17 / 26
5.偽者
17 サンドバッグ
しおりを挟む
登校中から、妙な雰囲気は感じていた。
僕と同じ制服を着ている学生が、皆一様に僕の方をちらちら見ては、ひそひそ言葉を交し合っている。おかしいとは思ったが、その理由を確かめられるほどの信頼関係を築いている人間は、僕には数えるほどしかいなかった。
突如街に現れた珍獣か何かのように観察されながら僕が考えた可能性は、浅川のことだった。
前の日に動物園に現れた後輩の原田のように、僕と浅川が〈ラパン〉によって引き合わされたという事実を知っている人間はそこそこいるのかもしれない。何せ、あの原田という後輩などは、僕と浅川の『期日』まで知っていたぐらいだ。僕が、浅川との関係を承認しないまま消えてしまったことが、何らかの手段でもって校内に広まってしまったのかもしれない。
――偽者。
原田から浴びせられた言葉を反芻する。
確かに僕は偽者かもしれないが、昨日のゆくえの話が正しければ、偽者なのはきっと僕だけではない。
〈ラパン〉によって引き合わされ、〈ラパン〉によって感情を操作された、幸せな恋人たち。
それらは果たして本物と言えるだろうか。
――本当に自分だけの感情ってどこにあるんだろう。
――心って一体なんなんだろう。
そんな、心ここにあらずの牧歌的な気分は教室に足を踏み入れた瞬間、綺麗さっぱり吹き飛んでしまった。
『沢村樹が白昼堂々、浮気相手とラブホでご休憩』
そんな文字とともに、A3サイズに印刷された画像が、黒板に堂々と貼り出されていた。
教室のざわめきも、その時は遠かった。
足元が抜けて奈落の底に落ちていくような浮遊感があった。喉から飛び出しそうな鼓動が肋骨の中で所狭しと暴れていて、呼吸の方法がわからなくなった。
「あ……、あい」
僕は咄嗟に、この教室の中における唯一の友人――相沢の姿を探した。僕が目を向けると、誰もが示し合わせているかのようにさっと目を逸らす。
そしてそれは、相沢も例外ではなかった。
気づいた瞬間、僕は廊下に飛び出した。
なぜ、なぜ、なぜ――?
そんな言葉をぐるぐると脳内に巡らせながら、下足箱のある一階を目指して走った。
上履きはその場に置き去りにして、靴だけをなんとか掴み、転がるような勢いで下足室を飛び出した。一目散に走り、校内でも人目につきにくい場所を目指して走った。武道場の裏にある繁みの中の一角に飛び込んで、逃走犯のように辺りを見回す。周囲に誰の目もないのを確認し、僕はようやく大きく息を吐いた。
なぜ、こんなことに――そう思う反面、およその見当はついていた。
身体の震えを何とか抑え込み、スマホに保存された校内SNSのブックマークをタップする。
そこには、さっき黒板に張り付けられていた画像が何度も繰り返しアップされていた。
『沢村樹という諸悪の根源』
『こんなことが許されていいのか』
『裏切られた浅川さんのために、団結して戦おう』
そんなアジテーションじみた文言が、全校生徒が集うトーキングルームに繰り返し貼られている。見るのも憚られるようなコメントが、道端に落ちたお菓子に集る蟻のように連なっていた。
恐慌に陥りながら、脳内にほんの少し残されていた冷静な部分が、この事態を分析し始めていた。
おそらく、公園で倒れた僕をゆくえがラブホへと運んだ瞬間を、誰かが見ていたのだろう。
校内同士で〈ラパン〉にカップリングされた男の方が、相手を差し置いて他の女と不適切な行為に及ぶ――このご時世、社会的に抹殺されかねない火力十分な炎上ネタであることは間違いがなかった。
浮気や不倫に幾ばくかの許容の余地が残されていたのは最早遠い過去の話だ。そんな旧世代においてすら悪徳だったそれらの不貞行為は、〈ラパン〉の台頭によって、より救いようのない邪悪へとその社会的地位を変貌させていた。
何せ、〈ラパン〉が作ったのは『運命の相手』と誰もが幸せにやっていける世の中だ。
浮気をする必要もなく誰もが最良の相手と幸せになれるのに、どうしてそれを根底から壊す真似をするのか――そんな理屈でもって、浮気や不倫をした者は社会的に抹殺しても構わないという空気が醸成されていた。刑事罰の対象にしようという流れも一部で巻き起こっているくらいだ。
こんなことを校内で拡散された人間がどうなるかは、火を見るよりも明らかだ。
「よう。探したよ沢村くん」
