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第六章 安寧
五話 アニア
しおりを挟むアニアの突然の発言に固まってしまった俺は、心配そうな顔をしているアニアを見つめる事しかできなかった。
「あの、ゼン様?」
「もう一度言って」
「ですから、少し離れようかと……」
なんてことだ、俺の聞き間違いではなかったようだ。
これは本当に予想もしていなかった。
アニアは成人しても俺の近くにいると言っていた。すぐに一緒になることはないだろうとは思っていたが、それでも変わらずに俺の隣にいると思っていたんだ。
「アニア、俺はお前が可愛い。好きだ、手放したくない。一緒にいてくれるんじゃなかったのか? 頼む、納得いく理由を教えてくれ」
俺は思わず立ち上がり、ベッドに腰掛けるアニアの肩を掴んでしまった。
「うえっ! 可愛いですか!? 好きですか!?」
「そうだ、成人しても一緒にいるって言ってたじゃないか、どうしたんだ一体」
「ちょっ、ゼン様落ち着いて下さい。何か勘違いしてますよ! 離れるのは、修行をしに行くのです。ゼン様が嫌だからとかではないのですよ」
「……修行?」
アニアの言葉を聞き、少し落ち着いてきた俺は、アニアが言った修行という言葉を反芻する。要するに、俺から少し離れて修行をしに行くと言うことか? いや、それなら俺の近くにいた方が良いはずだ。俺が持っている神の加護は強大なのだから。
アニアはその事を分かっているはずだ。何故だ……。
「アニア、説明してくれ」
「はい、ですから少し落ち着いてくださいね?」
「あぁ、分かってるぞ」
俺は座っていた椅子には戻らず、アニアの隣に腰を掛け、小さな手を掴む。アニアを感じられると心は落ち着くが、同時にあれほどの動揺をしてしまった事が、少し恥ずかしくなってきた。
「えっと、ですね。一番の切っ掛けは魔王が出た時です。あの時私は全く役に立てませんでした」
アニアが言うには、魔王との戦いで役に立つことが出来ず、戦いの激しさに近寄ることも叶わず、最近取り柄になった回復も俺に出来なかったことを思い詰めていたらしい。
そこで、リシャール様に遠距離回復や、その他の補助魔法の入手方法を聞いた所、習得をした国の名前を聞いたと言う。
後方で死者を減らしただけで、十分だったと思うんだけどな。
「教国デリアに行こうと思っています。あそこならば私も力を手に入れられると思っているのです」
教国デリア。エゼル王国から馬で数ヶ月の旅が必要な場所にある、この世界の神殿の総本山の様な場所だ。俺が知ってる限りでは、五大神を祀り、魔法関係ではかなり進んでいる国と聞いている。
以前、キャスから聞いた、ポッポちゃんの翼を治す手段の一つであり、古竜からも知識を得た、【リング・オブ・サクリファイス】を保持してる国だ。
国と言っても、その立場はそれほど強くない。各国が運営資金を提供して成り立っている背景があるからだ。
この国にある神殿にも、教国デリアで修行した人は多いという。だが、あくまで国内にある神殿を運営するのはその国と言う形だ。
教国デリアに関しては、過去に野望を持つなど色々とあったのは知っているが、今はアニアの話で頭が一杯だ。
「魔法の入手が目的か?」
「はい。それ以外にも、私はゼン様に頼りすぎていると分かっています。独り立ちする為に、行くべきだと思っているのです」
「…………」
リシャール様が使っていた魔法は、教国デリアで学ぶことは出来るが、他者への譲渡は不可能になっている。それは、リシャール様が単純に錬金スキルを持たないので、スクロールを作れないと言う理由もあるのだが、それとは別に契約をしているからだ。
以前俺が、勇者フリッツと雇用契約をした時のように、神の名の下で譲渡などを禁止する契約をしてから魔法を習得しているらしく、一般的に出回っている『ヒール』などとは違い、簡単には入手は出来ないらしい。
これらは、その国独自の魔法を守るためにも、必要な仕組みなのだ。
その一つである『グレーターヒール』は俺が頂いてしまったが、あれは大神からの指示なので、その信徒である神官長のマイデルさんも、ポンと出してくれたのだろう。
