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第六章 安寧
四話 戴冠式
しおりを挟む「お初にお目に掛かります、シューカー伯爵様。ゼンと申します」
俺は深々と頭を下げてシューカー伯爵に挨拶をした。こういうのは、最初が肝心だ!
「貴公が魔槍か。はて、私は初めて会った気がしないのだがな?」
ははは、やはり気付いているか。だが俺は知らぬ存ぜぬで通す。
「良くある顔ですので、見間違いかと」
俺が困った表情を浮かべてそう言うと、シューカー伯爵はフンッと鼻を鳴らして不機嫌そうな顔をした。
俺とシューカー伯爵の会話が一通り終わると、マルティナがトトトと俺の前に立ち手を取る。
「この後はお暇なのですか? それならわたくしにお時間を下さいまし」
残念な子なのに、その佇まいは貴族の令嬢そのものだ。正面から近付いているので、俺に巨大な胸が当たりそうで、シューカー伯爵の顔を見るのが怖い。
「マルティナ、彼は忙しいのではないか? 迷惑そうな顔をしているし屋敷に帰ろう。今日の夜はお前が行きたがっていた店で食事をとっても良いぞ」
「お父様? わたくしは師匠とお話がしたいのです。そうですわ、お父様とも仲良くなって頂きたいので、一緒にお茶でも致しましょう。そうすれば、わたくしもお父様ともっと良い親子になれますわ」
何て恐ろしいお誘いなのだ……。正直嫌すぎる!
これが父親同伴でなければ、ホイホイ付いて行くというのに。
「マルティナ様、お父様が美味しいお店に連れて行ってくれるようですよ? そのお誘いを断るのはどうかと思います」
言い訳としては弱い。まだ夕食には時間があるからだ。でも頼む、俺を明らかに嫌っているおっさんと、茶なんてしたくない!
「そうですか……お忙し――」
「貴様、娘の誘いを断るのか?」
マルティナの残念そうな表情を見たシューカー伯爵が、急いで軌道修正をしてきやがった。そこまでして娘の笑顔が見たいのか……。
いや、あれか「お父様ともっと良い親子」の部分に反応したのか。
面倒臭いが仕方がない、俺も腹をくくろう。
「是非ご一緒させて下さい」
俺は笑った頬がヒクつくのを感じながら、マルティナのお誘いを受けることにした。
「そしてですね、師匠が数百人の敵兵を打倒し、見事エリアス様をお救いしたのです。分かりましたかお父様? これが真実ですの」
今のマルティナは、以前俺に戦姫の話をしていた時の状態だ。
憧れに胸一杯のご様子で、キラキラした目で話しをしている。
少しむず痒いが、悪い気はしない。
「帰ってきた師匠は、敵兵の血を浴び全身真っ赤でした。怖いと思ってしまいましたが、それ以上に男性の強さを感じましたの」
今まで笑顔で聞いていたシューカー伯爵が、キッと俺を見る。
俺は全く悪くないのに酷いおっさんだ。領民からは優しい伯爵様で通ってるんだろ? 俺にも優しくしてくれよ!
「マルティナ、それは純粋に恐怖を感じて、男としてではなく敵として怖いと思ったのだろう。貴公もそう思うだろ?」
マルティナに見せる顔は笑い、俺に向けるもう半分の顔は睨みつけるという、器用なことをしているシューカー伯爵が、俺に同意を求めてきた。
「そうですね。人は恐怖を感じると、勘違いをしてしまう事がありますので、その可能性は大きいですね」
ナイスだおっさん。マルティナは可愛い。胸も素晴らしい。だが、俺には受け入れ体制が整っていない。ならばここはおっさんの力を使って、マルティナが以前言っていたことを今は撤回させるのだ。
「そうなのでしょうか……?」
自分に好意を持ってくれている子を騙すのは辛い。色々な意味で辛い。もったいなさ過ぎて辛い……。本当に……勿体無い……。だが、まずは俺には落とさないといけない子がいるのだ!
いやでも、ジニーはマジでどうしよう……。
「そうだぞマルティナ、お前はずっと家にいれば良い。家督も譲ろう。エリアス様ならお許しして下さるだろう。おぉ、そうだ。貴公はエリアス様の友人なのだろ? ならここは一つ口添えを頼むぞ」
「それはお断りします。ご自分で交渉なさってください」
地方の政治問題に何で俺が絡まないといけないんだ。おっさん調子に乗りすぎだぞ?