うずくまってスマホを見ていた僕の頭上から、冷や水のような声がかかった。
振り向くと、おそらく先輩と思しき男が四、五人、植え込みの上から僕を見下ろしていた。
「協力してほしいんだよ。こいつボクシングやりたいっていつも泣いてんだけど、かわいそうなことにお金がなくてさ。サンドバッグも買えねえんだ。助けると思って一つ、サンドバッグになってやってくれねーか? 泣く子も黙る悪者の沢村くんにしかできない、大切な役目なんだ」
男の言葉に、彼らは弾けるようにげらげらと笑った。
一人が素振りをすると、二人が僕の両脇を抱えて立たせる。感心してしまうほど見事な連携だった。
「じゃあ、」
言い終わる前に、初めに僕に声をかけてきた男の膝が僕の鳩尾にめり込んだ。経験したこともないような衝撃が背中まで突き抜けていく。
「んだよ、ボクシングじゃねえのかよ」
「あれ? 言ってなかった? 俺が嗜んでるのキックボクシングだから」
耳障りな笑い声が辺りに満ちる。
倒れ込もうとする僕を、両脇の二人が強引に立たせると、拳や蹴りが何度も何度も飛来する。そのたびに僕は左右に弾けた。
限度を超えた痛みは、意識を身体から徐々に遊離させていくようだった。
身体から抜け出した僕の意識は、サンドバッグそのものになった身体の周りをふわふわと浮遊した。校舎からは、ひそひそ声や好奇の視線が無数に投げかけられた。それらに微量含まれている恍惚を、意識のどこかで感じていた。
正義の味方が悪者を退治するのは、昔からあるエンターテインメントの王道だ。
そんな光景をリアルタイムで、特等席から拝めるのだから、楽しくないはずないだろう。
「はいー! 打ち方やめー! お疲れ沢村くん! 明日からもサンドバッグよろしく頼むよ!」
小一時間ほど練習に励んだ後、一方的に宣言した彼らは、意気揚々と引き上げていった。
ぼろ雑巾のように打ち捨てられた僕は、しばらくそのまま転がっているしかなかった。身体中が悲鳴を上げていて、痛みのない箇所を見つける方が難しいくらいだ。
身体が動くようになる前に僕は意識を失い、次に気がついた時にはもう既に太陽が西に傾いていた。
「相変わらず気持ち悪いわね」
蔑むような声には、聞き覚えがあった。
「やっぱりあんたは偽者だったわね、沢村」
昨日動物園で会った浅川の後輩――原田結衣が、汚物を見る目で僕を見下ろしていた。
僕と同じ制服を着ている学生が、皆一様に僕の方をちらちら見ては、ひそひそ言葉を交し合っている。おかしいとは思ったが、その理由を確かめられるほどの信頼関係を築いている人間は、僕には数えるほどしかいなかった。
突如街に現れた珍獣か何かのように観察されながら僕が考えた可能性は、浅川のことだった。
前の日に動物園に現れた後輩の原田のように、僕と浅川が〈ラパン〉によって引き合わされたという事実を知っている人間はそこそこいるのかもしれない。何せ、あの原田という後輩などは、僕と浅川の『期日』まで知っていたぐらいだ。僕が、浅川との関係を承認しないまま消えてしまったことが、何らかの手段でもって校内に広まってしまったのかもしれない。
――偽者。
原田から浴びせられた言葉を反芻する。
確かに僕は偽者かもしれないが、昨日のゆくえの話が正しければ、偽者なのはきっと僕だけではない。
〈ラパン〉によって引き合わされ、〈ラパン〉によって感情を操作された、幸せな恋人たち。
それらは果たして本物と言えるだろうか。
――本当に自分だけの感情ってどこにあるんだろう。
――心って一体なんなんだろう。
そんな、心ここにあらずの牧歌的な気分は教室に足を踏み入れた瞬間、綺麗さっぱり吹き飛んでしまった。
『沢村樹が白昼堂々、浮気相手とラブホでご休憩』
そんな文字とともに、A3サイズに印刷された画像が、黒板に堂々と貼り出されていた。
教室のざわめきも、その時は遠かった。
足元が抜けて奈落の底に落ちていくような浮遊感があった。喉から飛び出しそうな鼓動が肋骨の中で所狭しと暴れていて、呼吸の方法がわからなくなった。
「あ……、あい」
僕は咄嗟に、この教室の中における唯一の友人――相沢の姿を探した。僕が目を向けると、誰もが示し合わせているかのようにさっと目を逸らす。
そしてそれは、相沢も例外ではなかった。
気づいた瞬間、僕は廊下に飛び出した。
なぜ、なぜ、なぜ――?