いや、あれそのものが神様からの提供品の可能性があるか。今なら価値が分かるが、レベル5のスクロールなんて、相当なお宝だからな。
俺も同じような魔法を作り出すことは出来るだろう。しかし、それに一体どれ程の時間が掛かるかは分からない。もしかしたら、十年の単位が必要かもしれない。だから話は分かるのだ。分かるから悩む……。
「話は分かったが、離れるか……何時行く気なんだ?」
俺がそう聞くと、アニアは暗雲な表情を浮かべると口を開いた。
「明日にでも出ようかと……」
「はぁ?」
「決心が揺らぎそうなのです! 今もゼン様と一緒にいるとダメになりそうですもの」
ショックが大きすぎる……。
修行をしに行くのはまだ許容出来るが、それが明日だと聞かされて、俺はどうしたら良いのか、全く考えが浮かばなくなった。
「ダメですか……?」
「アニアはもう俺の奴隷じゃない。駄目と強制は出来ない。当然駄目と言いたいが、それはアニアを縛る事だ。なら俺は送り出すしかないだろ……」
本来ならば、成長を喜び笑顔で送り出すのだろうが、俺にはそれはどうしても出来ない。こんなにウジウジするなんて、本当に思っていなかった。
何時の日からだろう、自分の前世を気にせずにアニアの事を一つ年下の女の子と認識していたのは。アニアは俺に依存していると言っているが、俺も同じくそうだったのか。
「ゼン様が、こんなに私の事を思ってくれて、凄く嬉しいのです……。本当に決心が揺らぎそうなのです。でも、お役に立つ為にも行くのです」
そう言い、部屋の片隅を見据えたアニアの目には、一瞬強い炎が灯った様に感じられた。だが、それは俺の顔を見ると、また一瞬で別の物になった。
「そ、それでですね……。長い間離れるじゃないですか? なので思い出をですね?」
アニアの瞳が、俺を見たり床を見たりと、行ったり来たりを繰り返している。
「もう成人したし、俺は我慢しないで良いってことか?」
俺が握っていたアニアの手に力を込めると、アニアは突然驚いた表情をしだす。
「そ、それはっ! マーシャさんに怒られるのです!」
ナディーネの話を聞いて、何となく分かっていた。マーシャさんの教育は当然アニアにも施されている。良いんだ、素晴らしい事だ。だが、男になるのが少し後になりそうで、少し残念だ。
「じゃあ、キスをしていいか? それなら許されるだろ?」
俺の言葉にアニアは、何も言わずにうなずいた。
伏せている顔に手を添えて、顔を起こしてやると潤んだ瞳が俺を見ている。唇を合わせるために近付くと、アニアは目を閉じて俺を受け入れてくれた。
「っ……」
柔らかな唇を感じ、心が満たされる感覚に唇を離す事が出来ない。
俺はもう少し進んでも良いのじゃないかと思い、次の行動に移してみた。
「ん? んっ!? んんッ!!」
アニアは暴れるが、俺は逃さないために腰に手を回し、頭も固定する。程なくするとアニアは大人しくなり、次第に俺の動きに合わせる様に自分からも動き出した。
「ぷはぁ……、ゼン様……初めてなのに舌はダメですよぉ……」
真っ赤な顔で瞳を潤ませるアニアは、ダメと言いながらも、再度近付けた俺の唇を受け入れる。一体どれ程の時間そうしていたか分からないが、気が付いたらアニアをベッドに押し倒していた。
俺はこれ以上は不味いと思い離れようとしたが、アニアは両手で俺の頭を抱えていて、簡単には離れることが出来なかった。
「ダメじゃなかったのか?」
「……私だってゼン様が好きなのですから、こんなことされたら……」
そう言うアニアの表情が魅力的で、思わず手を伸ばし体を触りそうになったが、気合いを入れて少し離れた。
「これ以上はダメだ。俺が我慢できなくなる」
「我慢って……それですよね……」
アニアの瞳が俺の体の一点を見つめていた。
「そうだな……」
残念だが仕方がない。これから街に繰り出して、どうにか鎮めてこよう。一時間ぐらい走ってくれば大丈夫だろう。そう、走るだけだ。
そう思い、アニアから離れようとしたが、腕を掴まれてしまった。
「あ、あのですね! べ、べ、別の方法があるって……」
なるほど、貞操を守れば良いってことか。
妙に冴え渡る俺の頭脳は一瞬で全てを理解した。そして、次の瞬間には再度アニアに覆いかぶさっていた。
「あ、あれ? ゼン様、目が怖い……」
「大丈夫だ。俺に任せろ。準備は何時でもしてあった」
そんな誘いをされたら、もう耐えることは不可能だ。一応俺はそれなりの経験はある。この日のために想定できる準備は、全てしてきていたんだ。
俺は野獣を解き放った。
◆
「パティ、お願いがある。アニアに付いていって、色々と世話をしてくれ」
朝起きた俺は、まだ寝ているアニアの頬にキスをして部屋を出た。そして、風呂場に行き体全体に水を浴びて目を覚まし、着替えをしてから、まだ寝ているパティを起こした。
「態々お願いなど言わなくとも、ご主人様の命令ならば、何でも致しますよ?」
早めに起こしたというのに、少しの時間で身支度をしたパティはそう言った。
流石パティだ。やすやすと受け入れてくれる。
「今日出るのは知ってる?」
「えぇ、アニアの話は聞いてますから」
「ならこれは資金だ。半分はセシリャに渡してくれ。ある程度自由に使ってくれて良いし、いざとなったら使いきっても良い。とにかく金で解決出来ることならば使ってくれ」
「……多くないですか?」
パティには大金貨四十枚を手渡した。セシリャの分も合わせているので、一人二十枚だ。これだけあれば、王都でそれなりの家を持てる。しかし、アニアの安全が金で買えるなら安いものだ。
「俺に手紙を書いてくれ。ラーグノックの家と言えば、セシリャに聞けば知っている。何もなくとも一ヶ月に一度は頼む。それと、無事に任務を達成出来た暁には、騎士との見合いを約束する。少なくとも一年は見守ってくれ」
「ッ!? 畏まりましたッ!!」
パティはバッと姿勢を正すと、礼儀正しい姿勢を取り、俺の瞳を真剣に見つめた。
「それと、これはこの件とは関係ないが、パティの家族はエリアス王からの褒美として、奴隷から解放される。明日にでも最後に残ってる親父さんには俺が直接会いに行くから、後の事は気にしないで行ってくれ」
俺がそう言うと、パティは見開いた瞳からポロポロと涙を流し始めた。そして、クシャッと表情を崩すと、有り難うと何度も礼を言い出す。
「全員解放して、もう少し落ち着いてから話そうかと思ったら、アニアが今日出るって言うからさ、いきなりで色々悪いけど許してね」
「ふふ、ご主人様に買われて良かったです。家族の事は本当に有り難うございます」
泣き止んだパティは、目を真っ赤にしながら笑っている。
しかしこれで、少し心配がなくなった。大人の行動が取れるパティに任せれば、大きな間違いはしないでくれるだろう。
朝食にはまだ時間がある。
俺は次の目的地を目指し、隠密を展開して王城へと侵入した。
そして探知で目的の人物を探し当て、王城の最奥にあるエアの部屋へと入ると、まだ寝ているエアの肩を揺さぶり起こした。
「あぁ? 何でゼンがいるんだよ……」
「良いから起きてくれ。一大事なんだ」
俺の言葉にエアはベッドから飛び起きた。
「お前が手順を踏まず、俺に会いに来る程か……」
「そうだ、早く起きて机に向かってくれ。そして、アニアの行動をエゼル王国のエリアス王として保護してくれ。何が必要だ? ペンと紙はあそこにあるな。リシャール様も起こしてくるか。そうだ、アニアに付けていた騎士も派遣してもらうか。あぁ、今度は女性が良いな。アニアの方に心配はないが、あの可愛さだ。男だと不味いだろ。神殿にも話を付けるか。でも、取り込まれるのが怖いな。いっそ俺が直接、神官長に話しするか? そうだ、諸侯を一人ぐらい連れて行こう。敵だった奴なら、俺が脅して言うことを聞かせるから、エアに手間はないだろ。あとはそうだな……」
「おい、ゼン。何の話をしてるんだ……?」
「アニアが今日発つんだよ。お前も少しは聞いてるんだろ?」
俺がそう言うと、エアはガクッと頭を落としうなだれた。
「お前はアニアの為に、王を動かす気かよ」
「それの何が悪い。俺は状況によっては、使えるものは何でも使う。コネでも名声でも金でも力でもだ」
「無茶苦茶言ってるけどお前……シューカー伯爵みたいになってるぞ」
「なん……だと……?」
親バカのあのおっさんと同じだと……?
少し冷静になってみればそうかもしれない。もしかし俺は、同族嫌悪を感じていたのか?
「全く……ちょっと待ってろよ。えっとな、これがあれば教国デリアでも融通が利くようになる。後は、経路が分からんがとりあえずこれがあれば、フェルニゲ国にも融通が利く。あとは、爺はもう起きてるな。呼ぶから待ってろよ」
エアは机に向かうと、引き出しから次々に書類を取り出していた。そして、備え付けられているベルを鳴らすと、程なくしてグウィンさんが部屋に入ってきた。
「お呼びでしょうか、エリアス様。お久しぶりですね、ゼン君」
グウィンさんに頭を下げ挨拶を交わす。
最近は会うことがなかったが、グウィンさんは相変わらずエアの近くにいるらしい。
「爺、手配していた人材は用意出来てるのか?」
「はい、既に待機させております」
「アニアが今日発つらしい」
「畏まりました」
グウィンさんはそう言うと、スタスタと部屋から出て行った。
「手配ってなんだ?」
「アニアが旅に出る話は聞き付けていたからな、俺の方でも助ける為に人材を用意していた」
「この書類もか?」
「そうだな。リシャールに紹介状も書かせたしな。流石に今日発つとは、思っていなかったよ。無駄にならずに済んで良かった」
「エアも大概だな」
「ゼンには負けるわ」
そう言い合い、お互いの顔を見てしまうと、二人して湧き出る笑いが止まらなくなってしまった。
宿へと戻り朝食を取る。昨晩の事はなかったような態度を取るアニアは、アルンにナディーネを泣かすなと、何度も説教みたいな事を言っている。それを聞いているアルンは、少しうっとうしそうにしているが、長く離れる事を聞いて、黙って対応することにしたらしい。
「食べながらで良いから、これを見てくれ」
隣に座るアニアに、エアから手渡された書類を渡していく。書類は魔法のスクロールに酷似した質感で、王印も施され簡単には偽造は出来そうもない。
パッと見で本物だと感じさせるのは、流石だと思わされた作りだ。
「エア様からですか……いつの間にこれを?」
「今日の朝行ってきた。あともう聞いてるかも知れないが、パティに同行を頼んでいる。あと、騎士と兵士が教国まで警備をしてくれる。最後に馬車を用意した。アニアも以前使っていたあれだ。馬もホワイトホーンを使ってくれ。使い終わって邪魔なら売っても良いからな」
「…………」
「過保護だって言うのは分かってる。だけど心配なんだ。頼む受け入れてくれ」
「もうっ! そんなお願いされたら、断れませんよ!」
アニアは困った顔をしていたが、俺が頭を下げたら笑って受け入れてくれた。
食事も終わり部屋に戻ったアニアに会いに行く。既に用意は終わっていて、後は部屋を出るだけだ。
「結構普通に飯食ってたな」
「……あれでも、知られてないかドキドキだったのです。昨日は、あんなことまでするなんて、本当にゼン様にはびっくりさせられました!」
アニアが急に真っ赤な顔をして、少し怒っている。
「貞操は守っただろ?」
「貞操以外がっ! あ、あんなことするとは、思ってなかったのです!」
うーん、やってしまったことは仕方がないじゃないか。ちゃんと許可を取ったし、用意もしてあったから、アニアも結構アレだったのになあ。まあ、本人もそれほど怒ってないみたいだし、照れてるだけだな。
「あまり長い間帰ってこなかったら、俺が迎えに行くからな」
「何だか、今までアタックしていた私達と、逆になってますね。凄い嬉しいですけど。あっ、私はもう責任を取ってもらわないと困ることになりましたが、ジニーちゃんも忘れないでくださいね」
「ジニーか……」
「弱気なゼン様は似合いませんよ? ジニーちゃんとはちゃんとお話をしてあるので、一緒に貰ってくれないと困るのです」
そう言うアニアを最後に抱きしめて、一緒に宿の外へ出た。
一緒にねえ……。
「アニアちゃんの事は任せてね。お姉さんが二人もいれば余裕だよ」
「セシリャには帰ってきたら礼をするから、ちゃんと考えておいてくれよ」
「お礼かあ、アニアちゃんは私も大事なんだから要らないよ。それより、アニアちゃん歩き方変じゃない?」
セシリャの視線の先には、少し違和感を持たせる歩き方をするアニアがいた。理由は知ってるが絶対に言えない。
「気のせいだろ」
「そうかな~」
鋭い奴だ。ここは一つ有耶無耶にするしかない。
「そう言えば、セシリャの耳を触る権利が残ってたな」
「あはは、覚えてたんだ。帰ってきたらね!」
もう一つ楽しみが出来たな。ポッポちゃんと一緒に撫で回してやる。
俺らが宿の前で話をしていると、兵士の一団がやってきた。
騎士一人と数人の兵士だ。全員女性なのは、グウィンさんの配慮だろう。
「王からの命により、アニア様とお連れの方の護衛を承りました!」
騎士と兵士たちが、揃って姿勢を正すと、ガシャリと音を立て持っていた武器を立てる。
しかし、何故彼女らは、俺の前で並んだんだ。
「アニアの事を宜しくお願いします」
「ハッ! 魔槍殿にお声頂き光栄です!」
そう言った騎士が敬礼するの合わせ、並んでいた兵士たちもそれに続いた。正直これは気持ちは良いが、街の人達の視線が凄い。俺は早々に姿勢を改めさせ、任務を果たすように再度お願いをしておいた。
「それでは行ってきます!」
馬車から顔を出したアニアが、力の限り手を振っている。
俺もそれを返して別れの挨拶をした。
送り出してしまうと呆気ない。だが、言葉では言い表せない虚しさを感じる。
何か高速でことが進んだ気がするが、それを整理するには少しの時間が必要だろう。
「さて、俺もしっかりやるか!」
既に人混みに紛れ見えなくなった馬車に背を向けて、気持ちも新たに俺は気合いを入れ直した。
************************************************
セーフ?
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