「良いではないか、依頼として礼もする」
おっさんがしつこい。どれだけマルティナを家に置いておきたいんだよ。
「お父様……わたくしには領地の経営は無理です。それは兄様に任せてください。わたくしに出来ることは、戦い領民を守ること! そして、強き子を産む事ですわ!」
ニッと笑ったマルティナが、俺のことを見ている。やめてくれ、そのタイミングで俺を見るのはやめてくれ!
「ほう……強き子か……。もしや、あの期間でそのようなことを?」
マルティナとは対照的に、殺気を含ませた氷の様な表情で、シューカー伯爵が俺を見ている。
面倒臭いいぃぃ、帰りたいィィィ。
「傷一つ付けずにお返ししました。私は何もしていませんよ」
「当たり前だ! 馬鹿なことを申すな!」
おっさん……いい加減ケツを四つに割ってやるぞ?
俺が少し怒りを混ぜた笑顔を見せると、シューカー伯爵は少したじろいだ。この人自身、貴族でありながら相当強いとは思うが、それでも数秒もあれば……。いかん駄目だろ、自重しろ俺。ポッポちゃんを思い出して心を静めろ。
シューカー伯爵は、フンッと鼻息を鳴らすと立ち上がる。
「マルティナ時間だ、そろそろ行くぞ」
ばつが悪くなったのか、シューカー伯爵はマルティナを伴い席を立とうとした。
「えっ、まだ早いですわ。お父様?」
マルティナはシューカー伯爵に、引きずられるように連れ去られる。マルティナとはもう少し話をしたかったが、あの空気から解放されると思うと、申し訳ないが気が楽になった。
しかし、あの件はまだ有耶無耶になっている。マルティナを見る限り、俺を好きというよりは、俺の種を欲しがってるんだよな……。
まあ、とりあえずこれで当分会うことはないだろう。
彼女の本気具合もそれほど高くはないし、ここは逃げるが勝ちだ。
◆
王城への道では、人々が今日は仕事を休んで、軒先に机や椅子を用意して飲み食いをしている。飲食店はこんな日でも、かき入れ時だと思っているのか、道にまで轟く店主の怒声が聞こえてくる。
花売りの少女は、何時もの何倍も用意した花が、瞬く間に無くなった事に驚いており、手にした大金を握りしめて満面の笑顔を見せていた。
今日はエアの戴冠式の日だ。
王都の人たちには、この日のために用意された、酒や食品が提供されており、王都中が飲めや歌えやの大宴会を繰り広げている。
それらの中には、俺が先の戦いで奪った食品や酒が含まれている。
略奪したものは、俺の所有が認められたが、膨大過ぎるのでお祭りにならと提供した。
とはいえ、俺が提供した物はあくまで一部だ。王都全員分はとてもじゃないけど賄えない。その殆どは、王の息子たちが溜め込んでいた金を、景気対策も兼ねて放出したのだという。
リシャール様は頭が痛そうだったが、エアは笑っていたのでいいんだろう。アイツはアーネスト達が絡んでいる金を、吐き出したかったのかもな。
「凄い賑わいなのです。私達本当にお城に入って良いのか心配になりますね」
俺の隣を歩くアニアが、さり気なく俺の手に指を絡めてくる。
アニアは昨日、ようやくこの王都に戻ってきた。
遅くなった原因は、出向いた街がフォルバーグだけではなかったからだ。戦場は俺らが同行した本隊以外でも起こっていて、その影響を受けた村などを回っていたらしい。そのついでに、腰痛などを持つお年寄りの治療もしていたら、何時の間にか時間がなくなったのだと、アニアは笑いながら言っていた。
帰ってきた時は、エアから護衛に派遣されていた騎士数人と、神殿の付き添いだと言う一団を引き連れていて、一体誰が帰って来たのかと驚いてしまった。
今はそれとは別に今日のために用意した、ちょっと豪華な服を着ているが、その時は本当に聖女と呼ばれてもおかしくない、綺麗な装飾の施された、全身白のフード付きローブを身に着けていて、一瞬本当にアニアなのか分からなかった程だ。
明らかに政治利用されているが、これは俺も知っているし、アニア本人の要望でもある。
「ゼン様だけじゃないのですよ。私だってエア様と長い時間過ごしているのです。ジニーちゃんのお兄様なら、私もお兄様みたいな関係なのですから、手伝うのは当然なのです」
と、アニアも自主的に動いているのだ。
だが、今俺の隣りにいるアニアは、何時もの甘えん坊に戻っている。
「ねえ、私も本当に良いの……?」
アルンの隣を歩くナディーネは、まだ自分が王城に入ることを信じられずにいるようだ。
「エアが呼んでるんですから、行かない方が不味いでしょ」
エアとナディーネは、ラーグノックの街にいた時は俺らと同じように毎日のように会っていた。当然普段から会話をしていたし、共に汗を流した仲でもある。
とはいえ、やはり目の前に見えている王城に近付くと、場違いだと思ってしまうのだろう。
「ナディーネ姐さん、僕が付いてますから大丈夫ですよ」
アルンが男を見せている。さり気なくナディーネの手を握ると、ニカッと笑いかけている。アニアとアルンが自然と人の懐に入ってくるのを見ると、双子だなと思わされた。
「私たちの春は何時来るの?」
「そうね、ちょっと毒よね。ご主人様だし、アルンだから許せるけど……」
後ろではセシリャとパティが並んで歩き、俺らを見て羨ましそうにしていた。
手が繋ぎたいなら、二人で繋げば良いじゃないか。
王城に入ると、使用人たちが忙しなく動いている。どこかで何かが割れる音が聞こえ、それを叱る声も轟いている。戴冠式の後に控えている会食の用意に忙しいのだろう。
戴冠式は滞りなく行われた。よく映画なんかで見たことのある、エアの頭に王冠を乗せるあれだった。その間俺らがしていた事と言えば、ただ見学していただけだ。貴族でも何でもないのでやることがない。
ただ、見学させてもらった場所は、かなりエアに近い場所を与えられた。周りを見ればレイコック侯爵様や、北のフラムスティード侯爵に、シドウェル侯爵などの重鎮ばかりだ。
先日会話したシューカー伯爵が俺達より下の位置なので、相当の優遇だと言えよう。まあ、俺らの功績を考えたら当然と言えば当然かも知れない。
その後の会食では、俺らは隅に移動して目立たないように食いまくった。流石はセレブたちが、一堂に会す場に出る料理だけある。少しだけマジックボックスで拝借してしまったほど美味かった。
俺らに話しかけてきた諸侯は、殆どが戦場を共にした人たちだった。敵対していた諸侯もいたけれど、誰も寄っては来ない。気楽に出来て良かったんだけどね。
会食も中頃になると、エアとオリアナさんの婚約が伝えられた。
場がワッと湧き、レイコック侯爵様は泣いてるし、その肩を抱くローワン様もとても嬉しそうにしていた。
その傍らにいたファースが、俺に気付いたのか軽く頭を下げてくる。近辺警護をさせて貰えるとは、やるなファースも。
会食の場ではエアが俺らの場所にも回ってきた。
「みんな、時間が取れなくてすまん。後日ちゃんと会おう。アルン、ナディーネさん、話はちゃんと聞かせて貰うからな!」
本当に僅かな時間だったが、軽く会話を交わしてエアはまた他のテーブルに回っていく。
その傍らには、勇者フリッツがいて余裕の笑みを浮かべていた。
だが、度々俺の方を見ては目を合わせようとしてくる。どうせ腕を治して欲しいのだろうけど、俺はわざと視線をずらしてそれを回避した。
一通り席を回り終わったエアは、最後にもう一つ伝える事があると、一段高い台に乗り声を発した。
「皆、最後に一人紹介したい者がいる。今までは事情により他国にいたが、紹介するには良い機会だろう。さあ、おいで」
エアの言葉に合わすように、部屋の奥のドアが開く。
そこからは、赤いドレスに身を包んだジニーが現れた。
その頭には、俺が以前プレゼントした髪飾りがあった。度々付けてはいてくれたものだが、この場で身に着けているのを見ると、その意味を尋ねてしまいたくなる。
「皆様、ご紹介にあずかりました、妹のヴァージニアです。以後、お見知り置きを」
丁寧に頭を下げたジニーは、見事な姫様を演じている。
これで本当に本物のお姫様になってしまった。考えてなかった訳ではないが、彼女と今までのような関係は難しいのだろうか。
あの時、爵位を受けていたら? いや、止めよう。それはもう過去だ。
この前会った時のジニーの様子や、今俺の方を見て微笑んだ姿があれば、俺の心配も杞憂なのかも知れない。まだ自由でいたいと思っていても、一度しっかりと話をしておくべきだろうな。
ジニーのお披露目が済み、会食はお開きになった。ジニーに群がられる前に終わらせたのだろう。ジニーの価値や、美しさを考えれば、諸侯が動かないはずがないからな。
先を歩くナディーネが、溜息を付きながら夢現の様子で歩いている。その後ろを歩く俺に、隣で歩くアニアが真面目な表情をして話しかけてきた。
「ゼン様、お話があるのでお時間を貰えますか?」
「……良いぞ。奴隷契約の解除も必要だからな」
何の話かは分からないが、アニアの様子がおかしい。先程まで楽しそうにしていたのに、どうしたのだろうか?
宿に戻り一度自分の部屋へ行く。
ポッポちゃんは、植木鉢の植物が気になると、部屋の中で留守番をしていた。パタパタと俺の胸に飛び込んできたポッポちゃんを撫でてやり、植物を見てみるとまた大きくなっていた。
よく見ると、葉の付け根辺りが膨らんでいるのが見る。また成長しているようだが、一体何が起こるのだろう……。
植木鉢の中には、植木鉢からはみ出る程に大きい元ネズミらしき物がある。また干からびているので、何かやったのだろう。物理的に食べている様子はない。本当に何なんだこれは。
ポッポちゃんをキャビネットの上の寝床に置いてやり、俺は話を聞くためにアニアの部屋へと向かった。宿屋の一角を与えられているので、全員分の部屋がある。
部屋のドアを叩くと、一呼吸置いてドアは開けられた。
「ど、どうぞ!」
アニアが嫌に緊張している。こんな様子は殆ど見ないから、本当に何なのか心配になってきたぞ。
部屋に通された俺は、部屋に一つだけある椅子に腰を掛ける。アニアはベッドに腰を掛け、対面する形になった。
「話の前に、奴隷契約の解除をしよう」
「そうですねっ!」
俺の言葉にビクッと反応したアニアは笑顔で答えたのだが、どう見ても違和感しかない。何故そこまで声を張るんだ……。
「えっと、これだ」
俺はマジックボックスから、用意していた一枚のスクロールを取り出す。そこには既に俺のサインがしてあり、後はアニアが自分の名前を書けば良いだけだ。
これは、字が書けなければ血でも反応する。この仕組があるので、幼い子供でも契約には問題ない。
「ゼン様には本当に良くして頂き、更には力まで貰いました。本当に有難うございました」
アニアが深々と頭を下げた。アルンの時もそうだったが、何故か卒業式の様な印象を受ける。
アニアがサインをすると、魔法のスクロールは光って消える。そしてアニアの腕に刻まれていた奴隷紋が消えていた。これで本当に自由の身となったのだ。
「これでアニアも自由だな。そして、ちょっと遅いけど成人おめでとう。これはお祝いだ」
俺はマジックボックスから、王都で購入した錬金道具一式をプレゼントした。アニアが持っていたものは、使い古されて足りない道具もあったので気になっていたのだ。
それにアルンは一応お祝いをしている。アニアだけそれがないのは悲しいだろう。
「う、うぅ。有難うございます……」
「何で泣くんだよ。もう、ほら顔を上げろよ」
アニアが笑いながら泣いている。嬉し泣きをしてくれるのは良いのだが、やはり涙は少し困ってしまう。
取り出した手ぬぐいで目元を拭ってやり、頭を撫でていると泣き止んだ。エヘヘと可愛らしい笑顔を見せてくれる。
「あ、あのっ!」
アニアは突然大きな声を上げると、俺を見つめるのだが、俺が見つめ返すと目線をそらして下を見てしまう。何か言いたいことがあるのだろうことは分かっているので、何も言わずに待っていると、意を決したのか、アニアはガバッと顔を上げると口を開いた。
「わ、私は数年、ゼン様の元を離れようと思います!」
「……えっ?」
予想もしていなかった内容に、俺はマヌケな返事しか出来なかった。
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