そんな言葉をぐるぐると脳内に巡らせながら、下足箱のある一階を目指して走った。
上履きはその場に置き去りにして、靴だけをなんとか掴み、転がるような勢いで下足室を飛び出した。一目散に走り、校内でも人目につきにくい場所を目指して走った。武道場の裏にある繁みの中の一角に飛び込んで、逃走犯のように辺りを見回す。周囲に誰の目もないのを確認し、僕はようやく大きく息を吐いた。
なぜ、こんなことに――そう思う反面、およその見当はついていた。
身体の震えを何とか抑え込み、スマホに保存された校内SNSのブックマークをタップする。
そこには、さっき黒板に張り付けられていた画像が何度も繰り返しアップされていた。
『沢村樹という諸悪の根源』
『こんなことが許されていいのか』
『裏切られた浅川さんのために、団結して戦おう』
そんなアジテーションじみた文言が、全校生徒が集うトーキングルームに繰り返し貼られている。見るのも憚られるようなコメントが、道端に落ちたお菓子に集る蟻のように連なっていた。
恐慌に陥りながら、脳内にほんの少し残されていた冷静な部分が、この事態を分析し始めていた。
おそらく、公園で倒れた僕をゆくえがラブホへと運んだ瞬間を、誰かが見ていたのだろう。
校内同士で〈ラパン〉にカップリングされた男の方が、相手を差し置いて他の女と不適切な行為に及ぶ――このご時世、社会的に抹殺されかねない火力十分な炎上ネタであることは間違いがなかった。
浮気や不倫に幾ばくかの許容の余地が残されていたのは最早遠い過去の話だ。そんな旧世代においてすら悪徳だったそれらの不貞行為は、〈ラパン〉の台頭によって、より救いようのない邪悪へとその社会的地位を変貌させていた。
何せ、〈ラパン〉が作ったのは『運命の相手』と誰もが幸せにやっていける世の中だ。
浮気をする必要もなく誰もが最良の相手と幸せになれるのに、どうしてそれを根底から壊す真似をするのか――そんな理屈でもって、浮気や不倫をした者は社会的に抹殺しても構わないという空気が醸成されていた。刑事罰の対象にしようという流れも一部で巻き起こっているくらいだ。
こんなことを校内で拡散された人間がどうなるかは、火を見るよりも明らかだ。
「よう。探したよ沢村くん」
うずくまってスマホを見ていた僕の頭上から、冷や水のような声がかかった。
振り向くと、おそらく先輩と思しき男が四、五人、植え込みの上から僕を見下ろしていた。
「協力してほしいんだよ。こいつボクシングやりたいっていつも泣いてんだけど、かわいそうなことにお金がなくてさ。サンドバッグも買えねえんだ。助けると思って一つ、サンドバッグになってやってくれねーか? 泣く子も黙る悪者の沢村くんにしかできない、大切な役目なんだ」
男の言葉に、彼らは弾けるようにげらげらと笑った。
一人が素振りをすると、二人が僕の両脇を抱えて立たせる。感心してしまうほど見事な連携だった。
「じゃあ、」
言い終わる前に、初めに僕に声をかけてきた男の膝が僕の鳩尾にめり込んだ。経験したこともないような衝撃が背中まで突き抜けていく。
「んだよ、ボクシングじゃねえのかよ」
「あれ? 言ってなかった? 俺が嗜んでるのキックボクシングだから」
耳障りな笑い声が辺りに満ちる。
倒れ込もうとする僕を、両脇の二人が強引に立たせると、拳や蹴りが何度も何度も飛来する。そのたびに僕は左右に弾けた。
限度を超えた痛みは、意識を身体から徐々に遊離させていくようだった。
身体から抜け出した僕の意識は、サンドバッグそのものになった身体の周りをふわふわと浮遊した。校舎からは、ひそひそ声や好奇の視線が無数に投げかけられた。それらに微量含まれている恍惚を、意識のどこかで感じていた。
正義の味方が悪者を退治するのは、昔からあるエンターテインメントの王道だ。
そんな光景をリアルタイムで、特等席から拝めるのだから、楽しくないはずないだろう。
「はいー! 打ち方やめー! お疲れ沢村くん! 明日からもサンドバッグよろしく頼むよ!」
小一時間ほど練習に励んだ後、一方的に宣言した彼らは、意気揚々と引き上げていった。
ぼろ雑巾のように打ち捨てられた僕は、しばらくそのまま転がっているしかなかった。身体中が悲鳴を上げていて、痛みのない箇所を見つける方が難しいくらいだ。
身体が動くようになる前に僕は意識を失い、次に気がついた時にはもう既に太陽が西に傾いていた。
「相変わらず気持ち悪いわね」
蔑むような声には、聞き覚えがあった。
「やっぱりあんたは偽者だったわね、沢村」
昨日動物園で会った浅川の後輩――原田結衣が、汚物を見る目で僕を見下ろしていた。
1
あなたにおすすめの小説
ト・カ・リ・ナ〜時を止めるアイテムを手にしたら気になる彼女と距離が近くなった件〜
遊馬友仁
青春
高校二年生の坂井夏生(さかいなつき)は、十七歳の誕生日に、亡くなった祖父からの贈り物だという不思議な木製のオカリナを譲り受ける。試しに自室で息を吹き込むと、周囲のヒトやモノがすべて動きを止めてしまった!
木製細工の能力に不安を感じながらも、夏生は、その能力の使い途を思いつく……。
「そうだ!教室の前の席に座っている、いつも、マスクを外さない小嶋夏海(こじまなつみ)の素顔を見てやろう」
そうして、自身のアイデアを実行に映した夏生であったがーーーーーー。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。
たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】
『み、見えるの?』
「見えるかと言われると……ギリ見えない……」
『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』
◆◆◆
仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。
劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。
ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。
後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。
尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。
また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。
尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……
霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。
3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。
愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー!
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる