



「私毎日先生の家に行きます。」



「ふっ…何だかプロポーズみたいだな。」



「え…ち、違います!今のは違います…」



「わかってるよ。大学遠いんだろう?毎日は無理だから止めておきなさい。ちゃんと大学生のうちは勉強しておくんだぞ。」



「……はい。」



大学へは家から電車で一時間かかる。
高校みたいに毎日先生に会うのは難しくなるのはわかっているけど
それでも今より自由に会えるなら会いたい。
毎日でも先生を見て、先生に触れて触れられて、「未亜」って呼ばれたい。



「せんせっ……あ……あああっっ!!!」



イッてしまったカラダは力が入らなくて
机から倒れそうになった瞬間
先生の胸で受け止めてくれた。



「先生……」



「未亜は本当に可愛いね。」



先生の胸はシャツの上からでも固くて
そして心臓の鼓動が少し…早い。



「先生、絶対来てくださいね…?」



「うん、行くよ、必ず。」



先生とこうやって誰の目にも触れられずに
隠れて会うことはもう今日で終わりなんだ。
明日からは堂々と太陽の下で会える。



そう、信じていたんです。先生――



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